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冬アニメ『恋しま』第2期 吉高志音インタビュー

甘酸っぱい青春だけではなく、大人になるときのビターな気持ちを楽しんで欲しいーー『どうせ、恋してしまうんだ。』第2期 柏木深役・吉高志音さんが“声優と俳優の違い”について語る【インタビュー】

月刊「なかよし」(講談社)で連載中の満井春香先生による大人気コミック『どうせ、恋してしまうんだ。』。同作のTVアニメ第2期が2026年1月8日(木)深夜1時28分からTBSにて放送開始となります。

アニメイトタイムズでは、放送に先駆けて柏木深役の吉高志音さんにインタビューを実施。第1期の振り返りや第2期の見どころ、「声優と俳優の違い」「役者としての2026年の目標」など、吉高さんならではの視点で様々な話題を伺いました。

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どうせ、恋してしまうんだ。 Season2
2020年7月1日。高校2年生の水帆は、最悪な17歳の誕生日を迎えていた。憧れの先輩に近づくチャンスはなくなるし、親には誕生日をすっかり忘れられているし……。しかも未知の感染症の流行で、部活の大会や修学旅行も中止になって、「私には“キラキラした青春”なんてない」――そう思っていた。しかしそんな矢先、幼なじみの輝月から突然、“彼氏候補宣言”をされる。輝月の行動をきっかけに、深からも想いを告げられ、戸惑うばかりの水帆。さらに、藍と周吾もそれぞれの恋に向かって動き始め5人の関係性が崩れ始める――。家族のように育った4人の幼なじみの男の子と、主人公の西野水帆との恋愛模様を描いた青春ストーリー。作品名どうせ、恋してしまうんだ。 Season2放送形態TVアニメシリーズどうせ、恋してしまうんだ。スケジュール2026年1月8日(木)~TBS・BS11にてキャスト西野水帆:新福桜羽沢輝月:浦和希柏木深:吉高志音和泉藍:千葉翔也星川周吾:猪股慧士斉藤涼介:上村祐翔倉敷千夏:田所あずさ星川透吾:梅原裕一郎白石真波:名塚佳織黒田:風間万裕子スタッフ原作:満井春香(講談社「なかよし」連載)監督:山元隼一シリーズ構成:村井雄脚本:村井雄 成尾渚 谷畑ユキキャラクターデザイン...

“生きている気持ち”を声に乗せて演じた

ーー第2期の制作が決定した際のご感想をお聞かせください。

柏木深役・吉高志音さん(以下、吉高):本当にありがたいことに第2期が決まりました。僕も実際に原作を読んでいて、第2期は自分が演じる柏木深たちの将来が見えるようになるので、また声で演じられることがすごく嬉しかったです。

ーー改めて第1期を振り返ってみると、どのような想いがありますか?

吉高:役としての深と向き合いながら、一緒に時間を重ねたぶん、深の気持ちにちゃんとなれていたのかなと思います。真っ直ぐなキャラクターへのアプローチを意識することができたと言いますか。アフレコでしか生まれない空気感も相まって、すごく楽しかったです。

ーー深というキャラクターが、収録を重ねる中でご自身に馴染んでいく感覚もあったのかなと。

吉高:それはありました。デートのシーンがすごく印象的だったんですけど、最初に台本を読んだときの「恥ずかしいな」という印象が、いざアフレコに入ると「深のまっすぐな気持ちを自分の肉声でちゃんと表現しなきゃ」という自然な想いに変わったんです。そういう意味で、(深に対する自分の)誠実さがより増したと思います。

ーーそれを経た第2期のアフレコはいかがでしたか?

吉高:第2期はスケジュールが合わず、一人で収録させていただきましたが、だからこそ掛け合いで生まれるものを大切にしたいと思いました。深から溢れてくる気持ちを大事に掬い上げられたと思いますし、自分と向き合う時間にもなって楽しかったです。

自宅で読んできたものと、アフレコ現場で生まれるものが変わることも多くて。画を流れで見ていると「こういうものが出てくるんだな」という発見もありました。というのも、「ボールド(セリフのタイミング)をあまり気にしないでいい」とおっしゃっていただいて、生のお芝居を大事にしてくれる現場だったんです。僕は役者として舞台に立ってきたので、本当にありがたかったですね。“生の芝居感”でアフレコができたと思います。

ーー第13話(第2期1話)では、水泳を辞め恋ヶ浜ハイランズの幼なじみたちと3年も連絡を断っていた輝月が水帆の前に再び現れるという物語が描かれます。第2期の台本を読んだ際のご感想をお聞かせください。

吉高:第1期は水帆にアプローチする側でしたが、そのアンサーが返ってくる第2期だと思っています。それを経て、深も徐々に大人になっていく。ただでさえ、クールで大人っぽい雰囲気を持つ彼が、心の中も大人へと成長していくフェーズが描かれています。大人になるうえで、我慢が求められることもあると思うんです。そういう“苦しさ”を一つひとつ拾い上げていきました。水帆への直接的な台詞ではないものの、心の声として気持ちがあふれる場面が多くて。それは深の本音でもあると思いますし、個人的にリンクする部分も多かったです。

ーーちなみに、輝月がいなくなってしまうという展開についてはどう思われましたか?

吉高:「何してんねん!」と思いました(笑)。あれだけアプローチしていたのに「どこ行ってたの?」って。原作を読んだ時も思いましたし、心がざわざわする展開ですよね。

原作を読んで「彼に人生の分岐点がある」というのは知っていましたが、やっぱり深と同じ気持ちにはなりました。

ーーお話を伺っていると、第1期の時と比べて、吉高さんがより深に感情移入しているように感じます。

吉高:ですよね!……と言うのもおかしいですが、自分でもそう思います(笑)。

アフレコをする時は水帆への気持ちでいっぱいで、第三者として見ると、「なんで深にいかないの?」っていう気持ちしかないんですよ。ずっと「深がいいよ」という気持ちで第1期が終わって、その気持ちのままで第2期も演じたので、より強い気持ちで深にリンクするようになりました。

そのアンサーが第2期で返ってくるからこそ、自分の心の中で消化しきれない気持ちがすごくあふれ出てきてしまうんです。でも、それをお芝居として表現できるのは、すごくありがたいなって。それは本当に“生きている気持ち”だと思いますから。

ーー高校生と大人の深でお芝居のニュアンスを変えた部分はありますか?

吉高:声優としての技術が少ないこともありますが、意外と変えていないです。芯がしっかりしている彼だからこそ、変化しないというか。彼が辿ってきた道があったとして、彼が大人になったからといってその道が大きく変わることはないと思っています。

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