高橋美佳子ミニアルバムリリース! 10月には生バンドライブも..

高橋美佳子さんのミニアルバム「SUMMER PRINCESS」好評発売中! CD発売記念ライブ『高橋美佳子Live Princess』も10月19日に開催!!

セルフプロデュースしたミニアルバム「SUMMER PRINCESS」を8月6日にリリースした高橋美佳子さん。5曲+恒例となったボーナストラック1曲の全6曲入りで、全曲の作詞・作曲を高橋さん自身が手がけている。夏の暑さや太陽の輝き、駆け抜けるような爽快感を凝縮したタイトルチューン「Summer Princess」、ジャズテイストのちょっとアダルトなラブソング「キミとボク」、ストレス発散できるパーティソング「EVERY」など、バラエティに富んだ曲達はどれも明るく元気な気持ちになれる曲ばかり。残暑が続く9月、「SUMMER PRINCESS」を聴いて、パワフルに乗り切ろう!
そしてCD発売記念ライブ『高橋美佳子Live Princess』が10月19日に東京・初台DOORSにて開催される。ライブを意識して曲を制作している高橋さんの本領が発揮されるのはまさにライブのステージ! 自身初となる生バンドでの演奏ということで気合いも十分。「SUMMER PRINCESS」の曲はもちろん、人気曲の数々も披露される予定。ライブタイトル通り、ステージで輝くライブプリンセスと会いに行こう。

夏らしい1枚をリリースした高橋美佳子さん。自身初の10月の生バンドライブに注目だ。

夏らしい1枚をリリースした高橋美佳子さん。自身初の10月の生バンドライブに注目だ。


●7年ぶりのセカンドアルバムから、わずか半年で次回作を発表!

――2月にフルアルバム「sweet」を発売してから、約半年後にミニアルバム「SUMMER PRINCESS」をリリースしたのは驚きました。制作も大変だったのでは?

高橋さん:「SUMMER PRINCESS」のリリースが決まったのは「sweet」の打ち上げがあった3月で、「次、どうしましょうか?」という話題になって、「どうせ出すなら夏がいいよね」とあっという間に決まっていき、「じゃあ、夏まで曲作ってね」と言われて。最初は「そんなに作れませんよ!」と言ったんですが、スタッフ全員に「大丈夫! やればできるって!」と無責任に背中を押されてしまいました。そのうちに正式なリリース日も決まって、いよいよ作らなきゃいけない雰囲気になって曲作りにとりかかったのが春先。「sweet」を出してから休む間もなく、次の準備に取り掛かった感じでした。さすがにファンの方も、まさか年内にもう1枚CDが出るとは思っていなかったようで驚いた反応が多かったです。

――アルバムリリース後、近い時期にミニアルバムを出す場合、収録できなかった曲があって、「どうしても世に出したい!」みたいなケースがありますが高橋さんの場合は勢いみたいな感じですね(笑)。

高橋さん:そうですね(笑)。でも「sweet」に1曲だけ収録できなかった曲があって、それが今回1曲目に収録されている「SUMMER JUMP」で。「sweet」に入れたかったけど、夏の歌だし、どうせなら夏に聴いてほしいなと思って見送ったんです。心残りがあったので打ち上げの席で「どうしても『SUMMER JUMP』をみんなに聴いてほしいんです。できれば夏がいいな」と言ったのは私なんですけど(笑)。

――結局、高橋さんがきっかけなんですね(笑)

高橋さん:すみません(笑)。でもまさかこんなに早いスピードで進んでいくとは思っていませんでした。


●すべて近作のオリジナル楽曲! 彼女の今がこの1枚に

――夏のリリース、そして「SUMMER JUMP」が入ることで、ミニアルバムのコンセプトも自然に“夏らしい1枚”というコンセプトが決まったのでしょうか?

高橋さん:そうですね。5月の時点で「SUMMER JUMP」はほぼ形になっていて、残りの曲も夏っぽくて、ドライブで聴けるような元気な曲を詰め込みたいなと、夏を意識して作っていきました。また作りながらも1曲作って編曲してる最中に「夏といえばボサノバだよね」とディレクターに言われると「じゃあ、ボサノバの曲を頑張って書いてみようと思います」と作り始めたら完成したのはジャズっぽい曲だったり(笑)。ディスカッションもありつつ、徐々に1曲ずつ出来ていった感じです。「sweet」の時はたくさんストックがあったので対照的ですね。

――ほとんどが最近作った曲ということは、今の高橋美佳子が詰まった1枚になったわけですね。

高橋さん:そうだと思います。今、私の中から自然に浮かんできたメロディや詞ばかりなので今の自分に近いですね。

――収録された6曲に登場する主人公がまったく違うし、物語もいろいろあって、おもしろいです。

高橋さん:ありがとうございます。狙ってそうしたわけじゃなくて、頭に浮かんできたのがたまたま犬目線だったり、OLさん目線だったり、オタクっぽい男の子目線になったわけです。無意識のうちに関心があったから曲になったのかもしれませんね。

――制作していく上で気をつけたことは?

