
動画系サイトで話題を博した新たな才能がまた羽ばたいた!覆面バンド新潮流――デビュー盤発売直前の流田Projectがタワレコ新宿に登場!
11月29日、タワーレコード新宿店・7階特設ステージにて、デビューアルバム『流田P』のリリースを間近に控えた流田Projectが記者会見を行った。
流田Projectとは、ボーカル・流田豊、ギター・穴澤淳、ベース・桃山竜二、ドラム・栗川雅裕という4人編成のバンドに、謎の人物"S総帥"が加入したことで生まれた覆面ロックバンド。12月1日のアニソンカバーアルバム・リリースに先駆けて行われたこのイベントでは、プロデューサーを務めるfripSideの八木沼悟志さんも交え、和気藹々とした姿を見せてくれた。
ステージのスクリーンに映し出された「only my railgun」のPVを受けてファンが盛り上がる中、流田Projectのメンバーと八木沼さんがステージに登場。もともと、大学の軽音サークルで共に活動していた流田さん・穴澤さん・桃山さん・栗川さんの前に突如現れたという謎の人物・S総帥は、会見中も「言葉なんかいらない。心で喋っている」と、流田さんを通訳にして不敵な発言を繰り返している姿が印象的だった。
動画系サイトで累計700万回の再生数を叩き出した経験を持つ流田Projectだが、サイトに投稿するようになったきっかけは流田さんのお兄さんの影響とのこと。よく動画系サイトを見ていたお兄さんの助言もあり、アニソンをバンドでカバーしサイトにupしたところ、本人達もビックリするほどの大反響になったそうだ。
そんな彼らの魅力を「純粋にバンドをずっとやってきた経験と音楽的な才能。そして、特に流田豊くんの歌唱力が決め手でした」と話したのは、プロデューサーの八木沼さん。今作に関しては、fripSideの音楽性とは逆に「電子音を全然使わないアナログ感満載なところが聴きどころです」と語った。
デビューアルバム『流田P』についてメンバーは、「僕の歌の良いところが全部録れていて、本当に良いアルバムになったと思います」(流田さん)、「新たにトライした曲もいっぱい入ってるし、いろいろな挑戦も試みています」(桃山さん)、「4人は結構長い付き合いなんで、息の合ったバンドサウンドを聴いてほしいです」(栗山さん)、「カバーなんですけど、全部自分の曲のように愛おしく思っています」(穴澤さん)、「fripSideの曲が特に良い!」(S総帥)とコメント。
夢は大きく「武道館に行きたい!」(流田さん)と話しながらも、まずは2011年1月8日の14時から、同じくタワーレコード新宿店・7階イベントステージにてインストアライブが決定していることを発表。素直に「やったぁー!」と叫び、お面の下に笑顔を浮かべているようだった。
とは言え、まだまだ謎の多いバンド・流田Project。予想不可能な5人の動向から、今後も目が離せない。
<取材・文:斉藤 碧>
>>流田Project GENEON UNIVERSAL OFFICIAL SITE






































