映像×キャスト×音楽×ゲームが融合して驚愕サプライズ連続！『戦国BASARA FES. 2010』開催

　ゲーム最新作の発売と、TVアニメ第二期の放映を控えている超人気アニメ『戦国BASARA』の一日限りのスペシャルイベント『戦国BASARA　FES. 2010 紅の陣/蒼の陣』が21日、パシフィコ横浜で開催された。

　このイベントは特別編集したアニメ映像に豪華声優陣が生アフレコを披露するなど、“映像”、“キャスト”、“音楽”、“ゲーム”が融合する『戦国BASARA』一大イベントとなった。

　ここでは保志総一朗さん（真田幸村役）、玄田哲章さん（武田信玄役）、石野竜三さん（長曾我部元親役）、中原茂さん（毛利元就役）、森田成一さん（前田慶次役）、速水奨さん（明智光秀役）らが出演した『紅の陣－天・覇・絶槍！－』の模様をお届けする。

　まずカウントダウンと共に幕が上がるや否や、戦の開始を告げる法螺貝の音と陣太鼓のリズムに合わせて舞台上に足軽姿のダンサー達が整列し、アニメ第一期でお馴染みのあの「足軽ダンス」が生で披露され、会場のテンションは一気に跳ね上がった。

　そしてダンスの興奮も冷めやらぬまま、生アフレコが開始された。まずは第一章、第二章と主人公、真田幸村を始め、武田信玄、前田慶次、長曽我部元親、毛利元就と次々にキャラが登場。登場と共に舞台上の声優達にスポットライトが当たる度に会場からは歓声が沸いた。生アフレコが第一章、二章と終わった所でアニメ第一期でEDを歌ったDUSTZが登場し、「Break＆Peace」を披露した。

　続いて森田さんが司会の「BASARAトーーク！」のコーナーでは保志さん、玄田さん、石田さん、中原さんが登場し、「新しい迷台詞を考えよう」というお題が出され、それぞれのキャラに似合わない台詞を読み上げ、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

　続く生アフレコ第三章では明智光秀が登場。満を持しての登場に会場が沸いたのも束の間、ここでなんとサプライズゲストの織田信長役の若本規夫さんが登場！圧巻とも言うべき熱演に会場は更に沸き上がった。

　そして第三章のラスト、浅井長政の非業のラストシーンをうけて、石川智晶さんが登場、劇中でも印象的だった挿入歌「落涙」を歌いあげた。

　続いて前述のメンバーに速水さんと株式会社カプコンの小林プロデューサーを加えて、期待の新作「戦国BASARA3」の告知と見所の紹介に続いて、生アフレコはついに最終章へ。

　深手を負った信玄の前で失意に暮れる幸村に渇を入れる片倉小十郎の声に合わせて舞台には森川智之さんの姿が！森川さんの登場という更なるサプライズで最高潮を迎えた生アフレコは、小十郎VS光秀、そして再度登場の若本さんの生アフレコによる信長VS幸村・政宗（政宗のみ録音）の激しいバトルで盛大に幕を閉じたのも束の間、この日一番のビッグサプライズ、西川貴教さん率いるabingdon boys schoolが登場！「JAP」と「BLADE CHORD」の二曲を熱唱すると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。

　そしてスクリーンにはアニメ第二期のプロモーション映像が流れ、「2010年7月」という告知が。最後は出演声優全員参加のエンディング。しかしここで最後のサプライズとして伊達政宗役の中井和哉さんが全身に会場販売のグッズを纏い登場。オールスターの総出演で幕を閉じた。

　今年でシリーズ誕生五周年を向かえる『戦国BASARA』これからも、ますます目が離せなくなりそうだ。

＜TEXT：渡辺 佑＞

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