声優
テレビアニメ『のんのんびより』メインキャストインタビュー

ゆったりのんびりした田舎が舞台! テレビアニメ『のんのんびより』メインキャストインタビュー

 あっと氏が手がける「月刊コミックアライブ」(メディアファクトリー 刊)で大好評連載中の“田舎”日常ライフコメディ漫画『のんのんびより』。本作では田舎の分校を舞台に、個性的な女の子たちが繰り広げる、まったりゆるゆるな日々が描かれていく。

▲左から、佐倉綾音さん(越谷夏海 役)、村川梨衣さん(一条蛍 役)、<br>小岩井ことりさん(宮内れんげ 役)、阿澄佳奈さん(越谷小鞠 役)。<br>写真左の靴は卓(お兄ちゃん)役のもの?らしいが、果たして誰のものなのか……?

▲左から、佐倉綾音さん(越谷夏海 役)、村川梨衣さん(一条蛍 役)、
小岩井ことりさん(宮内れんげ 役)、阿澄佳奈さん(越谷小鞠 役)。
写真左の靴は卓(お兄ちゃん)役のもの?らしいが、果たして誰のものなのか……?

 そして、そんな本作が今秋、テレビアニメ化! 今回はテレビアニメ版のメインキャストである小岩井ことりさん(宮内れんげ 役)、村川梨衣さん(一条蛍 役)、佐倉綾音さん(越谷夏海 役)、阿澄佳奈さん(越谷小鞠 役)にインタビューを行い、各々の作品に対する思いを語っていただいた。

●キャラクターとキャストの運命的な出会い

――テレビアニメ『のんのんびより』への出演が決定したときの感想をお聞かせください。

宮内れんげ 役・小岩井ことりさん(以下、小岩井):もともと原作を読んでいて、温かくて素敵な作品なので出演できたらなと思っていました。なので、出演できてうれしかったです。

一条蛍 役・村川梨衣さん(以下、村川):私も原作を読んでいて、まったりのんびりした世界観なのにギャグ要素も面白いところが好きです。この作品に出られたらなと思っていたので、出演が決まったときは「やったー!」って事務所のみんなで大喜びしました(笑)。

▲宮内れんげ(CV:小岩井ことり)

▲宮内れんげ(CV:小岩井ことり)

越谷夏海 役・佐倉綾音さん(以下、佐倉):この作品に出会ったのは、私がやっていたラジオの本を紹介するコーナーで、リスナーさんからオススメされたのがきっかけでした。それからずっと読んでいたので、アニメ化すると聞いてなにかご縁があればな、と思っていたら夏海役が決まって、なんだか運命的だなと感じました。

越谷小鞠 役・阿澄佳奈さん(以下、阿澄):田舎を舞台にした作品ということで、私自身も育ちは割りとのんびりとしたところだったので、そういう場所に帰れるような作品に出会えてうれしく思いました。この作品関連のお仕事で田舎に行くような機会があったらいいな、とも考えちゃいました(笑)。

▲越谷夏海(CV:佐倉綾音)

▲越谷夏海(CV:佐倉綾音)

――どのようなところに気を付けながらキャラクターを演じていますか?

小岩井:れんげはこのメンバーの中では一番最年少の小学1年生になるんですが、とても独創的で語尾に「なのん」と付けています。「にゃんぱす!」という独特な挨拶を使っていたり、そういったおもしろい部分をいろいろと出せたらなと思います。

村川:蛍ちゃんは小学5年生なんですけど都会っ子で、他のみんなよりも少し大人びているので、そういうところを出したいなと思っています。でもやっぱり、小学5年生の部分も消えないように意識しています。

佐倉:夏海はボケとツッコミを兼ね備えたフットワークが軽い女の子だなという印象があります。アニメでも一番騒がしく動いて、何かしらのトラブルを巻き起こしているのは夏海です。台風の目みたいに、自分だけひょうひょうとしているのに、周りをかき乱したりするところが特徴的ですね。そのあたりを意識して、押すところと引くところをきちんと演じ分けられたらなと思っています。

阿澄:小鞠はメインキャラクターの中では一番年上なんですが、見た目がとてもちっちゃい女の子に見える中学二年生の子なので、内面的には皆のお姉さんなのだというところを忘れずに、ちっちゃかわいく演じていきたいです。

――『のんのんびより』の舞台になっている旭丘分校や田舎に行けるとしたら、何をしたいですか?

