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『tvkアニメまつり2008 ver.2.0』『カオスヘッド』イベント&ライブレポート

『tvkアニメまつり2008 ver.2.0』トーク&ライブ&先行上映で盛り上がる! 山本彩乃さん、喜多村英梨さん、宮崎羽衣さん、たかはし智秋さん、福井裕佳梨さんほか出演!

個性豊かなアニメーション作品を放映していることでおなじみのテレビ局のtvkが、オンエア中、またはオンエア予定のアニメ作品を一挙に紹介してしまうイベント、『tvkアニメまつり2008 ver.2.0』が11月24日に開催された。

横浜市内にあるtvk本社と関内ホールの2つの会場で様々な催し物が繰り広げられたが、関内ホールで行われたイベントはtvkアナウンサーの富樫吉樹さんと、来年2月に発売予定のPS2版『ヒャッコ よろずや事件簿』の新キャラクターでデビューする新人声優の山本彩乃さんが司会進行役を務めるイベントで、ステージには豪華なキャスト陣が作品ごとに集合し、トークや特別企画コーナー、プロモーション映像上映、ミニライブが展開した。ここで一部をご紹介したい。


『カオスヘッド』スペシャルステージはアゲアゲ


現在放送中のアニメ『カオスヘッド』のスペシャルステージには咲畑梨深役の喜多村英梨さん、西條七海役の宮崎羽衣さん、楠優愛役のたかはし智秋さんが登場。3人は色違いのチェックの衣装でおそろい。まずチームワークの良さをアピール。喜多村さんがあいさつで予期せぬ「ビシですかっ!」といういきなりの振りをすると、会場もすかさず「ビシっ!」と応え、作品の浸透ぶりをうかがわせる。宮崎さんは「生存確認!」と七海のセリフを披露。地元のたかはしさんはおなじみとなった「ジューシーですか!」、「ポーリーですか!」のあいさつで会場を湧かせた。「今日はアゲアゲになっていただきたい」という、たかはしさんの言葉どおり、終始ハイテンションでステージを盛り上げた。

トークパートではまず作品の魅力について語った。「ずばりカオスだと思います(笑)。不可解な殺人事件をきっかけに、カオスな状況の主人公・拓巳君の前に、カオス設定な女の子達が次々出てくるストーリー展開で、会場に来てくださる皆さんも共感できる作品だと思います」(喜多村さん)、「主人公がおたくという設定という作品はあまりないと思うんです。ミステリーやLOVEがあったり、いろいろな魅力が兼ね備わった作品で私自身もすごくファンで毎回楽しみにしています」(宮崎さん)、「ネットなどでいろいろな情報やものがあふれ過ぎているこのご時世でも大切なのは人と人とのつながりや人を思いやる心、そして辛いことから逃げずに自分自身と向き合い、強く前向きに生きていこうというメッセージが込められている熱い作品です」(たかはしさん)。

続いてダイジェスト映像を見ながらのトークでは、梨深が出ると「俺、俺」と自分をアピールしたり、優愛が出ると「番長!」とはしゃぐ喜多村さん。「番長と呼ばないで」と言うたかはしさんだったが優愛のたたみかけるセリフでは「病みの五段活用と呼ばれてます」とまんざらでもない様子。七海のシーンは大好きなフィッシュバーガーを食べながら談笑している場面で宮崎さんは温かく見守っていた。作品の見どころのひとつ、妄想シーンもしっかりフォローした映像で、まだ見たことがない人にも親切な内容になっていた。その映像に続き、ED曲「Super Special」を歌う加賀美セイラさんからのメッセージと、ED曲のVJミックスが流れた。

たかはしさんの最近した妄想とは!?


トークに戻り、収録現場の様子をたずねられると「1話目はみんな集中しててピリピリした感じで。それと智秋さんとはデビュー作以来の一緒のお仕事だったし、岸本あやせ役の榊原ゆいさんは私の振り付けの先生だったので久々に緊張する現場でした」(宮崎さん)、「展開が速かったので皆さん、集中していましたね」(たかはしさん)。そして宮崎さんが「席が英梨ちゃんと智秋さんとゆいさんが一緒で、私は(折原梢役の)辻あゆみちゃんと、(蒼井セナ役の)生天目仁美さんのチームに分かれていたので」と話すと「なんか派閥みたいじゃないですか!」(喜多村さん)、「スタジオのイスはコの字に並んでいることが多いのですが、この作品はまっすぐ一列になっていたので顔が見えなくて(笑)。派閥なんてとんでもない!! みんな、仲良しです」(たかはしさん)と必死に否定していた。

また作品のテーマのひとつである妄想にちなんで、最近した妄想について聞かれるとたかはしさんは「ビヨンセですね。衣装もB系が好きで買ってきた服を家で着ると気分ももうビヨンセで。あっ、和製じゃないほうの(笑)」、喜多村さんは「妄想することとかなくって」とブリっ子キャラで話すと会場から「えーっ!」の声。すぐに素に戻り「妄想します。日常茶飯事です」と話すと場内は爆笑。宮崎さんはその様子を見て「二人には圧倒されます。なんだかお店にいるみたい」と笑っていた。

