宮崎羽衣さん「キズナノ唄」5月27日発売で発売記念インタビュ..

宮崎羽衣さんが歌う『タユタマ-Kiss on my Deity-』のED曲「キズナノ唄」が5月27日発売。カップリングはリンドバーグのメンバーが作詞・作曲した注目曲!

 宮崎羽衣さんの新曲「キズナノ唄」が5月27日にリリースされる。この曲は現在放送中のアニメ『タユタマ-Kiss on my Deity-』のED曲になっている。今まで多くのテーマ曲を歌ってきた宮崎さんだが、自らが出演する作品以外のテーマ曲を歌う、楽曲アーティストとしてのみの参加は初めてとのこと。

 タイトル曲の「キズナノ唄」はこれまでのスピード感のある楽曲やバンドサウンドと一転してさわやかなミディアムチューン。『タユタマ』の世界観とキャラ、ましろの気持ちを描きながらも、大切なものとの絆と何気ない日常の素晴らしさを再確認させてくれる。宮崎さんのやさしく包み込むようなボーカルも新鮮だ。

 カップリング曲「time~僕らがまだ知らないチカラ~」は今年限定で再結成を果たしたバンド、リンドバーグのボーカル・渡瀬マキさんが作詞、作曲をギターの平川達也さんが担当するというタイムリーかつ、豪華なコラボレーションが実現。軽快で弾むようなポップロックにのせて、投げかけるシンプルなメッセージに共感できる人が多いはず。今回の2曲は宮崎さんが伝えたいと思っていた想いが込められ、ボーカリストとしても新境地を見出した特別な1枚になったのではないだろうか。

 通常盤と限定盤はジャケットが違い、更に限定盤は「キズナノ唄」のPVが収録されたDVD付き。カット数が多く、海が見えるロケーションでリラックスした宮崎さんの素の表情が見られる映像になった。

 CD発売後には東名阪のキャンペーンイベントがあり、トーク・ミニライブ・握手会が行なわれるが今回の目玉はサイキックラバーのギター担当、JOEさんが同行し、各会場で生ギターを弾くアコースティックライブ。なかなか見られない組み合わせなので見逃すと後悔すること間違いなし。

 2009年を、アクションを起こす年と位置付けた宮崎さんにとって、今回のCDとイベントはそのスタートと語っている。その一歩をその目と耳で確かめよう!


●『タユタマ』はアーティストとしてのみ参加した初めての作品

――アニメ『タユタマ-Kiss on my Deity-』のED曲を歌うことが決まった時の感想は?

宮崎さん:出演する作品のテーマ曲や挿入歌を歌わせていただく機会はこれまでありましたが、今回はアーティストとしての参加ということで正直プレッシャーもありました。でも作品に関わる一人として精一杯歌って、作品の素晴らしさを伝えられるように頑張ろうと気合が入りました。また演じている時は、自然と作品の世界に入れるので歌いやすんですが、初めて外側から作品を見る形になったため、いただいた資料などを何度も時間をかけて読み込んで、自分なりに『タユタマ』の世界をイメージしてレコーディングに挑みました。スタジオでもましろちゃんのイラストをマイク近くに置いて、少しでも近づけたらいいなって。


――アニメのオンエアはご覧になりましたか?

宮崎さん:はい!絵もきれいで、みんな、かわいくて。「キズナノ唄」はED曲なんですけど、1話では挿入歌として流れたので驚きました(笑)。すごくいいシーンで使っていただいて感動したし、うれしかったです。2話目以降は本編の後に流れているので、「『タユタマ』の世界観の余韻やましろちゃんの気持ちが曲を通して感じてもらえたり、来週もまた見ようと思ってもらえたらいいなと。


