
「仮面ライダーG7」のスーツ&アクションが出来るまで ——『アギト—超能力戦争—』スーツアクター高田将司さんインタビュー
仮面ライダー生誕55周年記念作品『アギト—超能力戦争—』が 2026年4月29日(水・祝)より全国公開されます。
今作は特撮史に残る金字塔「仮面ライダーアギト」の新作映画。人々が“超能力“に目覚め始める世界で、理解を超えた“不可能犯罪“を起こす者たちとの戦いが描かれます。鍵を握るのは、かつて「仮面ライダーになろうとする男」と称された氷川誠(演:要潤)。しかし、小沢澄子(演:藤田瞳子)率いるGユニットに彼の姿はなく……。
アニメイトタイムズでは、要潤さん演じる氷川誠が変身する「仮面ライダーG7」のスーツアクター・高田将司さんにインタビューを実施! 仮面ライダーG7のスーツや、今作のアクションシーンの魅力を語っていただきました。
進化を続ける仮面ライダーのスーツ
ーー要潤さん演じる氷川誠のキャラクターの印象を教えてください。
高田将司さん(以下、高田): 当時の「仮面ライダーアギト」のキャラクターのままではあると思うんですけど、真面目で、実直で、不器用みたいなところは、今回もはっきり出ていたのかなと思っていて。その辺を「仮面ライダーG7」を演じる上で大事にしようと思いました。
ーー 今作で高田さんが演じられた「仮面ライダーG7」のスーツについて伺えればと思います。
高田 : 最近の仮面ライダーのスーツは、ブレンドマスターというところが作っていて、スーツの採寸や作り方にも色々あるんです。最近だと仮面ライダーのスーツによっては、3Dスキャンをして採寸することもあります。
今回の「仮面ライダーG7」は、従来通りのメジャーで全身を採寸してもらったデータを元にして作られていて、スーツを着た時は、全身ピッタリに出来上がっていました。
ーー仮面ライダーのマスクは、アップで撮影する時用のアップ面とアクションシーンで撮影する時のアクション面を使い分けて撮影していると聞きます。「仮面ライダーG7」の視界はいかがでしたか?
高田 : アップ面だと隙間しか見えないですね。撮影の記憶を掘り返すと、うまく隙間から見る感じだったと思います。アクション面は、目が大きいので見やすかったかな。最近の仮面ライダーの面は小さい穴が開いているので、全然曇らないんですよ。以前に比べたら見やすいし、息もしやすいので、スーツも進化しています!
ーー 「仮面ライダーG7」はスタイリッシュなデザインで動きやすそうな印象です。
高田 : 動きづらくはなかったですが、仮面ライダーのスーツは足のパーツが重たいので、足を上げたりとかは大変な場合もあります。ただ、今回は蹴り技のキャラじゃなかったので、特別大変ではなかったですね。刀を振るので、もう少し上に動けるといいとか、細かいところはありますが、仮面ライダーをやってきた歴代の先輩の撮影を考えると大変とか言っていられないです(笑)。
ーー 近年のライダーキックのシーンは、どのような工程で撮影されているのでしょうか?
高田 : 撮影現場ではトランポリンを使って飛び蹴りが多いですね。その後、合成素材を撮るためにセットで改めて寄りのカットを撮ります。最近は「蹴りをやって、もう一押し!」というところからセリフを撮ることが多くて。キック正面の一発で終わらないので、セットでは横位置とかアングル違いで合成素材を撮っています。
ーー 高田さんが思う今作のアクションシーンの見どころを教えてください。
高田 :皆さんによく言っていただけるのは、飛び降りのシーンですね。ドローンを使って何回も撮り直ししています。ドローンの動きに合わせて僕も飛び降りをしているので、3〜4回は飛び降りさせてもらって。時間的に余裕があったので、うまくいくまで何度も撮っています。
ーー 高所からの飛び降りの撮影は、緊張感がありそうです。
高田 : 環境によりますね。今回は足に優しいセッティングをしていただきました。ダンボールを重ねて、マットを敷いていたので、上から見ていても広く近く見えました。そのうえで膝や足首など、可能な限りのテーピングをして「よし!これなら完璧!」っていう状態にして挑みました。
































