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『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』10月24日スタッフ舞台挨拶レポート

ミニアニメ『ひめさま日記』の裏話から【第二部】の進捗まで! 制作陣が語るアビスのこれから――『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』10月24日スタッフ舞台挨拶レポート

2026年10月23日(金)より全国公開されたアニメ『メイドインアビス』劇場シリーズ【第一部】『メイドインアビス 目覚める神秘』の舞台挨拶が、新宿バルト9にて、10月24日(土)と25日(日)の2日にわたって行われました。1日目のステージには、つくしあきひとさん(原作)、小島正幸さん(監督)、山下愼平さん(プロデューサー)が登壇。劇場版に込めた想いや今後についてのトークが展開されました。

 

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メイドインアビス 目覚める神秘
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。深界四層で猛獣タマウガチの毒に苦しむリコ。リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛...

 

「一刻も早く次が観たい!」つくしあきひと先生も新作に大満足

本編の上映後、スクリーン前に、原作のつくしあきひと先生、小島正幸監督、そしてプロデューサーの山下愼平さんが登壇すると、大きな拍手が起こります。そこから、司会進行のアナウンサー原口大輝さんと共に、映画の制作秘話などが語られていきました。

テレビシリーズの第2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』の放送が終了したのが2022年9月。そこから約4年ぶりに公開されたのが、今回の『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』。それに対し小島監督から「テレビシリーズからは結構時間が経ってしまいましたが、劇場シリーズの新作を皆さんにお披露目することができたことを、本当に幸せに思っております」と伝えられました。つくし先生も、劇場版を観た率直な気持ちとして「自分の首を絞めることを言いますけど、一刻も早く次が観たい! 感謝です」と、アニメの仕上がりに満足している様子でした。

すでに【第二部】の制作決定の情報も発表されていて、今後も楽しみが続いていくのですが、山下プロデューサーは、原作に追いついて終わった第2期を振り返りつつ、今も原作を最速のスピードでアニメ化していっている状況だと語ります。「先生の(原作の)供給を受けて、ずっと作り続けていきますので、【第二部】もだいぶ作っています。引き続き頑張っていきます!」と進捗を伝え、ファンを喜ばせました。


 

「監督と先生の関係性を変えたくなかった」劇場シリーズになった理由

その後、作品の内容に触れる話なども展開されていく中、TVアニメと劇場版の違いについて、「原作の熱量がすごいので、TVアニメで表現するには難しいところがあるんです。でも劇場シリーズなので、その熱量を冷まさない画面づくりを意識してやっています」と小島監督。また、つくし先生との関係性も良好なようで、アニメで膨らませたい部分はネームを描いてもらい、それを絵コンテに起こし直すという作業もしていたそうです。

そして話題は、上映後に放映された“観る入場者特典”ミニアニメ『ひめさま日記』の「おつうじ」の話へ移っていきます。タイトルそのままの内容なのだが、先生がプロットを描いたところ、脚本の倉田英之がノリノリで脚本にし、アニメが完成したのだという。ただ、それをSNSでは“クソ”アニメと表現されていたそうで、山下プロデューサーは「クソアニメと書くとAIが批判と判断するので、“クソアニメ(笑)”くらいにしてくれると助かります」と異例のお願いをしていた。なお、10月31日からミニアニメは「おにんぎょ」に切り替わり、そこから週替りで上映されるそうなので、どちらも楽しんでほしい。

TVシリーズの放送から10年。これまでの歩みを振り返るお題になると、つくし先生が「私より年上の方(小島監督)が作っているので、私の健康以上に心配しています(笑)。原作に関しては、年々プレッシャーも強くなっていっていて、“もう見た”となるんじゃないかと思ってしまうんです。でも、次以降もめちゃめちゃ面白くしていこうとしています! できたらいいな」と茶目っ気も込めて話すと、小島監督も「とにかく原作が凄まじいんです! 先生も“これはアニメにできないんじゃないか”というものを出してきている気がしているので、それをソフトにせず、そのままぶつけるようなアニメにしていきたい」と、次以降のシリーズに対する意欲も話してくれました。

そんな2人のやり取りを聞いていた山下プロデューサーは、劇場シリーズになった経緯を語り始めます。第2期が放送されていたときに、作品が若者にも届き、広がっていくのを実感していたのだとか。ただ、原作を待っていたら10年後くらいに2クールのTVアニメを作るということになるのではないか、それだとこのチームではできなくなってしまうのではないかと危惧。「監督と先生のこの関係性や作り方を変えたくなかった」という理由から、よりタイムリーに進めていくことができる劇場シリーズにする選択をしたのだと打ち明けます。それには不安もあったそうだが、この日のお客さんの反応を見て、ホッと胸をなでおろしていました。

 

「原作が完結するまで作り続けたい」制作陣が語る今後への思い

その後のフォトセッションでは、スペシャルゲストとしてナナチとファプタが登場! これには、つくし先生も大喜び! 撮影中やその後のトーク中も、ナナチとファプタから目が離せなくなっていました。

そして、最後には、3人からファンへ感謝も伝えられ、舞台挨拶は幕を閉じました。

「来年は10周年なのでイベントなども仕掛けていきたいと思っていますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします」(山下愼平)

「僕としては原作が完結するまで作り続けていけたらいいなと思っています。第二部は、もっと短いスパンでお披露目できればと思っていますので、末永く応援していただければと思います」(小島正幸)

「(ナナチとファプタを見ながら)本当に君たち、どうなっちゃうんだろうね。原作を完結させることを目標にやっていきます! よろしくお願いします!」(つくしあきひと)

[文&撮影・塚越淳一]

 

作品情報

メイドインアビス 目覚める神秘

あらすじ

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。

どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。

そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。

ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。

深界四層で猛獣タマウガチの毒に苦しむリコ。リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。

しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、一同は深界六層「還らずの都」へと進む。そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している「成れ果ての村」と、姫・ファプタが存在していた。ファプタの「願い」によって解放された村は崩壊し、リコたちはファプタを誘い、深界七層へと進むのであった。

キャスト

リコ:富田美憂
レグ:伊瀬茉莉也
ナナチ:井澤詩織
ファプタ:久野美咲
テパステ:諸星すみれ
クラヴァリ:星野貴紀
スラージョ:水樹奈々
ニシャゴラ:渡辺明乃
ヤタラマル:武内駿輔
シェルミ:東山奈央
メナエ:宮本侑芽

(C)つくしあきひと・竹書房/劇場シリーズ「メイドインアビス」製作委員会

 

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