9/24にニュー・シングルをリリース! 2HEARTSインタ..

ニュー・シングル「BLUE STEEL KNIGHT」をリリース! 森川智之さん&立木文彦さんのユニット2HEARTSインタビュー

 森川智之さんと立木文彦さんのユニット、2HEARTSが待望のニュー・シングル「BLUE STEEL KNIGHT」をリリースする。ハードで疾走感あふれるナンバーに仕上がった表題曲は、GAMECITY文庫「鬼灯高校退魔部 ことしろや!」のテーマソングに起用されており、さらにカップリングには大人の魅力が詰まったラブソングを2曲収録。昨年のベスト・アルバム『Brand-New Future』でひと区切りをつけ、新たな出発点に立ったという2HEARTSに、その幕開けとなる今作について語っていただいた。


――レコーディングを終えての感想をお願いします

Toshi(森川智之さん):3週間かけてレコーディングをして、今日が最終日です。久しぶりのニュー・シングルということで時間がかかったぶん、新しい2HEARTSが表現できたかなと思います。仕上がりが楽しみなのと、とりあえず今日を迎えたことにホッとしております。

fu-min(立木文彦さん):“お互いのスケジュール合わせも奇跡のユニット”2HEARTSですが(笑)、歌の収録が毎週日曜日にあって、レギュラーみたいにいい感じにレコーディングができました。今回は元々の男っぽい2HEARTSとはまた少し違う、底知れぬ優しさがあふれている曲になりました。3曲入りのシングルですが、アルバムクラスのプレゼントになると思うので、楽しみにしてください。


――「新しい2HEARTSが表現できた」というのは?

Toshi:去年にベスト・アルバム『Brand-New Future』を出して、真夏にプレミアムライブをやって、2HEARTSにひとつの区切りみたいなものができていたんです。それで気持ちを切り替えて、新しい2HEARTSができたらいいなと思って。これまでは皆さんに「頑張って」とエールを送るような感じがメインでしたが、今回は「ついてこい!」と引っ張っていくような感じ。さらに男の色香もプラスして、アダルティな2HEARTSに生まれ変わっております。だからといって落ち着いた感じというのではなく、よりハードになったかな。

fu-min:2HEARTSはいつもいい感じのタイミングでやらせてもらっていて、少しブランクがあることでお互いに人生を歩んでいるというか、その味わいがどんどん楽曲にもきっと自然に表現されつつあるなという手ごたえを感じています。とくに(プロデューサーの)飯塚さんが作ってくれた曲はとても覚えやすくて、最近では何回か聴くと身体に入ってくるというか。きっと自分たちの体内に、すでに2HEARTSの曲の組織があるような気がするんです。だから2HEARTSの歴史はまだ序章かもしれないですけど、これから先もいいこの感じでどんどんいけると思うので、今回のシングルはそのきっかけというか、皆さんに「こういう感じもあるんだ」と思ってもらえるかもしれない曲になりました。


――表題曲「BLUE STEEL KNIGHT」を最初に聴いたときの印象は?

fu-min:最初の話し合いのときからコンセプトとして「青」がありました。疾走している青、深くて「この先にはなにがあるんだろう」と感じさせる青、とらえ方は色々あってもいいと思うんですけど、そういったイメージがあったので「BLUE STEEL KNIGHT」という曲を提供してもらったときには、曲と詞が非常にマッチしていて。曲調はある種、いい意味でイケイケハードロック風なんです。でも詞の世界は憂いをおびていたり哀愁があったりして、まさに今まで僕らが2HEARTSでやってきた喜びや痛みとかをこの「BLUE STEEL KNIGHT」に凝縮できたなと感じました。

Toshi:突き進むというか、まっすぐで、ぶれない感じ。「このユニットで今これを歌うのか」という感じですね。それがたぶん“萌え”ポイントだと思います(笑)。今回のニュー・シングルのメイン曲にもなっているわけですけど、2HEARTSは最初からいぶし銀みたいなところがあって(笑)、いまさら渋いところを出してもそれは渋すぎるだろうと。なので、2人のいい声なオッサンたちが一生懸命まっすぐ突き進むみたいなカッコよさを感じとってもらえればいいかなという曲ですね。

fu-min:当たり前にカッコイイ曲ってわりとあるような気がするんですけど、この曲はしみじみと、大人ならではの男の弱さみたいなものも見せつつ、トータルでカッコイイ曲かなと。こりゃあちょっと無敵かな、という感じはあります(笑)。


――PV収録はどうでしたか?

Toshi:もうビックリするようなスケジュールで。本当によくぞ2人のスケジュールが合いましたねという感じで、朝早くからロケバスに乗って長野県まで行って、炎天下のなかPVとジャケットの撮影を兼ねて、まる1日使って山の中で撮影しました。その行ってしまうパワーはすごいなと。普通に考えれば都内のスタジオで撮っちゃいましょうよってなるのに、自ら「行こうよ」って。土埃の舞う廃工場で撮影したんですけど、撮影場所に行ったらスタッフさんが全員防塵マスクしていて「僕らこのなかで歌うのか」って(笑)。すごかったですけど、それがまた「さあ行くぞ!」みたいな感じで良かったです。前回皆さんに好評だった「約束の地へ」のPVと同じスタッフで収録したので、楽しみにしていて下さい。

fu-min:ギリギリ感がいいよね。一発どりの緊張感があって。

Toshi:ハードですね。fu-minは鎖を持っていましたから(笑)。マイクコードみたいについていた太い鎖を振り回していました。

fu-min:朝早くから重い鎖を持たされましたね(笑)。実質半日くらいで撮影したんですけど、炎天下で埃も舞っているし、汗がどれだけ出たか分からないくらいでした。Toshiはマイクスタンドでしたけど。あんなスタンド使いは中々他にはいませんよ。

Toshi:あれ持っていないと倒れちゃうから。杖代わり(笑)。


――「BLUE STEEL KNIGHT」は、GAMECITY文庫「鬼灯高校退魔部 ことしろや!」のテーマソングに起用されていますが、この作品にはどのようなイメージを持っていますか?

