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冬アニメ『TRIGUN STARGAZE』上映会で声優陣が明かした掛け合いの裏側【レポート】

TVアニメ『TRIGUN STARGAZE』第1~3話先行上映会レポート|ヴァッシュ・ザ・スタンピード役の松岡禎丞さんをはじめ、あんどうさくらさん、細谷佳正さん、綾森千夏さんが明かした掛け合いの裏側

TVアニメ『TRIGUN STARGAZE』の「キャスト登壇舞台挨拶付き第1~3話先行上映会」が、放送日当日である2026年1月10日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で開催された。登壇したのは、ヴァッシュ・ザ・スタンピード役の松岡禎丞さん、メリル・ストライフ役のあんどうさくらさん、ニコラス・D・ウルフウッド役の細谷佳正さん、ミリィ・トンプソン役の綾森千夏さんの4名。司会は宮島咲良さんが務め、その模様はオンラインでも中継された。会場には多くの観客が集まり、なかにはヴァッシュのトレードマークである赤いコートや『TRIGUN』グッズを身に着けた来場者の姿も。舞台挨拶では本作の魅力を語ったほか、タイトルにかけて「2026年に叶えたいこと」を発表する一幕もあり、放送開始へ向けて期待がいっそう高まる時間となった。本稿では舞台挨拶の内容をレポートする。

 

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TRIGUN STARGAZE
世界を巻き込み、街ひとつをまるごと壊滅状態に追い込んだ〈ロスト・ジュライ〉から2年半。先輩記者となったメリルは、後輩・ミリィとともにヴァッシュの捜索を続ける中でニコラスと再会。再び発生し始めたプラント強奪事件に、ミリオンズ・ナイヴズ一派の影を感じていた。一方、辺境の町でエリクスと名を変え密やかに暮らしていたヴァッシュだったが、そこへ三番艦“ホーム”のSOSを告げる少女・ジェシカが現れる。大切な人々を守るため、因縁を断つことを決意するヴァッシュ――それぞれの運命が噛み合い再び物語が動き出した時、宇宙の彼方から通信が降り注ぐ。「我々は地球からの移民船団。希望者は、我々と共に新天地へ向かうことができる――。」巻き起こる歓喜と興奮。しかしそれをあざ笑うように、蘇った片翼の天使が絶望と恐怖をもたらす。狂乱のるつぼとなった惑星で、運命は遂に決着する。作品名TRIGUNSTARGAZE放送形態TVアニメシリーズTRIGUNSTAMPEDEスケジュール2026年1月10日(土)~テレ東系列にてキャストヴァッシュ・ザ・スタンピード:松岡禎丞メリル・ストライフ:あんどうさくらニコラス・D・ウルフウッド:細谷佳正ミリィ・トンプソン:綾森千夏ホッパード・ザ・ガントレット:武虎...

 

再びヴァッシュを演じる覚悟

司会の宮島咲良さんの呼び込みとともに、それぞれのキャラクターカラーを意識した衣装に身を包んだキャスト陣が登壇。会場からは大きな拍手が送られた。早速作品の話に入ると、松岡さんが制作陣の注力を感じる素晴らしい仕上がりになっていると力を込めて紹介。アフレコは約2年前に行われていたと明かした。

<ロスト・ジュライ>から“2年半後”の世界で、ふたたびヴァッシュを演じることについて松岡さんは「すっごくきつかったです。正直な話、初回(のアフレコ)は行きたくなかったですもんね。怖くて」と告白。感情の流れを組み立てるのに苦労したといい、抜け殻のような状態から“ヴァッシュの感情を取り戻していく”過程に悩み続けたという。そんな中で答えをくれたのは、やはり現場での掛け合いだったそうで「現場で見えたっていうのがよかった」と振り返った。

続いて話題は、それぞれのキャラクターの変化について。『TRIGUN STAMPEDE』当時のメリルは「新人の記者」だったが、『STARGAZE』ではミリィという後輩ができたことで先輩の立場に。当初は猪突猛進さや“思ったことをすぐ言ってしまう”ところがあったが、『STAMPEDE』の経験を経て、さらに「ミリィという後輩ができたおかげで自然と落ち着いていった」と話した。

