
ゆい博士のかわいいを研究する実験の旅の結末はいかに? 『小倉 唯 LIVE TOUR 2025「Love♡Ratory」』FINAL パシフィコ横浜公演レポート
華麗な早着替えでの歌唱の後は恒例のご当地トーク!
ライブ後半戦は「So☆Lucky」からスタート。ドレス姿で登場した小倉さんは、難易度の高い曲をエレガントかつキュートに歌います。Dメロでは一転してクールにラップをキメる小倉さん。ここでも「かわいい」と「クール」というふたつの魅力でパシフィコ横浜を盛り上げました。
「Future Strike」のイントロが流れると、小倉さんのスカートの裾がキャストオフ。ふわふわとしたドレスから、白と黒を基調としたシックな衣装に早変わりしました。客席から大きな歓声が湧き上がり、キラーチューンの歌唱とともに会場のボルテージもさらに上がっていきます。
ツアー各地では、その場所にちなんだご当地トークを披露してきた小倉さん。再び始まったMCでは、群馬県出身の小倉さんならではのお話が展開されました。
横浜といえばのシューマイはソースをかけて食べると語る小倉さんに、会場からは驚きの混じった反応が寄せられます。その声を受け「(群馬県民として)こっちはそれで育ってますから!」と、胸を張って語りました。
さらに小倉さんは、会場に集まったファンに向けて「群馬県民いる?」と呼びかけ、続けて「ソースだよね?」と同意を求めます。客席からぽつぽつと手が挙がると「ほら! ……意外と少ないけど……」と笑いを誘いながら、絶対おいしいから中濃ソースで食べてほしい、と熱くアピール。
しかしその直後「私もデビューして十数年経ちまして、実は今はしょうゆ派」と明かしつつ、「でも群馬県の皆さん、中濃ソースとシューマイの味を忘れていません。信じてください」と続けると、絶妙なオチに会場は大爆笑。小倉さんの“すべらない”トーク力を改めて感じさせるひと幕となりました。
ひとしきり笑った後も、まだまだライブは終わりません! ミディアム系でさわやかな「ハートフォレスト」では、フォレスト(森)を表すように、会場のペンライトも緑色に染まります。
サビになると小倉さんの風のような歌声に揺れるように、お客さんも手を左右にゆっくりと振り、一緒に世界観を作り上げていきます。歌詞にある「不安」や戸惑いを振り払うようなパフォーマンスと歌声が力強く響きました。
ダンサー4人が再びステージに登場すると、ライブはメドレーへと突入します。ドレス姿で披露された「君色のキセキ」は、爽やかな空気を会場いっぱいに広げました。続いて「Lovely Happily Shiny Days」のイントロが流れ、アップテンポな展開に切り替わると、客席からは元気な「オイ! オイ!」の声が上がります。歌い出しとともにクラップの波が広がり、サビのラストで曲名フレーズを歌い上げると、観客の力強い手拍子に包まれて楽曲が締めくくられました。
さらに「ハピネス*センセーション」では、テンポが一段と速くなり、クラップもより力強く、スピード感を増していきます。Bメロでは観客による“PPPH”の手拍子が響き渡り、サビでは叩き込むようなビートに乗せて、小倉さんの歌声や表情も一層エモーショナルなものに。間奏で「せ~の!」と声を掛けると、会場中から一斉に「エイエイオー!」の掛け声が上がり、最高の一体感が生まれました。
本編のラストを飾ったのは「大切な曲を歌います」という言葉とともに披露された「Baby Sweet Berry Love~Labo-Ratory ver.~」。2ndシングルとして発表され『Labo-Ratory』でリアレンジ&リレコーディングされたこの楽曲を、小倉さんのライブにおける聖地ともいえる場所で聴くことの感動はひとしお。客席からの声援もこれまで以上に大きく感じられました。間奏では観客に向かって「みんなとの想い出を大切にしていきます」と、深い想いをまっすぐに届けていました。






















































