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アニメ

秋アニメ『しゃばけ』美術監督・美術設定:佐藤正浩さんインタビュー|原作の雰囲気を落とし込むために、美術面でこだわったポイントとは?
設定作業時に面白く感じた日本橋の大店「長崎屋」
——大川監督をはじめとしたスタッフ陣とのやり取りで印象に残っている出来事、制作時の裏話がありましたらぜひ教えてください。
佐藤:申し訳ないのですが、制作時から時間が立っているので、あまり覚えていません。
ただ、大川さん以下、スタッフの皆さんが若いなあ~と感じたくらいです。
——佐藤さん自身が描いていて楽しかったシーン、逆に苦労したシーンがありましたらぜひ教えてください。
佐藤:前記したように色に関しては千葉が担当していますので、背景としては特にないのですが、設定作業時に日本橋の大店としての長崎屋を作るのは面白かったです。
ただ、初めに私が考えていた長崎屋の半分以下の規模になってしまいましたが……。(アニメの芝居上広すぎる舞台はNGかなと思います。)
——第十一話までで、ここはもう一度見返してほしい背景や印象的だったカットをあげるとしたらどこでしょうか?
佐藤:一話、二話で出てくる湯島聖堂から昌平橋につながるシーンは気に入っています。
——最後に、『しゃばけ』原作ファンの方、視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。
佐藤:アニメ『しゃばけ』の美術担当としては、原作のもっている雰囲気をどの程度表現できたか不安です。ただ、個人的には時代物は久しぶりなので楽しめました。
原作ファンの方、視聴者の皆様もつい150年ほど前には存在した江戸という町を多少なりとも感じていただければ幸いです。
作品情報
あらすじ
時は江戸時代。日本橋有数の大店である長崎屋の若だんな“一太郎”は、生まれた時から身体が弱く外出もままならない。そんな一太郎の身の周りには白沢や犬神といった妖たちが仕え、常に守られていた。或る夜、周囲の目を盗んで出かけた一太郎は人殺しを目撃してしまう。その日をきっかけに江戸では猟奇的な殺人事件が次々と起こり始め……。妖たちの助けを借り、一太郎の下手人さがしが始まる——!
キャスト
(C)畠中恵・新潮社/アニメ「しゃばけ」製作委員会













































