
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』第4話「片田舎のおっさん、帰省する」を振り返ろう! ミュイを連れて故郷へ帰ったベリル……久しぶりに会った父・モルデアはまだ孫を期待しているようで……!?【ネタバレ注意】
2026年7月8日(水)より放送開始となったTVアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になるII』(以下、本作)。
原作は著:佐賀崎しげる先生&イラスト:鍋島テツヒロ先生によってSQEXノベル/スクウェア・エニックスで刊行されているライトノベルで、秋田書店ヤングチャンピオンコミックスから発売されているコミカライズ版なども大きな人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第4話「片田舎のおっさん、帰省する」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。
第4話「片田舎のおっさん、帰省する」あらすじ
ビデン村から、ベリルに宛てた手紙が届く。
父モルデアが出したその手紙は帰省を乞うもので、そこにはビデン村特有の事情が込められていた。折しも魔術師学院が夏休みに入っていたこともあり、ベリルはミュイを帰省に誘う。
誘いに応じたミュイ、村に興味を抱いたヘンブリッツ、勝手に押し掛けたクルニとともにベリルは初めての帰省を果たすのだが、その翌日想定外の戦いが勃発する。
ミュイと共に実家へ帰るベリル……その人選は意外な面々で!?
夏休みに入り魔術師学院の臨時講師はしばらく休業。そんな会話をヘンブリッツと繰り広げていると、アリューシアがベリル宛ての手紙を持ってきてくれました。差出人は父のモルデアで、ベリルはこの手紙を受けてアリューシアに休みが欲しいと要望しました。
アリューシアは事情を察して「あの時期でしたね」と合点がいった様子ですが、ヘンブリッツはピンときていません。そこでベリルの故郷であるビデン村には、この時期にサーベルボアという魔物の群れが出ると説明。毎年この時期は人里に降りてくる前に退治して、狩った獲物を食べるお祭りのようなものが開催されることがわかりました。
ヘンブリッツが騎士団か冒険者に討伐依頼を出すのかと尋ねると、自分たちでやる方が手っ取り早いとベリル。実家の道場には門下生もいるし「親父がいるからね」と、モルデアの絶対的な実力を信じていることを窺わせてくれます。
モルデアが会いたがっているとミュイを帰郷に誘うと「いいよ」と即答。てっきり断られると思っていたベリルは、驚きつつも愛用の木剣を持っていきたいと言うミュイに「いいと思うよ」と語って剣術を好きになってくれていることを察している様子でした。
翌朝、見聞を広めたいと要望したらアリューシアが許可したヘンブリッツが手配する馬車の下へ。すると、そんなヘンブリッツが押し切られたと語るクルニが隠れていました。なんと、道場にいた頃はサーベルボアと戦えなかったからと、今の自分の実力を試すべく色々な休暇を組み合わせて無理やりヘンブリッツについてきてしまった模様。
ベリルとしては叱らない訳にはいかないので叱りはするのですが、結局ミュイも同行しても良いと言ったのでベリル、ミュイ、ヘンブリッツ、クルニでビデン村へ向かうことに。道中の馬車では、クルニが騎士を志した理由が語られていきました。幼い頃にバルトレーンに観光に行った際、巡回していた騎士に盗人から助けてもらい憧れたのだとか。
休憩時間ではヘンブリッツがお茶にこだわりがあり、入れるのが上手なことも明らかになりました。そんなヘンブリッツは元々父に憧れ役人を目指していたものの、寝る時間を削って勉強に励んでいたら身体を壊してしまったのだとか。そこから健康回復の一助にと勧められた剣術が自分にあっていて、修練を続けた結果として騎士団に入れたそうです。
今となっては役人になっている自分は想像できないというヘンブリッツに、かつて憧れた騎士のようになった自分の姿を想像できないというクルニ。それでもなりたいと思ってなっているだけでも凄いというミュイの言葉に、感銘を受けるクルニが見られたところでビデン村に到着。
自国としては日暮れ前にベリルの実家へ辿り着いた4人は、ベリルの父・モルデアと母・フレンに迎えられました。モルデアはベリルと暮らしているなら孫みたいなものだとミュイを温かく迎え入れたほか、一緒に連れて帰ってきたクルニを嫁候補かと弄って照れさた点は注目です。どうやら、まだ孫を抱く夢は諦めていない模様です。
道場ではヘンブリッツが門下生と手合わせ! その実直さに思わず絆されそう!?