高橋さん:今回だけでなく、「sweet」の時も含めて、常に考えていることは、どの曲も何回か聴いたらちゃんと覚えて歌えるくらいキャッチーなサビやメロディになっていることです。覚えやすくて、わかりやすい、そして聴き終わった後、「もう終わったのか。あっという間だったな」と自然にその人の中に入ってくるような曲を作ろうということです。夏に出るCDですから難しいことは抜きにして、シンプルで聴きやすい1枚になったかなと思います。あとは手に取ってくれた人にビックリしてもらえるようなサプライズも盛り込みたいなと。


●全6曲収録――本人による楽曲紹介

――では、1曲ずつお話をうかがいます。1曲目の「SUMMER JUMP」は本当に夏が始まる期待感やまぶしさが音や詞に現れていますね。

高橋さん:3年前くらいに既にイメージができていた曲で今回、形にすることができました。ふと暑い夏の日に空を見上げたら、真っ白で大きな雲があって、『天空の城ラピュタ』のシーンのように、「あの積乱雲の中にラピュタがいるんじゃないかな」と思った時のことを書いたのでまさに夏の歌です。もうアニメを見てるように頭に絵が流れてきたんです。サビは覚えやすくて歌いやすいのでライブでみんなと“GOOD YEAH!”と叫び合いたいですね。

――2曲目の「☆キラキラ☆」は片思いしている女の子の様子が描かれていてかわいいです。

高橋さん:サビが先にできた曲で、私は曲が思い浮かぶとICレコーダーに録音するんですけど、その中に入っていた曲を引っ張りだしてみました。このサビがすごく好きで、さわやかで夏っぽいし、このサビを使って1曲作りたいという想いから作りました。
サビだけ聴くと片思いしている女の子のお話なので、それに沿った歌詞にしなくてはいけなくなってしまって、わりと苦労しました。大学生の女の子が通学の電車の中で好きな男の子を同じ車両で発見してテンションが上がったり、なかなか声をかけられない葛藤、見ているだけじゃ始まらないよねと勇気を出していく過程を描いています。女の子が徐々に強くなっていく姿も注目してほしいです。1番では弱気な女の子が、2番の頭では“負けない!”と言っていて。今、恋をしている人達への応援ソングです。イントロの“キラキラキラ”という音がこの曲の象徴かな。

――3曲目の「あたしは犬」は本当に犬なのか、比喩なのか、2通りの見方ができる、不思議な曲です。

高橋さん:実は「SUMMER JUMP」よりも早く形になった、ミニアルバムで1番のりの曲です。コード進行が簡単でディレクターの藤岡さんから「この曲はアレンジしやすくていいね。他の曲はアレンジが難しいから嫌だ」と言われました(笑)。私は犬派で、自分自身も犬っぽいと言われていて、いつか犬の歌を作りたいと思っていたのでお気に入りの1曲です。犬っぽく“誘惑したいワン”と入れてみたり、“ワンダフル”とダジャレも効かせてみました(笑)。犬の気持ちを書いていますが女の子の気持ちにも置き換えられるように作ったので、犬目線で飼い主に対しての気持ちとして聴いてもらってもいいし、女の子が彼に対して思っている気持ちとして聴いてもらってもいいです。お好きな方で聴いてください。あと冒頭の犬の声は自分でやりました。

――4曲目の「キミとボク」はジャズテイストの大人っぽい曲ですね。

高橋さん:初めて男の人目線で書いた曲で「男の人もこんなふうに不安に思うこともあるんじゃないかな」とか「こんなふうに愛していたりするんじゃないかな」と想像でしかないんですけど、自分としてはわりと気に入っています。メロディが先にしっかりとできていて、きれいにハマる歌詞を探していたらたまたま英語が多くなって。“Cherry pink”や“Lavender”など色をイメージする単語もいろいろ入れています。ボサノバにしようと思っていたらR&Bっぽいジャズテイストになってしまったんですが、楽器やリズムの打ち込み方に相当こだわったし、歌い方もちょっぴり大人っぽくなっているので聴き込んでほしいです。

――5曲目の「EVERY」は飲み会をイメージさせる楽しいパーティソングになっています。

高橋さん:完全に宴会ソングです。先にサビの詞ができて、それにあてはめるように1番2番の歌詞を考えて、メロディを作りました。この曲の特徴は1番と2番で主人公が違うことで1番はカラオケではアニソン専門というオタクっぽい男の子が頑張って臨んだ合コンの話で、2番はOLさんが日々溜め込んだストレスを発散させるように飲んでいる感じです。私は合コンの経験もなく、OLさんの経験もないので本当にイメージなんですけど(笑)。途中の転調も自分ではこだわっていたんですけど、藤岡さんから「意味がわからない」と言われてかなりモメました(笑)。でも、かなり意見交換し合いながら作ったので自分が最初にイメージしていた完成像に一番近い曲になりました。

