
等身大の14歳でありながら、「この2人、やっぱりすごいんだな」とーー『名探偵プリキュア!』キュアアンサー/明智あんな役・千賀光莉さん&キュアミスティック/小林みくる役・本渡楓さんが語った、すれ違いの先にあるもの【インタビュー】
ポチタンと怪盗団ファントム、それぞれの魅力
ーー第5話までの間にもさまざまなキャラクターが登場します。印象的だったシーンはありますか?
千賀:私は、ポチタンがもう大大大好きで(笑)。印象的なシーンはたくさんあるんですけど、今回あらためて思い返していて、第1話であんながポチタンと一緒にタイムスリップするとき、ポチタンがぷくーっと膨らんで、どこからともなく光の輪っかが生えてきて、バシッとポーチの状態になるんですよね。そのあとに、ポーチ化したポチタンが前に飛び出て、あんなが引っ張られていくっていう。
いつもあんなはポチタンに振り回されていて、また愛らしくて。大好きです! 加藤(英美里)さんのお声が本当に素敵で、かわいらしくて。皆さんきっと虜になるはずです。
ーー本渡さんはいかがですか?
本渡:怪盗団ファントムのキャラクターが濃くて濃くて!アフレコの段階でもうその個性が際立っていて面白いなと思っていました。怪盗団ということもあり彼らの世界観が、劇場型というかまるで物語を演じているかのような独特の世界観があるんです。ニジー、アゲセーヌ、ゴウエモン……それぞれの名前ひとつ取っても意味がありそうで、休憩時間に「ニジーの由来ってなんだろう?」「怪人二十面相!?」「アゲセーヌは少し前のかわいいギャルたちの雰囲気あるよね」なんて皆さんと話題になったりもしていました。5話までの段階でそれぞれのあり方のようなものも出てきて、そういうキャラづくりというのも見ていてすごく楽しいです。もちろん敵なので、必ずや倒してみせますが。これから怪盗団ファントムたちもどうなっていくのか、彼らの本当の目的は何なんだろう、と個人的に気になっています。
ーーまだまだ謎だらけですよね。るるかがなぜ敵側にいるのかもわからないですし、キュアエクレールも登場していないですし。
千賀:実はキャスト陣も、ほとんど教えていただいていなくて。私たちも推理しながらアフレコに臨んでいます。
本渡:なので、実は私たちも視聴者の皆さんとほぼ同じくらいの情報量かもしれません。でもあえて、意図的にそうしてくださっているところもあって。
千賀:私たちが知らない方があんなとみくるのお芝居にも生きるからというご判断のようです。
ーー特にキュアアルカナ・シャドウ/森亜るるかは今後どうなっていくのか。推理が得意な様子は第5話までで描かれていますが、おふたりはどのように推測されているんでしょう。
本渡:アフレコ現場でも「もし本当に当たってしまったらどうしよう」と思いつつ、皆さんと推理を重ねているんです。でも、プリキュアであると分かっている状態で“あちら側”にいるというのは、相当な理由がないと成り立たないと思うんです。何か目的があるのか……きっとそこには大きなドラマがあるのではないかと。もし彼女が追い詰められたとき、あんなちゃんたちが手を差し伸べられる瞬間があるのかな、と想像したりもします。でも、まだ5話の段階では直接的な接点がないんです。
千賀:いつも影で見守っている状態なんですよね。「やるじゃん」みたいな感じで。敵側にいるはずなのに、どこか味方のようにも見える。不思議な立ち位置なので、今後どうなるのか、私たちも推測しながら演じています。
ーーおふたりにとって、キュアアルカナ・シャドウ/森亜るるかを演じる東山奈央さんはどのような存在になっていますか?
千賀:現場でもいつも温かくて、いろいろなお話をしてくれるんです。私がお芝居などで困った時に、本渡さんも東山さんも、すっと手を差し伸べてくださる先輩です。登場シーンはまだ多くないのに、それでもやっぱり、キュアアルカナ・シャドウの魅力が伝わってくるんですよね。本当に尊敬できる先輩です。
本渡:東山さんも天使なんです。
ーー再び天使が!
