この記事をかいた人

- 藤崎萌恵
- 数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスが癒し。主な記事は『チェリまほ』『陳情令』等。

コミック初登場巻:第16巻
〈TVアニメ〉
怪盗キッドの登場エピソード一覧
※登場回(変装を含む)は〇で表記
| 話数 | アニメタイトル | 原作 | |
|---|---|---|---|
| 〇 | 76話 | 「コナンVS怪盗キッド」 | 16巻 |
| 〇 | 132話 | 「奇術愛好家殺人事件」(事件篇) | 20巻 |
| 〇 | 133話 | 「奇術愛好家殺人事件」(疑惑篇) | 20巻 |
| 〇 | 134話 | 「奇術愛好家殺人事件」(解決篇) | 20巻 |
| 〇 | 219話 | 「集められた名探偵! 工藤新一VS怪盗キッド」 | 『名探偵コナン』30巻、『まじっく快斗』4巻 |
| 〇 | 356話 | 「怪盗キッドの驚異空中歩行」 | 44巻 |
| 394話 | 「奇抜な屋敷の大冒険」(封印編) | 46巻 | |
| 〇 | 395話 | 「奇抜な屋敷の大冒険」(絡繰編) | 46巻 |
| 〇 | 396話 | 「奇抜な屋敷の大冒険」(解決編) | 46巻 |
| 469話 | 「怪盗キッドと四名画」(前編) | 53巻 | |
| 〇 | 470話 | 「怪盗キッドと四名画」(後編) | 53巻 |
| 472話 | 「工藤新一少年の冒険」(前編) | 55巻 | |
| 〇 | 473話 | 「工藤新一少年の冒険」(後編) | 55巻 |
| 〇 | 515話 | 「怪盗キッドの瞬間移動魔術」 | 61巻 |
| 〇 | 537話 | 「怪盗キッドVS最強金庫」(前編) | 64、65巻 |
| 〇 | 538話 | 「怪盗キッドVS最強金庫」(後編) | 64、65巻 |
| 585話 | 「時を超える桜の恋」 | 68巻 | |
| 〇 | 586話 | 「闇に消えた麒麟の角」 | 68巻 |
| 〇 | 587話 | 「キッドVS四神探偵団」 | 68巻 |
| 〇 | 627話 | 「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」(前編) | 70巻 |
| 〇 | 628話 | 「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」(後編) | 70巻 |
| 〇 | 701話 | 「漆黒の特急」(発車) | 78巻 |
| 〇 | 702話 | 「漆黒の特急」(隧道) | 78巻 |
| 〇 | 703話 | 「漆黒の特急」(交差) | 78巻 |
| 〇 | 704話 | 「漆黒の特急」(終点) | 78巻 |
| 〇 | 724話 | 「怪盗キッドと赤面の人魚」(前編) | 78、79巻 |
| 〇 | 725話 | 「怪盗キッドと赤面の人魚」(後編) | 78、79巻 |
| 〇 | 746話 | 「怪盗キッドVS京極真」(前編) | 82巻 |
| 〇 | 747話 | 「怪盗キッドVS京極真」(後編) | 82巻 |
| 〇 | 887話 | 「怪盗キッドの絡繰箱」(前編) | 91巻 |
| 〇 | 888話 | 「怪盗キッドの絡繰箱」(後編) | 91巻 |
| 〇 | 983話 | 「キッドVS高明 狙われた唇」 | 96巻 |
| 〇 | 984話 | 「キッドVS高明 狙われた唇」 | 96巻 |
| 1071話 | 「工藤優作の推理ショー」(前編) | 99、100巻 | |
| 1072話 | 「工藤優作の推理ショー」(後編) | 99、100巻 | |
| 〇 | 1105話 | 「キッドVS安室 王妃の前髪」(前編) | 101巻 |
| 〇 | 1106話 | 「キッドVS安室 王妃の前髪」(後編) | 101巻 |
| 〇 | 1150話 | 「怪盗キッドと王冠マジック」(前編) | 103巻 |
| 〇 | 1151話 | 「怪盗キッドと王冠マジック」(後編) | 103巻 |
〈劇場版〉
第3作『世紀末の魔術師』
第8作『銀翼の奇術師』
第10作『探偵たちの鎮魂歌』
第14作『天空の難破船』
第19作『業火の向日葵』
第23作『紺青の拳』
第27作『100万ドルの五稜星』
〈OVA〉
「コナンVSキッドVSヤイバ 宝刀争奪大決戦‼」
