
2人の“キズナ”は永遠! アニメ『ひみつのアイプリ』最終回記念──青空ひまり役・藤寺美徳さん×星川みつき役・平塚紗依さん スペシャルインタビュー
2人が考えるひまりちゃんとみつきちゃんの未来は?
──3月13日(金)からは『映画ひみつのアイプリ まんかいバズリウムライブ!』が公開中です。超ときめき♡宣伝部さんが歌うテーマソング「開花宣言!」は、メンバーの杏ジュリアさんが「この曲は、ひまりちゃんとみつきちゃんのこれからの関係性も願うような、素敵な歌詞が散りばめられている楽曲になっています」とコメントしていました。お2人は最終回後のひまりちゃんとみつきちゃんはどんな未来になると思いますか?
平塚:最終回の最後のシーンでもあったんですが、どんなに離れた場所にいたとしても2人の友情や物語は続いていくと思いますし、たとえ会うのが久しぶりになっても2人の関係が変わることはないと思います。
きっと劇中の「アイプリ」自体も続いていくと思うので、みつきちゃんは留学で学んだことを、ひまりちゃんはみんなを笑顔にすることでみつきちゃんがいない時も努力してきたことを、それぞれの場所で学んだり成長したことを、2人のライブで見ることができたりするんじゃないかと思います。
藤寺:最終回後に2人が出会ったら、ひまりちゃんは留学から帰ってきたみつきちゃんの話をニコニコと聞いて、みつきちゃんもひまりちゃんのそれまでの話を愛おしそうに聞いてくれるんじゃないかと思います。それぞれの場所で学んだり経験してきたことが、2人の成長に繋がって、絆も更に深まると思いますね。
きっと2人とも成長して、お互いに尊敬できる部分も増えて、もっともっとお互いのことが大好きになるはずなので。お互いに離れたところでも頑張ろうと思える2人だから、これからも切磋琢磨もしつつ、おともだちの“キズナ”もあるので、物理的にというよりは心の距離として、いつまでも2人で一緒に幸せでいてほしいですね。
──折角の機会なので、お2人が特に印象に残っている、もしくは好きな回があったら教えていただけますか?
藤寺:どの話も良いんですよね。
平塚:選べない……。
藤寺:『ひみつのアイプリ』ってたまにコラボ回があるじゃないですか。第27話「ひみつのオシャレ魔女」では『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』のお二人が来てくださったり、第64話「マイメロディとクロミがやってきた」にはマイメロディちゃんとクロミちゃんが来てくださったりして、普段とは違う空気感の収録もすごく楽しかったです。
平塚:1年目だと、ずっとチィちゃん(真実夜チィ)が、バズリウムチェンジができないことに苦しんでいたのが心に残っています。それだけに初めてバズリウムチェンジを成功させた第31話「やくそくの一番星」は、チィちゃんの努力がやっと報われたことが感動的で自分のことのように嬉しかったですね。
──第31話はすごく繊細な話なんですよね。チィちゃんの親戚の茜さんがどうなったのかは大人目線ではわかるんですけど、小さなおともだちも見るので直接的な表現はしないみたいな。
藤寺:あとは好きな話というよりも思い出になるんですけれど、第90話「みつきちゃんがいっぱい」の劇中でひまりちゃんが描いた「みつきちゃんのお月様大冒険♥」の絵は、実は私が実際に描かせていただいたんです。
「ひまりちゃんが描く絵」として誰のタッチが一番ふさわしいか、キャスト内で絵のオーディションがあって、監督からご指名いただきました。まさか声優以外で自分の名前がクレジットに載る日が来るなんて思ってもみなかったので、すごく嬉しかったです(笑)。
ひまりちゃんがみつきちゃんを想って描くとしたらどうなるんだろうとか、絵でもひまりちゃんを表現できたら良いなと思いながら描いていたので印象に残っていますし、改めて絵を描かれるスタッフの皆さんの凄さを実感した回でもあります。
──ひまりちゃんを演じているご本人が描いたものが、ひまりちゃんが描いた絵として採用されたのは愛を感じますね。
藤寺:残念ながら採用されなかった皆さんにも、監督が「アイプリグミ(アイプリカード♪コレクショングミ)」を配っていて(笑)。そんな温かい気遣いが作品の空気感を作っていたのだなと改めて感じました。
──似たようなパターンかもしれませんが、みつきちゃんのおばあちゃんの飼い猫「コメット」の声を平塚さんが担当されていますよね。あれもキャスト内で猫オーディションがあったんですか?
平塚:いえ、あれは香盤表を頂いた時に、すでにコメットのところに私の名前が書いてあったんです。「コメットの役に決まってる!よし、猫をやるぞ!」と意気込んで挑みました。
──そうだったんですね。そんな裏話って他にもあるんですか?
