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『NEW GAME!!』高田憂希さんロングインタビュー/アニメイトタイムズお仕事コラボキャンペーン第2弾実施記念!

「これでいいんだ」が言えなくて――青葉のセリフに隠れた高田憂希さんの本心/『NEW GAME!!』お仕事コラボキャンペーン実施記念ロングインタビュー

2017年8月22日~9月5日の期間中、TVアニメ『NEW GAME!!』とアニメイトタイムズとのコラボレーション企画「お仕事応援コラボキャンペーン」の第2弾が実施されました。

本企画は、参加していただく皆さんの応援でスタッフ&キャストのモチベーションをアップし、作品作りに貢献していく少し変わったファン参加型キャンペーンです

キャンペーンは、特設ページ内の「出勤ボタン」「退勤ボタン」を押してTwitterでツイートし、出勤者数に応じてスタッフ・キャストにエナジードリンクをプレゼントする「毎日出勤キャンペーン」や、頑張ったお仕事についてハッシュタグと共につぶやく「お仕事経験ツイートキャンペーン」など、多くの『NEW GAME!!』ファンのみなさんにご参加いただきました。

この度、お仕事コラボキャンペーンの実施を記念して、涼風青葉役・高田憂希さんにインタビューを実施! 2期の振り返りを中心に、本作における高田さんの仕事にまつわるエピソードについてお伺いしました!

 

コウと青葉、日笠さんと高田さんが作り上げるふたりだけの世界
――2016年7月より放送された1期、その1年後に始まった第2期も満を持して最終回を迎えました。今の率直な気持ちをお聞かせください。

涼風青葉役・高田憂希さん(以下、高田):放送日である火曜日が来るのを楽しみにしながら毎週見ていましたが、先日の第12話をもって放送が一段落しました。

本当に良い形で原作を忠実にアニメで表現しつつ、アニメオリジナルの部分を描きながら新キャラクターが入ってきて、とても第2期らしいワンステップ上がったような『NEW GAME!!』をお届けできたという達成感があります。

 
――キャラコンペやコウとの衝突など、お互い仕事に対して真剣だからこそのシリアス要素も見られました。青葉としては、第2話と第6話がターニングポイントになったと思います。

高田:第1話で“帰ってきた『NEW GAME!』”という空気を作ったと思ったら、新たな階段を踏み出す場面が描かれていて「やってくれましたね監督!」と思いました(笑)。

ただ監督からは、“原作の忠実さを出したいけど、そのままだと詰め込み過ぎちゃうことになるので、大切な部分を大事に描く構成で考えている”ということを収録前に伺っていて。だからこそ第2話の台本を読んだときには、早速2期が来たんだなと感じました。

 
――第2話からキャラコンペを行うことについて、原作ファンのみなさんも驚いていたと思います。

高田:思いますよね! 第1話が第1期の懐かしさを振り返るお話だったら、第2話はまさに『NEW GAME!!』の新たな一面を見られる2期を表しているのかなと思います。


――キャラコンペを乗り越えた青葉とコウですが、第6話では出来レースと分かった上で再び相まみえることになります。

高田:第6話はアフレコに挑む前から、何回泣いたか分からないくらい泣いて挑んだ回です。原作を読みながら「ここ演じるんだろうな」と考えていこともありました。

台本やカット割り、BGMの一つ一つから、こだわりを持って作ってくださっていることを感じていたので、そこに青葉ちゃんの真っ直ぐなコウさんへのリスペクトの気持ちと、自分の中での悔しい気持ちを全面に出せるように思いっきり演じました。

 
――コウ役の日笠陽子さんとは、第6話について何かお話をされましたか?

高田:あえてお互いに「ここ第6話だね」という話をしないで挑みました。一応、ライバルとして互いにベストの物を出し合って、コウさんの実力に改めて気付かされるシーンなので。

だから演じる上での話し合いはまったくなく、そのままひよさん(日笠さん)の演技に乗ってお互いに空気を作り上げるように演じました。

ただ個人的には、ひよさんの顔があまり見れなくて……泣いちゃうと思ったんです。それこそ青葉ちゃんが悔しくて泣いてしまうシーンが来るまでは、なるべく見ないようにしていました。

第2話のひよさんも、青葉ちゃんに強く当たってしまうシーンがあるためか、私と同じようなことを言っていたんですよね。「青葉の顔が見れなかった」と言っていて、少なからずキャラクターと私たちとでリンクする部分はあるのかなと思いました。

でも演じ終わって、お互いに「終わったね」「乗り越えられたね」と言い合うことができました。

 
――重要かつデリケートな場面だとは思いますが、制作陣からのディレクションはあったのでしょうか?

