Elements Gardenアルバム発売イベントに影山さん登場

Elements Garden&影山ヒロノブさんがトーク!『Elements GardenII-TONE CLUSTER-』アルバム発売記念イベントレポート!

アニメイトTVでもリレー・インタビュー記事を掲載したElements Gardenが、アルバムにも参加していた影山ヒロノブさんを迎え、9月5日(土)に石丸電気 SOFT2を舞台に、リリースを記念したトーク&ミニ・ライブを行った。

この日、Elements Gardenからは上松範康さん、藤田淳平さん、菊田大介さんの3人が登場。まずは司会者を交えた、Elements Gardenの3人がステージへ。

前作から1年、今回はPCゲーム中心にまとめた『Elements GardenⅡ-TONE CLUSTER-』。「年間でElements GardenとしてBGMも含めて400曲程度作っていて、その中から今回は16曲を厳選。各自5~6曲を出しながら、みんな譲ってるようで譲らないような感覚で選んだりしました」と上松さんが言えば、「あとは、頭からの曲順の流れで決めましたよね」と藤田さんが、積極的に言葉を加えていく。でも菊田さんだけは……メンバーに振られて、ようやく「はい、出て嬉しいです」と言葉を発する。そこが菊田さんのキャラクターでもありますが(笑)。


●影山さん「誘われたことで“現役感”を持てました」

 「Elements Gardenは作曲家なのかアーティストの集団なのか??と位置づけが難しくて」と上松さんも語っていたが、確かに両方の要素を持っているのが、このチームの強み。

 「新曲として作った『Deus Ex Machina』のタイトルが持っているのは、“機会仕掛けの神様”という意味。そこからイメージが出てきて、ジャケットへ繋がっていった」と上松さんが制作話のエピソードを披露。 「もはや今年だけでも100曲は作っているので、また来年もアルバムを出したいですね」と上松さんが先への展望も軽く振ったところで、この日のもう一人の主役である、影山ヒロノブさんがステージへ登場。

 「Elements Gardenは何度か一緒に仕事をしてるから、オファーが来たときにはすごく光栄に思いました。今の時代の音楽を最前線で作っているグループから、シンガーとして必要されたということが光栄だったというか。キャリアがあると古いと思われてしまいやすく、誘われてすごい現役感が持てて嬉しかったんです」と影山さんが発言したところ、「メッチャクチャ現役じゃないですか。歌うときに影山さん、イントロで身構えてるんですよ。もうバリバリ現役ですよ」と上松さんが、身を乗り出し興奮しながら、レコーディング現場の様子を語っていく。

 「JAM Projectってね、僕が一番低いキーのパートを担当しているから、意外と歌うのは楽なんですよ。でもElements Gardenさんの楽曲は満遍なく高いキーが続くから、汗もブワーッと出て大変でした」と語ったのは影山さん。「でもキーの高いほうがパワフルに聞こえると思って、けっこう無茶ブリをしてるんです。Elements Gardenはすべてが全速力というのを、楽曲でもメロディでもこだわっているので」と、Elements Gardenのこだわりの姿勢を、上松さんが語ってくれた。


●両者ともオリジナルを作るのが苦手?意外な発言!
 「最初は影山さんに歌ってもらえるのか心配してましたけど。歌ってもらえたときは感動しましたよね」と菊田さんが発言。「最初は、こんな若造の作った曲を歌ってくれるのだろうか? どういった曲がいいんだろう? シャウトは入れなきゃいけないんだろうか? と考えてました」と藤田さんが語ったところ、上松さんが「ラテンの要素はどうだろうか?」と提案し、現在の「Deus Ex Machina」が完成したエピソードを披露。

 「みんなで曲を作るのってすごいよね」と影山さんが話を振ったところ、「一人一人にリレーションしていくんですけど」と藤田さんが言えば、「5人もいると、5人のこだわりが強すぎて、逆に時間がかかってしまうんです」と菊田さんも発言。「むしろ好きなように、となると、逆に方向性が広すぎてみんな何処へ向かえば良いのか、わかんなくなるんですよ」と、上松さんも答えていく。「それはJAM Projectも一緒。制約も何もなく“自由に演っていいですよ”と言われると、やっぱり間口をどこに持っていけば良いのかわからなくなって、むしろ大変」と、影山さんが共感していく場面もありました。

 「音楽は作っても作っても、答えが見つからないもの」という上松さんの発言が、格好いい。「僕は曲ができないと寝る。それと『こち亀』を読むんです」と藤田さんが語り出したところ、「菊田はズーッと作り続けられる人なんです。家に帰った姿をここ半年間観たことがない」と上松さんが言えば、「こっそり帰ってます」と菊田さんが発言。「一時、体育座りして寝てた時期があったよね」と上松さんが驚いたエピソードを語ると、「普通に寝ると15時間くらい寝てしまいそうだから」と、菊田さんは帰らない理由を語っていた。


●ジャンケン大会で豪華(?)賞品進呈!

 ひとしきりアルバムの話が出たところで、Elements Garden×影山ヒロノブ×参加者による、勝ち残りジャンケン大会を実施。勝ち残った人に用意されたのは、「かぶると茅原美里の曲がかける菊田さんの帽子」「淳平少年が9歳の頃に熱中した、これを読むと平野綾の『冒険でしょでしょ』が生まれる、『ドラゴンクエストⅢ』の攻略本」。「JAM Projectの台湾ツアーのときに作った、影山さんのサイン入りTシャツ」「武器マニアな上松さんによる、煮詰まったときに握るベレッタ銃」「全員のサインが入ったスリーブ」。レアなのかどうか、そこの判断は…ファンにお任せ、といったところ。
 
 そして最後に、影山さんによる「Deus Ex Machina」を唄うミニステージがスタート。手拍子響く中、勇壮に轟き渡るラテン系弦楽トランスナンバーを、朗々と力強く歌いあげてゆく影山さん。身体を躍動させ熱くパワフルに歌いあげゆく姿には、貫祿さえ覚えてしまう。キーの高い曲だけに、思いきり身体を捩じらし歌いあげていくのも、「Deus Ex Machina」を歌いあげるときの特徴だ。影山さんが歌っているときは、Elements Gardenのメンバーも客席の後ろへ陣取り、ステージ上をまるで少年のようなまなざしで見ていたのが印象的だった。ライブが終わったあとは、客席から熱狂の声援もガンガン上がってましたよ。

「これからもずっとElements Gardenはスタンダードでありたい。作り続けていくことが使命だと思っています」。最後に上松さんが語った言葉を聴いてると、これからのElements Gardenの活躍が、ますます楽しみになってきた。これからも"良質な音楽"を届けてくれるだろうElements Garden、今後の活動にも期待したい。

>>キングレコード 
>>エレメンツガーデン公式サイト 
>>影山ヒロノブ公式サイト 

 

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