――ボーナストラックでタイトルチューンの「Summer Princess」は絵本のようなストーリー性がある曲ですね。

高橋さん:物語みたいな曲を作りたいと思っていたので今回、作ってみました。髪の毛がふわふわで、水色のストライプにエプロンをつけたようなかわいいワンピースを着た女の子が主人公で、トランクを抱えて、お供には人間のようにしゃべれる猫……『耳をすませば』みたいな感じで。彼女は1年に一度、夏をスタートさせるためのお姫様として虹の橋を渡って、海の底にいくというお話で、夏が終わったら役目を終え、ティアラを返して封印するんです。そんなファンタジックなストーリーと夏らしさいっぱいの曲です。


●水着姿も披露! 美しいビジュアルにも注目!

――ジャケットも夏らしいビジュアルになっています。ブックレットには水着の写真もあって!

高橋さん:水着姿で撮影したことは何か恥ずかしくて、発売までずっと言えなくて。CDケースのふたを開けるとそこには水着の私がいるという感じで、ファンの方にビックリしてもらいたくて頑張りました。6月、梅雨入りした直後に撮影したんですけど、撮影候補の4日間のうち3日が雨で、千葉の海に向かった日も大雨になってしまったことがあって。最後の4日目も曇りだったので近場にしようということになり、大森ふるさとの浜辺公園で撮影しました。人工の海浜公園なので砂がとても白くて、緑の丘もきれいだったのでむしろよかったかな(笑)。でも子供やおじいちゃん、おばあちゃんとかいっぱいいて、寝ころんだポーズと水着での撮影は恥ずかしかった。「早く終われ!」と念じてました(笑)。私の頑張った成果をぜひ見てください。

――そして10月には待望のライブがあります。

高橋さん:『Live Princess』というタイトルで、今回のミニアルバムの曲はすべて歌おうかなと思っています。もちろん過去の曲、皆さんが聴きたいだろうなと思う曲も歌うつもりで選曲しています。普段よりも曲数が増えそうですが、そこは何とか頑張ろうと。あと実は今回、私にとって初めての生バンドでのライブになるので、すごく楽しみでワクワクしてます。ただ「この楽器も入れたいな」とか「こんなふうなアレンジにしたらおもしろそう」とか次々にアイデアが浮かんでくるので、どこまで実現できるかという部分もありますが……。会場も比較的見やすいので私の顔しか見えない、みたいなこともないと思います。衣装もオリジナルを作ってもらう事になったので皆さんに見ていただきたいですから。きっとみんなで盛り上がられる楽しいライブになると思いますので来てくださいね。

――では、最後に皆さんへメッセージをお願いします!

高橋さん:今回のミニアルバム「SUMMER PRINCESS」で全曲、作詞・作曲を自分でやったことでますます曲作りが楽しくなってきました。もともと、産みの苦しみを体験したことがなくて、今はただ作るのが楽しいんです。CDやライブなので聴いていただいて、1曲でもお気に入りの曲ができて、私の歌に関心を持ってもらえるように、素敵な曲をこれからもたくさん作っていけるように頑張っていきたいです。
夏にリリースした「SUMMER PRINCESS」ですが、この記事を読まれる頃は季節も秋になっちゃいました(笑)。でもこのミニアルバムの中に夏がたくさん詰まっているので、夏気分を満喫したくなったらこのCDを聴いてください。そして10月に行われる『Live Princess』。生バンドでの演奏もうれしいんですけど、やはり自分が作った曲をステージで直接、みんなにお届けできる喜びが一番大きいです。「SUMMER PRINCESS」から全曲やるので聴き込んで来ていただけるとより楽しめると思います。ほかの曲もたくさん歌いますので、いつも応援してくださる方、私の歌に興味を持ってくださった方、そしてその日に予定がない方(笑)、ぜひぜひ会場に遊びに来てください。みんなで盛り上がりましょう!


CD■「SUMMER PRINCESS」/高橋美佳子
発売中(8月6日発売) 2,200円(税込)
発売:パープルヒルズレコード

Live■『高橋美佳子Live Princess』
10月19日(日)東京・初台DOORS
17時開場 18時開演
全席自由 4,500円(税込)
チケットぴあにて発売中

■「SUMMER PRINCESS」/高橋美佳子<br>発売中 2200円(税込)<br>発売:パープルヒルズレコード

■「SUMMER PRINCESS」/高橋美佳子<br>発売中 2200円(税込)<br>発売:パープルヒルズレコード

おすすめタグ
あわせて読みたい

インタビューの関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2024年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2024春アニメ何観る
2024年春アニメ最速放送日
2024春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング