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福山潤さん、浪川大輔さん登壇!『覆面系ノイズ』第2回上映会レポ

福山潤さん、浪川大輔さん登壇! 心の声を叫びながら「いいね」ボタンを押しまくる『覆面系ノイズ』第2回プレミアム上映会をレポート

 2017年4月より放送中のTVアニメ『覆面系ノイズ』。「花とゆめ」(白泉社)にて連載中の漫画を原作とする本作は、主人公・ニノを中心とした恋愛模様やアニメオリジナル楽曲のリリースなどで、大きな話題を呼んでいます。

 そんな本作の第2回となるプレミアム上映会が、2017年6月1日にユナイテッドシネマ豊洲で開催。すでに放送されたTVアニメ第6話〜第8話と、第9話の先行上映が実施されました。さらに、トークイベントでは黒瀬歩(クロ)役の福山潤さんと、梁井壬散(ヤナ)役の浪川大輔さんが登壇! ここでは、そんなトークイベントの模様をお届けします。

振り返りでコーナーで浪川さんのイケボが炸裂!
 上映会が始まると、まずはMCの呼び掛けでゲストのお二人が登場! 福山さんが元気よくステージに上がるいっぽう、浪川さんの片手にはスマートフォンが。どうやら前回のイベントでの内山昂輝さんと同様、今回のイベントを生中継している「LINE LIVE」の視聴にハマったようで、「俺たち芸能人みたいだよ!」と自身が映っているイベント映像を見ながらハート(「いいね」)ボタンを押し、配信を盛り上げます。

 ゲスト陣が席に着くと、いよいよトークイベントが開始。お二人が自身の役について説明し、はじめに行われたのはこれまで放送された第8話までの振り返り。今回は、ゲストのお二人と原作者・福山リョウコ先生が事前にアニメでの好きなシーンをピックアップし、その内容が会場で紹介されました。

 まず最初に紹介した福山さんは、第1話より「ステージからニノを見つけて逃げるユズを、ニノが追いかけて捕まえるシーン」をピックアップ。「ここで捕まえたところで始まっちゃうわけじゃないですか、ユズの恋が」と紹介し、ここは外せないと熱く語ります。さらに、第5話からは「モモに拒絶されたニノがユズに抱き着くが、抱きしめられないユズのシーン」を紹介。これには、観客席からも「わかる!」という声が飛び出し、抱きしめたいけど抱きしめられないユズのモヤモヤとした感情について解説してくれました。しかし、ここで抱き着くニノをを見た浪川さんから「これはハグなんですか? フライングクロスチョップではなくて?」と、まさかのひと言が。これには、観客たちも思わず笑いだしてしまいます。

 また今回選んだシーンとは別に、第2話終盤でのユズのモノローグについても紹介。このシーンに関しては、収録中に聞きながらずっとニヤニヤしていたと、収録でのエピソードも交えながら、「(ニノたちの恋を)蚊帳の外から見ているのがいい!」と自身がラブコメに飢えていることも明かしてくれました。

 続いて、浪川さんが選んだのは「各話の最後で悶々としているユズ」。行動とモノローグが矛盾してしまっているユズが浪川さんには可愛く見えたらしく、「(来週まで)引きずっちゃうんだよね」と、本作の魅力を語ります。また、そんなユズのモノローグについて、収録現場ではキャストのみなさんでツッコミを入れて楽しんでいるということも話してくれました。しかし、これらのシーンについて浪川さんが話し始めると、福山さんが再び横から熱く語りだす事態に。浪川さんが「俺が選んだの!」と慌ててこれを制止し、絶妙な掛け合いに観客席からは笑いと拍手が巻き起こります。

 また浪川さんは、過去のシーンとして作中でクロがしばしば使う「what's!?」のセリフについても紹介。なんと福山さんがアドリブで入れているセリフだそうで、毎話ごとに「what's!?」を1回使うことを目標にしているとか。さらに、このセリフには浪川さんも影響されたらしく、作中で思わず一度「what's!?」を言ってしまったことも告白。「8話に入っています」と福山さん話し、これから上映を見る観客にプチ情報を教えてくれました。

 次に紹介されたのは、福山リョウコ先生から事前に選んでもらったシーン。福山先生は、「第2話終盤でのユズとニノのシーン」が印象に残ったようで、コメントでは「ここまでずっと『動』だった流れが、ピタリと『静』になるになるこのシーンが好きです」と、原作者ならではの角度からシーンの魅力について紹介します。また、3話からは「屋上で歌おうとするユズのシーン」を名シーンとして紹介。第6話の「モモがニノのマスクを上げるシーン」に関しては浪川さんも別の意味で気になっていたらしく、「よく『壁ドン』とか言いますけど、これは『マスくい』って言うんですか?」と尋ね、観客の笑いを誘っていました。

 そして、最後に紹介されたシーンは「ヤナが黒猫のデビューを見てほくそ笑むシーン」。コメントには「ヤナは声がカッコよすぎて、何を言っても一周回って笑ってしまう(誉め言葉です)」と注意書き付きで解説がされており、これには浪川さんも思わず「笑うシーンじゃないでしょ!」とツッコミを入れます。すると、次は福山さんから「浪川さんもとうとうその境地に達しましたか」と追加の誉め言葉が。