高田:大きくはなかったかなと思います。「あぁ、やっぱすごいな」とコウさんの絵を見て出す一言は私の演技をそのまま受け止めてもらえたので、そこに関しては……あえてなんでしょうかね? 「二人で作ってください」と言わんばかりに、見守っていただけたような気がします。


――コウと青葉、日笠さんと高田さんの、二人の世界でしか生み出せない掛け合いが求められていたんですかね。

高田:ある意味、第2期だからこそ預けさせてもらえたのかもしれません。第1期からキャラクターと長く寄り添わせていただいた結果なのかなぁと……!

 
先輩の背中を追い続けてきた1期、先輩として背中を見せた2期
――そんな第6話を乗り越えた青葉ですが、第7話ではイーグルジャンプに後輩が入ってきましたね。アフレコ現場も賑やかになったと思います。

高田:紅葉ちゃんを演じる(鈴木)亜理沙ちゃんは、現場で緊張している雰囲気が伝わってきました。ちなみに亜理沙ちゃんは、第2期の第1話からずっと現場を見に来ていたんです。

そして第7話から登場ということで、最初のテストでは本当に緊張している様子が感じられましたね。なので「大丈夫だよ!」「頑張ろう!」と声をかけていましたが、それは自分も亜理沙ちゃんの気持ちが共感できるからなんです。

 
――同じように気持ちが分かるからこそ、後輩にはなるべく緊張させないようにしていたと。

高田:ただ、緊張って人によるじゃないですか……! 声をかけて欲しい人や、演技に集中して本番で自分の演技を出したい人だったり。亜理沙ちゃんは声をかけると顔が朗らかになるタイプだったので、なるべくお話ししていました。

でも実際のキャラクター同士は、あんまり噛み合ってないじゃないですか(笑)。


――紅葉は最初から青葉をライバル視していましたからね。

高田:逆にそこが難しかったんです!


――と言いますと?

高田:亜理沙ちゃんは第1話から見に来てくれていたので、私達自身も打ち解けていたんですけど、アフレコのディレクションで「ちょっと紅葉は青葉と距離が近いかな」と言われてしまって(笑)。

「仲がいい感じ出ちゃってるから、もう少し紅葉ちゃんのコミュニケーション苦手な部分を出してみようか」と言われていたことが印象的でした(笑)。

 
――その「仲がいい感じ」は、積極的に声をかけていた“高田先輩”のなせる技ですよね。

高田:いやいやいや(笑)。そう言えば、前に青葉と紅葉のやり取りをしていたら、紅葉のリテイクが出たことがあったんです。

リテイクって、録り直したいキャラクターのセリフだけでいいんですよね。だけど、前後の会話があった方が入りやすいかなと思って、青葉も入ろうと思ったんです。

それは第1期でひよさんや、(茅野)愛衣さん、キタエリさん(喜多村英梨さん)にやっていただいたこともあって、自分も何も言わずにスッとマイク前に立って一緒に掛け合いをしたんです。

 
――今度は自分が先輩として、後輩を引っ張っていこうとしたわけですね。

高田:そうしたら私が一言目で噛んじゃって!(笑) 紅葉ちゃんのセリフの前に私が失敗して「高田!お前が噛んでどうする!」というやり取りもあって……まだまだ先輩になりきれていないところがたくさんあります(笑)。


――(笑)。まさに第2期の青葉みたいですね……!

高田:そう……受け取ってもらえると!(笑)

 
――新キャラクターと言えば、青葉の高校時代の同級生のほたるも登場しました。

高田:そもそも石見(舞菜香)ちゃんがブースに入ってきた時点で「うわ、ほたるんやな?!」と思うくらい印象的でした。所作と言いますか、佇まいの雰囲気がほたるんだったんです。

マイク前で青葉・ねねっち・ほたるんの3人で掛け合いをしたときは、「今まで居た?」というくらい初めてじゃない気がすることを、まるちゃん(朝日奈丸佳)と話していて! いやー、いわみんはほたるんでしたね!(笑)

 
――初めてでそこまで馴染んでいたんですか?

