【京まふ2013】『マギ』ステージレポート

【京まふ2013】今秋から第2期放送予定『マギ』ステージに小野大輔さん、櫻井孝宏さんが登場!そして、サプライズゲストであの人も……?

2013年9月7日・8日に、京都市左京区にある「みやこめっせ(京都勧業館)」において、「京都国際マンガ・アニメフェア2013」通称「京まふ」が開催された。今年、開催2回目の京まふは、西日本最大級のマンガ・アニメコンテンツイベント。アニメーション制作会社や出版社、テレビ局などの企業ブースが設けられるほか、声優やアーティストが登場するステージイベントも行われた。

8日はテレビアニメ『マギ』のトークイベントが行われた。『マギ』は、2012年10月~2013年3月にMBS・TBS系列で放送されたマジックアドベンチャー作品。半年間の休幕を経て、今秋10月から続編が放送される。

ステージの司会を務めるMBSの鈴木アナウンサーから入場の合図が告げられると、スピーカーから声が。「たとえ王になろうとも、やっぱり俺はダンジョン攻略者なのさ。ついてきてくれるか?」(シンドバッド/CV:小野大輔さん)、「どこまでも、おともします」(ジャーファル/CV:櫻井孝宏さん)というオープニング演出の後、2人が登場。会場からは黄色い歓声が上がった。

小野さんが「皆さん、マギよう御座います! 皆さんは、シンドリア国民ですよ。僕はこのステージでは王様なので、思い切りふざけたいと思いまーす!」と、軽快なトークで会場を盛り上げると、櫻井さんも「おいでマギ~」と京都風に挨拶。くだけた雰囲気でイベントが始まった。

そこへ、ジュダル役の木村良平さんが『マギ』のステージに参加! 急きょ、3人によるスペシャルトークショーが始まった。

■アフレコ現場では、「シャルルカンさんゲーム」が大流行?

まずは、第1期のアフレコ現場を振り返ることに。当時、収録現場では、シャルルカンの「ちょっと待って下さいよぅ!」という台詞マネが、流行していたそうだ。アリババ役の梶さんがやり始め、他の出演者もマネをするようになったのだという。そのため、シャルルカンが登場する前から、声のイメージが固まり、シャルルカン役の森久保祥太郎さんは役作りに大変苦労をしたのだとか。だが、「今となっては、皆がマネしてくれていることが嬉しい」ということで、森久保さん公認のもと、第2期の収録でも「シャルルカンゲーム」は続いているのだそう。

小野さんが「これだとアフレコ現場が、ふざけているだけだと思われちゃうね」と語るほど、和気あいあいとした空気のようだ。

 
■4月に放送が終了した第1期を、改めて振り返る。

第1期で印象的なエピソードをうかがうと、3人とも同じ答えだった。

小野さん「バルバッド編で、カシムとアリババ君のシーンは、グっと来ました。本当に熱量がすごくて。「『マギ』ってこういう作品だよな」と思って、楽しんでいました」

櫻井さん「ストーリー的には痛いところですが、これがないと、先の物語にリアリティがなくなってしまうので、丁寧に丁寧に作ってました。梶とか、もう声をかけづらいくらい集中してましたね」

木村さん「あのシーンを、近くで聴けたのは大きな収穫でした。僕の役(ジュダル)は、それまでの空気を全く考えずに、ひっかき回してやられて帰っていけばいいだけなので(笑)」

櫻井さん「ジュダルの爆発力は、すごいよね。あの底知れない感じとかが、良平くんの芝居で大きくなってる」

それぞれの見せ場を大切にしながら、ひとつのエピソードが作りあげられていたことがうかがえる。

■小野さん、櫻井さん、木村さんが好きな女性キャラクターは?

男性キャラクターはもちろんだが、本作には、可愛くて強い魅力的な女性キャラクターがたくさんいることも忘れてはならない。そこで3人に、「『マギ』の好きな女性キャラクターは誰ですか?」という質問がなげかけられた。

小野さん「鈴木さん(司会)と被ると思いますけど、もっさん(モルジアナ)です。僕的には、欠点がない子だな、と思っていて、すごくいい子だし、引くところは引くし、お姫様だっこもしてくれる。ヒロインであり、ヒーローですね」

鈴木さん(司会)「(モルジアナ役の)戸松さんに会った時は、〝脇マゴイ″(脇汗)がすごかったですね……」

櫻井さん「僕は、お姉さん……じゃなくて〝おねいさん″系が好きなので、ヤムライハがいいです。色っぽさもあって、強さもある。ぎゅっとしてもらいたいですね」

木村さん「僕は紅玉が可愛いですね~。好きです。たまんないですね~」

三者三様の好みに分かれたが、それぞれにキャラクターへの思い入れがあるようだ。

 