Toshi:以前にも「アンジェリーク」OVAやゲームなどのテーマ曲をやらせてもらうことはありましたが、今回のように最初からテーマ曲としてゼロから立ち上げたのは初めてだったので、そういう意味では感慨深いし、作品も学園ものなので、この曲の疾走感ともマッチしているのかなと。作者の矢吹ましろさんもレコーディングに来てくださったので、これから色々展開してくれれば嬉しいです。何か僕らの役がありましたらよろしくお願いします(笑)。学園ものなので先生か教頭先生あたりで。

fu-min:俺は校長先生役を期待していますよ(笑)。


――カップリング曲の「RED HOT ROSES」「White Silent Eve」について教えてください

Toshi:今回の収録曲は3曲で、全てのタイトルに「BLUE」「RED」「WHITE」と色がついているんですよ。情熱の赤だったり、青には鋼というか、強靭な精神とかまっすぐさといったイメージがあったり、白は純粋さとか。そういったところで表現しています。3曲なのにすごくバラエティに富んだラインナップになりました。

fu-min:カップリングの2曲はラブソングなんですけど、全くタイプが違うんです。先週レコーディングした「RED HOT ROSES」はある意味僕らが男に徹して、女性をイメージして詞の世界を綴っているわけなんですけど、メロディにはゆったりと踊れるようなソウルフルな部分があって、今までにないタイプの曲になりました。レコーディングはお互いに一人ずつ録っていくんですけど、Toshiのボーカルを聴いていて、それはもういい思いをさせていただきました(笑)。

Toshi:これはヤバイですね。先週歌って帰るときに自分を押さえ込むのが大変で(笑)。歩いて帰りましたもん。そして「White Silent Eve」は、はっきり言って「こんな告白する歌があるのか」という曲で。

fu-min:3曲目のレコーディングはまだ今まさに進行中なんですが、ジーンときますね。最初に聴いたときに飯塚さんのメロディが本当に綺麗で、詞を乗せて歌ってみたんですけど、たぶん2HEARTSのなかではベスト3に入るラブソングになるのではと思います。「RED HOT ROSES」もすごく色っぽい曲なんですけど、実はこの「White Silent Eve」もトータルで考えたらすごく色気があるなと思ったんです。そのあたりをライブで出せたらいいなと密かに狙っているんですよね。セクシーという意味ではなく、曲としての艶っぽさがあります。


――「White Silent Eve」はクリスマスソングでもありますね

Toshi:そういう曲も2HEARTSに欲しいなと思って作った曲です。恋人同士がクリスマスに聴いてくれると嬉しいかなと思いますし、彼氏が歌ってあげるのもいいですね。

fu-min:2HEARTSを聴いてくれる人たちって、カラオケとかでも歌ってくれたりすると思うんですけど、この曲に関しては男性に歌ってもらいたい、逆に自分が聴いてみたいと思える曲です。とても純な曲なので、歌っているカップルを見たいというか、そういう情景が目に浮かびますね。


――最後にファンの方たちへメッセージをお願いします

fu-min:これまでは最初に曲を作って、次にライブをやってと徐々に戦闘態勢になっていくんですけど、最近の2HEARTSの傾向としては全てが同時になっていて、レコーディングをしていてもライブのことがイメージできています。そういう面で聴いてくれる皆さんの盛り上がり方、喜んでいる顔とか心を常に思いながらやっているので、ライブではとくに今まで以上のものが出せるんじゃないかと思います。だから皆さんには僕たち以上にこの曲を聴いて楽しんでもらいたいなと思います。

Toshi:ニュー・シングルが9月24日に発売になって、その週には「ネオロマンス・ライヴ ROCKET PUNCH!3」もあります。おそらくこのイベントで初お披露目すると思いますので、早く皆さんと盛り上がりたいです。あとこのシングルはお色気ムンムンですので、聴いて失神して倒れないようにしてください(笑)。「私は大丈夫よ」という2HEARTSファンの方はバンバンどこでも聴いてくだされば嬉しいですけど、新しく発進した2HEARTSを皆さんも楽しんでいただけると嬉しいので、ぜひとも「BLUE STEEL KNIGHT」をよろしくお願いします。


「BLUE STEEL KNIGHT」/2HEARTS
08年9月24日発売
2,300円(税込)
内容:CD1枚+DVD1枚
表題曲「BLUE STEEL KNIGHT」(GAMECITY文庫「鬼灯高校退魔部 ことしろや!」テーマソング)のほか、「RED HOT ROSES」「White Silent Eve」を収録(全3曲)。また、表題曲のミュージッククリップDVD付き。
初回封入特典:ジャケットサイズ・クリアステッカー

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