そして作品中にはマスコット的な存在のゲロガエルんというキャラがいる。宮崎さんとたかはしさん、なぜか司会の山本さんも携帯ストラップを付けているが、喜多村さんは「私はいなくなりました。雑に扱うと旅に出るんです(笑)」。そんなゲロガエルんに続くマスコットキャラクターをそれぞれが描いてくるという宿題があり、スクリーンに描いたイラストが公開される。喜多村さんはゲロイヌで力士のような声帯模写で声を作った。宮崎さんは「フィッシュバーガーがよく出てくるので自分でも食べたいなと思って」描いた魚の現物がはさまった文字どおりのフィッシュバーガー(ちなみに『カオスヘッド』のフィッシュバーガー味のチップスも商品開発中とのこと)。たかはしさんは「語呂だけで考えた」、某有名ユニットにかけたエグ○イルん。7人のフラワーロックらしい。喜多村さんと前後二人で回るダンスも見せてくれた。お客さんの拍手による投票の結果、エグ○イルんが優勝。

いとうかなこさんライブに“ミニMA♥chu♥RI”も登場!


ここでOP曲を歌う、いとうかなこさんのミニライブ。アニメのOP曲「F.D.D.」、2月26日発売のXbox360版『CHAOS;HEAD NOAH』のOP曲「fake me」を熱唱した。最後に皆さんのごあいさつで、いとうさんは「『F.D.D.』は『カオスヘッド』の世界そのもので。私も気合を入れて頑張って歌っています。これから『カオスヘッド』はどんどん盛り上がっていくと思うので応援よろしくお願いします!」とメッセージを送った。キャストの3人はキャラに扮したセリフでお別れ。たかはしさんは優愛と同じようにとりだしたメガネをかけるだけでお客さんは大喜び。「皆さん、『カオスヘッド』を最終回まで絶対に見てくださいね! 見てくれますよね? 見ないなんて言わないよね? 見ないなんて言わせない 見てくれるよね?」と「病みの五段活用」、宮崎さんは「『カオスヘッド』絶対に見てね。見てくれないと七海寂しいんだからね。絶対見てね、バカお兄!」と妹キャラ全開、喜多村さんは最後も「今日は本当にありがとう! ビシッ!」で決めた。

同じく現在放送中の『まかでみ・WAっしょい!』のコーナーに出演するのは羽瀬川鈴穂役の宮崎羽衣さん、ファルチェ役の福井裕佳梨さん。会場の「まかでみ~!」、「WAっしょい!」という大きな掛け声に迎えられてステージへ。普段はタナロット役の伊瀬茉莉也さんと3人のユニット、MA♥chu♥RIで作品のイベントに出ることが多いがこの日は2人のミニMA♥chu♥RI。まず演じるキャラについて宮崎さんは「鈴穂は今まで演じたことがない二重人格な女の子です。普段はしゃべらず、スケッチブックで自分の想いを伝えているのに、髪の毛のリボンをほどくと『てめぇ』と人格が変わります」と説明。福井さんは「ファルチェはのんびり屋さんでニコニコしていて、ふわふわしているキャラで、みんなからは『似てるね』と言われてます」と言うと宮崎さんや富樫アナから「似てる」と突っ込まれてニコニコする福井さん。

収録現場については「仲がいい現場で、作品がギャグアニメということもあり、和気あいあいとした雰囲気です」(宮崎さん)、「一緒にご飯を食べに行ったり……」(福井さん)、「内緒の話をしたりできる関係です」(宮崎さん)。またMA♥chu♥RIについては「最初、この3人で成立するか、心配でしたが、仲良くやっています。年下の茉莉也ちゃんがしっかりしてて」と宮崎さん。

二人は『羽衣と裕佳梨のまかでみ☆RADIO』のパーソナリティをしているが、特別に番組内のコーナーの一つ“クイズ・スケッチWAっしょい!”を紹介。一方がお題に出されたイラストを描いて、もう一方が当てるクイズコーナーで、その中で二人が実際に描いたイラストをスクリーンに出した。富樫アナが「このお題は何ですか?」と聞くと「何だっけ?」と思い出せない二人の画伯に、富樫アナと山本さんも困惑。「随分前に描いたから」と言い訳する宮崎さんだった。何かもやもや感は残るが、個性的なイラストの連続に会場は十分楽しんだのでは。

続いて村田あゆみさんライブ!次回も楽しみなイベント!


ダイジェスト映像の上映後はED曲「パステル」を歌う村田あゆみさんがCDジャケット同様の衣装で、PVにも登場する怪人パステル君と共にステージに現れ、「パステル」を歌う。魔法のステッキを持ちながら歌う村田さんと、見かけに寄らずかわいく振り付けするパステル君に目と耳は釘付けになった。最後も3人で『まかでみ・WAっしょい!』の楽しさやおもしろをアピールして、コーナーを終えた。

『tvkアニメまつり2008ver.2.0』では、他にも現在放送中のアニメ『屍姫』や『天体戦士サンレッド』、来年1月に放送が開始される『鋼殻のレギオス』、『まりあ ほりっく』の出演者のトークショーやミニライブ、『ライドバック』の第1話先行上映などが行われ、多くのアニメファンを喜ばせた。ファンのために素晴らしいアニメ作品を提供し続けるtvkの今後に期待しつつ、次回のイベント開催も予感させるイベントだった。
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