2大ニチアサヒーロー夏の劇場版は史上初のR-15指定!?

沢村一樹さん「僕が出演することで史上初のR-15指定になっちゃうかも?」『ジュウオウジャー』『ゴースト』夏の劇場版製作発表記者会見レポート!

『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカスパニック!』、および『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』が同時上映にて8月6日(土)に公開となります。王道を行くストーリーでファンの心を鷲掴みにしたジュウオウジャーと、クライマックスに向け眼が離せない盛り上がりを見せるゴースト。さらに今年はスーパー戦隊シリーズが40作品目、仮面ライダーシリーズが45周年を迎える記念すべき年ということもあり、一段と気合いの入った劇場版について、登壇者それぞれが作品へかける思いを語りました!

『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカスパニック!』登壇者
風切大和/ジュウオウイーグル役 中尾暢樹さん
セラ/ジュウオウシャーク役 柳美稀さん
レオ/ジュウオウライオン役 南羽翔平さん
タスク/ジュウオウエレファント役 渡邉剣さん
アム/ジュウオウタイガー役 立石晴香さん

ドミドル役 吉村崇さん(平成ノブシコブシ)

柴﨑貴行 監督

『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』登壇者
天空寺タケル/仮面ライダーゴースト役 西銘駿さん
月村アカリ役 大沢ひかるさん
深海マコト/仮面ライダースペクター役 山本涼介さん
アラン/仮面ライダーネクロム役 磯村勇斗さん
御成役 柳喬之さん

深海大吾/仮面ライダーゼロスペクター役 沢村一樹さん
アルゴス/仮面ライダーダークゴースト役 木村了さん

諸田敏 監督

■サーカス級の超スケールを大スクリーンで堪能!
 まずは第1部『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカスパニック!』の製作発表記者会見がスタート。お馴染みの主題歌BGMをバックにジュウオウジャーが登場! 野性味あふれる荒々しい名乗りで会場を沸かせます。

 さらに本日発表となった劇場版の敵、吉村崇さん(平成ノブシコブシ)が演じるドミドルの怪人態も初お披露目。紫を基調とした如何にも悪役なデザインが目を引きますね。

 その後MCの呼び込みでジュウオウジャーのメンバーに、ドミドル役の吉村さんとさらに本作でメガホンを取った柴崎貴行監督を加えた7人が盛大な拍手とフラッシュに迎えられ登壇! なかでも吉村さん、ピエロをモチーフにしたような奇抜な衣装を見事に着こなしていました。

▲中尾暢樹さん

▲中尾暢樹さん

▲柳美稀さん(写真左)、南羽翔平さん(写真右)

▲柳美稀さん(写真左)、南羽翔平さん(写真右)

▲渡邉剣さん(写真左)、立石晴香さん(写真右)

▲渡邉剣さん(写真左)、立石晴香さん(写真右)

▲柴﨑貴行 監督

▲柴﨑貴行 監督

▲吉村崇さん(平成ノブシコブシ)

▲吉村崇さん(平成ノブシコブシ)

 
 ジュウオウジャーのメンバーにとっては初の単独劇場版作品ということで、映画のタイトルにもあるように、やや“ドキドキ”と緊張した面持ちで挨拶を行います。吉村さんは持ち前の破天荒さを発揮し、椅子から転げ落ちるなどして場の空気を和らげようとしていました。最後は柴崎監督が「今年も親子で楽しめる作品になっております。たくさんの人に劇場に足を運んでいただけると嬉しいです」語り、挨拶を締めくくりました。

 歴史あるスーパー戦隊シリーズへの出演が決まった感想を聞かれた吉村さんは「僕らの世代は『科学戦隊ダイナマン』あたりなんですけど、そこからさらに進化したこのこの作品に出させてもらえて本当に光栄ですし、凄く楽しかったです! あまり長い時間はいられなかったですけど、みんなとの距離が縮まったように感じますね」と語りました。

