
ドラマCD『“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)』発売記念イベントが開催で花澤香菜さん驚愕告白「子供の頃は妖精をキックとパンチで倒してました」──その衝(笑)撃真相とは!?
2010年5月1日(土)には劇場版の公開も控えて、ますます盛り上がりをみせている、今最も熱い“超”文化系ラノベといえば『“文学少女”』。小説版の本編全8巻に加え、外伝最新作が09年末にDVD付きで発売。収録されたアニメ映像も話題となっている。そんな『“文学少女”』のメディアミックスプロジェクトの一環として昨年秋にリリースされたのが、小説版第1巻をドラマCD化した『“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)』(前篇が09年10月21日発売、後篇が11月25日発売)だ。
中学時代に天才“美少女”作家としてブームを巻き起こすも、ある事件がきっかけで一時は引きこもり状態に陥ってしまった井上心葉(いのうえ このは)が、入学した高校で出会った文芸部の部長・天野遠子(あまの とおこ)は、物語を食べる“文学少女”だった。遠子に「今日からきみは文芸部に入りなさい―」と強引に入部させられた心葉が、遠子とともに繰り広げる物語……。シリーズの始まりとなるパートが描かれたドラマCD『“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)』だが、その発売を記念したイベントが1月24日、東京、池袋のみらい館大明で開催された。
会場は廃校となった小学校を改装した場所で、イベントはその体育館で行われた。実は今回のイベントはドラマCDの発売記念とともに、1月9日からスタートしたデジタルラジオ『ラジオ“文学少女”~真夜中の文芸部~』の公開録音イベントでもあり、日曜の夜、住宅街のなかにある学校はまさにベストマッチ。そこに、ドラマCD、そして劇場版でも天野遠子を演じる花澤香菜さんが登場する。
公開録音なので、ステージ上の花澤さんはテーブルに座り、マイクに向かってMCを始める。半分だけライトで照らされた夜の体育館で、体育すわりの観客を前にラジオを進行する花澤さん。その様子はなかなか他で見ることはできない、まさに『“文学少女”』ならではのレアな雰囲気だ。
番組は質問コーナーからスタートし、その後「今日のおやつ」へ。これは花澤さんが出した3つのお題を盛り込んだ“物語”をリスナーが書いて番組に投稿するというもの。今回のお題は“干し芋”“汐留”“老婆”。なかなかつながりそうもない3つのお題だが、そこは熱心なリスナーのこと、たまに強引ながらも見事なつなぎっぷりで、朗読する花澤さん&場内も驚きと爆笑の嵐だった。そんなリスナーの“物語”を、“遠子”となった花澤さんが読み上げていく。そして次回のお題が発表。“スーツ”“メガネ”“高尾山”とのことだ。自分の物語を花澤さんに読まれたいそこのキミは、文化放送“超!A&G+”をチェック!
次なるコーナーは「目指せ太宰治 花澤香菜の恥の多い話」。なんと番組特製(?)“恥ずかしいメーター”まで用意され、花澤さんの恥ずかしい過去のエピソードが語られていく。その全貌は番組を聴いていただくとして、ここではその1つをご紹介。花澤さんは小学生時代、3人組で登下校しており、そのうち1人が“妖精が見える”子だったという。その子とともに、キックとパンチで妖精を倒しながら下校していたのだとか。妖精を倒すと、妖精の見える子からポイントがもらえたそうだが、花澤さんはキック・パンチ力が弱く2000Pぐらいしかもらえなかったそうだ。
収録の後半にはゲストとして、eufoniusのriyaさんも登場。eufoniusは『“文学少女”』のイメージサウンドトラック『“文学少女”と夢現の旋律(メロディ)』に「マナ」という楽曲で参加している。riyaさんは「シリーズを数日で読破しました。毎日、夕日の見える教室で、なんでもない毎日が宝物というイメージで曲を作りました」と、「マナ」のイメージについて語ってくれた。
そして、ここで衝撃発表。なんとeufoniusは劇場版でも主題歌を担当することが決定!そのタイトルは「遙かな日々」。レコーディングはこれからということだが、「柔らかく、優しい曲に仕上げたいです」とのことで、ファンならずとも今から期待“大”だ!
プレゼント大会も行われ、いよいよラスト。「1回目とは思えないくらい、“文学少女”っぽい雰囲気がみんなから漂ってるよ(笑)!」とごきげんの花澤さん。最後は「私が~」と叫ぶ花澤さんに、「“文学少女”だ~」と観客が応えてイベントは終了した。ラジオがスタートし、春の劇場公開に向けて、ますます注目度が高まる『“文学少女”』から目が離せない!
>>劇場版“文学少女”公式サイト
>>超!A&G 公式サイト
























































