
「出会ってくれてありがとうございました!」“キミ”とともに歩んだ1年間。本編から5年後の様子を描いた朗読にサプライズメッセージも「キミとアイドルプリキュア♪感謝祭」をレポート
ファイナルライブはクライマックスへ
ここで感謝祭のキービジュアルとおなじ、花冠とベールをまとったアイドルプリキュアが登場。「ファイナルライブも終わりの時間が近づいてきました。今、私たちの胸にある“ありがとう”の気持ち、キミに伝えたい想いを、それぞれお手紙に書いてきました。」と1人ずつ、感謝の気持ちを読み上げていきます。キュアアイドルは「私が今、キュアアイドルでいられるのは、キミのおかげだよ! 本当にありがとう!」と語りかけたうえで、「私たちアイドルプリキュアにとって、これが最後のライブです。このファイナルライブを終えたら、活動をお休みします。これからはそれぞれのステージ、キラッキランランな未来へ進んでいくんだ! でも忘れないで。キミが次のステージに進んでいくとき、私たちはキミを応援してるってこと」と、まっすぐにメッセージを届けます。
「私たちはずっと一緒だよ。私たちとキミは、アイドルプリキュア。どんな真っ暗闇がやってきても、キミはキラッキランランになれる。その先で咲かそう、最高のステージを。キミと私の約束だよ! そんなキラッキランランなキミの、キミの、キミの……」
その言葉から、アカペラで「笑顔のユニゾン♪」へとつなげ、一体感を導いていきます。そして「それでは、最後の曲です!」と息を吸い込み、ラストナンバー「キミとルララ」へ。この1年を通してお互いにもらった輝きで、お互いを照らし合う。ファイナルライブの締めくくりにふさわしい、想いの詰まった歌声が響き渡りました。
ファイナルライブから5年の月日が流れ……
キュアアイドルより「キラッキランラーン!」というエールが会場の隅々まで送られたあと、田中による終幕のアナウンスが響きます。「本日の公演は以上をもちまして終了でございます。たくさんの声援をお送りいただきましたこと、私、田中からも心より御礼申し上げます」という言葉に、「本当に終わってしまったのか」と感じさせるような、ずしりとした重みが会場を包み込みます。
……と思いきや、ここでSEの音が切り替わり「ですが皆さん! ひとつ大きな忘れ物があるのではないでしょうか?」と呼びかけ、「いま見つけたい!いま知りたい!本当の忘れ物があるはず。それは、そう!アイドルプリキュアの5人は、ファイナルライブのあと、どんな日々を過ごしていたのか」と、“その後”の物語がここで初めて明かされることが予告され、観客から大歓声が湧きました。
「今、ここではじめて明かされる、5人の物語の続き」という、その言葉を合図に、5年後を描くエピソードが声優キャストによる朗読で届けられました。
アニメ本編終了後から5年。はなみちスタジアムで行われた、アイドル・咲良うたのソロライブ後のひと幕として描かれたのは、なな、こころとの再会シーン。ライブの感想を問われたこころが「心キュンキュンしたポイントは120個くらい」と語るなど、5年前から変わらない熱意が微笑ましく描かれます。ななが作曲した新曲をうたがライブで披露していたことも明かされました。
そこへプリルンとメロロンが登場。5年の月日を経てハートの木が成長したことで、キラキランドとはなみちタウンと行き来できるようになったことが伝えられました。うたの「久しぶりにみんなでアイドルプリキュアになっちゃおうよ!」という提案から、変身バンク映像を挟んで5人が再びアイドルプリキュアとして揃う展開に。
「久しぶりなのに息ぴったり」「もちろん! だって5年前は1年で49回くらいやったもん!」というやり取りやメロロンのポエムなど、“変身シーン”にまつわるメタ的な掛け合いも交え、客席には笑いが。
さらに、5年間のそれぞれの歩みも語られていきます。プリルンとメロロンは、アイドルプリキュアとしてキラキランドで活動し、何度もライブを重ねてきたとのこと。昼公演(ファミリー公演)、夜公演(プレミアム公演)といった形でステージに立っていたというエピソードに、感謝祭と重なり客席から笑い声が響きます。また、タナカーンはチーフマネージャー、カッティンとザックリンはマネージャー、チョッキリンが見習いマネージャーを務めているとのこと。チョッキリンは、その後生まれた「チョッキリーヌにそっくりなお友だち」だそうで、「チョッキリーヌの生まれ変わりなのでは?」と問うキュアキュンキュンに対し、そのあたりは諸説あるとキュアキッスが応じるひと幕も。
一方、こころは高校ではアイドル研究部を設立し、その後はインフルエンサーとして活動。ななはピアノを続けて音楽大学へ進学。その先で、うたへの楽曲提供をしたという。うたは変わらず“歌いたいから歌う”というスタンスで、アイドルとして歩み続けていた。キラッキランランな夢を語るキュアアイドルに対して、キュアキュンキュンから「……とは言っていますが、私が思うに、そんなうた先輩の背中を押したのは、他ならぬ響カイトなのでは?」という鋭いツッコミが炸裂。
そして物語は、うたとカイトとの5年ぶりの再会エピソードへ。カイトはその後、カズマと海外で活動。うたは、久しぶりに行われたソロライブを観に行ったそうです。そのとき、楽屋で話した場面を「振り返りましょう!」と、勝手にVTRで再生されてしまいます(笑)。キュアアイドル以外の面々が一時停止して茶々を入れつつも、進んでいくやり取りのなかで、互いに認め合い、支え合う存在であることが伝わってきました(ちなみに、このシーンではステージにカイトが登場しました)。当時「また会いたい」と約束をしていたという2人。カイトから「――また会いたい。次は同じステージで」という約束が交わされていました。
話は戻り、「せっかくなら5人でライブをしよう」ということで“アイドルプリキュアの復活ライブ”を行うことに。キュアアイドルは「ファイナルライブのときに、約束したから! いつかまた、キミとのステージを咲かそうって!」と笑顔ニッコリ。
アイドルプリキュアの復活ライブへ、ようこそ!
