『鉄のラインバレル』プレミアムイベントをレポート&キャストメ..

TVアニメ『鉄(くろがね)のラインバレル』プレミアムイベント「春だ! 正義だ! ラインバレル祭り!」が開催!レポート&メッセージ!

 巨大人型メカ「ラインバレル」とそれを手にした14歳の少年の物語。TVアニメ『鉄のラインバレル』のプレミアムイベント「春だ! 正義だ! ラインバレル祭り!」が5月3日、東京・芝公園のメルパルクホールで開催された。

 『鉄のラインバレル』は、「月刊チャンピオンRED」(秋田書店刊)にて連載中の清水栄一氏と下口智裕氏作によるロボット漫画。2008年10月よりCBC、TBS、サンテレビにてTVアニメが放送された。

 近未来の2019年。正義に憧れる少年・早瀬浩一の前にある事故をきっかけに現れる謎の美少女。浩一はふとしたきっかけで巨大ロボ・ラインバレルを手に入れることになった。ラインバレルのファクター(搭乗者)となった浩一の、守るべきものを背負い、自らを囲む世界と向き合う姿を描く成長物語。ロボットアクションもさることながら、個性豊かなキャラクターたちにファンの熱い視線が注がれている。

 このイベントには、早瀬浩一役の柿原徹也さん、城崎絵美役の能登麻美子さん、森次玲二役の中村悠一さん、レイチェル・キャルヴィン役の斎藤千和さん、遠藤シズナ役の植田佳奈さん、遠藤イズナ役の釘宮理恵さん、加藤久嵩役の福山潤さん、菅原マサキ役の千葉進歩さんが出演。生アフレコやトークショーを繰り広げたほか、挿入歌を歌うコミネリサさんも会場に駆けつけ、ミニライブのコーナーを展開した。

 さらにイベントではファンも気になる重大発表も告げられ、TVアニメは終わってしまったものの、今後の展開にも目が離せない『鉄のラインバレル』の魅力を会場のファンに伝えた。イベントは昼と夜の2回公演を実施。レポートは昼の部のもようから、ステージの様子と終演後の会見の模様を紹介していく。

 オープニングは、出演キャストによる生アフレコでプレミアムイベントの幕が切って落とされる。
絵美は浩一に内緒でおめかししてのお出かけ。果たしてその行き先は? 絵美のお相手は? そのことを知った浩一がとった行動とは……?

 出演キャストによるオリジナルストーリーの朗読劇でスタートした「春だ! 正義だ! ラインバレル祭り!」。この後、ステージは、柿原さん、斎藤さんの司会でコーナーを進行していく。


●「あなた本当にサイテーです!!」の言葉にキャストは?

 まず届けられたコーナーは、ラインバレルメンバーに日頃起きたサイテーな出来事を語っていただき、会場のお客さんがそれを判定。本当にサイテーな出来事には能登さんに絵美の名セリフ「あなた本当にサイテーです!」を言ってもらい清めてもらおうという、会場参加型でもあるトークコーナーだ。

 さまざまなエピソードが寄せられる中、まずこの能登さんの名セリフを言われてしまう対象となったのは中村さん。駅でみかけた女性のエピソードもさることながら、森次メインの回のアフレコに遅刻してきたことを咎められてまずは一言。怒らせているというよりは、萌えさせられているあたりが会場の笑いを誘った。そしてステージ、客席の期待を一身に集めたのは柿原さん。通販サイトで閲覧したストッキングネタで会場を沸かせると、問答無用に「サイテー」判定を受けてしまい、中村さんに続いてこのセリフを言われてしまうのだった。


●ライブコーナーでは、コミネリサさんが熱唱! 客席を魅了!!