高田:本人も「緊張します」と言っていたんですけど、緊張をまったく感じさせないほたるんの落ち着きというか、癒やしオーラが声からも出ていて。原作を読んで想像していたほたるんがそのまま来たので、ナチュラルに会話に入っていけた気がしましたね。

 
全然良くない!――最終回で「これでいいんだ」が言えなくて
――今後、ドラマCDシリーズが控えているとはいえ、TVアニメのアフレコは一段落しました。最終回のアフレコ現場は、どのような雰囲気だったのでしょう?

高田:みんな口を揃えて「終わる気がしない」と言っていましたね。第12話のお話自体は第2期のまとめと言いますか……コウさんを送り出してしまうので、確実に終わるんだなと思っていたんですけど、アフレコをやっていて「これでおしまい」という感覚はまったくありませんでした。むしろ「まだまだ続くぞ!」と思いながら演じていました。

ただ、それは私の希望も含まれているとは思います。最終話はなんと言っても、コウさんを送り出してしまいましたから。

 
――『PECO』が完成して、コウをフランスに送り出してと物語的にも一区切りしましたよね。

高田:構成的にも、前半は『PECO』が完成した喜びだったり、コウさんが青葉ちゃんを「うちの期待の新人です」とみんなの前に紹介してキラキラした未来を見据えているシーンから、しずくさんの「フランスの会社へ 行ってくるー!?」の一言。それに対する青葉ちゃんの「えっ……?」という落差が難しくて……!

どうしても切り替えられませんでした。「これから八神さんともっともっとゲームを作っていくんだ!」と言って青葉ちゃんはそこに立っていたのに、その一言をもって一瞬で切り替わってしまいましたから。

もちろん見ている方にとっては第11話の時点で分かっていたことではありますが、青葉ちゃんはその時点まで知らなかったので、そこが一番難しかったです。

みんながコウさんを祝福モードで送り出している場面が描かれている中、呆然としながら「これでいいんだ」という青葉ちゃんのセリフがあるんです。

本番のときに、その「これでいいんだ」の一言が言えなくて……「全然良くない!」と思っていたんです。

 
――頭では「理解しよう」「納得しよう」と思いこんでいるものの、本心としては……。

高田:言いたくないと強く思っていました。でも青葉ちゃんは「これでいいんだ」という一言を出さないといけないんです。そのセリフもテストではなんとか言えたんですけど、本番になって急に「これでいいんだ」が言えなくなっちゃって。

そのシーンだけ後に回していただいたくらい、なかなか辛いアフレコでしたね。


――高田さんが絞り出したそのセリフは、オンエアでとても素敵な一言になっていました。

高田:青葉ちゃんだって100%「これでいい」なんて思っているわけではないと思います。むしろこれくらい「良くない」と思っている声で言ってしまおうと考えて、演じさせていただきました。

 

最終回を迎えた今だからこそ明かせる『NEW GAME!!』の裏話
――ここまで青葉を中心に駆け足で第2期を振り返ってみましたが、今だから話せる裏話はありますか?

高田:実はほたるんは、第5話で出番が終わりの予定だったんですよね。最終話もほたるんを出すか監督が悩んでいるときに、キャスト全員で「ほたるんは要るでしょ!」「せめて最終話には呼びましょうよ!」と言っていたんです(笑)。

もともと監督も、出したいと思いながらどうやって出そうか悩んでいたはずなんですけど、キャスト全員で後押しして!


――イーグルジャンプ一同が熱望していたんですね(笑)。

高田:「私達のほたるんを!」と言ってあおっち&ねねっちをはじめ、みんなでお願いしていました(笑)。

 
――第9話に登場したカサカサのCVが、実は篠田はじめ役の戸田めぐみさんだったこともTwitter上で話題になりました。現場ではカサカサ争奪じゃんけんが行われていたとか……。

高田:出た! カサカサ!(笑) 結構みんなやりたいって手を挙げていて、私も立候補したんですけどじゃんけんに負けちゃって……。

しかも、いろんなパターンのカサカサを録っていたんです(笑)。例えば、早めの“カサカサッ”という音や、“カサ……カサ……”みたいな忍び寄る感じの音とか録っていたので、みんなで「やっぱいいよな~いろんなカサカサできて~」と見ていました(笑)。

 
――(笑)。

高田:あとは、『PECO』に登場するキャラクターは、自分たちが深く関わっているキャラクターをそれぞれ演じさせていただきました!

