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2月9日開催イベント「有頂天祭’14」の公式レポートが到着!

櫻井孝宏さん、諏訪部順一さんらキャストも大集合! 2月9日開催イベント「有頂天祭’14」の公式レポートが到着!

 昨年放送され、第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞したテレビアニメ『有頂天家族』。同作の、関東初となるイベント「有頂天祭’14」が、2月9日(日)松戸・森のホール21にて、昼と夜の2回にわたり開催されました。

 イベントには原作者・森見登美彦さんや、監督の吉原正行さん、P.A.WORKSのラインプロデューサー相馬紹二さんが登場。さらにキャスト陣では、櫻井孝宏さん、諏訪部順一さん、吉野裕行さん、中原麻衣さん、能登麻美子さん、佐倉綾音さん、西地修哉さん、畠山航輔さんが登場。ライブではOP主題歌のmilktubさん、ED主題歌のfhanaさん(※3文字目のaには「アポストロフィー」が付きます)も出演しました。

 前日の大雪にもかかわらず多くのファンが集まり、キャスト&スタッフトークや、生朗読劇、公開オーディオコメンタリーや、ライブなどが行われました。ここでは、その模様を記した公式レポートを公開しましょう!

◆公式レポートをお届け!
 アニメ『有頂天家族』の本放送が終了してから4か月。2014年2月9日にスタッフ、キャストが久しぶりに集結してのイベント「有頂天祭'14」が開催されました。
 関東地方では前日に記録的な降雪があり、当日も交通機関の遅れなど影響が残るなかでしたが、開演時間前からグッズ販売を楽しみにしていたお客さんも集まり、会場内の雰囲気は徐々に温まっていきます。

 そして13時、いよいよ昼の部が開演。金閣と銀閣のナレーションが終わると、下鴨家の家紋が入ったセットの中央から下鴨家の四兄弟を演じたキャストのみなさん(櫻井孝宏さん、諏訪部順一さん、吉野裕行さん、中原麻衣さん)が次々に登場。その後、吉原正行監督、ラインプロデューサーの相馬紹二さんに続き、奈良から駆けつけていただいた原作者の森見登美彦さんも加わり1つめのコーナーが始まります。

 その名も「偽金曜倶楽部」。森見先生からは初めて見学したアフレコ現場で緊張したお話、吉原監督からは森見先生の人柄をキャラクターに反映できるよう「人の良さ」を意識したというお話を伺った後は、スタッフやキャストのみなさんが選んだ「心に残った名シーン」を映像とコメントで振り返ります。夷川早雲役の飛田展男さん、赤玉先生役の梅津秀行さんが選んだ名シーンもありました。

 2つめのコーナーはオリジナル朗読劇「夷川の純喫茶」。シリーズ構成・脚本の菅正太郎さんが書き下ろした脚本はこのイベントためだけのもの。
 第一幕では、金閣と銀閣が新しく作ろうとしている喫茶店について、下鴨四兄弟の矢三郎(櫻井孝宏さん)、矢一郎(諏訪部順一さん)、矢二郎(吉野裕行さん)、矢四郎(中原麻衣さん)が話しているところから始まります。

▲キャスト全員出演となった生朗読劇<br>第三幕の様子

▲キャスト全員出演となった生朗読劇
第三幕の様子

 その店の名前が「面白き事は良きことなの!」と知った矢一郎が激憤し、どうしてくれようかと思案していると、そこに弁天(能登麻美子さん)が登場。「私に本命チョコを贈りなさい」と言われた矢三郎は一計を講じます。一方その頃……というわけで、第二幕では、夷川家の金閣(西地修哉さん)、銀閣(畠山航輔さん)、海星(佐倉綾音さん)が登場。
 しかしここにも弁天が現れ、金閣銀閣も本命チョコを弁天に贈ることになるのでした。

 第三幕は完結編。キャスト全員が舞台に登場し、その顛末を演じました。じつは、リハーサル時点から夷川家の3人(西地さん、畠山さん、佐倉さん)は綿密な打ち合わせを実施。朗読劇とはいえイベントとして見せる演出を考え、昼の部と夜の部では幾つかのシーンで違ったアドリブが入りました。下鴨家が主役のはずなのですが、印象としては夷川家が前に前に出てくる、とても楽しい朗読劇となりました。

 昼の部3つ目のコーナーは「行列のできる矢二郎兄さんお悩み相談室」。櫻井さん、諏訪部さん、吉野さんが箱に入ったカードを引き、そこに書かれた「イベントスタッフの悩みや愚痴」に解決策を与えようという企画です。選ばれた悩みは「冬は寒くてお風呂になかなか行きたくない」「よく携帯電話をなくします」「彼氏との初デート。男性はどんな服装が好き?」「美容院で切って欲
しい髪型のイメージを伝える良い方法は?」の4つ。
 3人で楽しく相談し、矢二郎役の吉野さんが次々に解決策を出していきます。
 最後は「まあ、蛙の言うことですからね」と矢二郎らしいコメントでオチをつけてくれました。

