
梅雨明け直前の上野にて『サクラ大戦 真夏のフェス 花と星、夢のステージ』『サクラ大戦 全曲ライブの半曲ライブ=105曲ライブ』開催!
2026年7月18日(土)19日(日)の2日間、東京・上野恩賜公演野外ステージ(水上音楽堂)にて『サクラ大戦 真夏のフェス 花と星、夢のステージ』『サクラ大戦 全曲ライブの半曲ライブ=105曲ライブ』の2公演が開催されました。
真宮寺さくら役の横山智佐さんが主催し、今や世界中からサクラファンが集まるほどの夏のイベントとして定着した「真夏のフェス」ですが、今年は初の2日間開催。歌と芝居をキャラクター衣装で行う歌謡ショウスタイルの1日目、サクラソングを105曲歌うライブの2日目と、全く違う演目を楽しめます。
今回はレニ・ミルヒシュトラーセ役の伊倉一恵さんが「真夏のフェス」に初出演されました。久々のレニ衣装での登場に、客席からは割れんばかりの大歓声が!
『サクラ大戦 真夏のフェス 花と星、夢のステージ』出演:横山智佐(真宮寺さくら)
伊倉一恵(レニ・ミルヒシュトラーセ)
陶山章央(大神一郎)
西村陽一、Velo武田、武田丞
ダンサー:青井美文、井波知子、建守良子、望月美奈子、笠原ゆき枝、大槻まゆみ 『サクラ大戦 全曲ライブの半曲ライブ=105曲ライブ』
出演:横山智佐
高乃麗
伊倉一恵
西村陽一、Velo武田
ダンサー:青井美文、井波知子、建守良子、笠原ゆき枝、大槻まゆみ、MiKi
レニ登場!
前日の豪雨と当日の曇り空により、蒸してはいるものの例年より暑さは和らいだ今回の「真夏のフェス」1日目。横山さんも「まだ梅雨のフェス」と称して笑いを誘います。
今年の9月27日でゲーム発売30周年を迎える『サクラ大戦』ですが、1000人収容の会場は立ち見席までぎっしり埋まるほどの盛況ぶりで、歴戦のファンに負けないほど増えた若いファン、さらには海外からのファンも多く見かけるようになりました。
オープニングナンバーは真宮寺さくらで「春が来る」。客席を見渡し、話しかけるように、しっとりとミディアムバラードを歌います。
2曲目は「劇場へ行こう!」。さくらに呼び込まれた大神一郎(演/陶山章央さん)が笑顔で歌い出し、さくらとデュエット。そこへダンディ団の西村ヤン太郎(演/西村陽一さん)、ベロムーチョ武田(演/Velo武田さん)が追いかけっこで合流し、浴衣姿のダンサーも現れて一気に太正浪漫な世界が広がります。
そこへ2コーラス目からレニが登場。会場が揺れるほどの大歓声が沸き上がります。レニ役の伊倉一恵さんは、キャラクター衣装で行う「真夏のフェス」の出演は今回が初めて。
▲「劇場へ行こう!」フォークダンスの「ジェンカ」のような両足ジャンプが楽しそう。客席の手拍子も大きくなります ▲「ぼくはレニ。最後まで一緒に楽しみましょう」気温+照明の熱でとにかくステージ上が暑いため「リスク分散」を影のテーマとして、1人の演者が長時間ステージに留まらないよう工夫されたそうです。
さくらがショウの準備に去ると、ベロムーチョ武田が登場。物価高で生活が大変なこのごろの太正時代、ギャングと並行して紙芝居屋で小銭稼ぎを目論むとのこと。
入場時に観客に配った「半紙」を使った「おひねり」のやり方を説明します。大衆演劇ではおなじみの「おひねり」。一円でも五円でも、百万円玉でも飴玉でも、何も入れずハートを込めてよこしてもよし、と力説する武田。
▲おひねりは“お気持ち”を半紙に包んで演者に投げる、伝統的なコミュニケーションツール。「しっかりと継承していくように!」と、観客によく言い含めます ▲武田の動きが何か怪しいため、西村のアニキが探りを入れます。ようやく西村のアニキを煙に巻き、武田がおひねりの回収(の、練習)に向かおうとしたところ、今度は大神に声をかけられ「千葉助は元気に病気してる」と、しどろもどろ ▲続いてレニまでやってきて、武田に紙芝居をねだります。武田が観念して紙芝居を始めようとすると、レニが「物語のはじまり」を歌い、人の興味をどのように引いて物語を始めるのが良いかを説明。レニに抱かれ、帝劇で飼われている犬のフントも舞台初登場 ▲武田が用意した紙芝居は『少年レッド』。登場人物や配役を紹介していると、ヒロインの湯川マサエ役を演じた真宮寺さくらが現れ、少年レッドを想う曲「暁の戦士」を熱唱いよいよ「真宮寺さくらとレニ・ミルヒシュトラーセ 花と星、夢のステージ」開幕。さくらがダンサーを率いて、アイリスの曲「お花畑」を愛らしく舞い踊ります。
「花と星、夢のステージ」では歌詞に花や星が付く曲を歌います。続いてはレニで「イカルスの星」。歌詞にある孤独、牢獄をベールの中をさまようダンスで表現。
中国語で「サクラ」を意味する言葉をタイトルにした「ユンホォア ~レビュウ桜花乱舞~」。舞踊扇・ファンベールを使っての扇子舞も美しく、上野に中華の風を吹かせます。
「夢のなかに」。歌詞の中に花か星が出てきたかを改めてさくらが問い質すと、「ほし……いものはすべて」とレニがとんちで返し、さらに「ゆめのな~、か~に~」で蟹までアピール。「花と蟹、夢のステージ」でも良かったねというレニの提案に、さくらは微妙な表情を浮かべつつ「レニくんが可愛いから全肯定です」と宣言。
▲旋律の美しさとバレエの美しさ、美の共演「花雪洞」。主旋律をさくら、追いかけパートをレニ。綺麗なハーモニーが響きます。
一幕最後の曲は「希望の星よ」。感動的な一幕、幕引きとなりました。
ここで「花と星 夢のステージ」は10分間の休憩という設定に(実際の休憩ではありません)。休憩時間を利用して、劇場前広場では武田が『少年レッド』紙芝居をついに始めます。
湯川マサエが怪人ドクロXに襲われて危機一髪! そこに現れる少年レッド。しかしマサエはドクロXにさらわれてしまい……。という活劇譚を、声色を変え、派手な身振りも加えて見事に語る武田。
忘れられつつある日本の伝統文化を掘り起こして実際に見せるというのは『サクラ大戦』がOVAや歌謡ショウで長年やり続けてきたこと。真夏のフェスではサクラワールドがしっかり継承されています。
▲紙芝居を描いたのは、帝都浪漫楽団ベースのCHAKAさん大神による「甲板フラフラ」。夏の夕方に、ハワイアンなメロディと優しい声が心地良い……。
歌唱中には武田と黒子が箱を抱えて客席を回り、おひねりの回収に勤しんでいました。
▲おひねりは、武田が「すんごいいっぱい貰った!」と興奮気味に語るほど集まったようです
































