小岩井:私は釣りが趣味なので、川に行って魚を釣って、塩焼きにして食べたいなと思います。

村川:ありきたりかもしれないんですけど、日向ぼっことかして寝転がりたいなーと思います。あっ! 星を見るのが好きなので、星を見るとかいいですね! 東京よりも何千倍も「ぷえぇ~」って広がっていると思うので!(笑)

佐倉:運動は好きなほうなんですが、虫が嫌いで……。その辺りは若干の不安要素ではあるんですが、山とかにはみなさんで行ってもらって……(笑)。私は東京ではなかなか見られない平屋の校舎で、鬼ごっことかして走り回りたいですね。土地の広さを利用して、町のみんなでどろけいとかしてみたいです。

阿澄:私は何にもしたくないです(笑)。田舎を満喫するには、個人的には「何もしない」をする、という選択肢になっちゃうかなと。会話も忘れるくらいのんびりしたいです。

●田舎のまったり感が漂う収録現場?

――作品の見所はどこですか?

小岩井:リコーダーを吹くシーンがあって、リコーダーで「にゃんぱす」と挨拶するところがあるのですが、頑張ってやってみたので是非見ていただけたらなと思います。

村川:蛍ちゃんは小鞠ちゃんが大好きで、小鞠ちゃんへの愛が爆発するシーンは見ていただきたいです。普段の蛍ちゃんなら見せないような姿なので、楽しみにしてください。

佐倉:特報PVを見たときから、私はきれいな背景が忘れられません。その背景も田舎を美化しないということがテーマにあって、例えば、ゴミが立てかけてあったり、ダンボールが置いてあったり、牛注意の看板が寂れていたり、「これ描かなくていいんじゃない?」っていうものも、ごまかさずに描いてあって、背景を見ているだけでも楽しめます。その背景にキャラクターたちがどんな風に乗っかっていくのかというところにも注目してもらいたいです。

阿澄:第2話では、小鞠という女の子がどんな子であるのかよくわかるお話になっているので、見ていただきたいです。その中で、蛍が作っている「こまちゃん人形」にも私がアドリブで声を当てています。そのあたりも注目していただけたらなと思います。



――収録現場の雰囲気をお聞かせください。

小岩井:学校のチャイムの音を出す楽器があるんですけど、その鉄琴がアフレコスタジオに置いてあって、収録後に音響監督さんが実際に叩いて収録されていたりとか、他の現場ではなかなか見られないことがありました。そういった変わった試みをしている現場です。

村川:『のんのんびより』のまったりとした雰囲気のとおりというか、変に緊張せずにリラックスできる現場です。

佐倉:広いスタジオの中に少人数でいるので、なんだかゆったり広々というのは、作品の世界観にも通じるものがあるのかなと思います。緊張も全然せずにリラックスしてアフレコできる現場は、実はあるようでなかったりするので、アフレコ後は癒されますね。

阿澄:メインキャラクターを演じる上では初めてご一緒お会いする方々が多かったので、仲良くしてくれてうれしかったです(笑)。それに、登場人物も少なく、静かな田舎を舞台にしているのでガヤも少なくて、収録はすごく早いなと感じました。

――作品中で、すごい田舎具合に驚いたお話などはありますか?

佐倉:私は東京生まれ、東京育ちなので、何もかもが目新しくて、逆に共通点を見つけるほうが難しかったです。

阿澄:鍵閉めないのとかね。

一同:ビックリした!(笑)

佐倉:都市伝説かと思ってましたよ!

