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『宇宙兄弟#0』生アフレコ、平田広明さん×KENNさん登壇!

平田さん「エンドロールに驚きの仕掛け。最後まで楽しんで」『宇宙兄弟#0』生アフレコイベント、南波六太役:平田広明さん×南波日々人役:KENNさん登壇!

 国民的人気を誇る『宇宙兄弟』の、“夢の原点”を原作者・小山宙哉オリジナル脚本で描く劇場アニメーション『宇宙兄弟#0』が2014年8月9日(土)より全国ロードショーされます。6月29日(日)に、主人公の南波六太役:平田広明さんと、南波日々人役:KENNさんによる、アフレコ取材が行われました。そのイベント内容を記事にてお届けします。

■『宇宙兄弟#0』生アフレコイベント
【日程】6月29日(日)
【場所】東京テレビセンター (中央区日本橋浜町2-62-6) 
【登壇者】平田広明さん(南波六太役)、KENNさん(南波日々人役)

 平田さんとKENNさん2人そろってのアフレコは3月に最終回を迎えたテレビシリーズ以来、約3か月ぶり。南波六太役の平田さんは勤務している会社から田舎に転勤を命じられ母親に電話するシーンを、南波日々人役のKENNさんは伝説の宇宙飛行士ブライアンとの会話シーンを演じた。

 ひさびさのアフレコに平田さんは「テレビアニメが99話で、今回は第1話のさらにその前のお話しなので老けちゃってたらどうしようという思いはありましたが、キャラクターがしっかりしているし、そこは心配することではないなと。いつものノリでやらせていただきました」とコメントしKENNさんは「日々人は25歳の設定なので感情のレスポンスが早く出たりとか、少し感情を強く、明るく出したりというのは若干意識をしました」今回のアフレコの様子を振り返った。

 『宇宙兄弟#0』の魅力について、平田さんは「素朴なストーリーだけど小山先生が(脚本を)書くとやっぱり違う。ハートフルで、小山ワールドはすごい!」と大絶賛。さらに「本編終了後、最後のエンドロールまで目を皿のようにして見ていただければ。驚きの仕掛けがあります」と期待を煽った。またKENNさんは本作での日々人について「原作の中盤までずっとヒーロー像というか、強くて爽やかで、みんなに勇気を与えてくれる存在だったと思うけど、今回は落ち込んだり、先輩についていけなくて悔しい思いをしたりまだまだ未熟な面が見られて、より人間味が増しています」とアピールした。

※2人のコメントは以下の通り
──映画化すると聞いたときの感想は
平田さん:劇場版が出来たらいいなというのは、実はテレビシリーズが始まったときから身内で言っていた。テレビシリーズが始まる前に実写版を見て、「負けずにやりましょうよ」と言っていました。実現したことがとても嬉しいです。六太は、はたから見ていてコミカルな性格なんですけど、俳優、声優として演じるのはとっても難しい。等身大で弱い部分もしっかり持っているリアルな設定で、その人物をぶれずに劇場版で演じられるというのはとても素晴らしい機会をいただきました。六太は自分自身が役者として成長するときに欠かせないキャラクターです。だからってあんまり気合をいれてやるキャラではないので、僕自身は気合を入れて、マイクの前では力を抜いてやらせていただきます。

KENNさん:自分は日々人と同じくらいの年齢からやらせていただいて、日々人は今2028で32歳。劇場版は2021年で25歳いうことで息遣いとか、距離感とか、リアルにできればいいなと思っています。毎回テレビシリーズの収録で得るものは大きかったので、2年間で得たものを劇場版でぶつけられたらいいなと。

