
「運命を打ち破るために抗いはじめる彼らの姿が本作の1番の魅力だと思います」──夏アニメ『メビウスダスト』連載第2回 オルガ役・佐藤榛夏さんインタビュー
2020年代のアニメファンに捧げる新しいオリジナル作品を創出する取り組み「Project ANIMA」の第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」として制作され、2026年7月9日より放送中、翌10日からは配信がスタートしたアニメ『メビウス・ダスト』。
このたび放送・配信に合わせ、アニメイトタイムズでは連載インタビューを実施! 第2回となる今回は、〈ポリスホッパー〉に所属するおしゃれ好きな女の子であるオルガを演じる佐藤榛夏さんが登場です。
ラムス・キャリアである子どもたちが“しんかつしか”の外で生きる、という目標が示された第2話。そんななか、佐藤さんから見た本作やオルガの魅力を語っていただきました。佐藤さんが思う、オルガがショウセイに惹かれている理由とは?
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「異能と日常が交錯するジュブナイルSF」
──本作は「Project ANIMA」第3弾となるオリジナルアニメですが、台本を読まれた際の感想はいかがでしたか?
オルガ役・佐藤榛夏さん(以下、佐藤):率直にワクワクしました! アラキはじめ登場人物たちに宿る〈ラムス〉の能力。それを可能にする〈メビウス・ダスト〉の存在。舞台である〈しんかつしか〉は私たちにも馴染みのある風景のように見えるのに、その中では日常と非日常が複雑に絡み合っている……。
そんな状況の中で生きる彼らが実験を通して何を感じ、どのように成長していくのかを、自分もオルガを演じながら体感できることをとても嬉しく感じました。
そういった点に着目して簡潔に表すとするなら「異能と日常が交錯するジュブナイルSF」という感じでしょうか…! まだ幼い少年少女たちが織りなす、友情や葛藤の物語を楽しんでいただけたらと思います。
──第2話では、ラムス・キャリアである子どもたちが“しんかつしか”の外で生きる、という目標が提示されました。佐藤さんから見た本作ならではの魅力や注目ポイントを教えください。
佐藤:私は『メビウス・ダスト』の中の重要なポイントの1つとして「運命に抗う」というテーマがあると思っています。子どもたちは〈ラムスキャリア〉として各々特別な力を持っているけれど、その代わり狭い範囲の中でしか生きられないという制約を負っています。
舞台の中でメビウス・ダストの影響が広まったのは隕石が落ちた10年前からなので、年齢が2ケタにも満たない頃から自分たちの運命を知らされていたことになります。一見華やかな能力を持ち、普通の人々よりも恵まれているように見えますが、幼い頃から世界が閉ざされていることを知らされている彼らの心境は察するに余りあります。
そんな鬱憤を晴らすために行われていたゲームが、湯田博士の登場によって意味を変える。”外で生きる”目標を得て、運命を打ち破るために抗いはじめる彼らの姿が本作の1番の魅力だと思います。回を重ねるごとに諦めていた夢や希望を取り戻していくみんなの姿に注目してほしいです。
──おしゃれ好きな面とは裏腹にゲーム時には苛烈な一面も見せるオルガですが、佐藤さんから見たオルガはどのような役どころでしょうか。
佐藤:オルガはチームの中でも特にパワフルでエネルギッシュなメンバーです! ゲーム時に派手に〈ラムス〉で活躍する姿ももちろんですが、彼女は普段から自分の思ったこと・感じたことを素直に表すことができるので、そこにストレートな強さと魅力があると感じています。
言葉に出さなくても髪の毛の動きで機嫌が分かってしまうところはとてもキュートな一面です。それでいて、とっても仲間想い!
幼馴染で女子同士ということもあってステラとは特に仲良しですが、仲間が活躍したときは本気で喜んだり、傷つけられた時には本気で怒ったり……そんなそれぞれの心に寄り添えるところがすごく優しい女の子だなと感じます。
アフレコ中もたくさんエネルギーを使って演じさせていただいた、大好きなキャラクターです。1話から最終話まで、演じられてすごく楽しかったです!
──第2話ではショウセイに褒められたオルガが照れるシーンもありました。佐藤さんから見て、オルガはショウセイのどういったところに惹かれていると思いますか?
佐藤:第2話の照れるシーンがとっても可愛かったです! 台本を読んだときは1人で思わず「きゃー!」と盛り上がってしまいました(笑)。アフレコ本番でも、恋する乙女全開で演じられるように力を尽くしました。
ショウセイくんは〈ポリスホッパー〉のリーダーで、その立場にふさわしくとても仲間想いで、メンバーそれぞれをしっかりと見てくれています。落ち込んでいる人には手を差し伸べ、頑張った時には優しく声をかけてくれる……そんな1歩引いたところから落ち着いてみんなを見られる大人びた姿にオルガも惹かれているのだと思います。
しかもショウセイくんは、料理をはじめ家事もこなせるという家庭的な一面を持っています。毅然とした判断を下すリーダーとしての姿とのギャップに、メロメロになること間違いなしではないでしょうか!
──オルガのほかに魅力的に感じるキャラクターを理由と合わせて教えください。
オルガのほかに魅力的に感じるキャラクター……ショウセイくん一筋です! と言いたいところですが、私個人としては、〈フェブラリー・ロアーズ〉のメンバーであるケイくんがお気に入りです。1話には彼のラムス能力でオルガがメロメロにさせられてしまうシーンもありました。
ケイくんが登場するとその場が華やか、かつ和やかな雰囲気になるのでとても好きです! アフレコ中もケイくんが登場する度にブース内に笑顔が広がっていました。彼の今後の活躍にも、注目してもらいたいです。
──第3話を楽しみにされているファンの方にメッセージをお願いします。
佐藤:『メビウス・ダスト』をご覧くださりありがとうございます! 第2話ではアラキの活躍もあり、〈ポリスホッパー〉が勝利を重ね始めました。しかし〈ディアボリック・ゴースト〉も登場しなにやら不穏な雰囲気……〈ポリスホッパー〉のみんなはゲームを連戦連勝できるのでしょうか?
これからさらに動き出す物語をお見逃しなく! オルガのこともたくさん応援してくださると嬉しいです!
作品情報
あらすじ
〈ラムスキャリア〉の子どもたちは、町から出られない鬱屈を晴らすかのように、チームごとに〈ラムス〉を駆使して陣地を争奪するゲームに没頭。高校生のアラキもそんなひとりで、妹のステラや幼馴染みのオルガたちと〈ポリスホッパー〉を結成し、夜な夜なゲームに明け暮れていた。
そんなある日、〈ラムス〉研究者の湯田博士が彼らにとある実験への協力を要請する。アラキたちはその実験に協力することを決断するが、それによって彼らの運命は動き出すことになる…。
特殊能力〈ラムス〉を得た少年少女たちが繰り広げる異能バトル!
キャスト
(C)「メビウス・ダスト」製作委員会

























