百合系ミステリィADV『FLOWERS 夏篇』メインキャストの佐倉綾音さん、洲崎綾さんに演じたキャラクターのアレコレを聞いちゃいました！

「少女同士の恋と友情」を優雅に、そして耽美に描いた百合ミステリィADV『FLOWERS』。作中に男性が一切登場しないなど、なにかと話題を呼んだ同作の続編である『FLOWERS -Le volume sur été-』（『FLOWERS 夏篇』）が、2015年4月17日に発売されます。
　それに先駆け、アニメイトTVではアフレコ現場におじゃまし、 夏篇の主人公・八重垣えりかを演じる佐倉綾音さんと、そのパートナーとなるアミティエ・考崎千鳥を演じる洲崎綾さんにインタビューさせてもらいました。

　ふたりがどのようなキャラクターを演じたか、そのキャラクター性を中心に、アレコレお聞きしてきましたので、ぜひ最後までご覧くださいませ♪

▲佐倉綾音さん演じる八重垣えりか

──すべての収録を終えられたということで、まずは収録の感想をお聞かせいただけますでしょうか。
佐倉：とんでもない達成感と、心地良い余韻を味わっています。えりか、君はとても難しい子だよ……。

洲崎：ゲームは基本ひとりで収録するものなのですが、今回ばかりはひとりのブースが寂しく感じました。えりか役の佐倉綾音ちゃんがどんなお芝居をするのか、なんとなく想像しながら収録に臨みました。

──夏篇から登場となる新キャラクター・考崎千鳥はどんなキャラなのでしょうか？
洲崎：あまり表情を変えないし、苛立ったような目つきのせいもあって、誤解されやすい子です（笑）。なかなか空気が読めないし不器用だけど、芯が一本通っていて、優しい子だと思います。

──ちなみに、えりかから見た千鳥はどんな印象でしょう？
佐倉：どこか放っておけない奴、ですね。

──逆に千鳥から見たえりかは？
洲崎：とにかく変わり者。えりかも千鳥のことをそう思っているかもしれませんが……。初めは、いけすかない奴だと思っていたんじゃないでしょうか。

──資料だと最初の出会いからして、もう険悪っぽいですよね（笑）。さて、千鳥は転入生ということですが、春篇にも登場した既存キャラクターとの絡みはどのような感じになるのでしょうか？
洲崎：基本的に、打ち解けるのに相当時間のかかる子なので、会話の相手はほとんどえりかです。でも、白羽さんやバスキア教諭に対しては、えりか絡みで嫉妬心を燃やしたり。委員長の花菱さんとは、優等生同士ライバルな感じがありますね。

──夏篇ではえりかが主人公ということで、春篇と比べてなにか変わったことや、演じた上で気をつけたことがあれば教えてください。

佐倉：えりかは、良くも悪くもなにも変わっていません。えりかという確固たるペースを崩すことができるのは、ダリアと千鳥だけです。

──千鳥もえりかも本当にマイペースというか、不器用な者同士なんですね……。えりかは春篇では恋愛に興味がなさそうでしたが、今回は恋愛に関してどのよう関わっていくのでしょうか？

佐倉：ネタバレになるので詳しくは言えないのですが……"自覚"と"行動"が肝になってくると思います。

──それでは最後に、本作の見どころや注目のポイントを教えてください。

佐倉：春篇では見ることのできなかった、えりかの挑戦や立ち位置の変化をぜひお楽しみください！

洲崎：百合的要素のドキドキとミステリー要素のドキドキが合わさって、クラクラしちゃいます。優雅で繊細で耽美な世界。今回なんと、エンディング曲を千鳥バージョンでカバーさせていただきました！　作品に合った、とても素敵な曲です。そちらもぜひ聴いていただけたらと思います。よろしくお願いいたします☆


　洲崎さんいわく、様々なドキドキが詰まっている本作。新たにオープニングムービーも公開され、その雰囲気の一片を味わうことができます。



　そんな『FLOWERS -Le volume sur été-』は2015年4月17日（金）に発売予定となっていますので、お見逃しなく！

【作品情報】
『FLOWERS -Le volume sur été-』

＜STORY＞
心に傷を持った少女、白羽蘇芳。
出逢いの季節、“春”に自分を受け入れてくれる友、そして恋人を持つことができた。
が、互いを赦しあった恋人、匂坂マユリは理由を言わぬまま学院を去ってしまう。

喪失感を悟られぬように振る舞う白羽蘇芳に、書痴仲間である八重垣えりかは心を痛めていた。
癒やす方法はないものかと考えていた折り初夏を迎えた学院に、一人の少女が転入する。

少女の名は――考崎千鳥。

最悪の邂逅を果たす八重垣えりかへと、少女は言う。

“貴女は卑怯者”だと。

夏月を迎えた学院生活の中で起こる奇妙な事件。
八重垣えりかはアミティエとなる考崎千鳥とともに学院の謎に挑む――。

＜商品情報＞
年齢制限　：一般作（全年齢対象）
発売時期　：2015年4月17日（金）予定
販売価格　：4,800円（税別）
商品型番　：GUN-0034
JANコ－ド：4560215590346
対応OS 　： Windows 7／8
初回限定版は特製パッケージ仕様でサウンドドラマ「紅千鳥のハナコトバ」とエンディングテーマ曲「chaleur」歌：考崎千鳥（cv:洲崎綾）※カバーバージョンを収録したオーディオCDが同梱特典として封入されます。

＜主要スタッフ＞
製作・著作： 有限会社グングニル
ブランド ： Innocent Grey（イノセントグレイ）
総監督 ： スギナミキ
原画 ： スギナミキ
シナリオ ： 志水はつみ
プログラマ： 公魚
CG統括 ： とよ
PV制作 ： 癸乙夜（Mju:Z）

＜音楽情報＞
・主題歌 「夏空の光」 ： 鈴湯
・エンディング曲 「chaleur」 ： 霜月はるか　
音楽 ： MANYO
作詞 ： 高橋麗子


【サウンドトラック情報】
FLOWERS ORIGINALSOUNDTRACK -été-
発売時期　：2015年4月17日（金）予定
販売価格　：3,000円（税別）
商品型番　：GUN-0035
JANコ－ド：4560215590353

>>『FLOWERS』公式サイト