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声優陣が何度も観たくなるアニメ『きんモザPD』、その魅力とは

劇場上映『きんモザ Pretty Days』は何度も観たくなる――西明日香さん・田中真奈美さんが語る、その魅力と理由

 2016年11月12日(土)より新宿バルト9ほかにて劇場公開中のアニメ『きんいろモザイク Pretty Days』。アニメイトタイムズでは、公開を記念して大宮忍役の西明日香さんと、アリス・カータレット役の田中真奈美さんへ前後編にわてってインタビューを実施!

 インタビュー記事の後編は、おふたりに「気に入ったシーン」や「劇場で作品を見る楽しみ」などについて伺いました。今回も前編に引き続き大ボリュームです!

 

アニメイトタイムズからのおすすめ
メインキャストが作中の「書き物」にチャレンジ
――前編で田中さんと東山さんのアドリブのお話が出ましたが、西さんのアドリブはありましたか?

西明日香さん(以下、西):なにかあったかなぁ~?

田中真奈美さん(以下、田中):受験勉強をしているシーンは、いままでの『きんモザ』らしからぬマジメな勉強をしているんですけど、あるシーンを見たら「あぁ、やっぱり『きんモザ』だなあ」とわかります(笑)。

西:あっ、思い出した(笑)。それは台本にちゃんと書かれているセリフなんですけど、言い方を変えて何度も試しながら録り直したんです。勉強しながらブツブツなにかを言ってるんですけど、これ以上は言えません(笑)。


田中:あとはアドリブとは違うのですが、『Pretty Days』ではキャストが「書き物」をやらせていただきました。

――田中さんはテレビシリーズで英語の手紙を書いた経験がありますね?

田中:あのような感じで、キャラクターになりきって書きました。随所に散りばめられているので、じっくり見てほしいです。

西:めっちゃいっぱい描きました! エンディングのスタッフスクロールに、「書き物担当」とか、なにか肩書つけてくれるのかな?(笑) たぶん一瞬しか映らないと思いますが、私は「作中でシノが書いたもの」を書いたんです。

――普通は映像を作っている「Studio五組」さんが描くはずなのに?

西:もちろん私が書いたものをStudio五組さんが清書してくださるのですが、自分がシノになりきって「シノだったらこう書くんだろうな」と考えながら書かせていただきました。私たちは声優なので、一般的にはキャラクターの「声」しか携われません。ですが『Pretty Days』では「書き物」まで担当させていただけました。自分の字がキャラクターの字になるなんて、夢のように嬉しいです。

田中:そうだよね! キャラクターが書く文字をキャストに任せてくださるなんて、私たちがキャラクターの分身になれたみたいな感覚です。

西:しかも私たちから「書かせてください」とお願いしたのではなく、スタッフさんから「書いてください」と言われたんです。スタッフさんから私たちに声をかけてくださるのは、私たちを信用してくださっているからだと思うんです。「こんな嬉しいことあるんだ~♪」と思いながら、いくつも書き物をさせていただきました。


やりすぎてリテイクになった「気に入っているシーン」とは?

――もっとも気に入ったシーンはどこですか?

西:ネタバレになってしまうので簡単にしか言えませんが、「きんぱつファイトー」のところです(笑)。

田中:あー、おもしろかった!(笑)

西:作画もシノがめっちゃ燃えるようなシーンなのですが、そこがすごく楽しかったです。しかも、1回やりすぎて「それはシノじゃない」と言われたくらいです。

一同:(笑)

西:燃えるようなシーンだから、「タウリン1000mg配合」みたいな感じでやったんです。そうしたら、「もうちょっとシノらしく、かわいくやってください」と言われちゃいました(笑)。

――西さんご自身は、どちらがよかったですか?

西:「ファイトいっぱーつ」の方がよかったです! 冗談です(笑)。これだとシノじゃなくてニシになっちゃうので、やっぱり『きんモザ』としてはかわいい方が合ってますね。

田中:でも、それもどこかで披露できたらいいよね?

西:イベントとかラジオでね(笑)。

――では田中さんの気に入ったシーンは?