 
 映画ならではのアピールポイントを聞かれると、中尾さんは「1000人ものエキストラさんを集めての撮影とか映画ならではの撮影をたくさん経験しました。僕も生身で監督にいろいろやらされたり……」と話しキャスト一同苦笑。柴崎監督が「今回はいろいろ危険なこともやってもらいましたね」と言うと、吉村さんは「僕もいきなり20メートルくらいの高いところに行かされたりね……」とツッコミをいれます。この際あまりの恐怖にスタッフに泣きつきそうになったらしく、大変だった思い出を語りつつも、登壇者全員で楽しそうに撮影を振り返りました。

 アクションを初め、今回はかなり攻めた撮影をたくさん行ったということで、南羽さんは「僕も最初に台本を見たときに“レオ、一輪車を出来るだけアクロバティックに乗りこなす”と書かれていて、なんとか練習して頑張ったんですけど、監督、どうでしかた?」と話し、それに対して柴崎監督は「大丈夫、上手く繋がってるから」と言いながら大きく頷きました。また、変身後の戦闘シーンにも拘りがるとのことで、渡邉さんは「今回はサーカスがテーマということで、変身後も戦いもそれを意識した華やかなものになっていると思うので見所です」と語るアクションにも注目です。

 さらに、ジュウオウジャーお馴染みのEDダンスも、もちろん健在! 「1000のエキストラの方たちと一緒に踊った、いつもとはまた違うダンスを大スクリーンで見てもらいたいです」と柳さんは語ります。また本作はTVシリーズとは時間軸の異なる作品ということで、立石さんは「ジュウオウジャーが好きな方はもちろんなんですけど、少し離れていたりしてあまり知らないという方にもとても楽しんでいただける、ジュウオウジャーの良さがグッと詰まった作品になっていると思います」と劇場版に自信がある様子でした。

■ライダー映画史上初のR-15指定!? 
 続いて第2部『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』の製作発表会見がスタート。「変身!」の掛け声で仮面ライダーゴースト、スペクター、ネクロムが登場し、劇場版の敵である仮面ライダーダークゴーストとの立ち回りを披露しました。防戦一方なゴーストたちと入れ替わりに、劇場版に登場するもう一人のライダーである仮面ライダーゼロスペクターが登場。未だ敵か味方か分からない謎の戦士ですが、立ち回りではダークゴーストと戦い、その後に登場したゴーストのムゲン魂と共闘する姿を見ることが出来ました。はたして劇場版ではどのような活躍が見られるのか……。

 
 立ち回りの後は、MCの呼び込みで劇場版のメインキャスト、監督を務めた諸田さん、さらに劇場版のゲストであり立ち回りに登場したゼロスペクターに変身する沢村一樹さんと、ダークゴーストに変身する木村了さんが登壇。諸田監督は「クランクインに向かう現場で事故に遭遇した」と語り会場は騒然。しかし「これでこの映画は大ヒット間違いなし!」と自信ありげな表情を浮かべていました。

▲西銘駿さん

▲西銘駿さん

▲大沢ひかるさん(写真左)、山本涼介さん(写真右)

▲大沢ひかるさん(写真左)、山本涼介さん(写真右)

▲柳喬之さん(写真左)、磯村勇斗さん(写真右)

▲柳喬之さん(写真左)、磯村勇斗さん(写真右)

▲諸田敏 監督

▲諸田敏 監督

▲沢村一樹さん

▲沢村一樹さん

▲木村了さん

▲木村了さん

 
 劇場版への出演、しかもライダーに変身できることを知ったときの感想を聞かれた沢村さんは「僕の世代は仮面ライダーと共に育ったようなものなので、決まってすぐに家族に報告しました。ただ僕が出演することで史上初のR-15指定になってしまうという噂もあるので気になってます」と冗談を交えつつ、「ライダーと言えば若手の登竜門となっている作品なので、僕も佐藤健さん(仮面ライダー電王)や福士蒼汰さん(仮面ライダーフォーゼ)のようにブレイク出来たら良いなと思っています」と本作出演の喜びを噛みしめていました。会場もちろん、笑いの中に。

