
【『ヤニねこ』第11話「ニャーたち in 京都にゃ」レビュー】行くぜ取材旅行! 獣人の歴史からいつもとベクトルの違う業が見えてくる……? あと静江さんとアルねこが可愛かったので語ります!
ニャ道。
ちょっとこれは業が深そう。これまで語られていた獣人の暮らしはにゃがみ原市が主体であり、ある程度の寛容さと幸福度が担保されていたように思えましたが、やはりその歴史には何か仄暗いものがありそうです。
数多の拘束具や拷問器具はさておくとして、気になるのはやはりガイドさんの語り。城内から伝わってくるのはカンサイの言う「迫害」そのもののように見えてきます。ニャン政奉還時の「なんだかよく分かんない頭飾り」も、勾玉チックでありながら何かのタグのよう。
戦争を経てさらに数を減らしたという獣人サイド。しかし現代では獣人の数も増えていますが、その理由は各地に隠れ住んでいた隠れ獣人によるものだとガイドさんは語ります。そんんな隠れキリシタンみたいな……と思っていたらハナとミミコが言ってくれました。この世界にもキリスト教という概念はあるんですね。
今回のお話の冒頭では「獣人フェチの足利義満」が登場しましたね。そしてキリスト教があることが明かされた今、改めて感じるのは『ヤニねこ』世界は完全な空想世界ではないということ。「迫害」「今は仲良くやれている」そしてカンサイの軽快な「人間の都合」というツッコミは、果たして笑って流せるものなのでしょうか……。
と思ったらバ〇ブ型の竹槍があったのでクスッとしてしまいました(邪竜解放版)。やっぱ『ヤニねこ』は『ヤニねこ』だわ。
静江さんのパンツ!
トイレでもタバコを吸う静江さん。手には携帯、旅行中の妹子ちゃんと会話をしています。
トイレには換気扇もありますから、意外と喫煙に向いているのかもしれません。ちなみに先日掲載されたレビューでは、編集部員がうんことタバコの関係性について語っています。
なんとなくトイレの空気を吸うのはなぁ、と思ってしまうのですが、それはそれ。大体、タバコ(フィルター)を通した煙を吸っているのだから、トイレの中の空気なんて浄化されていますよね!
「口の中見せて」
宣言どおり古都を蹂躙した達郎たちは、そのまま奈良へ。鹿せんべいをあげるアルねこが可愛すぎるので全員見て!! 鹿に便乗してせんべいもらってるヤニ子はほんとに怖いのでこっち見ないで。
由緒正しき聖域の風紀と秩序を乱すヤニ子のもとに現れたのは鹿の王(CV:中尾隆聖)。鹿と獣人たちの歴史を語り始めます。
生態系の頂点に君臨できる知性と誇りを持ち、獣人と覇権を争っていた鹿軍勢。しかし順繰り知性を失う個体が発生し始め、今に至ると言います。
知性を持つのは今や鹿の王ただ一人。それも日に日に曖昧な時間が増えているとのことで、その声からは諦めと恐れが垣間見えて……。
寂しげな鹿の王に、ヤニ子は自身のメビウスを差し出します(※鹿にタバコを与えてはいけません)。その直後、鹿のルーツと行く末を考え、王は完全に知性が抜けてしまいますが、それただのヤニクラじゃね?
静江さん!?
結局妹子ちゃんが帰ってくるギリギリまでタバコを吸っていたらしい静江さん。煙や匂いがまったく引いていないリビング……このままでは妹子ちゃんに怒られてしまう!
選択したのは自身を縛り付けること。外敵要因(誘拐とか?)に見せかけて自身の喫煙をなかったことにするなんて、やはり並のヤニカスじゃあ思いつかねえぜ!
今回のアイキャッチはエンディングテーマ「煙とブルー」を歌うネクライトーキーが担当していました。作品愛にあふれるアイキャッチボイスにも注目したいので、もう一回全部見返してこようと思います。3301!
悲報:次回で打 ち 切 り#ヤニねこ
— 船戸ゆり絵 (@Yurie_Funato) September 17, 2026
【文:西澤駿太郎】






























