
『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』連載インタビュー第21回:蝙蝠男役・吉野裕行さん 後編|「いよいよ現場に出ることになりそうです」――“アニメならではの描き方”が導く、蝙蝠男の行く末とは?
2025年10月より連続2クール放送中の『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』。
「仮面ライダーになりたかったから」 40歳になっても本気で「仮面ライダー」になろうとしていた男・東島丹三郎。その夢を諦めかけた時、世間を騒がす「偽ショッカー」強盗事件に巻き込まれてしまい……。『エアマスター』『ハチワンダイバー』の柴田ヨクサル先生の漫画を原作とする「仮面ライダー」を愛しすぎるオトナたちによる“本気の仮面ライダーごっこ”がここに開幕します!
アニメイトタイムズでは、各話放送後にキャスト陣へのインタビューをお届け! 第21回は、蝙蝠男役・吉野裕行さんに今後の注目ポイントついて、お話を伺いました。
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サンダーライコは「僕にとっては良い部下」
ーー現場のディレクションではどういった指示があったのでしょうか?
蝙蝠男役・吉野裕行さん(以下、吉野):主にシーンの流れに対する感情の持っていき方ですね。ディレクションと言えば本当にそれくらいでした。このキャスト陣ですから、あまり指示は多くないんですよ。収録が終わるのもとても早かったです。
ーーベテランの方ばかりですものね。
吉野:そうですね。毎回アフレコが始まる前に、監督と音響監督からシーンやキャラクターの説明があるので、それで大体の情報共有は済んでいるという印象です。ディレクターの方も指示が早い方なのでなおさらですね。
ーー他のキャストの方々から「現場の熱量がすごい」とお話を伺っていますが、吉野さんから見て現場の熱量はいかがでしょうか。
吉野:暑苦しい人が多いです(笑)。戦ったりトレーニングしたりして、皆さんずっと叫んでいます。でも内山君(雲田役:内山昂輝さん)はそうではないので、暑苦しい役柄を演じたり、そこに絡んでいったりする上で、どんどん熱くなっていったのではないでしょうか。ギャグではないにしろ、とてもテンションの高い作品です。ただ、自分は彼らと絡むシーンが少なかったので「みんな大変そうだな」とずっと傍観していました。蝙蝠男は一人籠って部下に指示を出すばかりで、まだ前線に出ていないですから。
ーー部下と言えば、第21話では蝙蝠男の部下であるサンダーライコにも焦点が当たっています。吉野さんから見たサンダーライコの印象をお聞かせください。
吉野:プロレスラーです。単純に強くて、僕にとっては良い部下ですね。津田健次郎さん演じる中尾も一生懸命トレーニングをして強くなっているとは思いますけど、サンダーライコは根本的に強いんですよ。元々強い方はショッカー戦闘員になった時も強いのでしょう。プロレスなどの団体の人をどんどん部下にできれば楽なのですが……。
ーー非常に頼もしそうです。
吉野:でも、結局は戦い方次第だとは思います。怪人は人海戦術で数にものを言わせていますが、ボタン一つで全てを解決するような相手だった場合は厳しいはず。ちゃんと自分で戦って勝ち負けを決めようとしているだけ偉いと思います。
ーー最終的には拳の勝負になりますから。
吉野:そうですね。ある意味、原始的であり、分かりやすい基準です。そういう意味でもサンダーライコは良いキャラクターじゃないでしょうか。二葉やユリコも強いですし、この作品では女性陣の方がナチュラルに強い気がします。おじさんたちは頑張って強くなっているけど、女性陣は修行する前から強かったということですね。
ーー蝙蝠男もサンダーライコの試合を見て部下にしていたくらいですからね。
吉野:そうでしたね。かたや、その試合を見てサンダーライコに惚れた男もいるほどです。たくさん増やしたアイドルの部下の中にも強い子はいるかもしれませんけど、戦力的にサンダーライコは一番真っ当な部下だと思います。
それに、プロレス技もすごいんですよ。漫画にもありましたが、往年の選手の技が結構出てきます。柴田先生は『仮面ライダー』だけでなくプロレスも好きなのでしょうね。



















