田中:私は学園祭の劇で、綾がお姫様をやるシーンです。ちょうどキービジュアルになっている絵です。

――テレビシリーズ1期のラストを連想させますね。

田中:そうなんです。『きんモザ』のスタッフさんたちは、劇中劇に対する気合の入れ方がものすごいので今回も楽しみにしています。私たちが収録した声に、絵と音楽が合わさるとどうなるのか、いまから楽しみです。


何度も見たくなる作品……それが『Pretty Days』

――おふたりは劇場に何度足を運びますか? また、ファンのみなさんは何回観に行けばよいですか?

西:ファンのみなさまには、可能な限り足をお運びいただきたいです。無理にとは言いません。みなさんの行動が3期の可能性につながるわけです!

一同:(笑)

西:冗談はさておき、私がお願いしなくても、きっとみなさん何回か観たくなると思います。それくらいの作品ですから。そして、もしもみなさんが観に行けない場合は、その代わりに私が何度も見に行きます。3回行く予定だった方が2回しか行けなかったら、お便りください。残りの1回は私が観ておきます。

田中:あはははは!

――意味がわかりません(笑)。

西:でもね、冗談抜きで、私いつも映画館にいるかもしれない。映画館の人から「あいつまた来たよ」って言われるかも(笑)。

田中:そうね。何回見ても問題なんか何もないよ~♪
(※:テーマソング『Jumping!!』の替え歌)

西:ケッコー結構いけるもんネ♪
(※:テーマソング『Jumping!!』の歌詞そのまま)

一同:(爆笑)

――便利な歌ですね。チームプレイを披露してくださってありがとうございます(笑)。『きんいろモザイク Pretty Days』の次の夢はありますか?

田中:『きんいろモザイク』5期!

西:私が3期、4期って言う前に?(笑)

田中:そう、5期!(笑)

西:じゃあ「田中真奈美は“5期”と、語気を強めて語った……」と書いといてください(笑)。

――わかりました。そのまま書いておきます。でも、なぜ3と4を飛ばして5期なのですか?

西:天衝監督が以前、挨拶のときに「4期まで作る」って言ってたから、Rhodanthe*は「5期までやる」と言うようにしてるんです。監督が4期まで続けるツモリならば、私たちも負けてないぞ、と(笑)。監督以上に続けたい思いから、「5期」と言うようにしてるんです。


いままでの『きんモザ』の雰囲気のまま、ストーリー性が大幅アップ!

――なるほど! では最後になってしまいましたが、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

田中:観てもらえばわかります! 以上。

西:うぉ~、かっこいい~。まるでサッカー選手みたい(笑)。

――すみません、もう少し長くお願いします(笑)。

田中:ですよね(笑)。先程も言いましたが、見る方によっていろいろな捉え方ができる作品です。温かい気持ちになれると思います。いままで『きんモザ』のテーマソングで「問題なんか何もないよ」とか「絶対笑顔で」と歌ってきましたが、今回の『Pretty Days』は、問題なんか何もないこともない!?

西:あはははは!

――言い回しが難しいですね。

田中:誰でも、絶対笑顔ではいられないときもあると思います。でも、そういうときでも自分のやるべきことを信じたり、大好きな人に会えば問題なんか何もなくなるかもしれません。落ち込んでいる人、ハッピーな人、『Pretty Days』を見ていろいろ感じ取っていただきたいです。

それと、受験を控えている学生さんにもいいですね。『Pretty Days』は50分くらいの作品ですから、勉強の合間にちょこっと映画館に行って気分転換すれば、もっと勉強をがんばれるかもしれません。ぜひ劇場に足を運んでください。

西:すばらしい! 田中様、いいお話をありがとうございました。ということで本日のインタビューは以上となります。みなさまありがとうございました。

一同:(笑)

――なんで急に仕切ってるんですか(笑)。西さんもメッセージお願いします。

西:あはははは! 人のコメント奪っちゃダメですよね(笑)。でも、まさしくいま、まなみんが言った通りなんです。いままでの『きんいろモザイク』は、作品を見ると癒やされたり、優しい気持ちになれたと思います。作品のなかのキャラクターたちは、いつも笑顔で楽しく生活していました。

