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『うちの弟どもがすみません』第14話放送後:大空直美×増田俊樹インタビュー【連載】

アニメ『うちの弟どもがすみません』第14話放送後:大空直美さん(成田糸役)×増田俊樹さん(成田源役)インタビュー|糸からこぼれた「好き」と、源の「……マジか」に込められた思い

恋心を自覚した糸の表情はさらに豊かに

──第14話までを振り返って、特に印象に残っている場面を教えてください。

大空:いっぱいあります……! 最初に糸ちゃんが成田家へやってきたところもすごく印象に残っています。私自身の「よし、やるぞ!」という意気込みと、成田家にやってきた糸ちゃんの意気込みがリンクしていたので、当時の緊張感も思い出します。そこから考えると、ひとつの大きなポイントは文化祭だと思います!文化祭のあたりで、糸ちゃんが恋を自覚していく流れがあって。 宇田川先輩が登場したときは「かき回されちゃうんじゃないか」とヒヤヒヤしましたけど(笑)、先輩のおかげで糸ちゃんが自分の恋心に気づくことにもなりましたし。

──文化祭では源も印象的でした。

大空:源がとっても王子様で素敵でしたよね(笑)。それから修学旅行も印象に残っています。文化祭を経て、糸ちゃんが源への気持ちを自覚した頃なので、源が何かしてくれるたびにキュンキュンしたり、あわあわしたりして。恋心を自覚してからは、これまで以上に表情がくるくる変わるので、演じていてすごく楽しかったです。完成した映像を観ても、糸ちゃんの心境に合わせて背景に宇宙が広がったりして(笑)、本当に感情が目まぐるしく動いているんですよね。演じていてもとても楽しかったです(笑)。

源の優しさを視聴者目線でもキュンキュン受け取れたのも、思い出深いです。修学旅行で糸ちゃんにお土産をこっそり買ってあげるところもそうですし、糸ちゃんはいつも周りのことに一生懸命で、自分自身のことは後回しにしがちなので、源はそういうところをちゃんと見て気遣ってくれるんですよね。声色から、その奥にある優しさも感じました。ただ、恋心を持つ女子へのひざ枕は罪作りだなと思いましたけど(笑)。

──増田さんはいかがでしょうか?

増田:ラブコメ的な糸の心情については、大空さんがたくさん語ってくださったので、それ以外だと、広島への修学旅行ですね。糸がヘラでお好み焼きを食べていて(笑)。広島ならではというわけではないですけど、そういう食べ方をしている描写があって、印象に残っていますね。

──そして第14話では、バレンタインを前に悩む糸に源が寄り添う中で、ついに糸の口から「好き」という言葉がこぼれました。大空さんは第14話を振り返っていかがでしたか?

大空:告白したいけど、してもいいのか、悩んでいるあの緊張感って、やっぱり特別ですよね。私も演じながらずっとそわそわしていました。「いい結果になるかもしれない」と妄想しては、「いやいや、ないない!」と自分の中で会話しているような感じで(笑)。糸ちゃんの情緒も大変なことになっていますけど、私自身もおかしくなりそうでした。

でも、あの「好き」は、告白しようと準備して言った言葉ではないんですよね。気持ちが高まって、思わず口から出てしまった。あんなふうに優しくされたら……ね。「言っちゃうよね」と思いました。あのときのモノローグも「わかる。わかるよ、糸ちゃん」と共感しかなかったです。

──源は、悩む糸に寄り添って、真夜中に一緒にロールキャベツを作ってくれる場面も。

大空:本当に器が大きいというか、男前ですよね。話を聞くことはできなくても、自分にできることで一緒に寄り添ってくれる。その頼もしさを感じたら、そりゃ気持ちも高まっちゃうよなと思います。

だから、すごく準備して言った「好き」ではなくて、本当にポロッと出る感じ。私自身も「源ってなんていい人なんだろう、なんて素敵な人なんだろう」という気持ちが糸ちゃんと一緒に高まっていたので、「いや、もう好きだな、この人が」と思いながら言ったセリフでした。

──ただ、本人には思うように伝わらず……。その告白を聞いた源から出てきたのが「……マジか」という一言でした。増田さんはいかがでしたか?

増田:もう、セリフの通りですよね。「……マジか」。僕、あのセリフ結構好きなんです。

大空:すごく素っぽい感じで、私も聞いていて好きでした。

増田:考えに考えました。「……マジか」を(笑)。源にとっては、それ以上でもそれ以下でもないんですよね。ここは糸からの告白の場面で、ここから、徐々に源の糸に対する心境の変化が見えてくることになるのかな、とは思いますが……でも、この時点では、源にとってまだ“ラブコメが始まっていない”というか。本当に糸を家族として見ていますし、家族として見るつもりでもいますし。だから、「どうしたもんかな」というところですよね。それで「……マジか」と。

第15話以降、成田家にも新たな変化が

──第14話のラストでは、糸が源から遊園地に誘われました。第15話以降の見どころを教えてください。

大空:第15話は「源らしいな」と思えるお話ですし、源の優しさも見られます。糸ちゃんが決心して伝えた告白がどうなるのかも、ぜひ見届けていただきたいです。それから、この先はびっくりすることが起こります。覚醒とでも言いましょうか……きょうだいのうちのひとりが大きな変化を遂げて、キーマンになっていきます。私が大好きなお話もありますし、ここからさらに面白くなっていくので、ぜひ見守っていただきたいです。

増田:第12話のクリスマス会で、糸が成田家に来てからほぼ1年が経つところまできました。今後は、作中でもしっかり1年が経過したことが描かれ、家族としてひとつにまとまった成田家のきょうだいとの関係にも、また変化が訪れます。それぞれ学校をはじめ、生活の中にも変化が起きて、それに伴って成田家の中でも一悶着があったりと、まだまだ目の離せない大騒動が第2クールを通して描かれていくので、そういったところにも注目していただけたらと思います。

[文・逆井マリ]

作品情報

〇放送情報
2026年7月3日(金)より毎週金曜24:00~TOKYO MX、群馬テレビ、とちぎテレビ、BS11にて、
ABCテレビは7月8日(水)より 毎週金曜26:45~順次放送!

〇配信情報
7月3日(金)24:00よりdアニメストア・ABEMAにて地上波同時最速配信
7月7日(火)12:00よりその他配信プラットフォームにて順次配信予定

うちの弟どもがすみません

あらすじ

はじまりは、ひとつ屋根の下──高校1年生も終わる春休み、母の再婚によって引っ越すことになった女子高生の糸は、新しい父と3人での生活に胸を膨らませていた。しかし新居で待っていたのは、父と──4人の弟だった!無愛想だけど家族想いの長男・源。冷静沈着で爽やかな次男・洛。引きこもりでなかなか姿を見せない三男・柊。いつも元気で甘え上手な末っ子・類。新米長女と個性豊かな弟4人とのにぎやかな毎日が織りなす、スイートホームラブコメ開幕!!

キャスト

成田糸:大空直美
成田源:増田俊樹
成田洛:八代拓
成田柊:小野賢章
成田類:寺澤百花
成田勲:小野大輔
成田さほ:遠藤綾
相楽郁人:阿座上洋平
行友朋之:松岡禎丞
遠藤リオ:大地葉
沢木萌音:加隈亜衣
本間央太:天﨑滉平
宝生恵:安齋由香里
宇田川真冬:福山潤
遠藤真治(こむぎ):谷江玲音
八代梓:日笠陽子

(C)オザキアキラ/集英社・「うちの弟どもがすみません」製作委員会
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