「今日は私たち、アイドルプリキュアの復活ライブへ、ようこそ!」と早速ライブが幕開け。自己紹介曲「We are!You & IDOL PRECURE」の〈キミの(Hi!!)今日に(Hi!!)会いに来たよ(Yeah!!)〉というフレーズが、まるでこの日のために用意されていたかのように響きます。劇中と現実が重なり合うこのステージで、観客一人ひとりへまっすぐメッセージが届いていきました。
翌日のシーンでは、「みんなで約束、叶えられたね!」と語り合う姿とともに、たこさんウインナーを頬張るプリルンの姿も描かれました。うたはファイナルライブの「約束」について言及。実は「ファイナルライブでうたちゃんが約束したときは、突然だったから少しだけ驚いたけど、叶えられたら良いなってずっと思っていたんだ!」となな。うた曰く、それは自然と出てしまった言葉だったとか。
「私たち5人ならきっと、どんなことだって乗り越えて、約束を叶えられるって。あの時みたいに!」と、場面は第48話「ファイナルライブ!ダークイーネをご招待!」の回想シーンへ。「約束」をするまでの場面が、生アフレコで届けられました。「あのときの約束を叶えて、今はもっと遠くにきてるんだね」(なな)、「うん、5人一緒に」(うた)、「これからもずっと一緒、メロ」(メロロン)、「約束プリ!」、「はい!約束しましょう!」(こころ)と、5人揃ってキラッキランランな未来にしようとあらたな約束が結ばれました。
生アフレコと朗読が一体となって届けられる構成も、これまでにはなかなかない試み。“ファイナル”のその先を描きながらも、終わりではなく“続いていく日々”を感じさせる朗読劇に、たくさんの拍手が送られます。思わず涙をぬぐう観客の姿も多く見られました。
トークコーナー「出張!キミと!アイドルプリキュア研究会」
ここからは、声優キャストによるトークコーナーへ。こころが設立した「アイドルプリキュア研究会」の熱量に負けないくらい、キャスト陣も『キミとアイドルプリキュア♪』をまるごと推していると語ります。それぞれの語る“推しポイント”に共感したらうちわやペンライトを振って欲しいとのことで、髙橋さんが例として、5年後のうたとカイトのやり取りを推しポイントに挙げると客席からは大きな反応が。その一方で、思わず考察を始めてしまうキャストたちの姿も見られ、笑いを誘うひと幕となりました。
最初の“推し曲”の話題では、髙橋さん、高森さん、花井さんがそれぞれお気に入りの楽曲を熱弁。髙橋さんは「Trio Dreams」を挙げ、ライブ会場でたくさんのキミのキラキライトに包まれた光景よって「よりこの曲が私のなかで輝く存在になった」とコメント。〈始まる たった一度のライブ Enjoy Together〉というフレーズについて、キミと1年間をともに楽しみたいという自身の想いとシンクロしていて「特にお気に入り」だそう。
高森さんは「We are!You & IDOL PRECURE♪」をセレクト。自己紹介ソングとしての楽しさに加え、セリフ調のパートや遊び心のある構成が魅力だと語り、ライブでの盛り上がりも振り返りました。一方、花井美春さんはプリルンとメロロンのキャラクターソング「なかよしJ♡YFUL」を挙げ、昨今珍しい“頭を空っぽにして楽しめるハッピーさ”が大好きなポイントと語りました。『キミとアイドルプリキュア♪』の多彩な音楽の魅力もあらためて浮かび上がるトークに、客席ではたくさんのペンライトが輝きました。
続くテーマは「イチ推し回」。松岡さんと南條さんは、同じ第21話「とびっきり!キセキのユニゾン!」をピックアップ。一緒に「笑顔のユニゾン♪」を歌う場面で、思い出を失いながらもなお残る想いに触れつつ、部屋でうたが泣いてしまうシーンは「毎回、私も泣いてしまう」と南條さん。この紆余曲折を経て、ふたりの関係性が“友達”から“心でつながる親友のような存在”へと変化していく過程が印象に残っていると語り合いました。その話を聞きながら、「メラメラメロ」……ではなく思わず涙ぐみそうになっていた花井さんの姿も印象的。
そして、「メラメラメロ」が飛び出したのが、最後の「推しセリフ」。ここで花井さんが選んだのが、その言葉でした。作品序盤ではよく使われていた一方で、関係性の変化とともに聞けなくなっていった“レアなセリフ”であることや、メロロンの感情の豊かさが詰まっている点を魅力として挙げました。
