『ストライクウィッチーズ』主題歌CD発売記念イベント開催!

『ストライクウィッチーズ』主題歌CD「STRIKE WITCHES~わたしにできること/ブックマーク ア・ヘッド」発売記念イベント開催!

 人気アニメ『ストライクウィッチーズ』の主題歌CD「STRIKE WITCHES~わたしにできること/ブックマーク ア・ヘッド」が8月20日に発売されたのを記念して、本編にも出演し、ED曲「ブックマーク ア・ヘッド」も歌っている、主人公・宮藤芳佳役の福圓美里さんと、エイラ・イルマタル・ユーティライネン役の仲井絵里香さんのトークイベントが9月7日、東京・石丸電気SOFT2にて行われた。

 まず司会のコロムビアミュージックの方が「『ストライクウィッチーズ』を見ている人?」など会場のお客さんに質問をする。またエイラが得意なタロット占いにちなんで「エイラにタロット占いを受けたい人?」ときくと、即座に手を上げる福圓さんに仲井さんもニッコリ。「小さい頃はやってたんですよ」と言う仲井さんに、「私も最近、タロットの勉強に行ったらおもしろかったです」と福圓さん。9月26日発売のDVD限定版第1巻の特典としてエイラのスペシャルタロットカードが付いてくると聞いた福圓さんと仲井さんは誰がどのカードになるのか、興味津々だった。

※OPを歌う石田燿子さんインタビューはコチラ


●スタッフ熱弁!?「男に名前はいらない!どうでもいいんだ」

 また演じるキャラについて福圓さんは「芳佳は子犬みたいなキャラで、一生懸命でちょっと頑固な女の子です。少しドジで人に愛されるタイプかな」と紹介し、「自分と似てますか?」と尋ねられ、「私は人に愛されないですけど、他は似てるかもしれません(笑)」と答えた。司会者から「みんな、愛してあげてください」と言われ、福圓さんも「愛してください」と続けると会場から大きな拍手が送られて、「逆に寂しい。どうしよう」と苦笑い。

 エイラについて仲井さんは「つかみどころのない役でした。何を考えてるんだろうって。次の瞬間には別のことを考えてたりして。でもサーニャに対しては一途に思っていて。ずっと絡んでますね。戦闘にも行かず一緒に寝てたりして、そこまで好きかと(笑)。仲間思いの面もあって、『バカ!』と言いながらもかばったりしているのを見るとかわいいなと思います」。

 芳佳の上官、坂本美緒については「1話の登場シーンが劇的でした。かっこよくてヒーローだなって。あこがれの対象です。私の目の前に坂本さんみたいな人が現れたらついて行っちゃうかもしれない。勢いに弱いんで(笑)」(福圓さん)。

 この作品の特長の一つとして、メインの女の子11人でほとんど毎回話が進んでいくため、あまり脇役が出ないことと進行役が振ると、「芳佳がラブレターをもらうエピソードがあって、その男子乗組員に名前がついてなかったんですけど、スタッフの方が『男に名前はいらない! どうでもいいんだ』と言ってました(笑)」(福圓さん)、「最初は名前がついてたらしいです」(仲井さん)。

 「現場では作品のように上下関係がありましたか?」の質問に「なかったよね。一つの話題を全員で話したるすることもあったし……」(福圓さん)、「ブース内で、皆さんの顔が見える角の位置に座っていたんですけど、田中理恵さんとよく目が合うんです。そのたびに田中さんが優しく微笑んでくださるので、ドキッとしちゃって『この気持ちは……▼』(▼はハートマーク)みたいな(笑)」、「作品みたいにサーニャとエイラは隣り同士に座ってるよね? 私も坂本(千葉紗子)さんの横に座ってて。斎藤千和さんが話題の切り口になることも多いし。実際のお名前と役名がごっちゃになることもよくあります(笑)」(福圓さん)。そこで司会者が「この作品は演じる人に合わせてキャラを作ったのかな? エイラは不思議キャラだけど、最初は違かったけど仲井さんだから不思議キャラになったのか……」と向けられると、「私は自分のことを不思議ちゃんだとは思ってません(笑)。エイラみたいなキャラは初めてで、普段はのんびり、おっとりしたリーネ(リネット・ビショップ)みたいな役ばかりだったので新鮮でしたが、周りからは『適任だよ』と言われて、『そうなのかな』という感じです。新境地を開拓しちゃったんでしょうか(笑)」と話す仲井さんに、「あれは役作りだったの?」と突っ込む福圓さんに会場からも笑いが起きた。

●パンツが見えていないエイラに福圓さん「ガッカリだ」!