藤寺:第44話「バレンタインとプリうさ姫」で、ひまりちゃん、みつきちゃん、鈴夢(ちゃいむ)ちゃんの3人で『プリうさ姫』の絵本を読み聞かせをするシーンがあるんですが、ちゃんと「読む上手さ」の設定があったんです。みつきちゃんが一番上手、次に鈴夢ちゃん、そして最後がひまりちゃん。ひまりちゃんとして少したどたどしく読むのは難しかったんですけれど、普段の収録とも違って楽しかった思い出ですね。
「私としては1万人のおともだちを作れたんじゃないかなと思ってます(笑)」
──ひまりちゃんは第1話で「おともだちを一万人つくること」を目標に掲げていましたが、藤寺さんはこの2年間でイベントやライブなど様々な機会で“おともだち”と出会ってきたと思います。ひまりちゃんではなく藤寺さんご自身は「おともだち一万人」はいけましたか?
藤寺:ライブの最後のご挨拶で「私とおともだちになってくれる人!」と呼びかけると、会場の皆さんが全力で「はーい!」って応えてくださるんです。この作品を通して、本当にたくさんの方にお会いすることができました。
皆さんの楽しそうな表情を見ていると、私の中では勝手におともだちみたいな気持ちになっていました。100万人はちょっと難しかったかもしれませんが、私としては1万人のおともだちを作れたんじゃないかなと思っています(笑)。
──みつきちゃんはシリーズを通じて「留学」という夢を見つけましたが、平塚さんご自身は『ひみつのアイプリ』に関わったことで、新たに何か挑戦したいことや目標はできましたか?
平塚:劇中のキャラクターたちは、みんな「アイプリ」というものに本当にストイックに向き合っていて、目標を達成しても更にその先へと高みを目指し続けているんです。その姿に「私も負けていられない!」といつも刺激をもらっていました。
次のライブでは前回よりも高いパフォーマンスをみんなに見せたい、アフレコでは前回よりも表現力が増した自分でありたいとか、そうやって一つ一つの目標を乗り越えて更に高みを目指す自分になるという目標ができたと思います。
プリトモのみんなへ
──それでは最後に、2年間『ひみつのアイプリ』を応援し続けてくれた、大好きな「プリトモ」の皆さんへメッセージをお願いします。
平塚:アニメが最終回を迎えて、大好きなキャラクターとお別れしてしまうような、寂しい気持ちでいっぱいの方もいらっしゃると思います。最初は私自身も実感がわかず、終わってしまうと思うとすごく寂しくて、一人で泣いてしまうこともありました。
実際に最終回を迎えて、心の中には『ひみつのアイプリ』を通して学んだこと、活かされたことがたくさんあります。そして、いつも心の中にはひまりちゃんやみつきちゃん、アイプリのみんながいると思っているので、今は寂しいと思っている皆さんも「心の中にはいつもみんながいるよ」ということを忘れないでほしいです。
2年間という長い月日を応援してくださり、ライブやイベントなどで私がみつきちゃんとしてステージに立たせていただけたのも、間違いなくプリトモの皆さんの応援があったからなので、本当に皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
藤寺:ひまりちゃんやみつきちゃんたちの物語はアニメでは最終回を迎えましたが、今もみんなはどこかで楽しく過ごしていて、この作品ならではの優しい空気感が流れているのではないかと思いながら私も過ごしています。
これから先も『ひみつのアイプリ』が皆さんの「夢」や「憧れ」をそっと後押ししたり、ふと誰かを大切に想う気持ちを思い出させてくれたりする……そんな作品であり続けてほしいと願っています。この作品を通して、少しでも明るい気持ちや楽しい気持ちになっていただけたのであれば、作品に携わらせていただいた身として、これ以上の幸せはありません。
2月に開催させていただいた単独ライブ(ひみつのアイプリRing Ring LIVE)や3月の映画の公開など、たくさんの展開が続いていくのは応援してくださるプリトモの皆さんのおかげだと思いますし、様々な形で『ひみつのアイプリ』という作品を愛してくださったすべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも『ひみつのアイプリ』を応援していただけると嬉しいですし、私も皆さんのことが大好きです! 本当にありがとうございました。
企画・取材:岩崎航太、編集:太田友基
作品情報
あらすじ
それがアイドルプリンセス『アイプリ』!
さぁ、みんなもひみつの世界に飛び込めば、アイプリになれちゃうかも!?
私立パラダイス学園に入学した主人公・青空ひまりと星川みつき。
アイプリに憧れるひまりの夢は、おともだちを1万人つくること!
でも人見知りでキンチョーしぃのひまりには、ちょっとむずかしいかも……。
そんなひまりが思いがけずアイプリデビューすることに!?
親友のみつきにも言えない『ひみつ』ができちゃった!
だけど、みつきにもなにやら『ひみつ』があるようで……。
ひみつを抱えたひまりとみつき、2人のアイプリがはじまります!!
キャスト
(C)TーARTS / syn Sophia / テレビ東京 / AP製作委員会








































