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「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT【ザ・シネマ新録版】」浪川大輔×川島得愛インタビュー

「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】」ショーン役・浪川大輔さん×ハン役・川島得愛さん 収録後インタビュー|「ハンというキャラクターの芯がより太くなったように感じています」

「日本語に日本語を当てることは難しい」今作ならではの収録秘話

ーー『ワイルド・スピード』シリーズが、ここまで長く愛される理由は何だと思いますか?

浪川:やはりファミリー感が大きな魅力だと思います。仲間っていいなと思わせてくれる普遍的なものがあると思います。

川島:確かに新作が出るたびにあの仲間たちに会いにいくような感覚がありますよね。本当に個性もバラバラで。プライベートだったら絶対にそんなに仲良くなさそうな人たちなのに、何かがあった時の結束力というか。そういうところが根幹にあるから面白いんだろうなと。それと各キャラクターの背景がちゃんと描かれているからこそ、ひとりひとりのキャラクターが立っている。

浪川:あと意外に3作目が大事なポイントになっていますよね。

川島: 当時、どこまで後のことを想定してつくっていたのかは分かりませんが(笑)

浪川:あのフットサル場の屋上でショーンに語っていた「何のために生きるか」というシーンも、今思えば過去の出来事を踏まえたセリフなのかなと感じますしね。

ーー今回の作品は東京が舞台ですが、お二人が気になった日本の描写はありますか?

浪川:何もかもが気になります(笑)。今、平成レトロが流行っていますが、ちょうどその頃の時代の映画ですからね。20年前の街並みが懐かしい感じがしました。ギャングの描写は少し裏社会感が強すぎる気もしますが(笑)。僕が一番親近感が沸いたのがナンバープレートです。「多摩」ナンバーや「大宮」ナンバー。日本だなと感じましたけど、それ以外はなかなかぶっ飛んでましたね。

川島:そうですよね。面白かったですね。

浪川:あと渋谷のカーチェイスもすごい。

川島: あれは迫力がありましたね。

浪川:人に突っ込んでいきますからね。周りの人が上手く避けていきました。日本人は運動神経がいいんですよ(笑)。あとショーンの学ランが見慣れない。

川島:あれはしょうがないよね(笑)。あの当時見ても古くさく感じていたかもしれないですね。でも外国から見た日本ってあんな感じだったのかもしれないですね。

浪川:映画では俳優さんが日本語のセリフを話していたじゃないですか。だけど今回の新録ではそうした日本語のセリフの部分もすべて、日本語に吹き替えて録り直しているので。めちゃくちゃ聞きやすくなっていると思います(笑)。でもやりづらくなかったですか?

浪川:日本語に日本語を当てることは難しい。英語の翻訳だとバーッとしゃべるじゃないですか。でも日本語のときって少していねいにしゃべるので、テンポに少し苦戦します。

川島:尺が長すぎるからね。

ーーレースシーンなど、セリフがない部分の収録はいかがでしたか?

浪川:それに関しては台本よりも多めに入れてほしいという指示があったので、基本的に入れるようにしました。ただ最終的なダビングなど、仕上げの段階でカットされるかもしれませんが、必要な部分は入れるように意識しました。

ーー浪川さん自身、レースをされるということで、その経験値が活かされるのでは?

浪川:ただ映画のドリフトはぶっ飛んでるんで。あんな風にはできません(笑)。とにかくすごいなと思いながら見てました。

ーー映画は高校生の青春ものといった要素もありますが、お二人の学生時代はどんな感じでしたか?

浪川:高校時代はあんなに外国の方はいなかったです(笑)。ただ僕は部活少年だったんで、ハンドボール部でほぼ毎日。週七で部活をやっていました。それこそ飲み物を飲んじゃいけない時代だったので、麦茶のありがたみを心得ました。あとは『ターミネーター2』の収録をしたくらいです。あれは高2の時でした。

川島:僕は高校生の時はバドミントン部だったんですよ。でもあまり真面目には取り組んでなかったですかね。

ーー視聴者の方に、特におすすめしたいシーンは?

浪川: 最後のドムの登場シーンです。若い頃のドムが登場するのですが、若い時なのにボス感が半端ない。そのドムにショーンが言うセリフがめちゃくちゃ面白くて。今の関係性を知っているとより楽しめますので、ぜひ注目していただきたいです。

川島:やはり渋谷のスクランブル交差点のカーチェイスシーンは迫力ありますよね。見慣れた場所だからこそ、想像力を掻き立てられるというか。

浪川: この映画を見て、スクランブル交差点に観光客が増えたのかもしれませんね。

ーーありがとうございました!

《ザ・シネマ新録吹き替え》第11弾『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】』

【ザ・シネマ新録版】 12月31日(水)19:00〜※独占放送
【字幕】12月31日(水)14:45〜

舞台を日本へと移し、ドリフトレースという新しい戦いを描いたシリーズ第3弾。
人気キャラのハンが初登場

監督

ジャスティン・リン

吹替・出演

浪川大輔(ショーン/演:ルーカス・ブラック)
木村昴(トゥインキー/演:バウ・ワウ)
上坂すみれ(ニーラ/演:ナタリー・ケリー)
川島得愛(ハン/演:サン・カン)
石川界人(D.K.(タカシ)/演:ブライアン・ティー)
畠中祐(モリモト/演:レオナルド・ナム)
三木眞一郎(ボズウェル/演:ブライアン・グッドマン)
下野紘(アール/演:ジェイソン・トビン)
井上和彦(カマタ/演:千葉真一)
楠大典(ドミニク/演:ヴィン・ディーゼル)
陶山恵実里(シンディ)
岩中睦樹(クレイ)
山下タイキ(ビッグガイ)
反町有里(ショーンの母)
百冨 芽衣(クレイの女友達)
谷内健(ケースワーカー)
服部敏生(DKの仲間1)
野島透也(ダニー)

ザ・シネマ新録吹替特設ページ
ワイルド・スピード一挙放送特設ページ

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