続いて南條さんは第48話の「だって、私が初めに見つけたんだよ、うたのキラキラを!」を紹介。第1話の出会いから続く想いが一気によみがえるセリフであると語ります。「先日、第1話を観てまた泣いてしまいました。ひとりで知らない町に来て、アイドルプリキュアが見つけられないと焦っているときに、こんなにも近くで、キラキラな笑顔でうたが歌ってくれた。プリルンはうたのことを好きになるにきまってる。本当に温かくて助けられたなって」と振り返りました。「もう1回、全部観ます。ひとりでオーディオコメンタリーできそう」と言うと、キャストから「観たい!」の声が上がりました。
高森さんは「心キュンキュンしてます!」を挙げ、1年間を通して何度も口にしてきた、キャラクターそのものを象徴する言葉だと振り返りました。「キュンこそものの上手なれ」が原動力となっているこころに、「すべてを表すようなセリフをいただけたことが嬉しい。この一言で、こころのすべてが分かる」と熱っぽく語りました。
髙橋さんは第40話「聴いてください!なな色の旋律」の「やりたいことを沢山やりたい!」をセレクト。キュアキッスが「ななはどうしたいの?」と問いかけてくれたことをきっかけに生まれたものであることや、さまざまな出会いと経験を経て生まれた、ななの成長を感じさせるセリフであると語ります。「何度言っても泣きそうになってしまいます。家で練習していたときは泣いていました。みんなと出会えてよかったなって。キズナを感じられる、大好きなセリフです」。
そして松岡さんは「歌いたいときに歌う!それが咲良うたです!」を挙げ、うたという存在の核を示す言葉として、その魅力をあらためて伝えました。「うたを象徴するようなセリフというか。楽しい気持ちになったとき、ひとをキラッキランランにさせたいと思ったとき。まず最初に出てくるのが“歌”というのが、うたちゃんの素敵なところだなって」。さらに、その言葉の背景には、育ってきた環境のあたたかさや家族の存在も感じられると語られ、うたというキャラクターの根底にある優しさがあらためて浮かび上がります。「これから先、私もプライベートで言いたい」と笑いました。それぞれのセリフに込められた背景や想いが語られ、『キミとアイドルプリキュア♪』の積み重ねを実感させるトークとなり、客席ではたくさんのキラキラが光りました。
サプライズの連続に、思わず涙するキャストも
「こうして楽しくお話していると、あらためて私たちは『キミプリ』が大好きなんだって実感します」という言葉のあと、モニターには『キミとアイドルプリキュア♪』の1年間を振り返るダイジェスト動画が流れます。そこに、声優キャストが登場。
「『キミとアイドルプリキュア♪』を通して、たくさんのキミと出会って、一緒に歩んできました。一緒にいてくれるキミのことが大好きになりました。これからもキミがキミらしく、笑顔で、キラッキランランに輝きますように。想いを込めて歌います」と、声優キャスト5人でミディアムナンバー「GARDEN」を歌唱。思い思いに振られるペンライトが〈キミはキミの 華が咲く〉ことを体現するように輝き、会場をやさしく照らしていきます。客席いっぱいに笑顔と感動の輪がひろがりました。
プリキュアシンガーズを呼び込み全員集合。「じゃあ、そろそろ……」となったタイミングで、プリキュアシンガーズに向けて、オープニング主題歌「キミとアイドルプリキュア♪ Light Up!」の作曲・編曲を手がけた広川恵一さん(MONACA)からサプライズでビデオメッセージが。
広川さんは、3人が1年間にわたって同楽曲を歌い続けてきたことに触れ、「回を重ねるごとに、自分たちのものにしていってくれた」とその成長を称えます。レコーディング時の試行錯誤を感じさせない堂々とした歌唱が、多くの人に夢と元気を届けてきたことを実感していると語りました。3人が歌う姿は、まさしくアイドル。ライブでともに歌い踊る観客の姿も含めて“キラッキランランな世界”が築かれてきたことに触れながら、「この楽曲がこれからもたくさんの人たちの心と記憶に残り続けるんだろうと思うと、作曲家としてこれ以上の喜びはありません」とコメント。感謝祭をひとつの区切りとしつつも「またご一緒する機会があったら、ふたたび最高の音楽を作りましょう。それではまたスタジオで、ライブで会いましょう」と、これから先へとつながる言葉でメッセージを締めくくりました。プリキュアシンガーの3人は思わず涙をにじませつつ、こみ上げる想いをにじませていました。
