映画
『新劇場版「頭文字D」 Legend1 -覚醒-』初日舞台レポ

ロードショーを迎え新章の公開時期も決定! 宮野真守さん、中村悠一さんらが登壇した『新劇場版「頭文字D」 Legend1 -覚醒-』初日舞台をレポート!

 いよいよ、ロードショーを迎えた『新劇場版「頭文字D」 Legend1 -覚醒-』。公開初日となる8月23日(土)には、東京の新宿ピカデリーで、本編上映後に藤原拓海役の宮野真守さんや、高橋啓介役の中村悠一さんら7人のゲストを迎え、初日舞台が行われた。

=登壇者=
藤原拓海:宮野真守さん
高橋啓介:中村悠一さん
武内樹:白石稔さん
茂木なつき:内田真礼さん
藤原文太:平田広明さん
池谷浩一郎:土田大さん
サンジゲン代表取締役:松浦裕暁さん

●『頭文字D』の“D”は大豆の“D”!?
 客席からの温かい握手で迎え入れられたゲストのみなさん。それぞれに挨拶を終えると、キャラクターを演じるうえで心掛けたことを順番に語っていく。

 そのトップパッターであった宮野さんは、開口一番で「やはり、豆腐屋であること、そこに付きますね!」と語り始め、平田さんから「豆腐屋は俺に任せてくれ」とツッコまれるというやり取りで観客を笑わせる。

 場が和んだところで、あらためて宮野さんは「新劇場版ということで、僕らが新しくできる事を考えながら、誠心誠意望んだ作品です。Legend1の拓海を演じるうえでは、「思春期がすぎるぞ!」と思ってしまうくらいのキャラクターだったので、監督とお話をして、自分の目標や、楽しいことが見つからない状態で、自分のやる気を探していくという“高校生らしさ”を大事に演じています」とコメントした。

 そんな宮野さんに続き、各キャラクターの見所や演じてみた感想を語っていくキャストのみなさん。その際、平田さんは「今更なんですが、みなさん『頭文字D』の“D”って、何か知ってます?」という問題を、観客に向かって出題する。

 それに対し、客席からは「ドリフト!」という解答が。それを聞いた平田さんは「私の見解としては……豆腐の材料って、何だと思います?」と大豆の頭文字に欠けたジョークを披露し、全員が大爆笑!

 宮野さんは「あぁぁぁ! イソフラボーン! 父ちゃんすげぇ!」とオーバーなリアクションで絶賛し、満足した平田さんは「そういう意識で、作品に取り組んでいます」とトークを締めくくってしまい、全員に「そういう意識なの!?」とツッコミまれると、再び会場は笑いで包まれた。

●2015年の夏に向け、第2部が製作中!
 トークのあとには、『頭文字D』ではおなじみの“ハチロク”にちなんで、映画の見所を6秒か8秒で語るというミニゲームに、キャストを代表して宮野さんと中村さんが挑戦!

 制限時間8秒を選び、先にチャレンジしたのは宮野さん。「えっ、あの、新しい技術をとりいれた、拓海と啓介の大迫力バトルが凄くて、興奮しすぎて、じゅんじゅわ~!」とハイテンションで見所を語るが、結果は10.26秒と大きく制限時間を超えてしまう。

 対する中村さんは6秒を選び「茂木がー、すごくー、かわ、いい」と、わざとらしく時間稼ぎをしながら見所を語る。これに宮野さんが「ず、ずるくない!? 茂木がかわいいしか言ってないよ!?」と抗議をしつつ結果を確認してみると、なんと5.86秒という“ハチロク”という数字が! これには全員が驚きの声をあげ、勝敗の判定係に選ばれた内田さんの指名で、ゲームの勝者は中村さんに決定した。

 そして、本編のラストに明かされることとなった、シリーズの第2部となる『新劇場版「頭文字D」 Legend2 -闘走-』。こちらについては、松浦さんから「1作目のクオリティがとても高く仕上がり、自分たちのハードルがとても上がりましたが、すでに制作もスタートしており、シナリオも随分前に完成しております。バトルも含め、より激しく、よりみなさんに期待して頂けるような作品を作っていきます!」と熱い意気込みが語られた。なお、この第2部の公開は2015年初夏に全国公開されることが本編中の映像で明らかとなっている。

 こうして約30分の舞台挨拶はあっという間に終了時刻となり、最後にそれぞれがメッセージを贈り幕を下ろす。記事の最後に、そんなメッセージをご紹介していこう。

宮野:こうして公開初日を迎えられたことを凄くうれしく思います。この映画は高い人気と長い歴史を誇る『頭文字D』に対して、僕らができることを、まっすぐに、熱い思いを込めた作品となっています。スタッフの方々も、とてもこだわりぬいていて、完成した映像を見たときには、僕自身も圧倒されるほどでした! 劇場で「感動した」と思って頂けたなら、その感動をいろんな人に伝えて、ぜひ何度でも見てほしいです!