スタッフ:紅葉ちゃんもクマ食い族を演じられていましたよね。

高田:そうですね。「クママ!クママ!」という声は紅葉ちゃんも一緒になって声をあてていましたし、PECOそのものは青葉ちゃんが作ったキャラクターなので、私が演じさせていただきました。

ラスボスの女王のキャラクターは、モーションをゆんさんが動かしているので、あゆちゃん(竹尾歩美さん)が演じていましたね。

キャストそれぞれが深く関わっているキャラクターを演じていたので、そこも踏まえつつぜひ見返してほしいです!

 
――もずくやそうじろうも、それぞれ飼い主のキャストの方が声をあてていましたけど、それは『PECO』も同じなんですね。

高田:現場で「PECOは高田だぞ」と言われたときは嬉しかったですね!

 
たくさんの初めてを体験した『NEW GAME!』と、これからの高田憂希
――アフレコはもちろん、ユニット活動や各種イベントなど、本作に関わる機会が多かったと思います。高田さんが『NEW GAME!』という仕事を通して受け取ったものや、キャラクターを通して得たものを教えてください。

高田:お仕事をするなら、自分が一番楽しめるキラキラできるお仕事に就くのが幸せだと感じたことですね。自分がやっているお仕事もそうですけど、好きだからやっているし、やりたいからこの道に来たし……それらが間違っていなかったことは、青葉ちゃんを見ていて思います。肯定してくれる、背中を押してくれていることを感じさせてくれる作品でした。

 
――自分の歩いてきた道は間違っていなかったと、青葉ちゃんを通して受け取ることができたわけですね。

高田:そこから様々なお仕事に繋がることができたのも、この作品に出会えたからだと思います。『NEW GAME!』だけで色々なイベントに出演させていただきましたし、ゲームではたくさんのワード数を録らせていただいたりと、『NEW GAME!』で初めて経験したことがたくさんありました。

そういう意味では、声優としてのレベルアップに繋がった作品だと思いますし、自分の中の人生に深く関わるような作品ですね。アニメは終わってしまいますけど、私の心の中で『NEW GAME!』は今後もずっと残っています。

 
――「レベルアップに繋がった」とのことですが、約1年半ほど活動されてきて、ご自身の仕事に変化や成長は見られたと思いますか?

高田:声優として、キャラクターの色々な表情に声を乗せて出せるようになっているなと感じています。

第1期を全話見返して、そこから2期の第1話から第12話まで見てきました。もしかしたら、絵の表情に変化がついてきたことがあるからかもしれませんが、色々な青葉ちゃんを出せるようになってきたと感じられることが、自分にとっては嬉しくもあり成長できたのかなと思えるところではあります。

それは私自身のスキルアップというよりも、他のキャストさんとの関係性がより良いものになっているからこそ、ナチュラルに楽しく自然なキャラクターを演じられるようになっていると思うんです。

そのように自分で感じ取って、「成長できたのかな?」と思えたことが嬉しく思います。

 
――今回のコラボ企画でも、お仕事経験ツイートキャンペーンと題して、ファンの方に頑張ったお仕事や褒めてほしいことなどを募集しました。『NEW GAME!』が始まってから高田さんがお仕事をされてきた中で、そのようなエピソードはありますか?