ここでタナカーンが「皆様、少しよろしいでしょうか。実はもうひと方、アイドルプリキュアと共に1年間歩んできたある方からキャストの皆様にメッセージを預かっています。私にとっても、かけがえのない方です」と切り出すと、サプライズで田中ことタナカーン役・諏訪部順一さんによるビデオメッセージが上映。
キャスト5人へ向けて「本当にお疲れ様でした」とねぎらいの言葉を送るとともに、アフレコ現場での様子にも言及。和気あいあいとした空気のなかで、作品やキャラクターに真摯に向き合う姿が印象的だったと振り返ります。「さまざまな作品に出演しましたが、メインのキャストの皆さまがどれだけこの作品とキャラクターがどれだけ愛しているか、その愛の重さが作品のクオリティに大きくつながってると思っています」と語り、本作にはその想いが確かにあったと断言。ちなみに、最終回でタナカーンがキラキランドへ帰る場面については、シリーズディレクターの今 千秋さんから「もっと淡々と」といったディレクションがあったんだとか。アフレコ裏話を交えつつ「あなたたちと一緒に、『キミとアイドルプリキュア♪』を作り上げることができてよかったです。僕にとっても大きな宝になりました」としみじみ伝え、「キラッキー!」「ランランー!」のコールで締めくくられました。
思いがけないサプライズに驚きと感動の表情を見せるキャスト陣。その姿に、タナカーンは「自分のことのように嬉しいです」とニヤリ(笑)。
サプライズはまだまだ続きます。「最終公演に際し、この方も駆けつけてくれました!」と、真っ赤なドレスに身を包んだ今 千秋さんが登壇。「今日の公演は来られない」と声優キャストに伝えていたそうで、キャスト陣から「今さん!」と驚きと喜びの声が上がりました。今さんの姿を見た瞬間に、思わず泣き崩れるキャストの姿も見られました。南條愛乃さんは「(泣きすぎて)化粧が取れてただの南條愛乃になってる」とこぼし、会場にやわらかな笑いが広がります。今さんも、「キラッキランランズのみんなの熱い想いが本当に嬉しくて……」と語りながら涙を見せました。
そして「最終回のアフレコのときに、みんなから言葉をもらったのに返せなかったのが心残りで」と語り、それぞれに手紙を用意してきたことを明かします。その中から代表して、松岡さんへの手紙が読み上げられました。
手紙では「松岡さんがアフレコがお休みのとき、松岡さんがいない『キミプリ』はとってもさびしくて、それは主人公がいないアニメのようだった」と振り返りながら、みんなが言うように、松岡さん=“うたそのもの”の存在だったと表現。座長として作品を牽引してきたことへの感謝を伝えつつ、5年後のカイトとのやり取りについてはなにも聞いていなかったとし、笑いの入り混じるやり取りとなりました。さらに声優キャスト全員に対しても、「1人ひとりがキャラクターを育ててくれた」と、その積み重ねへの感謝を伝えました。
「私にとっても『キミプリ』は大切な宝物です。全部大好きです。また会いましょう! また会いたいです。約束してください!」と、キャストとともに「約束」と言葉を交わす場面も。その後、歌手陣にも感謝の気持ちが伝えられ、1年間の重みがにじみ出るようなひとときとなりました。「アイドルプリキュアのみんな、カモン!」と、アイドルプリキュアとタナカーンが出演者に花束を贈呈。キャスト&観客に「あらためて、1年間ありがとうございました!」と伝えました。


























































![【グッズ-カードケース】キミとアイドルプリキュア♪ キャラクタースリーブ 咲良うた[B] (EN-1567)の画像](https://www.animatetimes.com/wp-content/themes/animatetimes/frontend/assets/img/share/no_image_aos.png)