「消えたダイヤを追え! コナン・平次VSキッド!」
「KID in TRAP ISLAND」
〈スピンオフ〉
『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』
〈その他〉
『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』
1997年に1時間スペシャルで放送。『名探偵コナン』のキッド初登場回。探偵であるコナンと怪盗であるキッドの対決の幕開けです。
世間を騒がせる怪盗1412号──通称・怪盗キッドから鈴木家の家宝「漆黒の星(ブラックスター」を狙うという予告状が届き、キッドが出現したホテルの屋上には、探偵を名乗る少年・江戸川コナンが待ち伏せていました。キッドは自分を捕らえようとするコナンを躱し、新たな予告状を残して去ります。
その後、場所を変えてコナンとキッドは改めて対峙。お宝を盗み出すことに成功するキッドですが、コナンに変装と手口を見破られてしまいます。
2001年に2時間スペシャルで放送。前半は工藤新一VS怪盗キッドのエピソード。キッドが新一との対決を回想するストーリーです。この時のキッドのターゲットは時計台ですが、目的は盗みではなく、大切な思い出を守るためでした。
白馬がいないとスムーズ過ぎて張り合いがないと言って余裕で警備を潜り抜けていたキッドですが、警察に助言する新一に阻まれて予期せぬ苦戦を強いられることになります。
鈴木家の家宝「漆黒の星(ブラック・スター)」を奪いに行く前、キッドはそんな当時のことを思い出していました。コナンサイドでのキッドの初登場回「コナンVS怪盗キッド」は、その後の話という位置付けです。
当時の対決でキッドと新一は顔を合わせていないためお互い何者なのか知りませんが、キッドはこの事件の回想直後に江戸川コナンと初めて対面するという運命的な出会いを果たしたわけです。
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本エピソードの原作は『まじっく快斗』4巻で、『まじっく快斗1412』第6話「ブラック・スター」でもアニメ化されています。
後半は、怪盗キッドを名乗る何者かにより、大富豪・烏丸蓮耶が遺した「黄昏の館」に名探偵たちが集められるミステリー。ある日、小五郎のもとにキッドと思われる人物から招待状が届き、小五郎、コナン、蘭が黄昏の館へ行くと、そこには名探偵たちが集められていました。キッドは人を殺さないはずですが、かつて館で起きた惨劇を繰り返すかのように無情なゲームが開始されます。
2004年に1時間スペシャルで放送。キッドを目の敵にしている鈴木財閥の相談役・鈴木次郎吉から、「大海の奇跡(ブルー・ワンダー)」を盗んでみせよという挑戦状を叩きつけられたキッドは、決行前夜に“歩いて”下見に行くと予告。
予告当日に大観衆が見守るなか、突如空中に現れたキッドは、マジックショーさながらの空中歩行を披露。そして翌日、思惑通りに見事宝石を盗み出すことに成功するキッドでしたが、計画を見破って先回りしていたコナンが姿を現します。
◆こちらも注目!
『まじっく快斗1412』第16話「KIDvsコナン 奇跡の空中歩行」では、本エピソードがキッド視点で描かれています。
10年前、新一が小学校1年生の時に遭遇した不可解な出来事のお話。学校の図書室に現れた“新一の弟”と名乗る怪しい男の挑戦を受けて、新一少年は暗号の解読を開始。当時はまだまだ知識の少なかった新一は、阿笠博士ら周りの大人に知恵を借りながら蘭と共に謎を解いていきます。謎解きは成功したかに思えましたが、この暗号にはまだ続きがありました。
本エピソードでは、10年前の黒羽盗一の姿や、工藤優作との関係も明かされました。幼い快斗も登場しており、盗一と会っていた工藤有希子との会話も描かれています。
2008年に1時間スペシャルで放送。キッドへの対抗策に頭を悩ませていた次郎吉は、お宝を歩行者天国のど真ん中に展示するという驚くべき作戦を実行。ハングライダーで颯爽と現れたキッドは、お宝を手に入れるも周囲を囲まれて逃げ道を断たれます。
するとキッドは「瞬間移動(テレポーテーション)」で逃げると宣言し、その言葉通り一瞬で離れたビルの屋上へと移動。しかしお目当ての「紫紅の爪(パープル・ネイル)」の片方が偽物だったため、明晩、同じマジックを二度繰り返さないというマジックのタブーに挑戦しようとします。
◆こちらも注目!