高田:うーん……頑張ったことを周りから褒められることって、あまり多くはないじゃないですか(笑)。ただ、結果的なものを求められることが多い中で、この作品のキャストさんやスタッフさんは、受け止めてくれる。

「これだけやってきたんだね」というところを見てくれた上で、評価や言葉をくれるので、とても温かくてアットホームな現場だと思います。

もちろん頑張ったことがないわけではありませんが、「すごく頑張ったんだ自分!」と思いながらやっていることがなくて。“頑張る”って色々な捉え方があると思うんです。

自分の中で“頑張る”ということは、辛いことやキツイことのイメージが強いので、「幸せだったな」という感覚はあるんですけど、あまり苦しいと思ったことは少なかったなと。苦しいも楽しい、みたいな感じです。

でも強いて挙げるなら、最終話でコウさんを送り出したのは「頑張った!」って褒めてほしいかもしれません(笑)。そこはめちゃめちゃ頑張りました! その場面が来るって分かっていましたけど、高田が演じなかったら送り出せないわけですから(笑)。

 
――高田さんのセリフがなければ、コウも飛び立てないですしね(笑)。

高田:そこは高田が青葉として送り出さないといけないので! 高田憂希としては、コウさんをまったく送り出したくなかったんです(笑)。

でも青葉ちゃんの頑張ろうという姿に押されながら、ちゃんとコウさんを送り出せたのは“頑張ったな”と思いますね。事前に渡される映像や台本をもう何回見返したか!

それで「送り出すぞ」という気持ちを作って……でも実際に本番でひよさんの声を聞いたら「送り出せない!」と思いながら演じたので(笑)。

 
――その想いがあって、先ほどの最終話の話に繋がるわけですね。ちなみに、EDの『JUMPin' JUMP UP!!!!』にも「梅雨の時期はなんかちょっとテンション下がる~」というセリフがあるように、お仕事を前にどうしてもテンションが上がらないときはあると思います。そんなとき、高田さんはどのようにしてやる気・元気を出していますか?

高田:方法は人それぞれだとは思いますが、個人的には人と話すことがテンションを上げる一番の近道ですね。

例えば落ち込んだり気分が乗らないときも、現場のキャストさんと話していると自然とテンションが上がっていたりします。人と話すことで、自分が暗いときやテンションの低さを気付かされることはあると思います。


――たしかに、自分だけじゃ気がつかないことも、相手の反応で改めて気が付かされることはありますよね。

高田:そこで自分が暗くなっていることに気がついたとき、「ここで楽しく会話できたら私、成長できるんじゃない?」とプラスなことを思い浮かべて一歩踏み出すと、気が楽になると思っていますね。

あとは単純に「次の日が休みだから頑張れる!」とか、自分へのご褒美を思い浮かべるとプラスになるかなと思います! 私は歌を聞いているとテンションが上がります。それこそ『NEW GAME!』の曲は、聞いているとテンションが上がって「頑張ろう!」と思えることが多いんです!

青葉ちゃんの曲を聞いていると、自分が歌ったにも関わらず、頭の中では“青葉ちゃんの曲”だと認識しているんです。だから、聞いていて「青葉ちゃんはこんなに前向きに頑張ろうとしているんだな」と思うと、それを演じさせてもらっている自分が落ち込んでちゃダメだと思って、「いっちょやったるか!」と踏み切れるきっかけになったりします。





――ちなみに具体的なご褒美は?

高田:最近は家のマッサージ機で身体を癒やすのが趣味というか、リラックスできる時間なんですよ。ただ、そのマッサージ機は外に持ち運べるほどの大きさじゃないから家に帰らないと使えなくて、「これが終わって家に帰ればマッサージできる!」とご褒美を思い浮かべています。

あとは諸事情で温泉の素が家にたくさんありまして……(笑)。その温泉の素を使ってお風呂に入るときを想像して、「よし、家に帰って温泉の素を使ってお湯に浸かるぞ」とご褒美を作っています。

 
――なるほど。そして「夢は目標に」、これは『STEP by STEP UP↑↑↑↑』の青葉のソロパートにあるフレーズです。高田さんも“声優になる”という夢が目標に変わり、達成した上で大活躍されています。現在、その次の目標となる夢はありますか?