 この作品のキャッチコピーについての話題になり、「“パンツじゃないから、恥ずかしくないもん…!”ですが……」と振る司会者に、「えっ!? そっちですか?“守りたいから、私は飛ぶ!”のほうかと思ったのに」と福圓さん。会場に聞かれた質問はこの作品は露出が過ぎるか、どうかで、お客さんは照れくさそうにどっちにも手を挙げにくそう(中には「湯気がジャマです!」とアピールするツワモノもいたが……)。福圓さんは「最初の頃、現場でみんな、『○○ちゃん、何パン?』、『私、しまパン』みたいな会話をしてました(笑)。あれは私、あんまり違和感、感じないんだけど……」と話すと、ビックリしたように「感じます! 感じます!!」と叫ぶ仲井さん。「オーディションの資料からああいう格好だったし、『ストライカーを履く時は確かにジャマだもんな』と思っていたら、放送が始まって、丸出しみたいに話題になってビックリしました。どう思いました?」と司会者に逆質問を浴びせると一瞬困った表情になりながら「いやらしい感じじゃないので、ありかな」とうまくピンチを切り抜けた。そこで何かを思い出しかのように話し始めた福圓さん。「この間、久しぶりに高校の制服を着て……たまたま別の現場で最終回だけコスプレをしようという話になって、とりあえず家にあったメイド服と制服を持っていたんです。あっ、メイド服は某会社の忘年会のために買って……そんなことはどうでもいいんですけど、着替えてる時に思い当たってスカートだけとってみたら、『リアルではないな』と」としどろもどろになりながらの必死のトークを繰り広げる。更に「エイラのパンツって何色だっけ?」と仲井さんに尋ねると「エイラはタイツなんです。だからパンツは見えてないです」と答えた。すると福圓さんは曇った表情で「何かガッカリだ」と言うと会場にまた大きな笑いが起こった。

 トークパートの後、全12回分の予告編全部と、テレビで流れたDVD第1巻の告知映像のすべてを特別に上映した。そして再び福圓さんと仲井さんがステージに登場。DVD特典の秘め声CDについて「恥ずかしい声をたくさん録られました」(福圓さん)、「本当に恥ずかしかったです」(仲井さん)と語ると、「特別にここで一つ聴かせてください」という注文に応え、仲井さんは6話のセリフ「サーニャをそんな目で見るな!」、そして福圓さんは特別に「パンツじゃないから、恥ずかしくないもん……!」の名セリフを生で披露するサービスにお客さんもうれしそう。またこの作品では毎回、ED曲の歌い手が変わっていたが、10月8日に全11バージョンとカラオケとボーナストラックが収録された『ストライクウィッチーズ エンディング・テーマ コンプリート・コレクション』がリリースされる。そのボーナストラックの内容のヒントもお客さんだけにこっそり明かされた。「宮藤率が高くてすみません(笑)。『11バージョンの後、カラオケが入ってるから歌えるね』とみんなで話してました。カラオケ店にも曲が入ったみたいなので歌いたいです」(福圓さん)。

 個人的に今後、望む展開について「芳佳的には18歳くらいになって、坂本少佐に似てる男の子と恋に落ちて、結婚するか、どうかという時にリーネにジャマしてほしい。結婚式場に突入とか正攻法ではなく、裏から手を回してほしい。芳佳が気付かないままで(笑)。二人にはいつまでもそんな関係でいてほしいです」(福圓さん)、「世界が平和になって、サーニャとエイラが一緒に、サーニャの家族を探す旅に出る。見つかった暁にはいい感じで(笑)。家族を巻き込んでサーニャをゲットしたいと思います」(仲井さん)。

 そしてジャンケン大会でサイン入り台本やカードなどのプレゼントを経てエンディングへ。最後に会場の皆さんへメッセージで、「エイラはなかなか出番がなくて、いつも寝てばっかりいるんですけど、後半は気持ち頑張ってるかもしれないので、ぜひ見ていただきたいなと思います。最後まで楽しんでください」(仲井さん)、「久しぶりに主役をやらせていただいてうれしいし、この作品が大好きなので、パンツだけでなく(笑)、皆さんが応援してくださるとうれしいです。9月28日にはみんなで各地を回って、最後に集結する大規模イベントもありますのでそちらもよろしくお願いします」(福圓さん)と語った。また『ストライクウィッチーズ』で何かやりたいですねと二人が口にするとこの日、一番大きな拍手が贈られ、イベントは終了した。

 放送はいよいよ佳境を迎えるが、9月24日にはオリジナルサウンドトラック、9月26日にはDVD第1巻、10月28日には『ストライクウィッチーズ エンディング・テーマ コンプリート・コレクション』がリリースされるなど、まだまだ続く、第501統合戦闘航空団の少女達の活躍に期待しよう!

