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春アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』本渡 楓✕田野アサミ✕種田梨沙インタビュー【連載07】

アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』源さくら役 本渡 楓さん✕二階堂サキ役 田野アサミさん✕水野 愛役 種田梨沙さんインタビュー|7話で新メンバーとして登場した舞々、意外な回に伏線が!?【SAGA_R:07】

 

1曲目の「佐賀事変」はどや感が。センターの衣川さんのプレッシャーをものともしないパフォーマンスのすごさ

――このライブのセットリストは1曲目の「佐賀事変」から6曲目の「目覚めRETURNER」までアッパーで盛り上がる曲が並び、中盤では「To my Dearest」と「光へ」でしっとりした後はラストまで怒とうの展開で。すごい熱量のライブでした。

本渡:1曲目が「佐賀事変」で、衣ちゃん(ゆうぎり役の衣川里佳さん)のソロの歌い出しから始まるので、プレッシャーも大きかったと思うのですが、彼女は舞台に出てしまえば堂々とした立ち振る舞いで、すごいなと思いました。

会場のみんなも「佐賀事変」だと気付いた瞬間に、急いでペンライトの色を赤に変えている様子は微笑ましくもあり(笑)。「みんな、驚いてくれたかな?」と思いながらも、会場のすごいボルテージに「喜んでくれてよかった!」と思いました。

田野:「みんな、これが聞きたかったんだろ?」とか「これからお見せしますよ」というどや感もありましたね(笑)。

種田:ゆうぎり派の人たちにはたまらなかったでしょうね。

本渡:その直後の毎度おなじみの「DEAD or RAP!!!」では「今回はどんなふうにケンカしましょうか?」とアサミさんと相談しました。

種田:アンコール1曲目が「ヨミガエレ」なのもすごくエモいですよね。最初のセットリスト案ではアンコール1曲目ではなく、「盛り上がる曲なので序盤にしよう」という話も上がってたので、もしかしたら1曲目の可能性もありました。

アンコールで歌ったことで、ファンの皆さんへ「『リベンジ』に向けて想いをよみがえらせろよ」というメッセージを届けている気持ちになりました。また挫折しても「何度でも何度でも立ち上がれ」という歌詞に、歌っている私たちも励まされている気がして。頑張ってたくさん歌った後の「ヨミガエレ」はすごく達成感もあって、いいセットリストだなと思いました。

田野:リハーサルの最後のほうで、さくらが冒頭に「ヨミガエレ!」で叫ぶ形でやろうというアイデアが出て、試しに楓が叫んだのを聞いたら、もうその時点で泣きそうになっちゃって。

種田:その声を聞いて、振付の先生も振りを変えたんですよね。最初は立ち位置についたら全員ポーズをとって待機だったんですけど、楓ちゃんの「ヨミガエレ!」を聞いてから手を出す形に。楓ちゃんのひと声を聞いて、私たちも「よみがえるんだ」という想いを込めているような。

田野:本番では始まりのポーズで左手を前に出していたんですけど、ライトの光が手を照らした時、鳥肌と共に腕のうぶ毛が逆立ったのを見て、すごいなと。

本渡:嬉しいです!

田野:この演出も『リベンジ』だからこそだと思うし、このライブの中でも特に印象に残るシーンでした。

種田:私たちの頑張りを見て、スタッフさんが変更してくださることが多くて。

本渡:温かいです。

 

『ゾンビランドサガ リベンジ』の主題歌も披露するもED曲だった理由

――またライブ中に『ゾンビランドサガ リベンジ』のOP曲とED曲のタイトル発表がありました。このライブで初披露されたのがOP曲「大河よ共に泣いてくれ」ではなく、ED曲の「夢を手に、戻れる場所もない日々を」というところも珍しいですよね。

宣伝担当:OP曲はアニメで初解禁にしたくて。でもサプライズで新しいものを出したいよねとなった時に、ED曲にしようと。ED曲は本編で初OAになるのが遅かったという理由もあります。