いままでのこの雰囲気はそのままに、『Pretty Days』は新たな一面が描かれています。作品を見れば、『きんいろモザイク』のキャラクターたちも普通の人と同じように、悩みながら成長しているのがわかるんです。ただ歳を重ねているだけじゃなく、いろいろなことを学びながら成長しています。

テレビシリーズ1期第1話でシノとアリスが出会い、別れ、再会するシーンで、心が揺れ動いた方は多いかと思います。あのような感動的なシーンが、『Pretty Days』でも描かれています。それを見て「自分もがんばろう」と思ってくださると嬉しいです。きっと見終わった後は心がスッキリして、前向きになれると思います。

――『きんいろモザイク』1期第1話は反響を呼びましたね!

西:もちろんファンの方だけではなく、いままで『きんいろモザイク』の名前を知っているけど見たことがない人にもオススメしたいです。その理由は、『Pretty Days』は1期の第1話よりも過去の回想シーンから始まるので、時系列的には『きんモザ』のなかでもっとも過去のお話だからです。

すでに友達同士ではありましたが、仲良し3人組みの綾と陽子、シノの友情が深まった理由といいますか、その背景が描かれているので、『Pretty Days』を見てからテレビシリーズを見ると、スムーズに作品の世界に入れると思います……って、私いま、すっごくいいこと言ったな~♪

一同:(笑)

西:でも本当に私、リップサービスじゃなくて何回も見に行くと思います。もし劇場で見かけても、真剣に見ていたらソッとしておいてくださいね(笑)。そうだ、あれが気になる! 映画館でスタンディングオベーション起こるかな?

田中:起こってほしいね~。

西:まなみんさ、私ひとりじゃ恥ずかしいから、みんなで一緒に行ってやろうよ(笑)。

田中:え? 私たちが率先して立ち上がって拍手するの?(笑)

西:そう。スタンディングオベーションって、初めに誰かがやらないと起こらないじゃない? さすがにひとりだと恥ずかしいから、みんなで行ったときにやろうよ。

田中:おもしろいね! やろっか(笑)。

西:なので、もしも映画館でRhodanthe*のような集団が立ち上がって拍手をし始めたのを見かけたら、一緒に立ち上がって大きな拍手をしてください。

西・田中:よろしくおねがいします!!

[文・撮影/佐藤ポン]


公開情報
■『きんいろモザイク Pretty Days』
2016年11月12日(土)より新宿バルト9ほか全国の劇場にて上映中!



【イントロダクション】
イギリスからやってきた高校生、アリス・カータレット! 大親友・大宮忍の家にホームステイしています。アリスに忍、凸凹コンビの小路綾と猪熊陽子、アリスを追いかけてきたもう一人のイギリス人留学生・九条カレンたち仲良し5人組は高校2年生の秋を迎えます! アリスと忍、二人一緒に玄関をくぐれば朝日に照らされてキラキラ輝く通学路。通い慣れた道を小走りに駆けていって、いつもの駅前でいつものメンバーと待ち合わせ。綾に陽子、そしてカレンが笑顔でアリスたちを迎えます。どこにでもあるようで、世界に一つしかない彼女たちだけの大切な日常――プリティ*デイズ!

二度目の学校祭が近づいてきたこの頃、忍の様子がちょっとおかしい!? 「このところ、なんだか朝が眠くて……」いつものんびりしている忍ですが、クラスの演劇で脚本&衣装のリーダーを任され、頑張りすぎているみたいです。違うクラスのアリスと陽子も、その様子は気にかけているけれど……果たして忍たちの劇は無事成功するのか、どうなる学校祭当日!?

>>『きんいろモザイク Pretty Days』公式サイト
>>『きんいろモザイク』公式Twitter(@kinmosa_anime)

(C)原悠衣・芳文社/きんいろモザイク Pretty Days製作委員会
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