細谷さんは、ニコラスの“変わらなさ”がもたらす安心感を語りつつ、ニコラスの特徴のひとつである関西弁について「前作よりも苦労しなかった」と語った。

「『STAMPEDE』のときは、台詞を喋るごとに、アクセントが違うことで撮り直しが多かった。今作は『STAMPEDE』からの関西弁の経験があったので、ストレスなく、アフレコすることが出来た。でも未だに太陽系でもない宇宙が舞台の物語で"関西"が登場するのがよくわからない」とコメントすると客席から笑いが起き、会場の空気を一気に掴んだ。一連のやり取りを聞いていた松岡さんが「なるほど、西の銀河みたいな」とぽつりと添えると、再び笑いが。イベント終了後に「西の銀河」について、原作者の内藤泰弘先生がSNSに見解を載せたことを含めて、印象的なやりとりとなった。

 

メリルとミリィのバディ感に松岡さんも太鼓判

ミリィ役のオーディションにはあんどうさんが立ち会い、実際に掛け合った。お互いに「相性の良さを感じた」という。「私はこの作品がはじめてオーディションで合格をいただいた作品だったんです。最終オーディションに進むのはまだ2回目。現場に出ている人との掛け合い、がんばるぞー!」と、オーディション当日も気合いが入っていたという。オーディション時のあんどうさんとの“ちょっと独特な”出会いを述懐し、アフレコについても終始明るく語るその様子は、ミリィの人柄とも重なるものがあった。本番に入ってからの掛け合いについては「オーディションで何度もかけあってからの本番だったので、初めてなのに初めてじゃないみたいな雰囲気が、ミリィとの関係値的にも合ってた」とあんどうさん。松岡さんも「最初からバディ感が出ていた」と太鼓判を押した。

一方、男性陣の“バディ”トークでは、女性陣に静かに対抗(?)するように笑いを交えながら、2人ならではの関係性を表現しつつ、松岡さんが「お互いが通じ合っていて、ないものを補い合ってるみたいな関係がいい。ニコラスはヴァッシュにないものを持っている」とコメント。細谷さんは2人の関係を「次元の高い理想主義者と次元の低い現実主義者に見える」とコメント、『STAMPEDE』 第7話「WOLFWOOD」のシーンを挙げながら、極限状況でも理想を捨てないヴァッシュと、それに苛立ちつつも向き合い続けるニコラスの構図の魅力を語った。

作品の注目ポイントを問われた松岡さんは、「星を巻き込んだ兄弟喧嘩」という強烈なフレーズを提示。ヴァッシュがどのように立ち直り、仲間たちに支えられていたかを再確認していく物語であること、そして新たな人物たちも登場することを示唆しつつ、詳細は放送で確かめてほしいと語った。

 

スターゲイズとして、作品を見届けていただけたら

イベント後半には、『STARGAZE』というタイトルにかけて、キャスト陣が“2026年に叶えたいこと”をフリップで発表。綾森さんは「共演した皆様とまた現場でお会いする!!!!!」と宣言し、「もっとでっかくなって帰ってきたい。また(キャストの皆さんと)会いたいなと思っています」と熱く語り、温かな拍手が湧いた。

細谷さんは「砂漠でキャンプする。」を掲げ、サウジアラビアの友人と冬に砂漠でキャンプをして、“ジン”と呼ばれる不思議な存在に会ってみたいと語った。あんどうさんは骨のイラスト入りフリップで「骨を丈夫にする」。過去の怪我の経験や身のまわりの人たちのエピソードを踏まえつつ、カルシウムをゆっくり取って少しずつ骨を上部にしていきたいと語り、会場の共感を誘った。松岡さんはずばり「天下統一」。年末に気持ちが沈む出来事があったものの後輩たちに救われたそうで、「この子たちのためにも天下統一しないと」と感じたそうだ。それぞれの目標が語られるたびに、会場からは拍手や笑いが起こり温かな空気に包まれていた。

最後の挨拶では、あんどうさんが「今日観ていただくのは1話、2話、3話ではございますが、まだ残り12話までございます。ここにいる4人だけじゃなく、出演者、スタッフの皆さま、大勢で作品を作り上げています。どうか最後までスターゲイズとして、作品を見届けていただけたら」と呼びかける。松岡さんも「令和の技術を結集して、我々も一生懸命お芝居してこの作品を作り上げました。余すところなく観て、最後までお付き合いしていただけたら」と締めくくる。放送開始当日にふさわしく、『TRIGUN STARGAZE』への期待を大きく高める舞台挨拶となった。

 
[文・逆井マリ]

 

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