その後の夕食の場では、首都で浮ついた話のひとつもないとか、お前に期待した俺がバカだったと言うモルデア。嫁を見つけるまで帰ってくるなと言われていましたが……やはり親としては期待してしまうものなのでしょう。
また、ランドリドの名前を聞いてオーシャンランク目前と評された凄腕の冒険者だと思い出すヘンブリッツ。ランドリドの方もヘンブリッツのことを知っており、ふたりともある程度以上の知名度を持っていることが判明。
また、モルデアがミュイに頼みがあると語ると、「爺ちゃんと呼んでくれ」と要求。ベリルがいつまで経っても孫を抱かせてくれないことから、老い先短い自分の夢を叶えて欲しいとのことでしたが……!?
ここでベリルがそんな冗談はやめろと割って入り笑いがおきました。和やかな空気にミュイも笑顔を浮かべており、ベリルの実家に来られて良かったと思わずにはいられません。
翌朝、サーベルボア討伐の事前探索や討伐に参加できそうな門下生を募りたいとして、まずは道場で現在の門下生たちの実力を見ていくことに。そんな中ヘンブリッツが騎士団の所属だとわかると、騎士団など大したことないと憤りを隠せない門下生の姉弟が。
姉のアデルは特に思うところがあり、首都に引きこもっているだけで父の畑がモンスターに荒らされても騎士はひとりもこなかったとヘンブリッツに怒りをぶつけます。ヘンブリッツはそんなふたりの想いを受け止めると話すと、アデル&エデルとの2対1の手合わせを行うことに。
数的不利を背負ったヘンブリッツですが、第1話でベリルから教わった複数の相手と戦う戦術を活かしてあっさり勝利。しかもふたりをケガさせないよう加減しており、実力差は歴然といった様相での勝利とあってアデルとエデルは即座に詫びをいれました。
しかし、謝る必要はないというヘンブリッツ。その怒りが自分を鍛え続ける力の源になると語ると、姉弟に自分がいつでもそれを受け止めると器の大きさを見せてくれました。
その後はベリルの実家の道場の型稽古の様子が描かれていき、ヘンブリッツは一番上手なのはベリルなのかと問います。ベリルの答えは父のモルデアで、自分より強く他流試合も道場破りも常に圧勝、ベリル自身も一度も勝ったことがない相手だと明かしていきます。
そんな状態でなぜ道場を譲ったのかを気にするベリルはモルデアに理由を尋ねようとしますが、客人のために酒を帰ってこいとお使いを頼まれてしまいます。その道すがらでミュイとクルニとたまたま合流し、そのまま一緒に買い物へ向かうことになりました。
一方その頃、ヘンブリッツは先ほどのベリルとの話をモルデアに問いかけました。ここでベリルの謙遜ではなく、事実としてモルデアに一度も勝てなかったことが判明。なんなら君と俺とで試してみるかと問われて、ヘンブリッツはそんなモルデアから何かを感じ取ったようで……といったところで第4話は終了。
次回はいよいよサーベルボア討伐のため、ベリルたちが本格的に動き出すことでしょう。また、クルニが自分の成長を確かめられるのかどうか、見聞を広めるためについてきたヘンブリッツがベリルの故郷で何を手に入れるのかも気になるところ。
そしてベリル自身は久しぶりに帰ってきた実家で、これまで勝てないと語ってきた父と何を話すのか。ぜひ第5話以降の展開にも注目していきましょう。
























