『ef- a tale of melodies.』OP曲を歌..

ELISAさんの歌う『ef- a tale of melodies.』のOP曲「ebullient future」が11月5日リリース! 来年1月には1stアルバムの発売も決定!!

 この秋、1年ぶりに新シリーズがスタートしたTVアニメ『ef- a tale of melodies.』。前作の『ef- a tale of memories.』では、アニメの放送と共に話題になったOPテーマ「euphoric field」がロングセラーとなり、3万枚を超えるスマッシュヒットとなった。「euphoric field」を歌っていたのは10代の新人シンガーのELISAさんでその後、今年5月に『隠の王』のED曲「HIKARI」をリリース、そして再び『ef -a tale of melodies.』のOP曲「ebullient future」を今回担当する。

 11月5日にリリースされる「ebullient future」は「euphoric field」の時と同様にオンエアで流れている英語バージョンと、日本語詞バージョンを収録。サウンドもサビメロから始まる力強いフレーズはインパクトが大きく、Aメロのせつないフレーズ、そしてサビに掛けて情熱的に盛り上がり、長く響くストリングスの間奏は心を揺さぶる。作・編曲は前作同様、TENMONさんが手がけ、作品のイメージにつながる壮大な楽曲をELISAさんが情感を込めて熱唱した名曲になった。放送では聴けないフルサイズを、2バージョンそれぞれ合わせて聴くことで初めて、音が紡ぐ『ef -a tale of melodies.』の世界が完成するといえるだろう。

 カップリング曲「pray」は対照的にテンポの良いさわやかなポップサウンド。ピアノとアコースティックギターなどがフィーチャーされているが、ELISAさんのボーカルとうまくハーモナイズされていて、ELISAさんとアンプラグドな楽器の相性の良さを感じる。

 昨年のデビューからここまで今回の3rdシングルまでハードルの高い楽曲を彼女なりに消化し、大きなステージでのパフォーマンスも経験してきたELISAさんだが、09年1月21日に待望のファーストアルバムのリリースが決まった。かなり豪華な作家陣が集結したと噂のアルバム。その全貌は近いうちに明らかになる。続報を待とう!


●「ebullient future」は静と動の楽曲

――昨年、『ef-a tale of memories.』のOPテーマ「euphoric field」でデビューされましたが、1年ぶりとなる新シリーズでもOP曲を担当されることが決まった時の感想は?

ELISAさん:決まった時はうれしかったです。それと同時に前作の「euphoric field」がたくさんの方に支持していただけたので、今回も皆さんに感動を伝えられるようにしなくては、というプレッシャーもありました。


――前作の楽曲のクォリティが高かったことで期待度も増しましたからね。「euphoric field」と今回の「ebullient future」を比較してみての違いは?

ELISAさん:「ebullient future」は前回の「euphoric field」よりも更にパワーアップした気がします。前回の間奏も結構長いんですけど、今回はストリングス以外でもギターソロがあったり、間奏だけで30小節あるんです。歌っている私も1年前よりも成長したことで表現できる部分も広くなったかなと思います。でも根本的な部分、曲や詞など全体的に『ef -a tale of melodies.』ワールドを感じられるというところは変わっていません。


――その「ebullient future」ですがサウンド面でいえば今回も壮大ですが、ストリングスやギターがかなり効いていますね

ELISAさん:そうですね。私はオペラをやっていたこともあり、クラシカルな楽器は親しみがあるのでストリングスのソロは個人的にも聴き応えがあります。一方、ギターソロではポップスなテイストも感じることもできて、自分にはピッタリだなと思います。


――分厚いサウンドに圧倒されますが、イントロなしでサビメロから始まるのも驚きました

ELISAさん:歌い出しもいきなり“Love”ですからね(笑)。すごい曲だなと思いますが、作品自体も激しくドラマティックなので合っているかなって。


――Aメロはせつないフレーズで“静”のイメージで、サビメロ前から一気に加速する“動”のイメージで静と動の同居しながら、流れていくさまはまさに劇的ですね

ELISAさん:「ebullient future」というタイトルそのものだと思います。“ebullient”には幸福感などが満ち溢れたという意味があって、そこがサビの部分であって。静かなメロディの部分は“future”、将来にある不安を感じながらも祈っているのかなと自分では解釈しました。間奏後の大サビ前のオチサビといわれる、音楽が小さくなってサビが静かに聴こえるところも、この曲の主人公が頭の中で未来予想図を描いている様子が感じられると思います。私もその部分をはかなげに感情を込めて歌ったので、そこをしっかり聴いていただきたいです。


――レコーディングもかなり大変だったのでは?

ELISAさん:全体的にキーが高い曲なんですけど、オペラをやっていたせいか、こういう高い曲は得意なのでそこは大丈夫でした。あとは作品を見ている方がこの曲を聴いて気に入ってもらえるか、心地よく聴いて癒されてくれればいいなと思いながら歌いました。難しかったのは英語バージョンで、「euphoric field」は単語数が割と少なかったのに今回は単語がすごく多くて、譜割はとっても悩みました。息継ぎも大変でしたけど、日本語バージョンはその分のびのび歌えました。


――英語バージョンもきれいに歌われていて感心しました

ELISAさん:ありがとうございます。オペラの時、イタリア語で歌ったことがあるくらいで本格的な英語のレッスンを受けたわけではないので、聴いている方は「日本語英語だな」と思っているかもしれませんけど(笑)。


――そんなことないですよ。1つの曲で英語と日本語の2バージョンを歌うのはあまりないと思いますが歌う側として難しさはありますか?

