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- 五六七八千代
- 徳島出身のフリーライター&歌人。現在は、特撮、アニメ、DOMOTOが生きがい。

『超ギャバン』の主人公として活躍した怜慈。そんな彼を演じる長田光平さんが『オメガホーン』で再登場すると聞いて、驚いた人も多いはず。しかも、演じるのは怜慈……ではなく、主人公・シャウトたちの前に立ちはだかるイバル連合・絶のハンター、鉄壁のレイジだったのです!
怜慈とは大きく異なるビジュアルが印象的なレイジ。前髪で目元を隠し、どこか気だるげな雰囲気をまとった姿は、これまでの頼れる熱いヒーローとは全く異なる雰囲気。
ハンターバトルでは壁角や電角と息を合わせ、シャウトたちの前に立ちはだかります。敵として登場してもなお、その存在感と強さは健在です。かつてのヒーローが、今度は主人公たちの前に立つライバルとなる。そんな展開も、レイジというキャラクターへの興味を引き立てました。
謎の多いレイジですが、第14話では物語が大きく動きました。
失踪した怜慈を探すため、時間を超えて『超ギャバン』の世界から『オメガホーン』の世界に来た伊達大佐とアギ。2人と再会し、魔空空間が出現した際、ついにレイジにも変化が訪れます。視界を覆っていた前髪をかき上げ、私たちがよく知る怜慈の姿へ。これまで隠されていた目元があらわになる演出には鳥肌が立ちました……!
「蒸着――!」
強く響くその言葉とともに、ギャバン・インフィニティに蒸着! ライバルとして立ちはだかっていた彼が、再びヒーローとして立ち上がる展開は、これまでの物語を見届けてきたファンにとって胸が熱くなる感動の瞬間だったのではないでしょうか。
怜慈とは異なる姿で登場し、敵としての強さを見せた鉄壁のレイジ。そして第14話で描かれた、ヒーローとしての再出発。同じ人物でありながら、作品や立場によって違った魅力を見せてくれるところも、怜慈/鉄壁のレイジというキャラクターの面白さです。
そして、弩城怜慈/ギャバン・インフィニティの魅力を語るうえで欠かせないのが、演じる長田光平さんの表現力です。
『超ギャバン』第1話では、怜慈が人のために怒る姿が印象的に描かれました。敵をただ排除するのではなく、その思いにも目を向ける。そんな怜慈の人間性が、長田さんの演技を通して伝わってくるのです。
その表現力が改めて注目を集めたのが『角醒ハンター オメガホーン』第14話。
大佐とアギを前に、驚きや戸惑い、申し訳なさなど、さまざまな感情をにじませるレイジ。言葉で多くを語らずとも心情が伝わってくる繊細な演技には、SNSでも称賛の声が上がりました!
そして、変身後のギャバン・インフィニティを演じるスーツアクター、伊藤茂騎さんの存在も欠かせません。
長田さんは、伊藤さんと密にコミュニケーションを取りながら、変身前後で怜慈の感情が自然につながるよう意識していると語っています。蒸着の瞬間やアクションの最中にも、怜慈がどんな感情にたどり着いているのかを考え、自分なりの表現を重ねているそうです。
また、アクションの福沢博文監督も、伊藤さんの瞬発力やファイトスタイルを高く評価しています。力強さだけでなく、全身を使った動きの美しさも、ギャバン・インフィニティのアクションを支える魅力のひとつです。
長田さんが芝居で表現する怜慈の感情と、伊藤さんがアクションで表現する怜慈の強さ。その両方が重なることで、変身前も変身後も、ひとりのヒーローとしての一貫性が生まれているのです。
弩城怜慈と鉄壁のレイジ、それぞれの姿に惹きつけられるのは、キャラクターそのものの魅力はもちろん、それを丁寧に表現する役者さんたちの力があってこそ。長田さんと伊藤さんが力を合わせて作り上げるからこそ、ギャバン・インフィニティは、これほどまでに私たちの心をつかむヒーローになっているのではないでしょうか。
あなたは、弩城怜慈のことが好きですか? 私は大好きです!
まっすぐな正義感に、飄々とした振る舞い、ときおり顔をのぞかせる人間味あふれる一面。『超ギャバン』の仲間たちだけでなく、『オメガホーン』で出会った人々までも惹きつける怜慈(レイジ)は、私たち視聴者にとっても、もっと好きにならずにはいられないヒーローです。
『超ギャバン』で眩しい光を放ち、『オメガホーン』では思いもよらない姿を見せてくれた彼。物語はまだ続いています。これからどんな出会いが待ち受け、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
PROJECT R.E.D.が誇る最高の“お天道様”ヒーロー、弩城怜慈/鉄壁のレイジを、これからも応援していきましょう!
彼がどんな輝きで宇宙を照らしてくれるのか、期待は無限大(インフィニティ)です!
[文/五六七 八千代]