 『鉄のラインバレル』で挿入歌を歌うコミネリサさんがステージに登場すると、まずは「PROUD」を熱唱する。会場からは盛大な手拍子が……。

 「浩一が走り出すようなシーンで使っていただいたこの曲は、作詞する時に浩一が何も恐れずに突き進んでいく姿に共感してつくりました」とコメントを寄せると、続く「心のままに」は弾き語りで歌い上げた。しっとりとした彼女の歌声は作品のシリアスな部分と共鳴し、ファンを歌の世界でも魅了していたことがイベントでも示された。

 このあと、イベントはアニメの上映へ。8月26日発売予定のDVD9巻に収録される第25話のBパートが初公開。その映像が会場に届けられた。お話は、レイチェルがラインバレルメンバーの日常を解剖していくエピソードで、シリアスな側面とまた違ったメンバーのプライベートな一面が垣間見えるものだ。流されるエンディングロールでは、1人5役を務めた中村さんに会場のファンが喝采! 中村さんがどの役を務めたのか? 気になるファンの方はぜひとも、DVDをチェックしてほしい!!!


●ゲーム『鉄のラインバレル(仮)』も徹底紹介。その魅力とは?

 ここで特報も会場に届けられる。『鉄のラインバレル』がドラマチックシミュレーションRPGとなって、今秋帰ってくる!その最新情報として、PSP用ソフト『鉄のラインバレル(仮)』の試作版がお披露目された。アニメよりもボリュウム感あふれる内容というこのソフト。開発画面の中から戦闘シーンをキャストアドリブ付きで実演した。生アフレコの臨場感が戦闘を迫力あるものに演出。アドベンチャーパートでもキャストの生アフレコを届けてストーリーの楽しさを会場に伝えた。「らいんばれる劇場」と呼ばれるショートストーリーも挿入される。本編のシリアスさとは対照的にコメディタッチに描かれているところは必見! の要注目のPSP用ソフト『鉄のラインバレル(仮)』。今秋の発売をぜひとも楽しみにしていてほしい。

 楽しい時間が過ぎるのはあっという間で、会場の別れを惜しむ声の中でイベントはフィナーレを迎える。会場のファンに感謝の言葉と、今後リリースされるDVDシリーズ、新作ゲームに期待してほしいとのメッセージを贈ると、ラストにはファンへのプレゼントとして、サイン入りカラーボールの投げ入れが行われ、TVアニメ『鉄のラインバレル』プレミアムイベント「春だ! 正義だ! ラインバレル祭り!」はここに閉幕するのだった。


●終演後の記者会見より、出演キャストよりコメントを紹介。

 1部終了後には記者会見が行われ、キャストよりコメントが寄せられた。その中からいくつかを紹介していこう。

――イベントを終えた感想についてお聞かせください。

柿原徹也さん(早瀬浩一役):昼の部が終わってお客さんの表情、そして客席が満席だったことがとても嬉しかったです。TVシリーズが終わって数ヶ月、こうしてお客さんが集まってくれた事、新情報をみなさんにお伝えできた事が大きな喜びです。

能登麻美子さん(城崎絵美役):イベントでは朗読劇や、ゲームのプレイなどをお届けしましたが、直接お客さんの反応に触れ合えたのがよかったと思います。こんなにたくさんのキャストの皆さんとラインバレルのイベントに参加できて嬉しいです。

植田佳奈さん(遠藤シズナ役):TVシリーズのアフレコが終わってけっこう時間が経つのですが、ゲームや第25話の収録、そして今日のイベントとずっとラインバレルに関わっている感じがしています。このままずっといろいろな展開があるといいなと思っています。イベントの開始からお客さんの反応がとてもよく、みんなに愛されている作品だと実感しました。

釘宮理恵さん(遠藤イズナ役):トークにゲームに朗読と内容も盛りだくさんで、充実したイベントだったと思います。お客さんにも楽しんでいただけた様で、みなさんの暖かい反応がとても嬉しかったです。この作品に出演できてとても幸せです。何をやっても楽しいメンバー達なので、参加しているだけで楽しい気持ちになります。

斎藤千和さん(レイチェル・キャルヴィン役):司会の大役を仰せつかり、テンパリながらもみんなに助けられて、楽しんでイベントに参加することができました。夜の部も慌てないようにがんばります。

