オーディオビジュアルノベル『ライフウィズアイドル』から梶さん..

“ノベルソフト”の新ジャンルを切り開くオーディオビジュアルノベル『ライフウィズアイドル』からキャストコメント到着! 「この3人でやるイベントが楽しみです!」(梶さん)

2008年8月29日に、『ライフウィズアイドル』というWindows用ソフトが発売される。このソフトは「オーディオビジュアルノベル」という、今までのノベル系ソフトを大幅に進化させた新ジャンルの作品だ。
テキストは縦書き表示でまるで小説を読んでいるような形式で、内容は全8章にも及ぶ。登場キャラクターの台詞はフルボイスで、作品中のキャラクター絵はいわゆる「立ち絵切り替え」ではなく、全て本ソフトのための描き下ろし。更に音楽は、TVアニメーション『ご愁傷さま二ノ宮くん』のキャラクターソングや檜山修之さんのアルバム収録曲などを手がける三浦誠司氏が担当しているなど、制作陣の意気込みが感じられる作りになっている。
キャストには、緑川光さんや森川智之さんといったベテラン人気声優は勿論、若手声優として人気が高く活躍中の梶裕貴さん、小田久史さん、前野智昭さんらを起用、作品を盛りたててている。
今回、梶裕貴さん(天見由宇 役)、小田久史さん(御子柴 凛 役)、前野智昭さん(綾辻京介 役)にインタビュー、作品については勿論、今後の展開について語って頂いた。また、3人から動画メッセージを頂いたので、合わせてお届けする。

■オーディオビジュアルノベル『ライフウィズアイドル』<br>2008年8月29日発売予定 3150円(税込)<br><br>(C)Trinitry Tower

■オーディオビジュアルノベル『ライフウィズアイドル』<br>2008年8月29日発売予定 3150円(税込)<br><br>(C)Trinitry Tower


――収録お疲れ様でした!収録を終えての感想を教えて下さい。

前野さん:家で練習してきたものの、何だか緊張してしまって心配だったんですが、スタッフさんがいい方ばかりで、リラックスして臨むことが出来ました。
現場に来る途中、凄く暑かったのですが、スタジオ内に入ったら汗も引いて、血の気も引いて(苦笑)何とか京介を演じられたと思います。自分が演じたパート全てをまだ聞いていないので、どのように仕上がっているのかは分かりませんが、いい作品に仕上がっていると思います。

梶さん:由宇が凄く真っ直ぐな子だったので、ちょっと昔の自分を思い出して、デビューしたばかりの頃の初々しさや真っ直ぐさを演じました。

小田さん:さっき、前野君から「今日は暑かった」という話がありましたが、前野君が演じる京介というキャラクターは、声を張らない役なので、スタジオに入って汗がひいてクールに演じていたんですけど、僕が演じている凛君は、元気なんですよ(笑)。周りのみんながついてこれなくなるくらい元気な子なので、僕は逆にスタジオに入ってから更に汗をかきました(笑)


――少しお話に出ましたが、皆さんが演じているキャラクターについて教えて下さい。

前野さん:僕が演じる「綾辻京介(あやつじ きょうすけ)」という役は、外見から王子様みたいなエレガントなオーラが出ていて、高貴な雰囲気の持ち主です。でも、優雅なだけではなく、必要であれば泥臭いこともするし、影では凄い努力をしていて、でもそれを表に出さずにプロのアイドルとして自分を演じているという人です。すごいプロ意識が高くて、僕も見習うところがたくさんあるようなキャラクターだなと思います。
最初に、400ページくらいあるシナリオを読ませて頂いたのですが、バランスのとれた3人組だなと思いました。3人とも魅力のあるキャラクターなので、宜しくお願いします!
何か締めのコメントみたいになっちゃった(笑)

梶さん:僕は「天見由宇(あまみ ゆう)」というキャラクターを演じました。
彼はとても真っ直ぐで、自分のデビュー当時を思い出しながら…というか、台本を読んでいるうちに当時の気持ちに戻りましたし、物語が進んでいくにつれて、ちょっとずつ由宇というキャラクターが成長して大きくなっていっているので、その感じもうまく出せたと思います。その辺が皆さんに伝わればいいなと思いながら演じました。

小田さん:僕は「御子柴 凛(みこしば りん)」君というキャラクターを演じています。このキャラクターで一番印象に残っているのは、ダンスが得意なキャラクターという所です。僕は、個人的にヒップホップとかジャズとかのダンスをしているので、キターーー!!って(笑)イベントで踊るぞ!って思いました。
声優イベントって、簡単な振り付けはあるけれどバリバリ踊りますというのはなかなかないじゃないですか。だから、イベントとかでぜひ踊りたいと思いました。


――キャラクターについてお聞きしましたが、皆さんはご自身が演じているキャラクターと似ているところはありますか?逆にここは似ていないなという所はありますか?

