映画
小野大輔さんら登壇 映画『GANTZ:O』完成披露上映会レポ

小野大輔さん、M・A・Oさんら出演の映画『ガンツ:オー』完成披露イベントに大阪お笑い芸人が、ガンツスーツ(?)で登場

 2016年9月16日(金)、お台場メディアージュで映画『GANTZ:O(ガンツ:オー)』の完成披露上映会が行われました。

 『GANTZ』は、死んだはずの人間達と謎の星人との壮絶な死闘を描いた奥浩哉先生による大ヒットSFアクションコミック。『GANTZ:O』は、その中でも特に人気を誇る大阪編を、なんとフル3DCGアニメーションで完全映画化。主人公である加藤勝を小野大輔さんが、ヒロイン・山崎杏をM・A・Oさんが演じるなど、豪華声優陣のほか、ガンツの大阪チームの面々を、大阪出身のお笑い芸人の方々が務める本作品。10月14日(金)の全国ロードショーを前に、一足早いお披露目になりました。

 上映後には、加藤勝役の小野大輔さん、山吹杏役のM・A・Oさん、岡八郎役のケンドーコバヤシさん、島木譲二役のレイザーラモンHGさん、室谷信雄役のレイザーラモンRGさん、主題歌を歌うドレスコーズ・志磨遼平さん、総監督のさとうけいいちさん、監督の川村泰さんが登壇する豪華舞台挨拶も実現。今回は、その舞台挨拶の様子をお伝えします!

 

■ レイザーラモンRGさんがガンツスーツのボディペインティングで登場!

 司会の吉田尚記さん(ニッポン放送アナウンサー)の呼び込みで、小野大輔さん、M・A・Oさん、ケンドーコバヤシさん、レイザーラモンHGさん、ドレスコーズ・志磨遼平さん、川村泰監督、さとうけいいち総監督が登壇。ところが、呼んだはずのレイザーラモンRGさんがステージにいません。会場を探してみたところ、後方にRGさんを発見。ゆっくりステージへと歩いてきました。

 HGさんは、フルオーダーメイドだという本物のガンツスーツ姿での登壇。一方、RGさんもガンツスーツかと思いきや、RGさんはガンツスーツのボディペイント! 相川七瀬さんの「夢見る少女じゃいられない」の曲にあわせて「GANTZ:Oあるある」のネタも披露されました。

 仕切りなおして、小野さんから順にひとことずつご挨拶。HGさんは「GANTZ、フォー!」とネタを披露し、ケンドーさんから「Oじゃないやん」と突っ込まれるひとコマもありました。LINELIVEでも中継されているとのことで、LINELIVEを見ているという原作の奥浩哉先生からのコメントも紹介。映画は本当に素晴らしい出来なので舞台挨拶も素晴らしいものにして欲しいとのお話でした。


■ レッドカーペッドを歩くよりも緊張!? 見てもらいたかった作品

 つづいて本編の感想を聞かれた小野さんは、前編3DCGで描かれていることに触れ、近未来のギミックとの相性がいいのだろうと予想していたものの、それ以上に人物の表情が思った以上に表現されていてCGなのに体温を感じると絶賛。M・A・Oさんも、アニメーションのいいところと実写のいいところを取った気がすると興奮気味に語っていました。

 ケンドーコバヤシさんは、大阪生まれの大阪育ちとのことで、見慣れた大阪を舞台に繰り広げられるバトルには感慨深いものがあったのだそう。HGさんも、世界に通用する作品だと絶賛。RGさんは今後「あのセリフ言ってや」と言ってくれればいつでも言いますとセリフを披露して会場を盛り上げます。

 志磨さんは、怖いと感じるほどの迫力があったとのこと。先週ベネツィアでレッドカーペッドを歩いてきたという川村監督は、今の方が緊張しているほど見てもらいたかった作品だと胸を張り、さとう総監督もこうしてみんなで楽しく過ごせて嬉しいとコメントしました。

 今回注目されているフル3DCGは、モーションキャプチャーで実際の役者さんの演技を映像化しているとのこと。小野さんは、息遣いが感じられ、アニメーションでもあり、洋画の吹き替えのような感覚もあり、いいとこ取りになっているとコメントしました。


■ 主題歌にもGANTZ愛がいっぱい!