『まじっく快斗1412』第21話「KIDvsコナン 月下の瞬間移動」では、本エピソードがキッド視点で描かれています。
今回のキッドからの予告状はいつもと違い、「龍馬展にお宝を返却する」と書かれていました。それは20年前の龍馬展から怪盗淑女によって盗まれたお宝のことであり、母親から託されたキッドは龍馬展の裏に隠された悪事を暴きます。今回は母親が好きな龍馬に免じて見逃すというコナンに、「お互い母親には頭が上がらねえって事で」と言って去りました。
◆こちらも注目!
『まじっく快斗1412』第10話「怪盗淑女と龍馬のお宝」、第11話「キッド・コナンの龍馬お宝イリュージョン」では、キッド視点で本エピソードが描かれています。
1年に1度しか運行しないミステリートレイン「ベルツリー急行」。コナンたち一行は鈴木財閥の招待でイベントに参加することに。仕事の下見に来たキッドのほか、複数の怪しげな人物を乗せて列車は東京駅を出発します。すると車内で密室殺人事件が発生し、さらにその裏では黒ずくめの組織がシェリー(灰原)の命を狙っていました。
キッドの変装を見抜いたコナンは、見逃す交換条件として協力を依頼し、キッドはある人物に変装してバーボンと対峙。最後は間一髪で列車を脱出し、ベルモットの仕掛けた爆弾の爆発から逃れます。
怪盗キッドは次郎吉が所有する「翆緑の皇帝(グリーン・エンペラー)」を狙って予告状を出し、対する次郎吉は「蹴撃の貴公子」の異名を持つ京極 真に世界最強の防犯システムとして警備を任せることに。キッドのニュースを知ってはしゃぐ園子の姿にショックを受けて嫉妬していた京極は、キッドへの対抗心から自分を警備に加えてほしいと願い出たのです。
京極に興味を抱いたキッドは、園子にある賭けを提案。そして園子に変装して京極が守るお宝を盗もうとします。
自分宛ての「封筒」を受け取るために東京を訪れていた長野県警捜査一課の諸伏高明警部が、怪盗キッドとの対決に参戦するエピソード。今回のお宝は世界最大級のコンクパール「妖精の唇(フェアリー・リップ)」。高明の助言により、次郎吉は宝石を氷柱に入れて展示します。キッドは犯行日の延期を考え始めていましたが、ブローカーに宝石をすり替えられたという女性の事情を知って決行することに。
キッドは平次の幼馴染である和葉に変装しますが、変装に気づかない平次が和葉にキスを迫ろうとする予想外のハプニングも。このように平次のことは簡単に騙せたものの、高明はキッドの変装や手口を見破って泳がせており、キッドが宝石の真の持ち主に返すであろうことも見越していました。
コナン、蘭、園子の3人は、鈴木大博物館で開催する「ロバノフ王朝の秘宝展」へ。そこで展示されているティアラ「王妃の前髪(クイーンズ・バング)」を怪盗キッドが盗むと予告したことで、会場には長い行列ができていました。
コナンたちが並ぶ列には喫茶ポアロの安室 透と榎本 梓も並んでおり、待ち時間に安室が蘭たちにカードマジックを披露していると、謎の男がマジックの種明かしをして挑発。その男の正体が怪盗キッドだと知った安室は、公安の部下である風見裕也を呼び出して警備に参加することに。キッドVS安室の譲れない対決が始まります。
世間を騒がす怪盗キッドの次なる狙いは、鈴木財閥が所有するロマノフ王朝の秘宝「メモリーズ・エッグ」。大阪に駆けつけたコナンは平次と合流。キッドはエッグを盗み出しますが、逃走中何者かに狙撃され、そのまま行方不明に。
蘭がコナンと新一の共通点に疑いを持つ様子はTVシリーズでも描かれてきましたが、今作ではその核心に迫っており、思い悩む蘭を前にコナンは真実を告げようとしていました。
しかし覚悟を決めたその時、なんと2人の前に“新一”が現れます。それは、コナンの事情を知るキッドが新一に扮した姿だったのです。
今回のキッドの狙いは、舞台『ジョゼフィーヌ』で使用するスター・サファイア「運命の宝石」。宝石を守るように依頼された小五郎は、キッドが役者に化けて舞台の公演中に盗み出すと推理。公演当日、厳戒態勢のなかで舞台の幕が開き、キッドは大胆にも新一の姿でコナンの前に現れます。
その後、旅客機で殺人事件が起き、さらに機長と副機長が相次いで倒れて機内が大混乱に陥るなか、ある人物に変装中のキッドは自ら機長席に座り、副操縦士にはコナンを指名。それからキッドは蘭に操縦を任せ、旅客機を無事に地上へと着陸させるために空へと飛び出します。
※キッドが変装している人物のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。
劇場版10作目を記念する作品ということで、メインキャラクターたちが勢揃い。大阪府警の服部平蔵や遠山銀司郞、神奈川県警の横溝重悟、そして白馬も劇場版初登場。
ある調査依頼を受けた小五郎は、コナンと蘭、少年探偵団とともに横浜のレジャーパーク「ミラクルランド」に隣接したレッドキャッスル・ホテルへ。依頼人の秘書から腕時計型のフリーパスIDを受け取り、少年探偵団と蘭はミラクルランドへと繰り出しますが、そのIDには時限装置付きの爆弾が仕掛けられていました。
爆弾を解除するには、依頼人のヒントをもとに答えを見つけなければならず、コナンたちは真相解明を急ぎます。コナン、平次、白馬の共闘も見どころですが、“白馬は怪盗キッドの変装”であったことが後に明かされます。キッドは探偵さながらの推理力を発揮し、難事件の解決に貢献しました。
キッドは「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を狙って飛行船「ベル・ツリーI世号」に潜入。この飛行船には、次郎吉に招待されたコナンたち一行も乗っていました。
従業員に扮していたキッドですが、蘭に怪しまれて変装がバレたため、咄嗟に新一になりすまし、キッドの正体は新一だと思い込ませてその場を乗り切ります。
その後コナンたちはハイジャック事件に巻き込まれ、爆弾解除を試みていたコナンが犯人に見つかって船外へと放り出されてしまったところ、キッドが大空へと飛び込んでコナンを間一髪で救出。本作ではコナンとキッドの共闘も見どころです。
コナンの手助けをしながら犯人たちとの戦いを見届けたキッド。お宝を手に入れますが、キッドを新一だと思い込む蘭に見つかってしまいます。
第二次世界大戦で焼失したという『芦屋のひまわり』。ゴッホ自身による模写を3億ドルで落札した鈴木次郎吉は、世界に散らばる7枚の『ひまわり』を集めた大規模の展覧会を開くと発表します。
本作でもキッドは新一になりすまして登場。蘭と一緒の脱出が不可能と判断したコナンが、キッドに蘭を託す場面も。普段は宝石のみを狙うキッドが、今回はなぜか名画を狙って奮闘していましたが、そこにはある大切な理由が潜んでいました。
シンガポールのホテルで殺人事件が発生し、現場から血塗られたキッドカードが見つかります。そのシンガポールで開催される空手大会に出場する京極を応援するため、蘭と園子らは現地へ。パスポートを持っていないため海外渡航できないコナンは留守番のはずでしたが、キッドに連れ去られて蘭たちと合流。蘭に名前を聞かれ、とっさにアーサー・ヒライと名乗って現地の子供を演じ、新一に扮したキッドと行動を共にします。
キッドは空手トーナメントの優勝ベルトに埋め込まれた、世界最大級のブルーサファイア「紺青の拳」が狙いだとコナンに話し、日本へ連れて帰るのを条件に力を貸すよう迫ります。その後、コナンが自分を連れてきた本当の理由を尋ねると、自身が殺人事件の容疑者となっていることを明かし、罠だと警告するコナンに対して、そのために連れてきたと協力を求めました。