●絆でつながる人達すべてに感謝の想いを込めて

――曲から作品の世界観やましろが裕理と出会って、自分が誰かに必要とされる喜びや、一人じゃないと思えることの幸せさなどが伝わってきます。

宮崎さん:サビの“誰かのために生きる そんなシアワセを見つけた”とか、ましろちゃんの気持ちっぽいですよね。でもそれだけでなく、皆さんへの応援歌にもなっています。この曲は何気ない日常が実はすごく幸せに感じることができて、人と人との絆の大切さを実感できます。


――まさに「キズナの唄」だと。

宮崎さん:絆にもいろいろありますよね。家族や友達、恋人など、人と人との絆から、飼っているペットや愛用しているものだったり。この曲を聴いてくださる方によって浮かぶものは違ってくると思います。そんな身近にいる人や物はずっとそばに見守っていてくれて、実はずっとそばに見守っていてくれる大切な存在で。
 「私は一人じゃないんだ」と思えたら勇気や元気も湧いてくるし、どんなに苦しいことでも乗り越えられるはず。そして絆でつながっている人達を今よりも一層大切にしていきたいなって。


――声優だからこそ、作品や歌を通して人とつながっている意識も強いんでしょうね。

宮崎さん:皆さんに必要とされることで、私の仕事は成り立っているといつも思っています。 そんな皆さんへの感謝の気持ちも、この曲に込められています。この歌や『タユタマ』という作品に出会えたこともきっと絆です。


●包み込むようなやさしいボーカルに成長の跡

――気に入っているフレーズはありますか?

宮崎さん:全部ですけど、特に2番は気に入ってます。“宝物 それはモノじゃなくて思う勇気”とか“誰かのために生きる そんなシアワセを見つけた”とか。シンプルな言葉だからこそ響くんですよね。


――サウンド面ではこれまでのバンドロック調から一転してミドルテンポで清涼感のある、さわやかなメロディになっていますね。

宮崎さん:こういうタイプの曲は久しぶりかも。最近の曲を聴いてくださった方は新鮮に感じるんじゃないでしょうか。歌い方も今までと違ってピアノの伴奏に寄り添うように抑え気味にしてみました。


――やさしく、包み込むような歌い方に更なる成長を感じました。

宮崎さん:ありがとうございます。絆という普遍的なテーマだったのであまり感情を込め過ぎないようにしました。お芝居をやっているので、どうしても感情を入れたくなるのをぐっと我慢して(笑)。いい曲ですけどメロディに入り方やリズムのとり方は難しかったです。


●カップリング曲はリンドバーグの二人の合作曲でビックリ!

――カップリング曲の「time~僕らがまだ知らないチカラ~」の作家クレジットを見た時、驚きました。

宮崎さん:私もビックリでした!だってあのリンドバーグのボーカル・渡瀬マキさんとギターの平川達也さんに書いていただけるなんて。それも年内期間限定で再結成というタイミング。なんてタイムリーなんでしょうか!このお話をまとめてくださったスタッフさんに感謝感謝です。詞を読んだら、落ち込んでいる友達を無理やり外に連れ出して、二人で川沿いを自転車で走っている様子が頭に浮かんできました。情景描写がわかりやすくて、誰でもイメージしやすいと思います。応援ソングにもなっていて、私も勇気付けられました。この詞みたいに聴いてくださる方の手を私が引っ張って上げられたらいいですね。


――リンドバーグの楽曲も聴き手の目線に近く、励まされたり、背中を押してくれるような曲が多かったですが、この曲も共感しやすいですよね。

宮崎さん:“大切な物守るためには傷ついたりもする”とか“うごめく夢の波に足をさらわれても得意の平泳ぎで泳ぎきりたいよ”みたいな状況は誰でもあると思うんです。でも、自分の中に眠っている可能性を信じて頑張れば、いいことが待っているはずと思わせてくれます。2コーラス目のサビの“僕らがまだ知らないチカラどこかに眠っているはずで~たった一つだけの笑顔からうまれる”は特に好きです。


――サウンドはあまり派手でなく、軽快なポップロックになっていて聴きやすかったです。

宮崎さん:最初はシンプルだなと思ったけど聴きやすくて、いつの間にか口ずさんでいる、そんな身近な曲になっているのかなって。私もハマっていて毎日聴いてます(笑)。


●PV撮影スタジオにいたワンちゃんとジャケットで共演

――「キズナノ唄」はPVもありますが、どこで撮影したんですか?

