
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』第1話「片田舎のおっさん、新たな職場に行く」を振り返ろう! 剣魔法科の臨時講師を頼まれたベリルは、教え子であるフィッセルの生徒たちにも剣を教えることになり……!?
2026年7月日より放送開始となったTVアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になるII』(以下、本作)。
原作は著:佐賀崎しげる先生&イラスト:鍋島テツヒロ先生によってSQEXノベル/スクウェア・エニックスで刊行されているライトノベルで、秋田書店ヤングチャンピオンコミックスから発売されているコミカライズ版なども大きな人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第1話「片田舎のおっさん、新たな職場に行く」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。
第1話「片田舎のおっさん、新たな職場に行く」あらすじ
レベリオ騎士団の特別指南役に就任して数ヶ月、ベリルは首都での暮らしに馴染みつつあった。
そんなある日、ベリルの家にルーシーとフィッセルが来訪する。ふたりの用件は、ベリルを魔術師学院の臨時講師として招聘したいというものであった。
逡巡しつつも暫定的に応じたベリルは、ミュイも学ぶ剣魔法科でフィッセルの教え方を目の当たりにする。
そして生徒の疑問に答える形で、フィッセルと立ち合うことになり──
フィッセルも含め、まだまだ発展途上な若者たちにベリルは……!?
第一期でかつての弟子、アリューシアに連れられ田舎のビデン村を出てきた主人公・ベリル。最初はその実力に疑いを持たれるようなこともありましたが、既にかつての弟子たちだけでなく、騎士団の特別指南役になってから出会った相手からの信頼も得ており、ますます活躍が期待されるように。
また、第一期で一緒に暮らすことになったミュイとは家族同然の関係性となっており、食卓を共にしながらコミュニケーションを取っていく描写も健在。
第一期では、隣国スフェンドヤードバニアの王子・グレンとレベリス王国の王女・サラキアの婚姻にまつわる事件で活躍したことから、レべリス国王グラディオからも評価されるほどの活躍を見せました。
第二期ではそうやって箔がついたことで信用を得られたのか、いくつか仕事が舞い込んで来ることに。第1話で依頼を受けたのは、弟子のひとりであるフィッセルが受け持つ魔術師学院の剣魔法科の講師の仕事。
わざわざその依頼のためにフィッセルとルーシーがベリルとミュイの暮らす家を訪れたほどなのですが、そこで判明したのがフィッセルが誰かに物事を教えるのが下手だということ。
この剣魔法科の講師の依頼を受けるかどうかを考えるべく、ベリルは実際にその授業を見学することを決めます。教室では、授業を通して生徒たちに剣術をレクチャーしようとするものの、本人の頭の中では理解できているけれど、それを誰かに伝えるための言語化が上手にできないフィッセルの姿がありました。
そういった説明になっていたためか生徒たちの混乱を招いており、しまいには「やればわかる」と素振り1000回を生徒たちに命じてしまうフィッセル。そこにベリルは割って入り、まずは生徒たちがどんな剣の振り方をするか見せてもらうことに。
ミュイを含めた剣魔法科の生徒たちは、シンディ、ルーマイト、フレドーラ、ネイジアの5名。それぞれに的確なアドバイスをして、ベリルは剣を振る時のコツをしっかりレクチャーしていきます。見違えるほどに上達していく生徒たちは、自分の成長を実感できたからなのか、すぐさまやる気を出して剣術に打ち込んでいきます。
その様子を見てフィッセルはやっぱり先生は凄いと尊敬のまなざしを向けました。しかし、ベリルから剣を教えるとはどういうことかもう少し考えないとと指摘され、しっかりその部分を考えるきっかけになった様子も。
ベリルとフィッセルの立ち合い、そこから見えるベリルの剣士としての姿
そんな練習の最中、生徒たちの中からベリルは強いのかという疑問が飛び出します。これにフィッセルが自分より強いと嘯くと、生徒たちの前でフィッセルとベリルが立ち合いを見せることになりました。
最初は魔法なしでふたりの剣士が交錯しあう場面が見られ、フィッセルの剣士としての腕が全く落ちていないこと、教えていた当時から努力の量が凄まじく、今も鍛錬を怠っていないことをベリルは実感。また、ベリルは剣士として剣魔法を扱う相手に興味を持っており、どう戦うべきなのかを試してみたかったという思惑も。
その後、いよいよ剣魔法も交えた立ち合いへ。ベリルとしても自分の剣に憧れたミュイを失望させないために全力を出し、一度間合いが離れてフィッセルが剣魔法に頼るタイミングで、自らの木剣を投げつけてけん制。その隙に接近して足払いを決めるという絡め手でベリルの勝利が確定。
やはり、戦いでは使えるものはなんでも使うというのが常道。そんなふたりの立ち合いに刺激を受けた生徒たちにとって、この時間はさらなるモチベーションになったことでしょう。
そしてこの一日がきっかけになったのか、ベリルは剣魔法科の臨時講師の仕事を受けることを決めます。ミュイはもうちょっと上手になってからベリルに見てほしかったようですが、納得してくれました。
その際の会話の中で、ミュイもきっと自分だけの強さを手に入れられると励ますベリル。すると疑問に思ったのか、ミュイからベリルに向けて「おっさんは今よりもっと強くならないのか?」という問いが飛び出します。
ベリルは謙遜してなれるものならなりたいけれど、自分はもうこれくらいだと話します。しかしミュイから、「年齢を理由にしてそう思い込んでいるだけじゃないか」と痛いところを突かれてしまい、何やら思うところがあった様子で……!?
第1話についてはここまでとなります。今後の見どころは、剣魔法科の臨時講師となったベリルが、今度は魔術師学院でどんな出来事に巻き込まれていくのか……という部分でしょうか。また、先生としてのフィッセルの成長にも期待したいところ。
そして、年齢を理由にして自分の限界を定めてしまっているような雰囲気を見せているベリルですが、果たしてこの先にその考えが変わる瞬間があったりするのでしょうか……!! ぜひ今後の展開にも期待しましょう。
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