 さらに、福山先生のコメントには続きがあり、ヤナほど「in NO hurry to shout;」をかっこよく言える人はいないので、ぜひ会場でも言ってもらいたいと、まさかの注文が明かされます。そんな注文に最初は驚く浪川さんでしたが、福山さんからの応援もあり、最後は「それが人にものを頼む態度か? 嫌いじゃない。in NO hurry to shout;」とヤナになりきってセリフを披露。途端に福山さんと観客から大きな歓声があがり、「LINE LIVE」の「いいね」の数も急上昇しました。

福山さんがナンパを実演!? ゲスト陣が心の声を叫ぶ
 第8話までの振り返りが終わると、トークイベントは一旦終了。第6話、第7話上映の後、トークイベントの後半が始まります。再びゲスト陣が登壇し、後半で行われたのは「フリップで叫ぼう! ほんとのこころ」コーナー。お題をもとに自身の心に秘めた声をフリップで叫びます。

 最初に出されたお題は「現場でかくしているほんとのこころ」。ここで福山さんは収録中、各話の最後に頭の中でナレーションを考えるのが好きらしく、実際にどんなナレーションを入れているのかを会場で披露します。いっぽう、浪川さんは歌っているときのニノにいつも驚かされているとのこと。歌いながら心の声を叫んでいるニノに対し「尊敬します。俺だったらモノローグが歌詞として出ちゃうもん!」と思っていたことを話しました。

 続いてのお題「青春時代にやっておけばよかったと思うこと」では、浪川さんが「もっと漢字を覚えておけばよかった」と自身ならではの悩みを告白。すると、福山さんが「やめろ! 浪川さんが消えてしまう!」と慌てて説得をはじめ、観客の笑いを誘います。さらに福山さんは、「おもしろくもなんともない」と前置きを入れつつ、青春時代に「ナンパ」をやりたかったと驚きの回答。加えて、浪川さんから「じゃあ、やってみる?」とまさかの返しがあり、その場で浪川さんを女性に見立ててのナンパ実演が披露されました。

 そして、最後は「TVアニメ『覆面系ノイズ』これからの注目ポイント」とファンにとってはとても気になるお題が。これに浪川さんは「ロックホライズン」と書かれたフリップを出し「今までは内々で戦っていたのが、今度は外に向かっていく」と、これからの展開についてポイントとなる部分を解説します。続いて、福山さんがポイントとして挙げたのは「えぐられ続けるユズの心」。ニノに振り向いてもらえず、モノローグで様々な名言を残してきたユズに対して、「(ニノの)メインストリームになれない彼の心が、男性から共感と応援を呼ぶんですよ」と男性目線でユズにエールを送りました。

 コーナーが終わると、イベントもいよいよ終盤に。トークの最後には福山さん、浪川さんからメッセージをいただき、今回のトークイベントは終了となりました。

浪川大輔さん(ヤナ役):『覆面系ノイズ』ですが、「追って、追われて、追いつけず」といい意味でもどかしい気持ちになれる楽しい作品で、自分たちも最後まで楽しんで収録できました。これからどんどん盛り上がっていきますので、ぜひ最後まで楽しんでもらえれば思います。in NO hurry to shout;!!

福山潤さん(クロ役):今回は我々二人だけでしたが、実際の収録現場もこんな感じで楽しくやらせていただいています。アニメでは、早見(ニノ)と山下くん(ユズ)と内山くん(モモ)の3人を中心に青春群像劇が繰り広げられていますが、ぜひ彼らの心のひだを最後まで見届けてください。これからクライマックスに向けて、一緒に進んでいきましょう。

『覆面系ノイズ』作品情報
【On Air】
TOKYO MX:4/11(火)より、毎週火曜日23:00~
関西テレビ放送:4/13(木)より、毎週木曜日26:25~(※初回のみ26:40~)
BSフジ:4/17(月)より、毎週月曜日24:00~
※放送情報は変更になる場合がございます。

【Introduction】
歌が大好きな少女 ニノは、幼馴染で初恋の相手 モモと、作曲が得意な少年 ユズ、それぞれと幼いころに離れ離れになってしまう。
「いつの日か、歌声を目印にニノを見つけ出す……」二人と交わした約束を胸に、信じて歌い続けてきたニノ。高校入学の日、彼女たちの運命は音となり、唐突に鳴りはじめた……!
「ぼくたちは ほんとのこころを かくしてる」
「音楽×片恋」ストーリー!

【Staff】
原作:福山リョウコ(白泉社「花とゆめ」連載)
監督:髙橋秀弥
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン・総作画監督:いとうまりこ
総作画監督:重本和佳子
プロップデザイン:樋口聡美
色彩設計:大塚奈津子
美術監督:諸熊倫子(スタジオ天神)
撮影監督:織田頼信
3D監督:柴山一生(IKIF+)
2DW・特殊効果:徳丸仁志、立花美紀
編集:池田康隆
音響監督:山口貴之
音楽:SADESPER RECORD(NARASAKI/WATCHMAN)
アニメーション制作:ブレインズ・ベース

【OP&ED】
OPテーマ
『ハイスクール [ANIME SIDE] 』in NO hurry to shout;  
EDテーマ
『アレグロ』in NO hurry to shout;

【Cast】
ニノ:早見沙織
ユズ:山下大輝
モモ:内山昂輝
ハルヨシ:小野大輔
深桜:高垣彩陽
クロ:福山 潤

>>TVアニメ公式サイト
>>TVアニメ公式Twitter(@fukumenkeianime)

(C) 福山リョウコ・白泉社/アニメ「覆面系ノイズ」製作委員会
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