 イベント終了後の2人にインタビューも行った。


――まずイベントを終えられての感想を聞かせてください

福圓美里さん(宮藤芳佳役):最初に「作品を見てる方?」と聞いたら、9割近くの方がご覧になってくださっていてすごくうれしかったです。作品を好きな人達が集まってくださるイベントが一番いいイベントだなと思います。作品に対しての想いや作品の細かい部分についてお話しできるのでとても楽しくやらせていただけました。皆さんの作品に対する熱を直接感じる機会がめったにないので、とても愛されている作品だということを実感できました。

仲井絵里香さん(エイラ・イルマタル・ユーティライネン役):作品に関してお話しするのがメインのイベントをやるのは初めてでしたが、お話ししていく中で収録現場の雰囲気が良かったと改めて思いましたし、その良さを皆さんにお伝えることができてうれしかったです。今日は純粋に楽しませていただきました。


――今日、二人でイベントをやってみて、お互いの印象の変化などありましたら聞かせてください

福圓さん:人が多い現場なので二人きりで話す機会があまりなかったので『お話ししたいな』、『もっと仲良くなりたいな』と思っていました。今日は密かにいい機会だなと。ほわっとしてやわらかい感じだけど、ちゃんとしてるんだなと」

仲井さん:ちゃんとしてるって……

福圓さん:違うの!やっぱり天然のイメージが強かったので。あとO型っぽいなって(笑)。私、O型の人、大好きなんでうれしいです。

仲井さん:現場では福圓さんから声をかけていただいてました。私、現場に入ると緊張しちゃって普通の会話ができないタイプで、しかも先輩ばかりだったので更に緊張してしまって。そんな中でも、福圓さんの明るさは私の中でホッとする部分があって。福圓さんが一人暮らしを始めたばかりということで、一人暮らしについての話題が多かったです。

福圓さん:絵里香ちゃんは持ってる小物がかわいくて、独特で個性的でかわいいんです。自分のセンスを持っているんだなと。だからもっと一人暮らしの極意を聞けばよかったかなと。


――今日のイべントでキャッチコピーをお題にしたトークがありましたが、福圓さんが期待していたのに触れられなかった“守りたいから、私は飛ぶ!”にちなんで、「守りたいもの」を教えてください

福圓さん:人……家族、友達、お世話になった方は当然として、それを除いたら、自分でクロジという劇団を、女の子二人で最初からずっとやってきて、失敗したり、苦しい想いもしてきました。もちろん感動やうれしいこともあったし。自分で全部構築した場所なので守りたいと思います。

仲井さん:私がこの世界に入ったきっかけが関智一さんと長沢美樹さんのラジオ番組『ラジオビッグバン』のアシスタントで、お二人に育てていただいたという気持ちが強くて。イベントで卒業公演をやった時にいただいたダメ出しは今でも額縁に入れて貼ってあります。守りたいのはお二人からいただいた大切な言葉と、その時の自分をいつまでも忘れないことですね。


――アニメの収録は既に終了されていますが、終えてみての感想は?

福圓さん:すごく試行錯誤した作品でした。かわいさとピュアなところは重視した上で、どこかで人間らしさを出したくて。キャラがただかわいいだけで終わらせてしまうのはもったいなと思って。また“戦争”とか“守りたい”とか重い言葉が出てくるため、ガチでやるとたくましくなってしまうけど、どこかで生っぽさは出したいと。オフゼリのところの表現とか、二つの部分を歩み寄らす作業を初期の頃はやってました。そういう挑戦をさせていただいた番組で、すごく勉強になったし、思い出深い作品になりました。

仲井さん:エイラは今まで初めてやるタイプの女の子で、「もっといろいろエイラらしさを出して」と言われました。エイラらしくやろうと思ったら、6話で自分の身を投げ出して敵に向かっていくのを見て、「エイラらしさって何だろう?」と悩みました。彼女はハッキリしてるけど、どこかのほほんとした感じで。でも大好きなサーニャのためなら何でもできる子だと考えて、ただ「サーニャのために」という想いで演じたらOKが出て。難しかったけど、6話を境にエイラをつかめて気がして、それからは更に楽しくやらせていただきました。


――『ストライクウィッチーズ エンディング・テーマ コンプリート・コレクション』が10月8日にリリースされますが、福圓さんはED曲「ブックマーク ア・ヘッド」をいろいろなキャラと歌っています。どのパートナーが一番合ってると思いますか?

福圓さん:えっ!? 組んだ方がみんなお上手な方なので「私がもっとうまかったらよかったのに……」と思ったくらいで。個人的には園崎未恵さんの歌を生で聴く機会があって、すごく好きなので、今回、一緒に組ませていただいてうれしい半分、恥ずかしい感じで。でもうれしかったです。


――改めて「ブックマーク ア・ヘッド」の曲について、そして『ストライクウィッチーズ エンディング・テーマ コンプリート・コレクション』の聴きどころを教えてください

福圓さん:OP曲の「STRIKE WITCHES~わたしにできること」もいい曲ですが、ED曲も元気でかわいくて、すごく好きです。でも仮歌をたくさん聴きましたが、難しかったです(笑)。12話で流れる全員で歌っているバージョンをまだ聴いていないので早く聴きたいです。最初は全員のバージョンがEDとして流れると思っていて、まさか自分の歌があんなに流れることになるとは。正直、ビビりました(笑)。いろいろなバージョンが入っているのもすごいですが、とにかく全員のバージョンが楽しみです。

仲井さん:私はのんびりしているので、ED曲の速いテンポについていくのが大変でした。一生懸命、頭の中でリズムを繰り返して歌いました。そんな努力の成果を皆さんにも聴いていただければと思います(笑)。

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