■大勢のファンから支持される『マギ』の再開に向けて。

最後に、第2期放送への想いと、ファンへのメッセージが述べられた。

小野さん「オーディションを受けるにあたって原作を読み始めたんですが、本当にハマってしまって、毎週の連載も食い入るように読んでいます。シンドバッドという役は、生みの苦しみがあったんです。わからな過ぎて、お参りに行ったくらい。櫻井さんに相談したときも「俺も、この役難しいと思うよ」と言ってもらえて、少し安心しました。2期もチームワークを大切にしながら、マゴイ(熱量)をいっぱい出して行きたいと思います」

櫻井「この作品はまだ継続していて、これからキャラクターたちがどうなって行くのか全くわからない状態でやっているので、役者も役に対して高めのハードルを設定してやってるんです。それぞれに挑んでいて、人によっては難しい役だと捉えていたり、新境地だと思って演じています。皆さんのマゴイがあればアニメも作り続けられて、イベントで皆さんにお会いできる機会も増えるので、これからも応援よろしくお願いします」

木村「ジュダルはいつも出てくるキャラではありませんが、だからこそ、久しぶりに出てきた時には、全力でひっかき回していきたいです!よろしくお願いします」

 
会場には600人近くの人が集まり、満席状態。『マギ』という作品全体を取り巻いている、ファンの〝マゴイ″(熱量)を感じさせるイベントだった。10月から始まるアニメはもちろん、今後のファンイベントなど、新しい情報を見逃さないようにチェックだ!

 
【放送情報】
2013年10月6日よりMBS・TBS系全国ネットにて毎週日曜午後5時より放送開始

【STORY】
秘宝が眠るとされる謎の遺跡「迷宮(ダンジョン)」が出現する不思議な大陸を旅する少年・アラジン。彼は、旅の中で出会ったアリババと共に、「迷宮(ダンジョン)」攻略を目指す。旅の中で生じる様々な出会いと、
別れを繰り返す中で、アラジンとアリババは成長していく。

【CAST】
アラジン:石原夏織
アリババ:梶 裕貴
モルジアナ:戸松 遥
シンドバッド:小野大輔
ジュダル:木村良平
ジャーファル:櫻井孝宏
マスルール:細谷佳正
シャルルカン:森久保祥太郎
ヤムライハ:堀江由衣
ピスティ:大久保瑠美
スパルトス:羽多野渉
ドラコーン:杉田智和
ヒナホホ:藤原啓治
練白瑛:水樹奈々
李青舜:瀬戸麻沙美
練紅玉:花澤香菜
練白龍:小野賢章

【STAF】
原作:大高忍(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:舛成孝二
シリーズ構成:吉野弘幸
助監督:林直孝
キャラクターデザイン:赤井俊文
総作画監督:落合瞳、小松麻美
コンセプトデザイン:竹内志保
エフェクトアニメーション:橋本敬史
美術監督:川本亜夕
プロップデザイン:宮川活雄
色彩設計:鈴木依里
撮影監督:関谷能弘
編集:三嶋章紀
音響監督:菊田浩巳
アニメーション制作:A-1 Pictures
製作:マギ製作委員会

京都国際マンガ・アニメフェア関連記事は、こちら

<京都国際マンガ・アニメフェア2013 詳細>
 昨年2012年に初開催され,23,800人(3日間)の来場者を集めた西日本最大規模のマンガ・アニメの総合見本市。
開催日程:2013年9月7日(土)・8日(日)
開催場所:みやこめっせ)(京都市勧業館) 京都市左京区岡崎成勝寺9-1
入 場 料:一般1,000円,小学生以下無料(要保護者同伴)、外国籍の方無料(要パスポート提示)
出展規模:約40企業・団体

<京まふとは>
みやこめっせ(京都市勧業館)を中心に開催される西日本最大級のマンガ・アニメコンテンツの総合見本市。4本の柱(「マンガ・アニメファン向けイベントの展開」「ライセンサー企業とライセンシー企業をつなぐビジネス機会の創出」「優秀な若手クリエイターが育つための関西圏の市場作り」「海外イベントとの連携など、海外からの新たな観光客層の発掘」)を軸に、関西圏のコンテンツ市場の拡大を図ります。

>>『マギ』公式サイト
>>京都国際マンガ・アニメフェア2013公式サイト
>>【京まふ】京都国際マンガ・アニメフェア公式ツイッター(@kyomaf)

(C)大高忍/小学館・マギⅡ製作委員会・MBS
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