前野さん:僕と京介は全然似ていないと思います(笑)僕は高貴でもないですし、優雅なオーラも出てないですし、上品でもないですし(苦笑)。なので、演じる上では苦労しました。
彼は、僕のひとつの理想ですね。素敵な男性だなと思います。アイドルって簡単になれるものではないので、彼はその努力を人よりもしていると思うし、僕もこれから役者として生き残っていく上で、彼の努力精神を見習っていかなければいけないなと思いました。

梶さん:由宇と似ている部分はすごい多いと思います。新人の時の気持ちって、今でも勿論持っている気持ちなので、すごい分かるんです。頑張りたいんだけど頑張っても空回っちゃったり、信頼した相手とずっとやっていきたいとか。共感しますね。
似ていない部分は“料理”でしょうか?由宇は料理上手という設定ですが、僕は料理が出来ません。イベントで、キャラクターと同じことをやるとなったら、僕は料理をしなくちゃいけないので、僕はどうすれば…(苦笑)いつかの日のために練習でもしようかなと思います。

小田さん:凛君はダンスが好きなのですが、僕もダンスが好きですし、先ほど言いましたが、個人的にダンスをやっているので、キャラクターと合致しています。あとは、「大人の事情」というものや世の中の大人たちに反抗するシーンというのがあるのですが、僕も納得できないことに関しては割と言っちゃう方なので、よく言えば正義感があり悪く言えば空気読めないみたいな(笑)、そういう所は似ているかなと思います。
僕というキャラクターを突き詰めてデフォルメしていくと、凛君が出来上がるのかなと思います。僕は全てにおいて凛君に劣っていると思います。ダンスも明るさも正義感の強さも、僕は凛君には及びません。だからこそ突き詰めていくと凛君になると思いますね。
似ていないというか、違っている部分は一言で言うと年齢です(苦笑)


――今回、3人で作品に出演するというのは初めてということですが、皆さんそれぞれの印象は?

小田さん:前野君と梶君は付き合い長いんだっけ?

前野さん:長いといっても、2年くらいかな?

梶さん:うん。そうだね。小田君とは前野君と比べては短いけど、3人で収録をやっていても凄く楽しかったし、これを機にどんどんやっていけたら楽しいなと思います。
僕たち3人、本人のキャラクターも全然違うからこそ一緒にやっていて楽しいのかなと思います。こうやってユニットみたいな形でやらせて頂けるというのがあまりないので、嬉しいし、楽しいです。もっとやりたいなという感じですね。

前野さん:そうですね。3人共、年齢がそこまで離れていないので、気を遣わずに出来たというのが大きいですね。ラジオとかって、これ言ったらまずいなとかいうのを想定しながら話さなければいけなくなるので、そういう気を遣わずに楽に出来たのでよかったです。お2人ともフランクで話しやすくて、この2人と出来てよかったなと思います。

小田さん:前野君とは現場で会うのが初めてというくらい知り合ってから短いんです。前野君の第一印象は、凄い人見知りをする人なんだなと思いました。隣に座っているのにあんまり会話がないなとか、ありましたね(苦笑)
でも、蓋を開けてみれば、凄い付き合いやすかった人でした。梶くんは声優業界でやっているフットサルで会ったんですけど…。

梶さん:その時はお互い同じ事務所だというのも知らなかったし、まさか同じ現場で仕事をするようになるというのも想像していませんでしたね。仕事ではない部分で先に会っていたというのが驚きでした。

小田さん:やっぱり嬉しいですよね。僕にとっては、友達だった人と同じ現場で仕事ができるわけですから。

梶さん:じゃあ、この3人でフットサルしよう!(笑)


――最後になりますが、ファンの皆様へのメッセージをお願いします!!

小田さん:この作品自体をまずは楽しんで頂きたいんですが、それに付随してイベントなどが色々と進行していきます。僕自身も凄く楽しみにしていますので、是非ご期待下さい!

前野さん:シナリオを最初に読んだ時に、「あ、面白いな」と思って入り込めた作品です。この作品は、女性の幽霊の主観で物語が展開していくので、女の子は特に感情移入出来るんじゃないかと思うんですが、男性の僕が読んでもとても面白かったので、老若男女、どなたでも楽しめる作品だと思っています。是非、宜しくお願いします。

梶さん:このような形の作品は、自分としては新しく感じるタイプの作品です。
二次元と三次元がコラボレーションしている所やノベルという所から始まって、歌だったりラジオだったりイベントだったり、色々と広がりがあって、新しい試みだなと思いました。
なので、皆さんにも是非体験して頂いて、世界がどんどん広がっていってくれたらいいなと思います。僕らも色々とやりたいなと思っていますし。皆さんも新しい感覚で楽しめると思います。これからも応援して下さい。


GAME■オーディオビジュアルノベル『ライフウィズアイドル』
2008年8月29日発売予定 3,150円(税込)
発売:トリニトライ・タワー
メディア:WINDOWS ROM
アニメイトオリジナル特典:ボイスCD
初回封入特典:キャンペーン応募ハガキ

<キャスト>
神崎拓也:緑川光
和泉毅郎:森川智之
天見由宇:梶裕貴
御子柴 凛:小田久史
綾辻京介:前野智昭
井上ゆみえ:若林直美
村浜正勝:長嶝高士 ほか

EVENT■『ライフウィズアイドル』発売記念キャンペーン「アイドル・オン・ステージ! 1st」(仮)
開催日:2008年10月26日(日)
場所:都内(当選者にのみ通知)
出演:梶裕貴さん(天見由宇役)、小田久史さん(御子柴凛役)、前野智昭さん(綾辻京介役)
イベント内容:出演声優によるトーク&歌 ほか
申込方法:「ライフウィズアイドル」初回出荷版封入のハガキにて応募。
応募締切:2008年9月30日(必着)

左から前野智昭さん(綾辻京介 役)、梶裕貴さん(天見由宇 役)、小田久史さん(御子柴 凛 役)

左から前野智昭さん(綾辻京介 役)、梶裕貴さん(天見由宇 役)、小田久史さん(御子柴 凛 役)

天見由宇&lt;br&gt;(C)Trinitry Tower

天見由宇<br>(C)Trinitry Tower

御子柴 凛&lt;br&gt;(C)Trinitry Tower

御子柴 凛<br>(C)Trinitry Tower

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