──見どころについて
平田さん:プロデューサーがずっと本編の中で3箇所ホロっとさせるところがあると言っていた。ただ僕は3箇所だけじゃないと思っています。原作やテレビシリーズを思い入れを持って見てくださっていた方にはそれ以外にもポイントがあります。今回は初めてのストーリーですけど、ご存知の小山先生の世界なのでどこか懐かしい感じで進んでいきます。僕が聞いて「そんな仕掛けがあるの?」というのが一箇所ありまして。本編終了後、最後のエンドロールまで目を皿のようにして見ていただければ。驚きの仕掛けがあります。最後のエンドロールまでお楽しみください。

■『宇宙兄弟#0』

日本中を夢と感動で包み込んだあの国民的コミックの、まだ描かれていない《本当の始まり》。
「約束だ。俺らは二人で宇宙飛行士になるぞ。」
幼い頃に誓った宇宙飛行士への夢 ― 兄弟揃って月に立つために、兄・南波六太と弟・日々人は、幾多の苦難を乗り越え、果てしない夢に一歩ずつ近づいていく。2008年に週刊漫画雑誌モーニングで連載開始された「宇宙兄弟」。その巧みな物語構成に、私たちは興奮し、涙した。単行本は1400万部を突破し、2012年のテレビアニメ化および実写映画化を経て、全世代注目の国民的作品となった。

そして2014年夏、その夢の原点が、原作者・小山宙哉オリジナル脚本によってシリーズ初のアニメーション映画となる。これは、漫画でもテレビアニメでも見ることができない、宇宙兄弟第0話である。

「宇宙兄弟」第0話は“さよなら”と“勇気”の物語。二人が宇宙を目指す、本当の理由とは?南波兄弟よりも先に兄弟で月に立つことを夢見た、もう一組の“宇宙兄弟”がいた ― ブライアン・Jとエディ・JのJ兄弟である。しかしブライアンは、自らのバックアップクルーである日々人にメッセージを残し、この世を去ってしまう。彼の死がもたらしたもの、それはやがて六太と日々人の夢を、不屈の使命へと鍛え上げてゆく。すべての人に起こりうる人生の壁 ― 大切な人を失ったとき、人はどうやって立ち直るのか。仲間たちはどうやって支えればよいのか。「宇宙兄弟」第0話は、“さよなら”と“勇気”を描く物語である。

―STORY―
「ブライアンはさ、なんで俺を自分の控えに選んだの?」 宇宙飛行士ブライアン・ジェイが搭乗する月面着陸ロケットCES-43のバックアップクルーに選ばれた南波日々人は、 新人としては異例の大抜擢ながら、自分の実力不足のために悩んでいた。

「辛くて楽しいこのチャンスを、存分に経験しろ」 その言葉を残して月に旅立ったブライアンは、任務を終えたあとの地球着陸時に不慮の事故で命を落とす。 ブライアンと日々人との再会は叶わなかった。

さらに、CES-43の事故をきっかけに、NASAでは宇宙開発の有人ミッションの見直しを検討し始めることとなる。 一方、兄・南波六太は、自動車会社のサラリーマンとして、新車種の開発に携わっていた。

幼いころ宇宙飛行士になる夢を約束し、いまや宇宙飛行士として大成した弟とは対照的に、夢を忘れ自動車会社で現実味のない夢物語ばかり語る六太は、会社から愛想を尽かされ片田舎への出向を命じられる。そんな自分がどん底の弟にかけられる言葉など、あるのだろうか。 「なんもできねーな、俺」 無力感に打ちひしがれる六太の脳裏に、幼いころ日々人と遊んだ記憶とともに、ある言葉が甦る・・・。

原作:小山宙哉(講談社「モーニング」)  
監督:渡辺歩   
脚本:小山宙哉  
音楽:渡辺俊幸
主題歌:ユニコーン「早口カレー」「Feel So Moon」(Ki/oon Music)  
アニメーション制作:A-1 Pictures  
声の出演:平田広明(南波六太)、KENN(南波日々人)、有本欽隆(エディ・J)、大塚明夫(ブライアン・J) ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画  
  
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(C)宇宙兄弟CES2014
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