中村:絵、音、自分たちの声がついた完成品を見て、“みんなで作り上げた”ということがフィルムから伝わってきました。出てくる車は旧車が多いですが、それを感じさせることのない新鮮さがある作品に仕上がっています。いろんな方に作品の魅力をしってもらえたらうれしいです!

白石:この作品への出演が決まったときは、本当にうれしい気持ちでいっぱいでした! 素晴らしいキャスト、スタッフに恵まれた作品ですので、見て頂いたみなさんに、楽しんで頂けたのならとてもうれしく思います。ファンのみなさんを満足させられるよう、これからも気を抜かずに頑張っていきます!

土田:アテレコの終えたとき、テンションがあがり、思わずバイクに乗って爆走したことをよく覚えています。そんな熱い臨場感が、見て頂けた人に伝われば、とてもうれしいです!

内田:いきいきとした男たちが、車で熱く走り回っている姿を見たら、思わず私自身も熱くなっていしまいました! 何度も劇場に足を運んで楽しんで頂けたらうれしいです!

平田:僕は、ちょうど『頭文字D』が流行した時代に免許をとって車に乗った世代で、先ほど中村くんが“旧車”と言いましたが、僕はそれに憧れて車に乗っていた人間です(笑)。しかし、何歳になっても、車がかっこよく走る姿には燃えるもので、次にハンドルを握るときには、そんな感覚に浸りながら、走ってみたいと思います。ガソリンの値段が上がっていく世知がない世の中ですが、安定することを願い、この作品を通して世界平和を訴えていきたいと思います(笑)!

松浦:キャスト、スタッフの皆さんが頑張ってくれたおかげで、とてもいい作品に仕上げることができました。繰り返しみていただくことで、たくさんの新たな発見がある作品ですので、ぜひ、その魅力をみなさんに伝えてください!

<<作品情報>>

車漫画・峠バトルの金字塔!!
最速を謳う高橋兄弟と拓海の行動壮絶バトルを描く三部作第一弾!

タイトル:新劇場版「頭文字D」 Legend1 -覚醒-
公開:全国公開中
配給:松竹



<STORY>
最速を謳う高橋兄弟と拓海の行動壮絶バトルを描く三部作第一弾!
豆腐屋の息子で、ガソリンスタンドでバイトする高校3年生の藤原拓海。このところ、彼の周囲が妙に騒がしい。秋名山・峠下りのドリフト勝負で、赤城レッドサンズの代表・高橋啓介の駆る黄色のFD3Sが、謎のパンダトレノ(AE86/通称ハチロク)に軽々と抜き去られてしまったというのだ。まもなくして赤城レッドサンズは秋名山に集結し、あの勝負を目撃していた池谷をリーダーとする秋名スピードスターズに交流戦を持ちかけ、何と対戦相手にハチロクを指名してきた。池谷はかつて“秋名最速の走り屋”と謳われていた拓海の父・藤原文太の存在を知り、彼に交流戦の参加を頼み込む。しかし当日、池谷や啓介たちの前に現れたのは……!

<STAFF>
原作:しげの秀一
監督:日高政光
脚本:関島眞頼
音楽:土橋安騎夫
製作:新劇場版「頭文字D」製作委員会
講談社/エイベックス・ピクチャーズ/松竹/Sammy/ウルトラスーパーピクチャーズ
制作プロダクション:サンジゲン×ライデンフィルム
配給:松竹

<CAST>
藤原拓海:宮野真守
高橋啓介:中村悠一
高橋涼介:小野大輔
武内樹:白石稔
茂木なつき:内田真礼
藤原文太:平田広明
池谷浩一郎:土田大
中里毅:諏訪部順一


>>新劇場版「頭文字D」公式サイト
>>「頭文字D」公式ツイッター(@initialD_PR)

(C)しげの秀一/講談社・2014 新劇場版「頭文字 D」製作委員会
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