▲milktubさんのライブシーン

▲milktubさんのライブシーン

 4つ目のコーナーは、OP曲「有頂天人生」を歌っているmilktubさんと、ED曲「ケセラセラ」を歌っているfhanaさん(※3文字目のaには「アポストロフィー」が付きます)によるライブ。それぞれカップリングを含め2曲ずつ披露し、イベント
の最後を締める盛り上がりを作ってくれました。

▲公開オーディオコメンタリーの収録の様子。このパートのMCは櫻井孝宏さん

▲公開オーディオコメンタリーの収録の様子。このパートのMCは櫻井孝宏さん

 また、夜の部では「オリジナル朗読劇」「ライブコーナー」は同じ様に披露されましたが、「偽金曜倶楽部」では西地さんと畠山さん、そして下鴨四兄弟の母役の井上喜久子さんが選んだ名シーンなどを紹介。3つめのコーナーでは、最終話の「公開オーディオコメンタリー」が行われました。

▲挨拶をする森見先生(中央)。<br>左は銀閣役の畠山さん

▲挨拶をする森見先生(中央)。
左は銀閣役の畠山さん

 締めは櫻井さんの掛け声に、会場全体で応える「面白きことは良きことなり」という恒例のコールアンドレスポンスで、イベントは無事終了しました。

 昼と夜の部、それぞれ約2時間。来場されたみなさんからの温かい声援と眼差しもあり、舞台上と観客席がひとつになり楽しい時間を共有できた……みんなで有頂天になれたイベントでした。

 尚、昼の部で披露された「行列のできる矢二郎兄さんお悩み相談室」は『有頂天家族』Blu-ray&DVDをアニメイトで全巻購入された方の購入特典「座談会CD」に収録されます。
 また、夜の部の「オーディオコメンタリー」は『有頂天家族』Blu-ray&DVD第七巻(最終巻)に収録されます。詳細は公式サイトでご確認ください。

◆Blu-ray&DVD 情報
シリーズ好評発売中!
【発売・販売元:バンダイビジュアル】
第一巻【Blu-ray】4,800円(税抜)/【DVD】3,800円(税抜)
第二巻~第七巻【Blu-ray】6,800円(税抜)/【DVD】5,800円(税抜)

【第六巻】2月21日(金)発売!
<収録話数>
 ■第十話「夷川早雲の暗躍」、第十一話「捲土重来」
<封入特典>
 ■ブックレット8P
<映像特典>
 ■最終話配信特番
 ■「第六巻予告PV」(文:森見登美彦/ナレーション:櫻井孝宏)
 ■デジタルギャラリー(第十話・第十一話絵コンテ 他) ※Blu-rayのみ
<音声特典>
 ■キャストコメンタリー<出演:中原麻衣、佐倉綾音>
 ■スタッフコメンタリー
<出演:森見登美彦(原作者)、吉原正行(監督)、堀川憲司(P.A.WORKSプロデューサー)、武井 潤(バンダイビジュアルプロデューサー)
<仕様>
 ■キャラクター原案:久米田康治描き下ろしイラストによる特製スリーブ付き
 ■ジャケットはキャラクターデザイン:川面恒介描き下ろしイラストを使用

【第七巻・最終巻】3月26日(水)発売!
<収録話数>
 ■第十二話「偽叡山電車」、第十三話(最終話)「有頂天家族」
<封入特典>
 ■ブックレット8P
<映像特典>
 ■最終話先行&全話オールナイト上映イベント(トークパート)
(出演:中原麻衣、佐倉綾音、森見登美彦、吉原正行、菅正太郎、堀川憲司)
 ■「下鴨神社を参拝する」(出演:森見登美彦(原作者)、櫻井孝宏、諏訪部順一、能登麻美子)
 ■「第七巻予告PV」(文:森見登美彦/ナレーション:櫻井孝宏)
 ■デジタルギャラリー(第十二話・第十三話絵コンテ、美術ボード&背景集) ※Blu-rayのみ
 ■第十三話ノンテロップエンディング
<音声特典>
 ■キャストコメンタリー<出演:櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、佐倉綾音、西地修哉、畠山航輔>
 ■スタッフコメンタリー<出演:森見登美彦(原作者)、吉原正行(監督)、堀川憲司(P.A.WORKSプロデューサー)、
武井 潤(バンダイビジュアルプロデューサー)
<仕様>
 ■キャラクター原案:久米田康治描き下ろしイラストによる特製スリーブ付き
 ■ジャケットはキャラクターデザイン:川面恒介描き下ろしイラストを使用

>>TVアニメ「有頂天家族」公式サイト
>>TVアニメ「有頂天家族」公式ツイッター(@UchotenAnime)

(C) 森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会
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