小岩井:でも私、少し広島に住んでいたんですけど鍵は閉めなかったですね。

佐倉:えー! どうするの!?

小岩井:親戚しかいないみたいな村だったので、誰か知らない人がいたら騒ぎになるような場所でした。まさに『のんのんびより』みたいなところにいました。

阿澄:あとは、学校の校舎の床が抜けやすいとか。

佐倉:木造の校舎とか、今のご時勢なかなかないですからね。全員同じ教室で授業を受けたり……。

阿澄:自習でいいのか!? って思いますよね(笑)。

村川:みんな自習ってことは、各々が自分の力で勉強するってことですよね?

佐倉:なんかそのあたりが一瞬冷静になったときに、これ卒業資格あるのかなって(笑)。

阿澄:ちゃんと課程はこなしてるんだろうけどね!(笑)でも、2話まででこんなにあるってことは、これからもっと楽しみですね。

――では最後に放送を楽しみにしているファンのみなさんに一言お願いします。

小岩井:温かく癒される作品なので、是非みなさん楽しみにしてください。キャスト、スタッフ一同、心をこめて作っていますので、応援よろしくお願い致します。

村川:すごく時間の流れがゆっくりと進む作品で、みなさんも見ていてまったりできると思います。現代のみんなが忘れてしまっているかもしれないような部分を感じていただけたらなと思っています。『のんのんびより』をよろしくお願いします!

佐倉:『のんのんびより』が持っている独特の空気感や時間の流れなどが見ているみなさんのイメージにカチッとはまればいいなと思っています。いろんな地方の方に見ていただいて、「あーあるある!」と思っていただいたり「うちはまだここまでじゃないから大丈夫だ!」とか思って楽しんでいただけたらなと思います。逆に東京の方とかは「羨ましいな、田舎に行ってみたいな」と思ってくださるのもいいと思います。いろんな方に楽しんでいただける『のんのんびより』をよろしくお願いします。

阿澄:原作の空気感をそのままに、まったりと楽しめる作品になると思います。都会に住んでいる方にも田舎に住んでいる方にも、懐かしさを感じてもらえるようなアニメになる予感がしています。きっとお家で横になって観るくらいがちょうどいい感じで、脱力した状態でだらっと観ていただけると嬉しいです。是非楽しみに待っていてくださいね!

【放送情報】
テレビ東京 10/7(月)深夜2:05~放送開始!
ほかテレビ大阪・テレビ愛知・AT-Xでも放送決定!
【STAFF】
原作:あっと(「月刊コミックアライブ」連載/メディアファクトリー刊)
監督:川面真也
シリーズ構成:吉田玲子
脚本:吉田玲子、志茂文彦、山田由香
キャラクターデザイン/総作画監督:大塚舞
色彩設計:木幡美雪
美術監督:大泉杏奈(草薙)
美術:草薙
音楽:水谷広実
オープニングテーマ:「なないろびより」歌:nano.RIPE
エンディングテーマ:「のんのん日和」歌:宮内れんげ(小岩井ことり)、一条蛍(村川梨衣)、越谷夏海(佐倉綾音)、越谷小鞠(阿澄佳奈)
アニメーション制作:SILVER LINK.
製作:旭丘分校管理組合

【CAST】
宮内れんげ(みやうちれんげ):小岩井ことり
一条蛍(いちじょうほたる):村川梨衣
越谷夏海(こしがやなつみ):佐倉綾音
越谷小鞠(こしがやこまり):阿澄佳奈
越谷卓(こしがやすぐる):????


>>テレビアニメ『のんのんびより』公式サイト
>>テレビアニメ『のんのんびより』公式Twitter 推奨ハッシュタグ #なのん

(C)2013 あっと・メディアファクトリー/旭丘分校管理組合
おすすめタグ
あわせて読みたい

のんのんびよりの関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2024年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2024春アニメ何観る
2024年春アニメ最速放送日
2024春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング