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「電光超人グリッドマン スペシャルナイト」の様子をレポート! グリッドマンとの共演に緑川光さんも大興奮!

グリッドマンとの共演に緑川光さんも大興奮! 25年越しの裏話もこぼれた――「電光超人グリッドマン スペシャルナイト」の様子をレポート

2017年8月23日(水)、池袋サンシャインシティで行われている「ウルトラマンフェスティバル2017」の会場にて、先日アニメ化が発表されたヒーロー特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』のイベント「電光超人グリッドマン スペシャルナイト」が開催されました。

イベントには、25年前に監督を務めた村石宏實さん、アニメの監督を務める雨宮哲さん、円谷プロダクションの渋谷浩康プロデューサー、グリッドマンの声を演じた声優の緑川光さん、アクションコーディネーターの岡野弘之さん、そしてグリッドマンが登場。

当時を振り返ってのエピソードトークやグリッドマンとの写真撮影、さらにはグリッドマンの必殺技レクチャーなど、会場に集まったたくさんのファンとともに濃密な時間を過ごしました。

本稿ではそんな「電光超人グリッドマン スペシャルナイト」の様子をお届けします。

 

撮影当時の裏話の連続! 今だから言えるあんなツッコミも!?
イベントが始まると、MCの白石さんの呼び込みで村石監督、雨宮監督、渋谷プロデューサーがイベント会場で発売されたグリッドマンTシャツを着て登場。まずは「グリッドマン入門講座」と題して、作品の設定やストーリーについて振り返ります。

▲写真左より、渋谷浩康プロデューサー、雨宮哲さん(TRIGGER)、村石宏實監督

▲写真左より、渋谷浩康プロデューサー、雨宮哲さん(TRIGGER)、村石宏實監督

撮影当時について村石監督は、実は当時の円谷プロダクション社内の会議室などを使って撮影が行われており、主人公・翔直人の家もそうだったと明かし、会場を驚かせます。その理由については「予算の都合でした」と苦労を語り、会場の笑いを誘いました。

さらに、翔直人と敵対する藤堂武史役を演じた菅原剛さんについて、実は翔直人役の候補でもあったと明かします。25年越しで語られた真実に、会場も思わず驚きの声を漏らしました。

▲村石宏實監督

▲村石宏實監督

続いて、まだパソコンやインターネットが普及していない時代の作品ながら、コンピューターウィルスのような怪獣にグリッドマンが戦いを挑みサイバー犯罪を未然に防ぐという、時代を先駆ける先見性があったと紹介。するとすかさず雨宮監督から「(毎回怪獣が現れるし、)これ未然に防げてない」と鋭いツッコミ。さらに「Gコールを出すのがいつも遅い」と続けると、会場からも笑いと拍手が起きていました。

▲雨宮哲さん(TRIGGER)

▲雨宮哲さん(TRIGGER)

お次は村石監督と雨宮監督のお気に入りの回について語る「エピソードトーク」のコーナー。村石監督は第34話「ボディーガード弁慶参上!」、そして雨宮監督は第31話「怪獣ママは女子大生」と、おふたりともコメディ色の強いエピソードを選択。それぞれストーリーを振り返りながら、特に好きなシーンなどを語ってくれました。

ここで、スペシャルゲストとしてグリッドマンの声を演じた緑川光さんが登場。特撮作品に出演するのは初めてだったという緑川さん。作品の印象や当時の共演者とのエピソードなどを披露してくれました。

さらにもう一人のスペシャルゲスト、アクションコーディネーターの岡野弘之さんがステージ上の高台に登場。会場のライトが落ち、岡野さんにスポットライトが当たると、高台からくるっと側宙を決めながら飛び降り、いきなりさすがのアクションを披露。会場からは大きな歓声が上がりました。

現在はウルトラマンシリーズなどのアクションコーディネーターとして活躍する岡野さんですが、当時はスーツアクターだった、とのこと。。「怪獣を……?」と尋ねられた岡野さんは、「そっちではなく……方」と回答。「緑川さんと一緒に、グリッドマンの半分を担っていたわけですね」という意味深なコメントを受け、「お世話になりました」と緑川さんに頭を下げる場面もありました。

▲岡野弘之さん

▲岡野弘之さん

グリッドマンがステージに登場! 会場が一体となって“グリッドビーム”を放つ!
スーツアクターとしての思い出についてトークした後は、なんと岡野さんからグリッドマンの必殺技“グリッドビーム”をレクチャー! ポーズのとり方を教えてもらい、会場の全員で合わせてやってみることに。村石監督から、当時と同じ掛け声で「よーい、はい!」と合図を入れてもらい、一斉に「グリッドビーム!」と叫びながら教わったポーズをとります。

すると突然会場にサイレンが鳴り響き、「緊急出動だ! コンピューターワールドでまたカーンデジファーが暴れ始めた!」とグリッドマンから通信が入ります。カーンデジファーと戦うため「アクセスフラーーッシュ!」と叫んでグリッドマンと一体化する会場。

さらに「戦闘コードを打ち込んでくれ! アクセスコードはグリッドマン!!」との声に応え、「グリッドマーーーン!」と呼ぶと、ステージにグリッドマンが登場! 先ほど練習したグリッドビームを全員で放ち、カーンデジファーを撃退しました。

改めて出演者がステージに集まり、グリッドマンの両脇に緑川さんと岡野さんが並ぶという夢のような光景が実現。そしてそのままグリッドマンと出演者、会場のお客さんたちでの記念撮影に移ります。

撮影が終わると、早くもグリッドマンとはお別れの時間に。その前にもう一度グリッドビームを、今度は緑川さんの声、グリッドマンのアクションで披露し、最後にもう一度会場を盛り上げてくれました。その直後にグリッドマンと固い握手を交わした緑川さんは「なんか女性の気分。惚れるわ。めっちゃイケメン!」と興奮を隠しきれない様子でした。

そしてここで重大発表が! なんと、『グリッドマン』初のブルーレイボックスが発売決定。詳細は後日発表となります。

発表を終えると、イベントもエンディングの時間に。最後に出演者の皆さんからファンの方へそれぞれメッセージが送られ、イベントは終了となりました。その中で、制作進行中の新作アニメについて尋ねられた雨宮監督は、本当にまだ言えることがないとしつつも、「もし主人公の名前が発表されたときに、ピンとくるディープなファンがいたら、“あ、あれだな”と思ってください」とコメントしてくれました。

イベント終了後の緑川さんにインタビュー!
アニメイトタイムズでは、イベント終了直後の緑川さんに独占インタビューを行えましたので、その様子をご紹介します。

――本日のイベントに参加されていかがでしたか?

緑川光さん(以下、緑川):グリッドマンがイベントに参加するということは聞いていたので、つまりグリッドマンに会えるの? とわくわくしていました。実際に会ってみると、想像よりもさらにイケメンでした。当時から思っていたんですけど、やっぱり本当に格好いいです!

デザインもそうですけど、アクターさんの動きも極まっていて、総合芸術という感じがします。面と向かって握手したんですけど、オーバーな話でもなんでもなく、惚れますね。クラクラってきました。

もちろんお仕事として参加したので、二十数年経っても応援してくださっているファンを目の前で認識したのも嬉しかったです。でも、MCの白石君と一緒で、趣味の延長という部分も無きにしもあらずだったので、とても有意義なお仕事だったなと思いました。

――ファンの方からの緑川さんに対する声援が凄かったです。お聞きになっていかがでしたか?

緑川:当然うれしいです。これを弾みにアニメ化に臨んでほしいなと思うので、ぜひブルーレイボックスは買っていただきたいなと思っておりますし、アニメにも出たいなと思っております(笑)。

――もし出られるとなったら意気込みはいかがですか?

緑川:媒体がアニメーションということもあるので、もしかしたら特撮作品よりも年齢層が低い方が見るケースが多いかもしれません。そこから入っていただいた方にも、やっぱりブルーレイボックスで原作の「グリッドマン」も見て、特撮も含めて好きになっていただけたらなと思います。

特撮としての『グリッドマン』でお仕事させていただいた自分としては、またこの流れで盛り上がってほしいです。もう1回グリッドマンが戦っているところが見たいな、新しいグリッドマンが見たいなと思っていますので、応援し続けていただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。



イベント概要
【開催概要】
開催日:2017年8月23日(水)
会場:池袋・サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB
時間:開場18:30/開演19:00
料金:2,500円(全席指定・税込)※グリッドマンとのグリーティング参加権付

【出演者】
村石宏實(監督)
雨宮哲(TRIGGER)
緑川光(声優)
渋谷浩康(円谷プロ)
岡野弘之(円谷プロ)
グリッドマン(ハイパーエージェント)

【司会】
白石稔




「電光超人グリッドマン Blu-ray BOX」商品情報

【Blu-ray】TV 電光超人グリッドマン Blu-ray BOX
【アニメイトオンライン】【Blu-ray】
TV 電光超人グリッドマン Blu-ray BOX


◆品番:PCXP.60072
◆発売日:17年12月20日
◆価格:32,900(本体)+税
◆本編枚数:7枚組
◆収録分数:946分(予定)

【内容解説】
廃品を使って自分のパソコン<ジャンク>の立ち上げを試みる翔直人、井上ゆか、馬場一平の仲良し3人組と、同級生で孤独な秀才・藤堂武史。ある日、彼らが住む街・桜が丘の電話回線に、異次元宇宙から脱走してきた奇怪な力を持つ魔王カーンデジファーが侵入。武史の歪んだ性格に目をつけたカーンデジファーは、武史のパソコン内に居座り、武史を操ってコンピューター・ワールドを支配する事で現実世界を征服する作戦を始動させた。そんな中、直人たちの<ジャンク>に、カーンデジファーを追って異次元からやって来た実体を持たないエネルギー状の生命体・ハイパーエージェントが出現する。ハイパーエージェントは一平がCGで作ったヒーロー・グリッドマンの姿と名前をもらい、直人と合体。コンピューター世界でカーンデジファーの放つ怪獣達との戦いに挑む。円谷プロ創立30周年記念作品、初のBlu-ray化!
全39話収録

【特典映像・封入特典】
あり(内容未定)

【出演】
翔 直人:小尾昌也
井上ゆか:服部ジュン
馬場一平:須藤丈士
藤堂武史:菅原 剛

【声の出演】
グリッドマン:緑川光
魔王カーンデジファー:佐藤正治
ジャンク:嶋方淳子
ナレーター:真地勇志

>>円谷プロ公式サイト

(C)円谷プロ
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