高田:今後、新しい出会いが増えていくことが目標です。たくさんの作品がある中、自分が関われる作品で「高田だからこのキャラクター合っていたよね」「このキャラクターを演じるなら高田だよね」と思ってもらえるようになりたいというのは、昔から変わらないんですけど、改めて目標にしていきたいと思います。

 
――最後に『NEW GAME!!』ロスに陥っているファンの方へメッセージをお願いします。

高田:『NEW GAME!!』ロスのそこのアナタ! 私も同じ気持ちです!(笑) 『NEW GAME!!』ロスで私も寂しかったり、毎週火曜日を待望んでしまうことがあるんですけど、TVアニメ『NEW GAME!!』は素敵な形で、監督をはじめスタッフの方々のおかげで最終回を迎えられたのかなと思います。

それは応援してくだっているみなさんが一番納得できる第2期の最終話じゃないかなと、キャスト陣も思っています。でも原作自体はまだまだ続いていきますし、まんがタイムきららキャラットの連載が1話掲載から2話掲載に増えたことを、得能正太郎先生に教えていただいたんです。

となると、原作のストックが溜まるスピードも倍になっているんじゃないか!ということで!(笑) もちろん、最終話で送り出したコウさんのお話も掲載されていきます。

TVアニメが終わってしまったことを悲しむ気持ちもめちゃめちゃ分かるし、私も同じ気持ちなんですけど、まだまだ『NEW GAME!!』がこの先どのような展開を迎えるのか、一緒に見届けてもらえればなと思います。

ぜひぜひ原作をはじめ、1月にはイベントも控えているので足を運んでいただいて、一緒に『NEW GAME!!』ロスを脱出!と言いますか……(笑)。これからも一緒に『NEW GAME!!』を楽しんでいただければなと思います。というわけで、またどこかでお会いできたときは、ぜひよろしくお願いします! ありがとうございました!!


――ありがとうございました!!

[取材・文/鳥谷部宏平]

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■キャラソンインタビューバックナンバー(全9回)
【第1回】涼風青葉役 高田憂希さん
【第2回】八神コウ役 日笠陽子さん
【第3回】滝本ひふみ役 山口愛さん
【第4回】遠山りん役 茅野愛衣さん
【第5回】篠田はじめ役 戸田めぐみさん
【第6回】桜ねね役 朝日奈丸佳さん
【第7回】阿波根うみこ役 森永千才さん
【第8回】飯島ゆん役 竹尾歩美さん
【第9回】葉月しずく役 喜多村英梨さん

■OP・ED主題歌インタビューバックナンバー(全4回)
【第1回】飯島ゆん役 竹尾歩美さん「ゆんと一緒に綺麗な花を咲かせられるように」
【第2回】篠田はじめ役 戸田めぐみさん「fourfolium結成時の不安が杞憂に終わった理由」
【第3回】滝本ひふみ役 山口愛さん「ひふみと一緒にレベルアップしている途中の話」
【第4回】涼風青葉役 高田憂希さん「ここでしか聞けないfourfoliumへの素直な気持ち」


TVアニメ『NEW GAME!!』キャラクターソングCDシリーズ
■VOCAL STAGE 1
歌:涼風青葉(CV:高田憂希)
  八神コウ(CV:日笠陽子)

《収録内容》
涼風青葉(CV:高田憂希)ソロ新曲
八神コウ(CV:日笠陽子)ソロ新曲

品番 ZMCZ-11301
価格 1,200円(本体)+税
発売日 2017年8月23日(水)
発売・販売元 株式会社KADOKAWA



■VOCAL STAGE 2
歌:滝本ひふみ(CV:山口愛)
  遠山りん(CV:茅野愛衣)

《収録内容》
滝本ひふみ(CV:山口愛)ソロ新曲
遠山りん(CV:茅野愛衣)ソロ新曲

品番 ZMCZ-11302
価格 1,200円(本体)+税
発売日 2017年8月23日(水)
発売・販売元 株式会社KADOKAWA



■VOCAL STAGE 3
歌:篠田はじめ(CV:戸田めぐみ)
  桜ねね(CV:朝日奈丸佳)&
  阿波根うみこ(CV:森永千才)

《収録内容》
篠田はじめ(CV:戸田めぐみ)ソロ新曲
桜ねね(CV:朝日奈丸佳)&阿波根うみこ(CV:森永千才)新曲

品番 ZMCZ-11303
価格 1,200円(本体)+税
発売日 2017年9月27日(水)
発売・販売元 株式会社KADOKAWA



■VOCAL STAGE 4
歌:飯島ゆん(CV:竹尾歩美)
  もずく&葉月しずく(CV:喜多村英梨)