宮崎さん:茨城県の、海がそばに見える別荘のようなハウススタジオで撮影しました。近くに墓地を発見した時は「え?」って思ったけど、素敵なところでオーナーさんもやさしくて。当日は快晴で、海も空も真っ青できれいでした。ロケの時ってなぜか天気に恵まれて。これまであんまり気にしてませんでしたが、私って晴れ女なのかも(笑)。


――カットの切り替えが多いんですが、どのカットもナチュラルな表情が印象的でした。

宮崎さん:身近なテーマだからこそ自然体のままの私をお見せしたくて。おうちにいるような自然でくつろいだ感じで撮影しようって。だからセットとかもあまり作り込まず、衣装も2パターン共、普段着に近いものにしました。


――あとブックレットは通常盤と限定盤ではまったく違いますね。

宮崎さん:PVと一緒に撮影したんですけど、限定盤は芝生をバックに新緑のイメージ?みたいな。通常盤にはワンちゃんと一緒に写っていますがすごくかわいくて。スタジオにいたワンちゃんなんですけどお行儀が良くて。頑張ってくれたおかげでいいカットがたくさん撮れました。ワンちゃんとも絆が生まれてお別れする時はちょっと寂しかったです。


●発売記念キャンペーンにはあのアーティストが同行!?

――CDのリリース後には東名阪のキャンペーンも予定されているそうですね。

宮崎さん:トークや握手会のほか、ミニライブもあり、回ごとに歌う曲を変える予定です。あと今回の目玉は、サイキックラバーのJOEさんがギターを弾いてくれるアコースティックライブもあって。いつもはカラオケで歌うことが多いんですけど、今回は生で、しかもJOEさんのギターの演奏という豪華さ。私が一番うれしいかも(笑)。もちろん皆さんの前で「キズナノ唄」を歌えることも楽しみです。今年はアクションを起こす年と位置づけてましたが、そのスタートになるイベントにしたいと思うので会いに来てくださいね。


――では皆さんへメッセージをお願いします。

宮崎さん:何をやってもうまくいかない時や、孤独を感じたりする時ってありますよね。でも、人と人はどこかでつながっていて、あなたのことを見守ってくれる人がきっといるはずです。そんな大切な絆の素晴らしさ、何気ない日常が貴重だということを「キズナの唄」を通して伝えたいです。「time~僕らがまだ知らないチカラ~」も自分の可能性を気付かせてくれて、勇気付けてくれる素敵な曲です。2曲共、私が書いていないのにこんなに言いたいことが込められているのはすごいです。私もいつかは自分でも想いを込めた詞を書けたらいいなと思っています。『タユタマ』も裕理君とましろちゃん、周りの人達との絆を描いた作品で、回が進むごとに「キズナノ唄」の詞の意味も深まってくると思うのでぜひ最後まで見て、この曲を聴いてください。


「キズナノ唄」/宮崎羽衣
2009年5月27日発売
通常盤:1,260円(税込)
DVD付き限定盤:1,890円(税込)
発売:5pb.


●「キズナノ唄」発売記念イベント
5月30日(土)
東京・とらのあな 秋葉原1号店 12:30開場/13:00開演
東京・アソビットシティ 15:30開場/16:00開演

6月6日(土)
名古屋・ソフマップ ナディアパーク店 12:30開場/13:00開演 & 14:30開場/15:00開演

6月7日(日)
大阪・ソフマップ なんばザウルス店 13:30開場/14:00開演
大阪・アニブロゲーマーズ なんば店 16:30開場/17:00開演

DVD付き限定盤ジャケット

DVD付き限定盤ジャケット

通常盤ジャケット

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