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アニメ『黒猫と魔女の教室』本渡楓・島﨑信長・和泉風花インタビュー

「ファーストキスがお尻の穴なんて嫌!」衝撃の台詞から始まった魔法学校物語――TVアニメ『黒猫と魔女の教室』本渡楓さん×島﨑信長さん×和泉風花さんインタビュー|「可愛いだけじゃない」泥臭い成長とバディの絆

可愛いだけじゃない、人間らしさと“未完成”な魅力

――ご自身が演じるキャラクターの魅力はどんなところでしょうか?

本渡: 私が担当させていただいているスピカちゃんは、やっぱり大きな夢があるところが魅力的で。その夢もフワフワ・キラキラしたものじゃなくて、「絶対に一等級の魔術師になってみせる!」という強い意志があって、どこまでも諦めない根性があるところがすごく大好きです。それをお芝居でも見せられたらなと思いながら演じています。

彼女の頑張りは周りの友達や先生にもきっと伝わっているし、視聴者の皆さんにも伝わると思いますが、作中では結構激しい振り回され方をするんです。周りがカオスなので(笑)。だからスピカ自身の心の中の「なんでだよ!」といったモノローグや、仲のいい子との会話でちょっと口が悪くなるところも魅力です。

和泉: わかります! 特にアリアに対しての言いっぷりがすごく好きですね。本当に旧知の中での信頼関係があるんだなって分かります。

本渡: そうなんです。意外とキツイことも言うんですよね。そういうところがすごく人間らしくて愛おしいので、可愛いだけじゃない部分もお芝居で出せるよう頑張っています。

和泉: ヒロインすぎていないのがいいですよね。

島﨑:そうそう。クロードとの関係性も、場合によっては守られる対象のヒロインになるのかと思いきや、あくまで共犯者でありバディであり、生徒と教師でもある。すごく健康的でいい関係性だよね。

本渡: 見ていて心地のいい関係性ですよね。

島﨑: クロードに関しては、意外と「完成されていないところ」がいいなと思っています。魔法使いとしては超一流なんですけど、人として、教師としてはまだまだ全然で。先生とは呼ばれているけどまだ21歳とかで、年齢も若いんです。でも、立場が人を育てる部分もあるから、教師としての自負や経験を培いつつ、本当の意味でどんどん教師になっていっているんじゃないかなと。

もし完全に仕上がった大人だったら、気のおけない人にだけ当たりが強くなったり雑になることなく、全員にフラットに接すると思うんです。でも、そうじゃないんですよね。彼は一人一人で接し方が変わるし、その時の気分や関係性でも変わる。

先生としてずっと後ろでどっしり見守っているわけではなく、彼自身も人や教師として揺れ動きながら、時には友達のような距離感になりつつ、それでも「自分は先生であり、大切な生徒たちだ」という思いは持っている。どちらかが一方的に与えたり面倒を見たりするのではなく、お互いに影響を与え合って成長していくところが素敵だなと思っています。

本渡: クロード先生といえば、魔力を使いすぎると黒猫の姿になるじゃないですか。あの「猫ちゃんモード」の時のお芝居の切り替え、すごいです……! 瞬時にというか、分けずにそのまま流れで録っていらっしゃいますよね。

島﨑:台詞が被っている時とかは別録りになるけど、逆に分けない方がやりやすい時もあるんだよね。決して別人になってるわけじゃなくて、中身は一緒で体が変わっただけだから。

あとは慣れかな? あまり分けて録る時代じゃなかったところもあるというか、一緒にやってなんぼでしょ、みたいな感じだったから(笑)。負けず嫌いなのもあるのかも。スタッフさんに分けてほしいと言われない限りはそのままやってみたり。

でも黒猫の姿だからといって、人間の時のクロードが絶対に言わないようなことを言うわけでもないんだよね。原作が「中身はちゃんとクロードなんだな」という形を保ってくれているから、スムーズに演じられるんだと思います。

和泉: 黒猫のときって結構「生意気な黒猫」って感じがするじゃないですか。クロード先生ってめちゃくちゃイケメンだから、人間に戻ったらクールなイケメンキャラなのかなって最初は思ったんですけど、猫の時と同じ感情で嫌なことを言うのがすごく好きで(笑)。

島﨑:そうそう、嫌なこと言う(笑)。

和泉:単に黒猫のキャラクターとして生意気なだけじゃなくて、元々の性格が生意気な若い男の人だったんだなって(笑)。

島﨑: クロードのよりポイントだと思うのは、自分なりに教師然として振る舞っているときが多いんだよね。猫の時は割と素でやっているところがあるんだけど、決して人が変わったわけじゃなくて立場が違うから。今は黒猫状態だからいっか、みたいな。

本渡:黒猫のときはスピカしか話し相手がいないですよね。

島﨑: そうなんだよね。でも人間の時は「教師ぶったり」もする。きっとみんなも、例えば普段友達と話す時と、クラス代表で挨拶する時って佇まいや言い方が変わるじゃない? そういう切り替えが見えるところが可愛いなと。

もっと歴戦の人になったらその切り替えも見えなくなるんだろうし、何か癇に障ることがあってもグッと押さえて「どうしたんだい?」と教師ぶってみたりするところが、原作からしっかり表現されているので魅力に繋がっているなと思います。

――和泉さんは、アリアの魅力についていかがですか?

和泉: アリア自身、あまり自分の本当の気持ちを表に出さない子なので、私自身もどうやって彼女の深い部分を拾い上げていったらいいか結構悩んでいました。でも、実は意外と単純な子なのかなという印象が出てきて。飄々と振る舞っているのも、負けず嫌いな性格が由来した「私、できるよ」というアピールだったり。原作を読めば読むほど、幼少期にこういう子いたよねって思えるくらい、単純に女の子として生きている子なんだなと分かってきました。

スピカに対する思いも、ただ真っ直ぐ好きなだけじゃなくて、好きだからこそ負けたくないし、自分を認めてほしい。「スピカにとっての一番でいたい」という思いが全て言動に繋がっていると理解できてからは、すごく愛らしい子だなと思うようになりました。

本渡:技術はすごいんですけど、不器用なんです。そういう愛情表現というか、素直に言えなくて意地悪しちゃう感じが、最初は「すごくイジってくる子だな」と見えるかもしれないです。でもそう思わせない、根底にある「好き」が見えるお芝居を(和泉さんが)されているので、すごくいいキャラクターです。

和泉:掴みどころがあまりないんですけど、掴めてなくても自然と分かってくるような魅力があって。

島﨑:乗っているんだと思うよ。さっきのお話があるから、嫌味っぽいことを言っていても楽しそうだなとか、ネガティブな思いから来ているわけじゃないんだなっていうのがちゃんと伝わってくるから、アリアが魅力的に見えるんだよね。

和泉: スピカも絶対負けず嫌いじゃないですか。アリアもそれに並ぶくらい努力の鬼で、クールに見せかけてめちゃくちゃスポ根なキャラクターだなと思います。あと、意外と背がちっちゃいのも可愛いんです(笑)。スピカよりちょっとだけ小さくて、そんなところも可愛いです!

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