本渡:この現場は天使が多いんです。本当に“さりげない気配り”をしてくださる方が多くて。例えばお菓子の箱が開いていたら、別の容器に移して箱を畳んで捨ててくださるとか。誰も見ていなくても、自分が気づいたらやる。休憩中も自然に話題を振ってくださったり、場の空気を動かしてくださったり。属性としては天使側です。
ーー本渡さんも天使なのでは……?
本渡:いえ、私は全然! 東山さんの自然体でお話してくださる優しさと温かさにはいつも助けられていますし、とても尊敬しています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ーーこれからさらに、役同士も、キャストの皆さんの関係性も深まっていきそうですね。
千賀:みんなでガシャポンやりたいねとか、イベントとか行きたいね、っていう話をしています。
本渡:平和です。
壁にぶつかったふたりが選ぶ道とは?
ーー主題歌についてもおうかがいできればと思うのですが、石井あみさんが歌われているオープニング主題歌「ハートにヒント!名探偵プリキュア!」の印象はいかがですか?
千賀:もうすっごく素敵です!変拍子なんですよね。最初に聴いたとき、すっごくテンション上がりました! 石井さんが「ハイパージェットコースターソング」とおっしゃっていましたが、まさにそんな感じで。勢いがあって、青春の疾走感があるとってもワクワクするオープニングです!
本渡:わかります!良いですよね!
ーーでは熊田茜音さん、増井優花さんによるエンディング主題歌「なぜ?謎?!ANSWER」はいかがでしょう?
本渡:実はアフレコの段階から、映像を結構入れてくださっていたんです。何度も映像を戻して見返しながら「ここが可愛い」「ここが最高」と現場でそれぞれプレゼンし合っていました。
千賀:〈駆け出している〉のところで、あんながキラキラした表情をするんですけど、そこが本当に可愛くて。ポチタンが踊ったり、飛んでったりするところも大好きです。
ーー楽しみです。第5話はポチタンの展開も心配なところですが……ぜひ第6話以降の見どころなどを教えてください。
千賀:第5話の終わりは、とっても心配になる展開ですよね。でも、壁にぶつかったときに、あんな、みくる、そしてポチタンやジェット先輩がどう立ち向かうのか。どうやって謎を解決していくのか。第6話では、その姿がとても情熱的に描かれています。
本渡:運命的に出会った2人が初めての大きな壁にぶつかって。その壁にどう向き合うのか。越えられるのか…がやはり気になるところではあります。第6話では、等身大の14歳でありながら「この2人、やっぱりすごいんだな」と思わせてくれる描写もあります。
その中で、ある対話をするのですが……その時の2人の表情や空気感は、きっと皆さんも一緒に胸がグッとなるのではないかなと。アフレコはもちろん、台本を読んだ段階でも胸が締めつけられるようなエモーショナルなシーンでした。ぜひ見逃さずに受け取っていただけたら嬉しいです。
ーー子どもたちにとっても心に残るシーンになりそうですね。
千賀:私は本渡さんのシーンで、もうグッときてしまって。アフレコ中もうるっときながらも、声に影響が出てしまうのでなんとか冷静さを保っていました。
ぜひ楽しみにしていてください!
[インタビュー/逆井マリ 撮影/佐藤ポン]
『名探偵プリキュア!』作品情報
あらすじ
誕生日に現れた妖精【ポチタン】と、お部屋にあったペンダントに導かれて
2027年から1999年のまことみらい市にタイムスリップ…!
そこで出会ったのは、名探偵に憧れている14歳の女の子【小林みくる】!
そんな中、事件発生!?
大切なものを盗まれて困っている人がいるみたい…!
事件は【怪盗団ファントム】のしわざ…!?
困っている人を見逃せない…!
そんな思いから、あんなとみくるは【名探偵プリキュア】に変身!!
名探偵プリキュアがみんなの笑顔を推理で守る!
「そのナゾ!キュアット解決!」
そして、あんなは元の時代に戻ることができるのか…!?
キャスト
(C)ABC-A・東映アニメーション

































