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fripSide 3月1日開催 横浜アリーナ公演レポ

fripSideが横アリを独り占め! 3月1日開催「fripSide LIVE TOUR 2014-2015 FINAL in YOKOHAMA ARENA」横浜アリーナ公演レポート&セトリ紹介

 2015年3月1日(日)。その日、南條愛乃さん、八木沼悟志さんからなる人気ユニット「fripSide」の一つの大きな夢だった横浜アリーナでのライブが叶った。

 「fripSide」の歴史は長く、前任のボーカルだったnaoさんと八木沼さんが2002年に結成。インディーズ・同人活動を中心に人気を博す。2009年には新たなボーカルとして南條さんが参加。積極的なリリース・ライブ活動を行い、オリコンチャートでは上位を獲得するなど、音楽シーンの第一線で活躍してきた。そんな「fripSide」だが、意外にも横浜アリーナ規模の単独ライブは今回が初となる。

 そんな、「fripSide」の2014年を締めくくり、2015年の始まりを告げるライブとなった「fripSide LIVE TOUR 2014-2015 FINAL in YOKOHAMA ARENA」を本稿ではレポートしていく。


●「fripSide」史上、最大規模のライブ!

 横アリのステージに設置された巨大モニターが左右に開き、八木沼さん、南條さんが順々に登場。それがライブ開始の合図となる。1曲目「fermata~Akkord:fortissimo~」を熱唱する南條さんに、ファン達は「fripSide」のイメージカラーである、オレンジのサイリウムを振り声援を送る。2曲目「picoscope-sacla-」の後、「ついにこの日がきました!」と喜びを語る南條さんは「皆さん最後まで盛り上がってくれますか?」とファン達を盛り上げる。

 3曲目からは「scorching heart」「I’m believing you」「Secret of my heart」と、しっとりとした曲が続く。こちらはすべて南條さんが作詞した楽曲であり、歌い終えた後のMCコーナーでは「satさん(八木沼さん)、私の作詞どうでした?」と質問する一幕も。八木沼さんは「南ちゃん(南條さん)の作詞、レベル6」と、「fripSide」とは縁のあるアニメ『とある科学の超電磁砲』と絡めて称賛した。

 8曲目「black bullet」では、会場中が赤のサイリウム一色に染まり、更にボルテージは急上昇。楽曲途中の「真実を」に合わせマイクを観客達に向ける南條さん。それに合わせファン達は「Black and red bullet!」の掛け声をあわせるライブでは恒例のワンシーンも繰り広げられていた。

 その後もダンサーの登場、バンドメンバーによる圧倒的なパフォーマンスも相成り盛り上がるライブ。そんなライブを更に盛り上げるべくシークレットゲストが! 八木沼さんがfripSideと並行して活動している人気ユニット「ALTIMA」のMOTSUさん、MAONさん(黒崎真音さん)が、アニメ『アクセル・ワールド』主題歌「Burst The Gravity」と共に登場。

 いきなりのことに驚くファン達だったが、すぐさまサイリウムを「ALTIMA」カラーである黄色、緑色にチェンジしてMOTSUさんのラップに合わせ大歓声を送る。更にその後、南條さんも登場! 「fripSide」&「ALTIMA」という夢のコラボレーションが実現、最後は4人でALTIMAポーズを決めた。


●2015年も「fripSide」は全力疾走!

 いよいよライブ後半戦! 第1期fripSideの代表曲「Red-reduction division-」を南條さんの歌声で初披露! 「この場所にfripSideとして立っているのは、naoちゃんの助走があったからこそだと思っています」と八木沼さんが前任のnaoさんに感謝を述べと、会場中からは温かい拍手が起こっていた。その後「come to mind(version3)」「whitebird」と3曲を披露。

 その後も「last fortune」「infinite synthesis」と怒涛の人気曲ラッシュ! そして最後は「sister's noise」を熱唱。約30曲を歌い上げた「fripSide」は、一度退場する。

 この時点で3時間以上が経過していたが、ファン達の熱量はまだまだと留まるところを知らない。鳴り止まないアンコールに応え、再びステージには「fripSide」が登場。「way to answer」「LEVEL5-judgelight -
2曲を熱唱した。

 もう一度2人がステージを後にすると、モニターに緊急告知の文字が! そこでは2015年の「fripSide」ニュースが公開された。9thシングルの発売、海外でのライブ活動、さとっしーの復活(グッズ展開)、そして、「札幌」「東京」「名古屋」など全8都市ホールツアーが決定などなどファン達には堪らない新情報が続々と発表された。詳しくは「fripSide」公式HPにて確認してほしい。

 最高に盛り上がったライブも、いよいよ残すは1曲。ツアーファイナルの最後を飾るのは、南條さんが加入した「fripSide」の新たな門出となった「only my railgun」だ! 『とある科学の超電磁砲』の御坂美琴、白井黒子のコスプレに身を包んだダンサーも登場してステージを盛り上げる。待ちに待った曲に、ファン達も声を挙げてありったけの想いをぶつける。

 楽曲の途中では、「今日はこんな素敵な景色を見せてくれて、本当にありがとう!」と南條さん。さらに「一緒に歌てください!」とマイクを向けるとバックモニターには「only my railgun」の歌詞が表示され、会場中での大合唱が響いた。

 さらに、実はダンサーの中に、現在「でんぱ組.inc」として活躍する、古川未鈴さん、藤咲彩音さん、天誅ガールズが参加していたことも明かされた。古川さん、藤崎さんは、数年前に「fripSide」のバックダンサーとして活動していたそうで、久しぶりの共演に喜んでいた。

 こうして「fripSide」の歴史に残る「fripSide LIVE TOUR 2014-2015 FINAL in YOKOHAMA ARENA」は終了となった。

[撮影:江藤はんな、HAJIME]

■「fripSide LIVE TOUR 2014-2015 FINAL in YOKOHAMA ARENA

<SET LIST>
M01 fermata~Akkord:fortissimo~
M02 picoscope-sacla-
M03 scorching heart
M04 I’m believing you
M05 Secret of my heart
M06 lost dimension
M07 rain of tears
M08 black bullet
M09 fortissimo -from insanity affection-
M10 late in autumn
M11 endless memory ~refrain as Da Capo~
M12 everlasting
M13 future gazer
M14 eternal reality
M15 Burst The Gravity【ALTIMA】
M16 the chaostic world【ALTIMA】
M17 CYBER CYBER【fripSide+ALTIMA】
M18 before dawn daybreak
M19 Red -reduction division-
M20 come to mind(version3)
M21 whitebird
M22 last fortune
M23 Hesitation Snow
M24 fortuna on the Sixteenth night
M25 a silent voice
M26 Heaven is a Place on Earth
M27 trusty snow
M28 infinite synthesis
M29 sister’s noise

<ENCORE>
EN01 way to answer
EN02 LEVEL5-Judgelight-

<W ENCORE>
EN03 only my railgun


>>fripSide OFFICIAL SITE

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