古川雄大＆佐々木喜英主演の映画『石の降る丘』。劇場公開最終日前日に「劇場公開感謝祭～安吾村祭り～」を開催！

　今までに無い独創的な映像作品を目指して制作されたマーベラスエンターテインメントオリジナルムービー第1弾『石の降る丘』。劇場公開最終日の前日、1月27日（木）、シネ・リーブル池袋にて「劇場公開感謝祭～安吾村祭り～」と題した舞台挨拶が行われた。感謝祭には石川修治役の佐々木喜英さん、小館中也役の田久保宗稔さん、津村善四郎役の山上賢治さん、石川初代役の中島愛里さん、高橋洋平監督が参加した。

　本作の舞台となる安吾村で行われるお祭りを再現するため、全員が法被と鉢巻というお揃いの衣装で、神輿を担いで客席横の通路から登場。予期しない客席からの登場に、大きな拍手と歓声が巻き起こった。佐々木さんはステージに立つと、客席を見渡しながら「撮影が始まって今日まで約4ヶ月、沢山の役者さん、スタッフさんたちに支えられて、いよいよ最後を迎えます。明日まで楽しんでいって下さい！」と、感慨深げに話した。

　今回は"感謝祭"ということもあり、作中で観客の爆笑を誘った（？）安吾村青年団のダンスを披露してくれたり、津村外史役・古川雄大さんからのビデオメッセージの紹介、更にはDVD化決定の発表に、DVD特典映像のダイジェスト版が特別公開されるという、ファンにとっては何とも楽しい舞台挨拶となった。また、感謝祭参加者と古川さんのサイン入りパンフレットのプレゼント抽選会も行われ、佐々木さんに手渡し＆握手をしてもらえるとあって、当選者は嬉しそうな表情で受け取っていた。

　最後にファンヘメッセージが送られた。佐々木さんは「この映画は何回見ても笑顔になれる作品だと思います。お友達、家族…沢山の人に見てもらいたいです」、中島さんは「何度見ても楽しめるので、DVDで何度も見て、ここが面白い、あそこが面白いとチェックしてみて下さい」とコメント。山上さん、田久保さんもDVDで楽しんでもらいたいと語った。高橋監督は「安吾村は日本のどこかではなく日本全国にあると思っていて、それは所謂、限界集落のこと。リアルな安吾村がいっぱいあるので、そういう所で頑張っている人たちがいるということを知ってもらいたいという想いがありました。そういうことを感じながら見てもらえればいいなと思います」と、作品に込めた想いを話してくれた。全員からのメッセージの後は観客と記念撮影を行い、感謝祭は終了した。

　映画『石の降る丘』のDVDは2011年3月1日発売、価格は6,090円（税込）。メイキング映像や舞台挨拶、トレーラーなどの特典映像に加え、解説書など封入特典も満載でアニメイトにて販売。

＜取材・文：奥村寿代＞

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