本渡:アニメで最初に流れたのは3話でしたね。

田野:それで「ED曲をライブで歌ってほしいんです」と言われたんですけど、まだ完成した音源をもらってなくて。

種田:レコーディングしたばかりでしたしね。

田野:それくらいギリギリで。スタッフさんたちも「あれもやりたい。これもやりたい」となって、私たちもそれに応えたかったし。だから「まず音源をください」と(笑)。そしてリリィちゃんの素敵な歌い出しで、まるで道がぱっと開けて、雲間から光が射し込むような。「ヨミガエレ」の次にこの曲を歌えて嬉しかったです。

本渡:フランシュシュで、リリィちゃんの歌い出しから始まる曲は(センター曲のTo my Dearestを除けば)初めてだと思うのですが、音源でもライブでも、聴いていて気持ちいい歌声だなと思いました。

田野:リハーサルから音源のままなんですよね。

種田:同時にミックスダウンしているみたいな。

本渡:すごいです美海ちゃんは。


 

アイアンフリルも『リベンジ』。開演前にはフランシュシュと共に円陣も

――幕張公演にゲスト出演する予定だったアイアンフリルが中盤で登場し、一緒にリベンジできましたね。

種田:この時は『ゾンビランドサガ リベンジ』でアイアンフリルがどれだけ活躍するのかも言えなくて。あのライブにアイアンフリルが出演した意味も『ゾンビランドサガ リベンジ』につながっていたんだなと。1期の「ゼリーフィッシュ」を聞いた後に、このシリーズで新曲「Nope!!!!!」を聞くと、アイアンフリルは平成最強のアイドルグループなんだなと改めて思いました。

田野:カッコいいよね。

種田:ライブでもどんどん洗練されていく過程が垣間見えるのが楽しいし、「ゼリーフィッシュ」はコールを打ちやすいと思うので、会場でも心の声全開で盛り上がってもらえたのではないでしょうか。

田野:開演直前で私たちが「佐賀事変」の衣装を着て待機している時、アイアンフリルのメンバーも集まってくれて。みんなで円陣を組んだ時、言葉は交わさなくても「お互いにいいステージにしましょうね」という気合いがアイコンタクトで伝わってきて、しびれました。

 

ライブBDではメンバーの細かい表情や口元に注目! メイキング映像ではフランシュシュの頑張りを見て!

――ライブBDの見どころや注目ポイント、オススメの楽しみ方など教えてください。

本渡:今までのライブよりも、魂のこもった、込め過ぎてあふれ出してしまったような歌やパフォーマンスだったなと思えたライブでした。今でも熱さが残っていまするし、ずっと忘れられない日になりました。

また、ライブ中、メンバーが微笑み合ったり、瞳がうるうるしている場面がたくさんありましたが、カメラの台数も多かったので、しっかり映されていて。少し恥ずかしいけれど、それだけ感慨深いライブだったので、当日参加された方も見られなかったもぜひ見てほしいです。

田野:今はどんな場所でもマスクが必要な状況なので、人の口元までしっかり見られることはなかなかないと思うんです。私たちもリハーサル中はずっとマスクをしていたので、ステージ上でマスクをとったメンバーを見て、「そんな表情していたの!?」と嬉しかったし、よりテンションが上がったことを覚えています。

映像を通して、口元も含めた表情を楽しんでいただいたり、当日みんなが声を出したい気持ちを抑えた分、私たちが代わりに叫んだりしている様子を思う存分見て、受け止めてください。

種田:今までのライブの中で一番、歌詞をかみしめて歌っています。『ゾンビランドサガ』のテーマ「生きる」がメッセージとして第1期のキービジュアルに入っていますが、一度死んでゾンビになった彼女たちに幸太郎がどんな想いを込めて楽曲たちを作ったのか、歌詞を聞いて、想像していただくことで、作品への愛着や共感度が高まると思います。何度でも、楽曲の良さを感じながら、目と耳と心で楽しんでいただけたら嬉しいです。

そして本編以外でも、特典映像として収録されるメイキングは、ここまでガッツリと撮影が入ったのは初めてなので、私たちの頑張りを見ていただきたいです。

――まずは本編のライブ映像を見て、その後でメイキングやスペシャルインタビューを経てもう一度、ライブ映像を見ると明らかに見方も変わるでしょうね。

種田:きっと涙が止まらなくなるでしょう(笑)。

(C)ゾンビランドサガ製作委員会
(C)ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
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