 また木村さんは「(子供時代に)丁度、(平成の)仮面ライダーの放送していない時期だったんですけど、平成ライダーは知っていましたし、昔から敵が好きだったのでどんな悪役を演じようかワクワクしました」とコメント。「家族に話したところ、特に子供が興奮してくれました」と誇らしげに語りました。

 過去2作の劇場版が、『仮面ライダードライブ』『仮面ライダー1号』という先輩との作品だったのに対し、本作は『仮面ライダーゴースト』としての初の単独作品。西銘さんは「ドライブの先輩たちや藤岡弘、さんから学んだことはとても多くて、変身シーンの気合の入れ方や心構えなどを大切にしています」と話し、山本さんは「駿は竹内くん(仮面ライダードライブ)をリスペクトしているみたいで、最近動きが似てきたんですよ」という撮影の裏側を知れるエピソードを明かしてくれました。

 また西銘さんは、本作で沢村さん、木村さんと共演するにあたり「最初の現場のとき、素晴らし演技を目の前で見て思わずにやけちゃいました。こういう素晴らしい現場で共演できていることに感動しました」と喜びを隠せない様子でした。

 そんな沢村さんが父親役である山本さんは「たまに周りの人から、沢村さんに似ているね、と言われることはあったんですけど、現場でお会いしたときに沢村さん“息子より似てるね”と言って頂けたので、自身を持って演じることが出来ました」と語ります。それに対して沢村さんは「僕がこうしてライダーを演じられたのも、山本くんが僕と同じ事務所だったということもあったので、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントし会場は爆笑に包まれました。
 

 劇場版作品への本格参戦が初となる磯村さんは「僕は初めてのことばかりだったので、駿くんたちが過去の作品で得たものを吸収しながら臨みました」と劇場版への抱負を述べます。さらに「御成は最初タケルの兄弟子だったんですが、1年かけて随分と欲塗れのお坊さんに仕上がってしまいました。本作でも駄々こねたりしてるんですけど、これはこれで美味しいのかなと思ってます」柳さん、「先輩たちから学んできたことの集大成の作品です。タケルが凄く爽やかな性格だし、私たち仲の良さも出ているので、見てて気持ちの良い作品に仕上がってると思います」と本作の見所について語ってくれました。

 詳しい内容はまだ明かされませんでしたが、劇場版ゲストに新たなキャラクターと話題は十分! 発表会となりました。劇場版でのジュウオウジャーたちの活躍は? ダークゴーストやゼロスペクターたちが物語にどのように関わるのか? 8月6日(土)の公開が今から楽しみです!

[取材・文・写真/原直輝]

■映画作品概要
『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』
『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカス パニック!』
2016年8月6日(土) ROADSHOW!

 変身せよ、ゴースト! 力を合わせろ、ジュウオウジャー! この星の未来のため、輝く生命を守り抜け!!

 命、燃やすぜ! 歴史上の英雄・偉人たちと心をシンクロさせ、人々の思いを未来へとつなげるために激しい戦いを繰り広げている仮面ライダーゴースト。

 本能覚醒! 地球で暮らす、すべての生命を守るため、動物が持つ野性のパワーを駆使して宇宙からの侵略者と戦う動物戦隊ジュウオウジャー。

 2016年、夏――日本が世界に誇る2大ヒーローシリーズの最新劇場版がやって来る。生誕45周年の“仮面ライダー”、そして通算40作を迎えた“スーパー戦隊”。ここに、記念すべき<スーパーヒーローイヤー>に贈る、ヒーローたちの熱き戦いを見逃すな!

>>劇場版『動物戦隊ジュウオウジャー』&『仮面ライダーゴースト』公式サイト

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