中村悠一さん(森次玲二役):1時間半は思っていた以上にあっという間でした。「あなた本当にサイテーです!」のコーナーで、「サイテー」と判定を受けた自分としては、この会見が謝罪会見のようにも思ってしまいます(笑)。もっといろいろなコーナーがやりたいし、違ったこともいろいろとやってイベントももっと膨らませられたらいいなと欲もでてきました。夜の部では昼でやってきたことを生かしてできればと思います。

福山潤さん(加藤久嵩役):大人数でのライバレルのイベントは初の開催。ドラマをやったり、楽しいトークができたりと、ファンの皆さんと1つの時間を共有できたことを嬉しく思います。ゴールデンウィークにふさわしい楽しいひとときを過ごすことができました。

千葉進歩さん(菅原マサキ役):ラインバレルのイベントには初参加になります。これほど内容が盛りだくさんのイベントに参加させてもらい光栄に思います。
 思っていた以上にやりたいことが多く、それが膨らむうちに時間がきてしまい、ちょっともったいない気もしました。夜も部も頑張りつつ、楽しみたいと思います。


――イベントでの、アフレコのコーナーの感想をお願いします。

柿原さん:ストーリーの本筋と離れた日常的なシーンをお客さんの前で面白おかしく演じられるのは、キャラクターたちの振り幅を大きくしてあげられる絶好の機会だと思います。生の掛け合いはキャラたちが生きるので、たいへん楽しく演じさせていただきました。

能登さん:みなさんの前で朗読劇をするのは、何度やっても新鮮で楽しいです。お客さんがいて、反応があってはじめて成り立つものだと思いますので、みなさんと一緒にできるところに楽しさを感じます。

釘宮さん:お客さんの反応が生で返ってくるのは、気分も盛り上がります。やっている時は平気な顔をしていましたが、人前で演じることはあまりないので心臓はドキドキでしたが、何かあってもみんながなんとかしてくれる安心感がラインバレルチームの良さだと思い、楽しく演じました。

植田さん:今回のドラマは単に声の掛け合いではなく、SE、映像が入りまるで舞台をやっているような同時進行の臨場感がやりやすくて面白かったです。台本にはないアドリブも入り、瞬間、瞬間ならではの面白さを楽しむことができました。

斎藤さん:半年間培ってきたみんなの空気感が満ち溢れていて、0から始めるというよりは、今までつくってきたものに、スッと帰ってこられた感じで自然に演じることができました。普段はあまり喋らないキャラクターにも意外な一面を感じさせる描写に個人的にも楽しませていただきました。

中村さん:森次は普段は一言二言を端的に喋るキャラクターなのですが、それが今日のイベントでは長い説明をしたり、ちょっと崩した一面を演じられたのは嬉しいと思う反面、森次というキャラクターでそれを表現することに難しさを体感しました。いい経験になったと思います。

福山さん:アニメ本編では、加藤機関の上層部はシリアスなことばかりやってきたが、イベントではコメディ色が強くて普段やらない一面を見せられたことに嬉しさを感じた反面、みなさんにどう受け入れてもらえるのだろうかとドキドキしてしまいました。概ね好評をいただいたみたいで、イベントならではの楽しみが体感できたのではと思います。

千葉さん:私も加藤機関側の幹部なので、コメディタッチにはキャラ的に慣れていないところもあり、また本編ではシリアスな部分がほとんどだったので、少し戸惑いもありながらもお客さんの反応、そして意外なところで入る笑い声にはとても助けられました。収録とは違う生の楽しさがあると感じました。


 TVアニメは終わったが、まだまだ展開から目が離せない『鉄のラインバレル』。“ラインバレルチーム”と称されるほどチームワークのよいキャストたちも、これから先もラインバレルをずっと続けていきたいという想いも強いようだ。
 これからもさまざまな形で展開されるラインバレルの魅力をぜひとも体感していってほしい。

(C)2008清水栄一・下口智裕・秋田書店/GONZO/ラインバレルパートナーズ
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