
【『ヤニねこ』第5話『ニャーたち秘境に行くにゃ』レビュー】未開の大地、にゃがみ原奥地α村には宇宙人が実在していた!? これが妹子ちゃんの過保護な理由だ!
伝説のタバコ生産人・ラニを追え!
すごく“キく”タバコを作っているというα村の住人を訪ねることになったヤニねこ一行。そのα村はにゃがみ原の奥地にあるという……。文明的な都市のすぐ近くにある未開の土地。我々の普段の生活のそばにも、秘境が広がっているものなのだ。
一行はヤニのため、バズのためにヤクねこについて深い森に分け入って進んでいく。するとなんと、巨大な石像がそびえ立っているではないか! しかしなぜ、こんなところに巨大な石像があるのだろうか。それは、これから起こる災難の前兆のようであった……!
そして、ヤクねこの誘導もあり、住人であるラニと接触。αたちは原始時代のような生活を行っており、この村はその中でもタバコを生産するための村のようだ。タバコを手に入れるために交渉を行うが、タバコを吸うためには労働が必要とのこと。働かざるもの吸うべからずだ。
仕方なく、タバコ作りに参加する一行であったが、手先が不器用すぎて全く力にならない。見かねたラニがタバコを恵んであげるのだった。
タバコにまつわる歴史を聞いていくと、ラニが両手の甲に入れた入れ墨を見せてくれた。
しかし、これが……これ……これってさぁ……ち◯ぽにゃ。
ち◯ぽとま◯こにゃ。
文明レベルに合わない光線銃を持ち出したラニ。引き金を引くと閃光がほとばしり、ヤニねこの頬をかすめていく。瞬間。背後10m近くが火の海になったではないか! 万事休す!
ヤニねこたちは罰として、石像のてっぺんからバンジージャンプをさせられるのであった。全く物怖じしないヤニねこ。超かっこよかったぜ……! 対して、ハメちゃんは恐怖のあまりゴールデンシャワーをかましてしまい、αたちに「虹をかけるもの」という二つ名を賜るのであった……。
うーん、『ヤニねこ』の世界、奥が深し。
獣人族は宇宙人なのでは!?
『ヤニねこ』ファンの間でまことしやかに噂されている事柄があります。それは、「獣人は元々宇宙人なのではないか」ということです。
それを決定づけるのが今回の第5話『ニャーたち秘境に行くにゃ』で描かれるエピソード。
決定的なのはあの光線銃です。あの時代にしては、あまりにもオーバーテクノロジーすぎるのです。人間には生み出せない代物をあのような原始的な獣人たちが使っているという謎。
その謎の答えは宇宙人しかありません。
αが崇めているという巨大な石像。あれは宇宙船なのでは? 宇宙船を使って地球にやってきた獣人たちがにゃがみ原を中心に居住を始め、人間たちの生活を受け入れないものたちが、ラニのように自治区(作中では第六特区と呼ばれていました)に住んでいるのではと。
ラニによると、昔は争いがあったとのことなので、これはもしかすると人間と獣人で争いがあり、そこで獣人たちが勝ち取ったのが“特区”なのでは? と思っています。
そこから長い年月が経ち、人間と獣人が手を取り合うようになり、ヤニねこたちのような人間たちと街で生活する獣人も出てくるようになった……。とかね。
第5話では別のエピソードも描かれていて、ヤニねこたちが考えが古いボードゲーム「獣人生ゲーム」を遊んでいて、少し前の時代は獣人が教師、弁護士、医者、学者などにはなれなかったという話をしていました。そういったエピソードも宇宙人説につながっていると思います。
かつて人間たちと争っていたため、ある程度の自治権は手に入れたものの、社会的立ち位置はまだ手にできていなかった。それが描かれているのが「獣人生ゲーム」なのではないかと。
そう思ったら、ヤニねこたちが生活している今はかなり幸せな時代なのかもしれませんね……。
あれ? これ『ヤニねこ』だよな? こんな話だったっけ……。
やっぱ『ヤニねこ』じゃん! びっくりしたー
最後はヤニねこが部屋に入り込んできたセミを食っていましたね。
そうそうこういうのでいいんだよ。危うく『ヤニねこ』で考察なんてしてしまうところだったよ。
みなさんもこれが『ヤニねこ』だと思ってゆるりと楽しみましょうね。
しかし、あのラニの入れ墨、気になるな……。
[文/石橋悠]





