《収録内容》
飯島ゆん(CV:竹尾歩美)ソロ新曲
もずく&葉月しずく(CV:喜多村英梨)新曲

品番 ZMCZ-11304
価格 1,200円(本体)+税
発売日 2017年9月27日(水)
発売・販売元 株式会社KADOKAWA



TVアニメ「NEW GAME!!」キャラクターソングミニアルバム第2弾(仮)
《収録内容》※曲順未定
01「タイトル未定」(新曲)
02「タイトル未定」(新曲)
03「春色Runway」歌:涼風青葉(CV:高田憂希)
04「そうじろうのうた」歌:滝本ひふみ(CV:山口愛)
05「Little Bitter Duet」歌:八神コウ(CV:日笠陽子)&遠山りん(CV:茅野愛衣)
06「ミラクル☆マジカル☆ムーンレンジャー」歌:篠田はじめ(CV:戸田めぐみ)&桜ねね(CV:朝日奈丸佳)
07「Sweet Everyday」歌:飯島ゆん(CV:竹尾歩美)
08「いとしかなし月日よ」歌:阿波根うみこ(CV:森永千才)

品番 ZMCZ-11849
価格 2,500円(本体)+税
発売日 2018年1月24日(水)
発売・販売元 株式会社KADOKAWA

TVアニメ「NEW GAME!」&「NEW GAME!!」オリジナルサウンドトラック EXTRA STAGE
《収録内容》
TVアニメ「NEW GAME!」(第1期)劇中音楽 全39曲予定
TVアニメ「NEW GAME!!」(第2期)劇中音楽 全24曲予定

音楽:百石元

品番 ZMCZ-11624
価格 3,200円(本体)+税
発売日 2017年10月25日(水)
発売・販売元 株式会社KADOKAWA

BD&DVD発売情報
●NEW GAME!! Rank.1
・初回生産特典
①原作・得能正太郎描き下ろし全巻収納BOX
②原作・得能正太郎両面描き下ろしアウターケース
③キャラクターデザイン・菊池愛全面描き下ろしデジパック
④キャラクターソングCD Rank.1 涼風青葉(CV:高田憂希)
⑤アイキャッチカード
⑥リーフレット

⑦イベントチケット優先販売申込券(第1次抽選)
イベント名:「NEW GAME!! FESTIVAL!!」
日 程  :2018年1月21日(日)
会 場  :オリンパスホール八王子(東京都八王子市)
出演予定 :高田憂希(涼風青葉 役)、日笠陽子(八神コウ 役)、茅野愛衣(遠山りん 役)、山口愛(滝本ひふみ 役)、戸田めぐみ(篠田はじめ 役)、竹尾歩美(飯島ゆん 役)、朝日奈丸佳(桜ねね 役)、森永千才(阿波根うみこ 役)、鈴木亜理沙(望月紅葉 役)、大和田仁美(鳴海ツバメ 役)喜多村英梨(葉月しずく 役)
      ※出演者は予告なく変更になる場合がございます
公演時間 :【昼公演】開場:13:30 開演:14:30
      【夜公園】開場:17:30 開演:18:30


・毎回特典
①オーディオコメンタリー
②ノンクレジットOP
③原作・得能正太郎書き下ろしWEB予告

発売日:発売中
収録話:第1話 第2話
収録分数:本編約50分+特典映像
Blu-ray:品番:ZMXZ-11401 本体価格:7,000円(本体)+税
仕様:1層ディスク 画面サイズ:16:9(1080p High-Definition) 音声:リニアPCM
DVD:品番:ZMBZ-11411 本体価格:6,000円(本体)+税
仕様:片面1層 画面サイズ:16:9(スクイーズ) 音声:リニアPCM
発売・販売元:株式会社KADOKAWA


●NEW GAME!! Rank.2
・初回生産特典
①原作・得能正太郎両面描き下ろしアウターケース
②キャラクターデザイン・菊池愛全面描き下ろしデジパック
③キャラクターソングCD Rank.2 滝本ひふみ(CV:山口愛)
④アイキャッチカード
⑤リーフレット