ELISAさん:どちらのバージョンも好きなので、特に大変というイメージもなく歌いました。英語で歌っている時は洋楽シンガーになった気分になれて楽しいですから(笑)。アニメのOP曲で流れている英語バージョンのほうが、皆さんにとってなじみ深いと思いますが、日本語バージョンはよりメッセージが伝わりやすいですし、今回の詞もとても気に入っているので聴いてほしいです。


――日本語詞は英語詞に比べると短いですが、行間の中にいろいろな意味が込められていて、作品と照らし合わせて意味を考える楽しみもあり、味わい深い内容だなと

ELISAさん:第二期シリーズは前作に比べ、より深く複雑な大人の恋愛を描いているので、使われている言葉や表現も意味深ですね。私もはっきりとわかっていないかもしれませんが自分ができる解釈で歌いました。


●カメラを向けられると緊張しちゃいます

――あとPVも撮られたそうですが、どんなイメージですか?

ELISAさん:一面が真っ白い閉鎖的な場所で歌っているんですけど、途中で青空の前で開放されたように歌っているシーンが出てきます。それはたぶん自分がこうなりたいと望んでいる姿なんです。ラストに、ずっと咲いてほしかった花が開いて、白い世界に色が生まれるシーンがあるんですけど、立場の全く異なるELISA、2人のストーリーのように見えますが、そこでは二つの世界が表裏一体であるようにも私は思いました。


――閉鎖的な場所で歌う場面と青空の前で歌う場面で表情も違って、名演技でしたよ

ELISAさん:監督さんやスタッフさんがやさしい方だったので1つひとつ丁寧に撮っていただけたおかげです。私、カメラが苦手なんです。カメラを向けられると緊張しちゃって。ジャケット写真もせつない表情で一見うまく撮れていますが、実はロケ地の海風が強くて、砂が目に入ったからできたんです(笑)。


――カップリング曲「pray」はどんな曲ですか?

ELISAさん:こちらも恋愛の歌で、女の子の純粋で素直な気持ちをシンプルに歌った曲です。“どうかあなたに想い届けて欲しい”とか“胸に隠した願いを叶えて欲しい”という詞を見ると恋をしたばかりでこれから進行していくのかなと思います。


――きっと恋が現在進行中の人には共感できるでしょうね

ELISAさん:「ebullient future」よりはわかりやすいと思います(笑)。


――サウンドはピアノとアコギの演奏が引き立ったポップな感じで、音数もシンプルで聴きやすい曲ですね

ELISAさん:女の子のまっすぐな恋を歌った曲なのでさわやかで、ちょっとジャズ調で今っぽいテイストのサウンドですね。聴きやすい曲だと思いますが、こっちの曲のほうがレコーディングで苦戦しました。今まで歌ったことがないタイプの曲だったので、最初の出だしからつまずいてしまいました。歌うのは苦労しましたが完成した曲を聴いたら自分に合っていると思えたし、この曲を歌えたことで少し成長できたかなと感じています。


――「ebullient future」と「pray」ではピアノやストリングス、アコギなどアンプラグドな楽器がフィーチャされていますが、ELISAさんのボーカルとうまく調和していて、聴き心地がいいし、相性が合うなと思いました

ELISAさん:ありがとうございます。デビュー前から私もイージーリスニングみたいな、聴き心地が良くて、すっと染み込む曲が好きで、そんな曲を歌えたらと思っていたので、うれしいです。


●歌が導く『ef -a tale of melodies.』ワールドを楽しんでください

――デビューシングルが昨年10月リリースで約1年経ちましたが振り返ってみての感想は?

ELISAさん:すごく濃い1年でした。オペラをやっていたことくらいしか土台がなかったので、一心不乱で走りながら学んでいった感じです。何度かレコーディングをしていく中でいろいろなことが見えてきました。ここまでの3枚のCDの曲はどれも難しかったですが、歌うたびに充実感もありました。これからも、もっともっと難しい歌を歌いたいです。さすがにスワヒリ語とかだと難しいですけど(笑)。あと何回かステージに上がって、皆さんの前で歌わせていただいたことはうれしかったです。この夏、約1万8千人の方の前で歌いましたがその時も意外とあまり緊張せず、すごく楽しかったです。ファンの皆さんもやさしいし、すごく応援してくれるし、何よりあの一体感はたまりません。ライブはやみつきになりますね。


――確かにそのステージを見ていましたが、お客さんとの一体感が気持ちよさそうでした(笑)。今後の目標や予定などありましたら教えてください

ELISAさん:来年の1月21日に1stアルバムが発売されます。今、制作の真っ最中ですが、すごい方達に参加していただいて、今までにないELISAを見ていただけると思います。会心のベストアルバムになりそうなので待っていていてください。そしてこれは希望ですがアルバムをリリースしたらライブもやりたいです。幼少時にピアノもやっていたので弾き語りもできたらいいなとか想像は膨らむばかりです。


――では最後に皆さんへメッセージをお願いします

ELISAさん:デビューから1周年となるこのタイミングで、また『ef -a tale of melodies.』のテーマ曲を歌うことができてとてもうれしいです。「ebullient future」は前作を超えるスケールの素敵な曲になったと思います。テレビサイズでは聴けなかったフルサイズ、そして日本語バージョンで、歌が導く『ef -a tale of melodies.』ワールドを楽しんでください。来年には1stアルバムも出ます。2年目に突入して、もっといろいろなELISAをお見せしたいと思っていますのでこれからもよろしくお願いします。

<B>「ebullient future」/ELISA</B>08年11月5日発売<BR>1260円(税込)<BR>発売:ジェネオンエンタテインメント

<B>「ebullient future」/ELISA</B>08年11月5日発売<BR>1260円(税込)<BR>発売:ジェネオンエンタテインメント

(C)minori/「ef2」製作委員会
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