キッドVS京極の激しいバトルが勃発する一方で、新一に扮したキッドが蘭と急接近してコナンが気を揉んでいたりも。そんななか、さらなる殺人事件の容疑をかけられたキッドは、コナンと協力して事件に隠された謎を解いていきます。
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に届いた怪盗キッドからの予告状。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だといいます。
本作では『YAIBA』の沖田総司、鬼丸 猛、『まじっく快斗』の怪盗キッド、中森青子らが登場。五稜郭に関連が深い新撰組の土方歳三の姿も。平次とキッドの因縁の対決や、平次と沖田の剣道ライバル同士の共闘、さらにキッド関連の真実にも注目が集まる作品です。
劇中でキッドが沖田に変装した際、語尾に「どすえ」を付けた不自然な京都弁のせいで、コナンと平次にすぐバレてしまいました。
本編後、エピローグにて工藤優作から自身に双子の兄がいると語られました。妻の有希子が尋ねると、物心がつかないうちに両親が離婚し、優作は母、兄は父に引き取られて疎遠になったのだとか。20年以上会ってはいないが連絡は取り合っているといいます。
その会話の途中、優作のスマホにイニシャルT.Kの送り主から小説の最新作についての感想が届き、優作はそれに対し自身のイニシャルY.Kを付け「ありがとう!兄さん」と返信。黒羽盗一と工藤優作が双子の兄弟ということは、それぞれの息子である快斗と新一は、従兄弟同士ということになります。
※『名探偵コナン』コミック105巻「天空」「代役」「証明」「探偵」の一部ネタバレが含まれます。原作未読の方はご注意ください。
ベルツリータワー展望デッキに鈴木財閥が50億円かけて増設した天空の展示室。怪盗キッドから、そこに展示された世界最大級のタンザナイトが飾り付けられたイス「青の玉座」を盗むという予告状が届きます。
モニターで監視していたコナンが展示室に入ると、防犯システムを担当した吉田工業の吉田社長が「青の玉座」で死んでおり、そこには怪盗キッドの姿がありました。その時、今回の防犯システムの助言をしたという白馬の指示で展示場を封鎖。部屋に閉じ込められたキッドは、このままでは殺人犯にされてしまうと言ってコナンに事件解決を提案し、キッドは新一になりすましてコナンと一緒に事件の謎を解いていくことに。
コナンとキッドの共同推理、キッドと白馬の対決が描かれる注目回。白馬は工藤新一らしからぬ言動に不信感を抱き、新一がキッドの変装ではないかと疑いをかけています。
また、『名探偵コナン』連載30周年を記念して刊行されたスペシャルバージョンのコミック1巻『名探偵コナン 1 SPECIAL』には、描き下ろしの第1話前日譚FILE.0「ハズいカップル」が収録。トロピカルランドへ下見に来た新一が、快斗と青子を目撃していたことが明かされました。
怪盗キッドを演じているのは声優の山口勝平(やまぐち かっぺい)さん。5月23日生まれ、福岡県出身。『らんま1/2』の早乙女乱馬役をはじめ、『ONE PIECE』のウソップ役、『犬夜叉』の犬夜叉役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。また、『名探偵コナン』では工藤新一役も務めています。

数年前にBLと出会い、心に潤いを取り戻しました。BLとブロマンスを愛し、大好きな作品はたくさんありますが『チェリまほ』が心のよりどころです。そして『魔道祖師』をはじめ中華BLの沼へ。趣味は国内外のBL漫画や小説を読むこと&ドラマ観賞で、これまでに執筆した記事は『チェリまほ』『美しい彼』『魔道祖師』『陳情令』『ENNEAD』など。