 主題歌を担当したドレスコーズの志磨さんは、原作の大ファンだそうで、原作の見開きページに書き込まれた擬音をそのまま曲にしたいと考えて作ったことを明かし、すぐにできたとのこと。川村監督も歌詞からGANTZが好きなんだと伝わってきたとコメントしました。

 見どころについて、川村監督はキャラクターの魅力をたっぷり楽しんで欲しいとアピール。加えて、さとう総監督は大阪で活躍する芸人のみなさんに参加してもらうことで深みが増した、じっくり映画で楽しんでもらいたいとコメントしました。

 最後に、小野さんとさとう総監督がご挨拶。小野さんは、CGでスタイリッシュにかっこよく描かれている本作は、恐怖や誰かを守ろうとする熱い思いといった人間臭いストーリー。GANTZが大好きな人たちがGANTZ愛を込めているので、みなさんも熱い気持ちで見届けていただければと挨拶。さとう総監督は、かっこよさやスピード感、誰かを守るという究極の選択など、舞台が揃っている作品。素晴らしいキャストが命を吹き込んでいるので、ぜひもう一度劇場に足を運び応援して欲しいと頭を下げ、盛大な拍手の中舞台挨拶は幕を閉じました。

 『GANTZ:O』は、2016年10月14日(金)全国ロードショー。ぜひ劇場でお楽しみください!

[取材・文・写真/笈川 采女]


■公開情報

『GANTZ:O』
2016年10月14日(金) 全国ロードショー

<INTRODUCTION>
GANTZ 濃度300%
この不条理な大阪の街から生き残れるのか?!?

累計発行部数2,100万部。死んだはずの人間達と謎の星人との壮絶な死闘を描いた奥浩哉による大ヒットコミック「GANTZ」。その中でも特に人気を誇る「大阪編」がフル3DCGアニメーションで再始動する。総監督には一世を風靡した『TIGER & BUNNY』の監督さとうけいいちが、監督には日本初フル3DCG超大作『APPLESEED』でCGディレクターを手がけた川村泰が担当。脚本には『ONE PIECE FILM GOLD』等のアニメだけでなく『ストロベリーナイト』『LIAR GAME』など多くの実写作品で緻密でシリアスな傑作を手がけた黒岩勉が壮絶な戦い、そして個性溢れるキャラクターたちを描く。アニメーション制作は、実写版『GANTZ』シリーズのVFXを担当し実写・アニメーションのジャンルを問わず数々の大ヒット作を生み出すデジタル・フロンティア。最新技術と充実の製作陣が贈る、GANTZ 濃度300%の衝撃をスクリーンで体感せよ―

<STORY>
地下鉄で事件に巻き込まれ、命を落とした高校生の加藤勝。次の瞬間、加藤はマンションの一室にいた。そこで玄野というリーダーを亡くし失意の東京チームと出会う。彼らと共に転送された先は、東京ではなく、火の手があがる大阪の街だった。加藤は命がけのサバイバルゲームに挑むこことなる。曲者揃いの大阪チームとの遭遇。強力な妖怪型の星人軍団=百鬼夜行との戦闘。シングルマザーでありながら戦いに身を投じていた大阪チーム山咲杏との出会い。さまざまな事態に翻弄されつつも、加藤はたった一人の家族である弟のもとへ帰るため、死線を潜り抜けていく。やがて、加藤らの前に大ボス「ぬらりひょん」が立ちはだかる・・・!

<CAST>
加藤勝:小野大輔
山咲杏:M・A・O
西丈一郎:郭智博
レイカ:早見沙織
鈴木良一:池田秀一
岡八郎:ケンドーコバヤシ
島木譲二:レイザーラモンHG
室谷信雄:レイザーラモンRG
ぬらりひょん:津嘉山正種
木村進:小野坂昌也
平参平:津田健次郎
原哲男:小川輝晃
玄野計:梶裕貴
ケンドーコバヤシ レイザーラモンHG レイザーラモンRG

<STAFF>
原作:奥浩哉
総監督:さとうけいいち
監督:川村泰
脚本:黒岩勉
音楽:池頼広
制作:デジタル・フロンティア
配給:東宝映像事業部
製作:「GANTZ:O」製作委員会

主題歌:「人間ビデオ」/ドレスコーズ(キングレコード)

>>『GANTZ:O』公式サイト
>>GANTZポータルサイト

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(C)奥浩哉/集英社・「GANTZ:O」製作委員会
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