⑥イベントチケット優先販売申込券(第2次抽選)
イベント名:「NEW GAME!! FESTIVAL!!」
日 程  :2018年1月21日(日)
会 場  :オリンパスホール八王子(東京都八王子市)
出演予定 :出演予定 :高田憂希(涼風青葉 役)、日笠陽子(八神コウ 役)、茅野愛衣(遠山りん 役)、山口愛(滝本ひふみ 役)、戸田めぐみ(篠田はじめ 役)、竹尾歩美(飯島ゆん 役)、朝日奈丸佳(桜ねね 役)、森永千才(阿波根うみこ 役)、鈴木亜理沙(望月紅葉 役)、大和田仁美(鳴海ツバメ 役)喜多村英梨(葉月しずく 役)
      ※出演者は予告なく変更になる場合がございます
公演時間 :【昼公演】開場:13:30 開演:14:30
      【夜公園】開場:17:30 開演:18:30

・毎回特典
①オーディオコメンタリー
②ノンクレジットED
③原作・得能正太郎書き下ろしWEB予告

発売日:2017年10月25日
収録話:第3話 第4話
収録分数:本編約50分+特典映像
Blu-ray:品番:ZMXZ-11402 本体価格:7,000円(本体)+税
仕様:1層ディスク 画面サイズ:16:9(1080p High-Definition) 音声:リニアPCM
DVD:品番:ZMBZ-11412 本体価格:6,000円(本体)+税
仕様:片面1層 画面サイズ:16:9(スクイーズ) 音声:リニアPCM
発売・販売元:株式会社KADOKAWA

 
作品情報
【放送情報】
AT-X 7月11日から毎週火曜 夜9時30分~
《リピート放送》
7月13日から毎週木曜 午後1時30分~
7月15日から毎週木曜 午後1時30分~
7月16日から毎週日曜 夜10時00分~
TOKYO MX 7月11日から 毎週火曜 深夜0時30分~
MBS 7月11日から 毎週火曜 深夜2時30分~
テレビ愛知 7月11日から 毎週火曜 深夜1時35分~
BS11 7月12日から 毎週水曜 深夜0時00分~
※放送日時は予定となります。予告無く変更になる可能性がございます。

【INTRODUCTION】
----かなえたい、夢がある!
「まんがタイムきららキャラット」にて連載中の大人気4コマ「NEW GAME!」のTVアニメ続編が待望の製作決定!

高校卒業後、ゲーム制作会社「イーグルジャンプ」に入社した涼風青葉は、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームソフト「フェアリーズストーリー」のシリーズ最新作「フェアリーズストーリー3」の制作に携わることに。キャラクターデザイナーを志すきっかけになった八神コウとの出会いを始め、頼りになる先輩たちに助けられながら少しずつ成長していく青葉。

そして「フェアリーズストーリー3」も無事に完成を迎え、青葉が入社してからちょうど1年が過ぎ、イーグルジャンプに新入社員が入社する季節がやってきた。右も左も分からない新入社員だった自分が、ついに先輩になることを考えると、どうしようもなく胸が高鳴る青葉。「先輩の涼風青葉だよ! よろしくね!」とイーグルジャンプの入り口で青葉は挨拶の練習を繰り返すのだが......。

ゲーム会社で働く女の子たちの日常を描いたお仕事ガールズコメディが再び幕を開ける!

【CAST】
涼風青葉:高田憂希
八神コウ:日笠陽子
遠山りん:茅野愛衣
滝本ひふみ:山口愛
篠田はじめ:戸田めぐみ
飯島ゆん:竹尾歩美
桜ねね:朝日奈丸佳
阿波根うみこ:森永千才
葉月しずく:喜多村英梨
望月紅葉:鈴木亜理沙
鳴海ツバメ:大和田仁美
星川ほたる:石見舞菜香
大和・クリスティーナ・和子:名塚佳織

【STAFF】
原作:得能正太郎
(芳文社「まんがタイムきららキャラット」連載)
監督:藤原佳幸
シリーズ構成:志茂文彦
キャラクターデザイン:菊池 愛
総作画監督:菊池 愛、天﨑まなむ、木野下澄江、菊永千里
プロップデザイン:中島絵理
美術監督:鈴木俊輔
色彩設計:石黒けい、伊藤裕香
撮影監督:桒野貴文
編集:平木大輔
音響監督:土屋雅紀
音響効果:小山恭正
音響制作:デルファイサウンド
音楽:百石 元
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:動画工房
製作:NEW GAME!!製作委員会

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(C)得能正太郎・芳文社/NEW GAME!!製作委員会
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