劇場映画『石の降る丘』初日舞台挨拶レポート

思わぬ演出に、会場は大盛り上がり!そして作品最大の見どころとは…?劇場映画『石の降る丘』初日舞台挨拶レポート

 2011年1月8日(土)、シネ・リーブル池袋にて、劇場映画『石の降る丘』の初日舞台挨拶が行われた。この日ステージに登場したのは、津村外史役の古川雄大さん、石川修治役の佐々木喜英さん、高橋洋平監督の3人。『石の降る丘』を鑑賞したばかりの観客を前に、映画を制作した時のエピソードや見所を語った。

 『石の降る丘』は、マーベラスエンターテイメントが制作したオリジナルムービーの第1弾。村人たちに殺された雨乞い師の祟りによって、石が降るようになってしまった安吾村。そこには、雨乞い師の祟りを鎮めるための祠があった。しかし、津村外史(古川雄大)が東京から戻ると、祠が荒らされ、村には異変が多発。その神の怒りを鎮めるには童貞の男を生贄に捧げなければならず…。というコミカルなストーリーになっている。

 3人が登場するとすぐに始まったのは、古川さんと佐々木さんによる、映画のワンシーンの再現。映画のパネル(古川さんと佐々木さんが土に埋められているキービジュアルの佐々木さんの顔部分がくり抜かれているもの)から顔を出しながら演じている佐々木さんに、会場は大爆笑となった。
 このパネルは1月10日より、シネ・リーブル池袋の劇場入口に展示されるそう。古川さんは、顔の空いている部分が「今週はヒデちゃん(佐々木さん)開きなんですけど、来週から古川開きになるので、記念にパシャっと1枚やっちゃってください」と話し、佐々木さんは、一見、土に完璧に埋められているように見えるこのシーンについて「実は中が空洞で、洗濯機が1台入るくらいの穴があるんです。そこに椅子を置いて座ってるから、結構快適」と語った。
 そして、自分が演じた役についてキャストの2人は、「外史はその時に感じた感情をそのまま出す、すごく人間らしい人なので、そこを役作りのポイントにしました」(古川さん)、「今まで演じた役の中で1番荒々しい役だと思う。自分と違うところが多くて苦労しました」(佐々木さん)とコメント。そんな苦労をして制作した作品を、この日、実は3人も客席で笑いながら見ていたことを明かした。

 佐々木さんが「最大の見所は2人が穴に埋まってるシーンなんですけど、シュールなシーンが数えきれないくらいあるんですよ。それが2・3回見ていくとわかると思うので、是非お友達を誘って見てください」と言っていた通り、かなりシュールなこの作品。1度と言わずに何度も鑑賞して、隠されたネタの数々を発見していただきたい。

<取材・文:斉藤 碧>

<『石の降る丘』公開情報>
【東京】1月8日(土)~劇場:シネ・リーブル池袋
【大阪】1月15日(土)~劇場:シネ・リーブル梅田                                        
                                        
【大阪】初日舞台挨拶
1月15日(土) 9:30の回上映後/11:15の回上映後/13:00の回上映前
登壇者(予定):佐々木喜英
場所:シネ・リーブル梅田
                                         
>>MMV Original Movie『石の降る丘』Official Web Site

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