
「僕はこの作品に関われたことを誇りに思っています」──橘 淳之介役・柳 晃平さん×片桐奈々瀬役・石上静香さんが『ぬきアニ』最終回を振り返る! 『ぬきたし THE ANIMATION』最終話オーディオコメンタリーレポート
「コンプライアンス」。そんな言葉があちこちで叫ばれる令和の世に、彗星のごとく現れたアニメ『ぬきたし THE ANIMATION』。美少女ゲームを原作とする本作は放送前から多方面の話題をかっさらい、無事に地上波放送を完遂。さらにBlu-ray Box(上・下巻)が発売中である。
地上波性覇という偉業を成し遂げた今、橘 淳之介役・柳 晃平さんと片桐奈々瀬役・石上静香さんに、アニメ『ぬきたし』を語っていただきたい──
そんな想いが実を結び、このたびお二人による最終話オーディオコメンタリー風レポート取材が実現! 収録秘話から最終話の注目ポイントまで、アニメ本編を見つめながら余すところなく振り返っていただいた。
なお本稿の掲載にあたっては「ドスケベ条例」外の地域での展開となるため、伏せ字を活用した「全面規制ver.」でお届けする。伏せられた言葉のチラリズムを感じながら、アニメイトタイムズ独占場面カットとともに楽しんでほしい。
「愛のある■■■■だったでしょう!?」
心地よい日差しと爽やかな風が吹き込む都内某所。どこか常夏の孤島を思わせるような鮮やかな青が映えるこの日この場で、今まさに前代未聞の大うつけ企画が行われようとしていた。
取材会場に集結したオトナたちの表情は明るい。純真無垢なナニかを取り戻したようである。いつだって“性”は世のため人のため。そして今日を生き抜く自分のための原動力となり得よう。
穏やかな表情で席についた柳さんと石上さん。得も言われぬ緊張感を表情に携える取材陣。明らかに異質な雰囲気の中、ついに『ぬきアニ』最終話のオーディオコメンタリーが開始されようとしていた──!
──会場のトビラ、念のため閉めておきますね。主に音漏れ防止のために……。
片桐奈々瀬役・石上静香さん(以下、石上):そうですね(笑)。
橘 淳之介役・柳 晃平さん(以下、柳):もしかしたら怒られるかもしれませんからね。色々な意味で。
石上:(笑)。さぁ! 『ぬきたし THE ANIMATION』最終話、始まりました!
柳:前回(第10話)は、拘束されていた奈々瀬を救い出すことができました。今回(最終話)はその直後のシーンからですね。
石上:「■■■■しないと解けない鎖」から解放されました。
柳:ということは……?
石上:ということは!
柳:……あまり深くは言わないほうがいいですかね(笑)。
石上:(笑)。
石上:最終決戦ですし、雰囲気もシリアスです。FSはFSで色々な葛藤があるし……。
柳:(渡会)ヒナミの存在もバレてしまいましたからピンチですよ。
石上:ヒナミが入っているちょっと小さいハメドリくん、可愛いよね。身長差があって。
柳:各々やるべきことに向かって(琴寄)文乃も動き出しました。何やら仁浦(俊明)さんに電話をかけています。
石上:仁浦さんは文乃のことをどう思ってるんだろうね。
柳:どっちなんだろう……処分したいのか、保護して隠したいのか。“そこに愛はあるんか”……わからないですよね。
石上:そういえば、なんで文乃は(仁浦)の電話番号を知ってたんだろう?
柳:「非通知」だったし、ハッキングじゃないですか? きっとアサちゃん(橘 麻沙音)のおかげですよ。
──そういえばここまで『ぬきアニ』ならではのアレなシーンが出てきていませんね。
柳:オープニングで「青藍島ver.」か、そうでないかがわかるのも面白いですよね!(笑)
石上:(笑)。モザイクがね!
柳:一目でわかりますから。「あ、映ってる」って(笑)。
石上:でも、今このタイミングで改めてOP映像を見ると、すべての要素が回収されてるからスゴいよね。……ちなみに「青藍島ver.」OPのBメロ映像は、何度見てもめちゃめちゃアウトです。
柳:(笑)。こんなにヌルヌル動いているのもスゴいことですよ。よく作ってくださったなと……!
石上:OPカッコいいな……。紙袋被ってる(畔)美岬だけよくわからないけど。
柳:戦闘シーンも迫力満点です。美岬は……いつもあんな感じですからね。
石上:さて、ついに淳(淳之介)と(冷泉院)桐香の最終決戦です。
柳:そういえば、今、奈々瀬は何シてるんです?
石上:■を洗っています。
柳:いや、なんでですか!(笑) 愛のある■■■■だったでしょう!?




































































































